Exness禁止事項 - 規約違反行為の一覧と出金拒否の原因まとめ

Exness禁止事項 アイキャッチ画像

日本でもシェア拡大中の海外FX「Exness(エクスネス)」の禁止事項を徹底解説。

海外FXの中でも禁止事項が少ないExnessですが、どんなことも自由にできるわけではありません。

出金拒否などのトラブルに発展させないためにも、禁止事項を確認してから利用しましょう!

目次

Exnessで厳しく対処される禁止事項

Exness禁止事項 一覧

Exnessの禁止事項一覧

主な禁止事項
  • 自己アフィリエイト
  • システムエラーを悪用したトレード
  • 異なる名義での取引
  • 異なる名義での入出金
  • マネーロンダリング(資金洗浄)
  • Exnessに対する誹謗中傷

自己アフィリエイト

Exnessにはアフィリエイト制度(IB/パートナー制度)が用意されています。

Exnessのアフィリエイトとは、あなた専用の紹介リンクから口座開設&トレードされるロット数に応じて報酬が支払われる仕組み。

FXトレードのほかに、このアフィリエイトでも稼ぐことが可能です。

ただし、自分のアフィリエイト紹介リンクを介して自分で口座開設する行為は禁止事項に定められています。

とくに、Exnessでは他社で禁止されている複数アカウントの開設が可能になっているため、自己アフィリエイトしやすい環境です。

禁止事項に記されている以上、これまでに実行してしまったトレーダーが数多くいるのでしょう。

かくいう私自身も、ExnessではありませんがXMトレーディングを使い始めた初期に自己アフィリエイトして警告されたことがあります。

その時は注意のメールだけで事なきを得ましたが、絶対にやらないでくださいね。

システムエラーを悪用したトレード

Exness禁止事項 システムエラーの悪用

FXトレードは人の手で売買する裁量トレード以外に、自動売買ツール(EA)やアービトラージ(裁定取引)などプログラム制御でトレードする方法もあります。

編集部ではやったことが無いため詳しい方法はわかりませんが、手動では無理でもプログラムを利用することでExnessのシステムに過剰な負荷をかけエラーを起こさせることも可能です。

そういった行為が確認されれば厳しく対処すると禁止事項に記されています。

他社の話ですが、編集部でもFX自動売買ツール(EA)を利用していた際、システムへの負荷が大きいため停止して下さい、と警告メールが送られてきたことがあります。

Exnessは着実にユーザー数を増やしており、こういった禁止はされていないもののシステム負荷が大きいツールを利用しているユーザーも比例して増えていることでしょう。

そんな中で、悪意を持った1人のユーザーが故意にシステムエラーを起こさせることは、昔ならそれほど難しくないのでは?と考えられます。

もちろん、現在はそういった不正行為への対策も進んでいるため、簡単にエラーは起こせないでしょう。

異なる名義での取引

Exness口座は、開設した本人のみ利用可能です。

あなたのExness口座を他人に使わせる行為、他人の口座をあなたが利用する行為は禁止事項として明記されています。

とはいえ、親兄弟や友人などのスマホであなたが代理トレードしたところでバレることはないでしょう。

逆に、あなたの端末上で他人が取引してもバレないでしょう。

だからといって禁止事項であることに違いはありませんので、やらないようにしてくださいね。

なお、あなたの端末から他人の口座にログインして利用する行為(逆も同様)はバレる可能性が高いです。

Exness側はトレードに利用している端末のIPアドレスを判別しています。

他のFX業者での話ですが、家族それぞれでFX口座を開設し、同じ端末でトレードした結果、本当に本人がトレードしているか確認の連絡がきた方もいます。

決して「端末のIPアドレスだけ気を付けていればバレない」という話ではありませんのでご了承ください。

異なる名義での入出金

前述した取引だけでなく、Exness口座への入出金手段の名義も同一でなければいけません。

Exnessではクレジットカード(デビットカード)、銀行送金、オンライン決済サービス、仮想通貨といった決済方法が利用できます。

それら決済手段は、Exness口座と同一名義の人物でなければ使えません。

親名義のクレジットカードを借りて入金、友達名義の銀行口座から代理入金してもらう、といった行為は、禁止事項として定められています。

名義が異なると判明すれば、入出金を拒否されます。

1回で口座凍結やアカウント削除までされることはないと思われますが、悪質であれば厳しい対応を取られるでしょう。

マネーロンダリング(資金洗浄)

Exness禁止事項 マネーロンダリング

マネーロンダリングは犯罪行為です。

Exnessの利用規約にも禁止事項として明記されていますが、世界中のどのようなサービスでもマネーロンダリングは禁止されています。

マネーロンダリングとは犯罪行為で得たお金の出所をハッキリさせる行為で、Exnessに入金→出金することで資金洗浄完了となります。

表面上は、Exnessで獲得したトレード収益と判断されるでしょう。

これにより、不正取得したお金を怪しまれることなく自由に使うことが可能となります。

一般ユーザーがマネーロンダリング行為をすることはないと思いますが、最近は怪しいバイトも増えています。

マネーロンダリングに関わる闇バイトの話がくる可能性もゼロではありませんので注意してください。

Exnessに対する誹謗中傷

Exnessに対する誹謗中傷のような迷惑行為は禁止事項に定められています。

とくに、ツイッター(X)などのSNSでは、日々海外FXへのネガティブな投稿を見かけます。

「出金拒否された」「ストップ狩りにあった」などですね。

Exnessに対するそういった投稿もみられます。

「出金拒否された」程度の投稿であればExness口座を凍結させられたり訴訟に発展することはないでしょう。

ただし、ブランドを棄損するような悪質な誹謗中傷は厳しい対応をとられるでしょう。

FXトレードしていれば、損をしたり、思うように稼げないこともあります。

そういった不満が溜まりに溜まっていれば、安易に誹謗中傷してしまう方もいるかもしれません。

ですが、まずはExnessサポートに問い合わせてみてください。

全6項目を取り上げましたが、Exnessではトレードに関する禁止事項は他社よりかなり少な目です。

それはなぜなのでしょうか。

その理由を解説していきます。

Exnessの禁止事項が少ない理由とは?

Exness禁止事項 他社より少ない理由

禁止事項が少ない理由
  • ボーナスキャンペーンがないため

トレードに関する禁止事項の多くは、ボーナスに関わる内容です。

Exnessはボーナスキャンペーンを一切開催していないため、厳しく制限する必要がありません

その結果、ボーナスによる運営コストをトレード環境の改善に活用できる、ボーナス関連で必要になる人的コストを削減できる、といったメリットがあります。

あまり資金を用意できないFX初心者の方には不利かもしれません。

ですが、それ以上にメリットも多いのです。

なお、海外FXの1つ「XMトレーディング」では新規に口座開設するだけでボーナスをもらえます。

ユーザーが自分のお金を使わなくてもFXを始められる魅力的なボーナスです。

ただし、ボーナスを使った取引では業者側が手数料を徴収できません。

また、こういったキャンペーンは何度も口座開設して受け取ろうとするユーザーが必ずでてきます。

さらに、ボーナスを利用した悪質なトレード方法をする悪質ユーザーもでてきます。
(相場が大きく動くタイミングを狙った高ロットのギャンブルトレードなど)

そのため、XMトレーディングの利用規約では、それら行為に対する禁止事項が増えることになります。

どちらがいいとは一概に言えませんが、禁止事項に触れないよう正しく利用しましょう。

他社に比べると禁止事項の緩さが特徴的なExnessですが、違反してしまえばペナルティが待っています。

そこで、禁止事項が確認されたときのペナルティについて解説します。

Exnessの禁止事項を違反したときのペナルティ

Exness禁止事項 ペナルティ

禁止事項に触れたときの主なペナルティ
  • 出金拒否
  • 口座凍結/アカウント削除
  • 訴訟

出金拒否

もっともやさしいペナルティが出金拒否です。

とはいえ、トレードで得た利益分が没収される可能性もあります。

それだけで済んだ場合は、入金した資金で再スタート可能です。

ですが、悪質だと判断されれば次以降で紹介する口座凍結・アカウント削除に繋がるでしょう。

口座凍結/アカウント削除

かなり悪質だと判断された場合、あなたのExness口座は凍結され、アカウント削除されるでしょう。

非常に厳しいペナルティが適用されます。

こうなってしまえば、二度とExnessを利用することができません。

FXトレードを続けたいのであれば、あきらめてほかの業者で口座開設することになります。

ブラックリスト入りしたユーザー情報を業者間で共有しているといった話は聞いたことが無いため、他社であれば利用できるでしょう。

ただし、同系列の会社であればわかりません。

訴訟

Exnessに対して、度が過ぎる誹謗中傷などの悪質行為が確認されれば、最悪の場合は訴訟に発展します。

Exnessでは過去にそういった事例を確認できませんが、不満がある場合はSNSなどに投稿する前にサポートに問い合わせてみてください。

このように、禁止事項に該当する使い方をしてしまえば、トレードを継続できなくなることがほとんどです。

とはいえ、ごく普通に利用している方なら、禁止事項に触れてしまうようなことはまずないでしょう。

 

ここまでは、Exnessでの禁止事項を紹介してきました。

つづいて、Exnessでは問題ありませんが、ほかの海外FX業者では禁止事項に含まれる行為を紹介します。

もし実行してみたい取引方法などがあるようでしたら、Exnessを使えば試すことができるでしょう。

海外FX他社ではNG!Exnessでは問題ない禁止事項

他社の主な禁止事項
  • 指標トレード
  • 窓開けトレード
  • アービトラージ(裁定取引)
  • 複数アカウントの開設
  • 違う口座間での両建てトレード
  • 違う業者間での両建てトレード
  • AIを利用した取引

指標トレード

為替市場はさまざまな経済ニュースの影響を受けています。

そして、ほぼ毎日のように世界中の国が経済指標を発表しています。

それら指標のなかでも、アメリカやヨーロッパ、日本など経済への影響力が強い国の指標はFX市場に大きな変動をもたらすことが多いです。

主な重要経済指標
  • アメリカのFOMC
  • アメリカの雇用統計
  • アメリカの失業率
  • アメリカのGDP
  • アメリカのISM景況指数
  • アメリカの消費者物価指数
  • ヨーロッパの失業率
  • ヨーロッパのECB
  • ヨーロッパの失業率
  • 日本の日銀短観
  • 日本の金融政策決定会合
  • 日本の消費者物価指数
    など

この中でも、とくに世界最大の経済大国アメリカの重要指標は、為替市場を大きく動かします。

そのタイミングを狙い、大きなロット数でギャンブルトレードする行為を禁止事項に定めている海外FX業者は多いです。

とくにXMのようなボーナスをたくさん出している業者は、ギャンブルトレードするユーザーが多くなるため厳しくチェックされるでしょう。

窓開けトレード

窓開けとは月曜早朝のオセアニア(オーストラリア/ニュージーランド)市場オープンの時間帯のことです。

為替市場のほとんどが土日休場のため、その間に市場の外で大口取引があれば、窓開けのタイミングで反映された際に大きく変動することになります。

この変動幅を利用して稼ごうとする行為が窓開けトレードです。

Exnessであれば問題ありませんが、おおくにFX業者が禁止事項に定めています。

前述した指標トレード同様に、ボーナスを利用した高ロットギャンブルトレードをする人が多くなるため、厳しくチェックされるでしょう。

アービトラージ(裁定取引)

アービトラージとは、業者間の価格差を利用した取引のことです。

世界にはFX業者が数多くあり、すべての業者の価格が同一ではありません。

業者によってわずかに差があることも多いです。

たとえばドル円(USDJPY)の価格が、A社は100.00円、B社は100.01円だった場合、B社で買いA社で売るだけで0.01円の利益です。

確実に稼げる取引方法であるため、ボーナスを出している業者は禁止事項に定めています。

複数アカウントの開設

ボーナスを出しているFX業者は、必ず複数アカウントの開設を禁止事項に定めています。

これを認めてしまえば、ボーナスだけでトレードされてしまうため、FX業者は赤字になってしまうでしょう。

ボーナスのないExnessであれば問題なく複数アカウントを開設できます。

違う口座間での両建てトレード

多くのFX業者では、複数の口座を開設することができます。

そして、違う口座間での両建てトレードを禁止にしています。

両建てトレードとは、同じ銘柄の売りと買い両方向の注文を同時に保有することです。

意味がないように感じるかもしれませんが、海外FX業者にはゼロカットという仕組みがあります。

このゼロカットを利用し両建てトレードすることで、高確率で稼ぐことができる取引方法があるため禁止事項に定められています。

違う業者間での両建てトレード

上の項目で紹介した違う口座間での両建てトレードと同じ理由です。

ゼロカット制度を悪用することで稼げるため禁止されています。

「違う業者間での両建てはわからないのでは?」と思う方もいることでしょう。

ですが、海外FX業者のほとんどが取引ツールに「メタトレーダー(MT4/MT5の2種類あり)」を利用しています。

メタトレーダーは世界中の取引履歴を保有しており、FX業者であれば見ることができるそうです。

これにより、違う業者での取引もチェックすることができるため、バレることになります。

AIを利用した取引

AI取引を提供しているFX業者も増えてきました。

AIが過去チャートを分析して最適なエントリーをしてくれるため、FX初心者でも稼げる可能性は十分あるでしょう。

ただし、いまだに多くのFX業者が禁止事項に定めています。

数年後には変わっている可能性もありますが、いまやってみたい方は対応業者を探すことになります。

当サイトで紹介する海外FX業者では取り扱っていません。

Exnessの禁止事項に含まれない行為

禁止されていない主な行為
  • FX自動売買ツール(EA)の利用
  • コピートレード(ミラートレード)
  • 家族や知人との間でのアフィリエイト

FX自動売買ツール(EA)の利用

自動で取引するFX自動売買ツール(EA)を禁止している業者はほとんどありません。

インターネット上には禁止されているか調べている方もみえるようですが、業者側が無料提供しているところもあるほどです。

Exnessはもちろんですが、多くのFX業者で問題なく利用できます。

EAには無料版と有料版があり、当サイトでは無料EAから始めることをおすすめしています。

コピートレード(ミラートレード)

コピートレードとは、ベテラントレーダーと契約して、その相手の取引をあなたの口座にコピーしてくれる仕組みです。

稼いでくれるトレーダーが見つかれば、あなたは何もしなくても利益を出すことができます。

ただし、トレーダーへの手数料が発生する点はデメリットです。

家族や知人との間でのアフィリエイト

自己アフィリエイトは禁止事項に定められています。

ですが、家族や友人など他人と相互にアフィリエイトする行為は禁止されていません。

ただし、対面で海外FX投資案件を勧誘する行為は「金融商品取引法」違反となりますので注意してください。

また、FXトレードの助言行為も違法となります。

実際に勧誘や助言をしたところでバレることはまずないと思いますが、違法であることは知っておき適切に行動していきましょう。

Exnessの禁止事項に関するQ&A

よくある質問
  1. 禁止事項をしてしまったらどんなペナルティがある?
  2. 両建てトレードは可能?
  3. 窓開けトレードは可能?
  4. 指標トレードは可能?
  5. アービトラージは可能?
  6. 自己アフィリエイトは禁止?

Q1.禁止事項をしてしまったらどんなペナルティがある?

内容によりますが、アカウント削除や口座凍結される可能性があります。

Exnessで凍結・削除されれば、二度と利用することができなくなるでしょう。

Q2.両建てトレードは可能?

可能です。

Exnessでは、他社で禁止事項になっている違う口座間や違う業者間での両建てトレードも対応しています。ただし、相手側の業者も禁止していないことが条件のため、実際はほとんどできないでしょう。

Q3.窓開けトレードは可能?

可能です。

Q4.指標トレードは可能?

可能です。

Q5.アービトラージは可能?

可能です。

ただし、アービトラージはExness以外の業者も利用するため、空いて業者もアービトラージ取引の認めていなければできません。

Q6.自己アフィリエイトは禁止?

禁止されています。

Exnessでは自己アフィリエイトすることはできません。

まとめ

Exnessの禁止事項を紹介しました。

違反行為をすれば厳しいペナルティがあるため、しっかり確認してやらないようにしてくださいね。

なお、Exnessはライバル他社に比べて禁止事項が少ない海外FX業者です。

他社で禁止されているトレード方法も、ここであれば問題なくできるでしょう。

取り組んでみた、試してみたい取引方法がある方は、Exnessを活用していきましょう。

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