ブルネイでFX - 始め方、移住による節税効果や対応する海外FX業者を紹介

ブルネイでFX アイキャッチ画像

人口50万人未満の国「ブルネイ・ダルサラーム(Brunei Darussalam)」。

マレーシアのあるボルネオ島北西に位置する小国ですが、アジア圏内のGDPはシンガポールに次ぐ水準です。

また、厳格なイスラム教国でもあります。

そんなブルネイには、マクドナルドやコンビニもあり、国民は所得税なし、医療費や教育費も無料です。

そして、日本人移住者数がアメリカに次ぐ数となる人気国だったりします。

そこで、ブルネイ在住者や移住を考えている人向けに、同国のFX事情について徹底解説!

FXの始め方やトレード収益に課税される税金、ブルネイでも口座開設できるFX業者、トレーダーが移住するメリット・デメリット、長期移住するためのビザの種類について紹介していきます。

目次

ブルネイでFXトレードする前に知っておきたい基本情報

ブルネイでFX 知っておきたい基本情報

基本情報と注意点
  • FXへの税金はブルネイの方が圧倒的に安い
  • 利用する業者により納税先が異なる
  • 基本的に日本のFX業者は使えない
  • ブルネイ・ドルで稼げる

 

 

FXへの税金はブルネイの方が圧倒的に安い

ブルネイのFX収益に対する税金は、日本の税率より低く設定されています

低く設定、というかゼロです。

これだけでも、稼いでいるトレーダーがブルネイ移住するメリットは十分にあるでしょう。

利用する業者により納税先が異なる

日本からの移住を考えているトレーダーなら、現在は日本在住者としてFX業者で口座開設しているはずです。

日本国内の業者は当然ですが、海外業者を使っているとしても日本在住者として本人確認書類を提出しているため、納税先も日本でありブルネイにはなりません。

また、一部の日本の業者は海外在住者でも使える特別なサービスを提供していますが、利益の出金先は日本の銀行しか選べません。

そうなると、結局のところ納税先は税率の高い日本のままです。

ブルネイ移住による節税が目的であれば、ブルネイ在住者として口座開設することになります。

基本的に日本のFX業者は使えない

日本のFX業者は、日本国内でしか使えない決まりがあります。

ブルネイに移住したらそのまま使い続けることはできず、解約しなければいけません。

また、上の項目でも触れましたが、海外在住者向けに特別サービスを用意している日本のFX業者もあります。

ただし、納税先は日本になるため利用する意味がありません。

ブルネイ・ドルで稼げる

ブルネイに対応している海外FX業者なら、ブルネイの通貨「ブルネイ・ドル」で口座開設できます。

そのままトレード収益を得られれば、ブルネイ・ドルを稼ぐことができるでしょう。

日本円が必要になった場合、追加口座を日本円で開設してトレードすれば稼ぐことも可能です。

ブルネイでトレードを始める前に知っておきたい基本情報を紹介しました。

つづいて、ブルネイ在住者向けにFXの始め方を解説していきます。

ぜひ参考にしていただいて、快適なトレード生活をスタートしてください。

ブルネイ在住者・移住者のFXの始め方

ブルネイFX 始め方

いまブルネイに住んでいる、または移住を検討中の方は、どうやってFXを始めるのか?その方法を解説していきます。

トレードの始め方
  1. ブルネイで本人確認(KYC)書類を揃える
  2. ブルネイで利用可能な海外FX業者で口座開設
  3. 入金してトレードを始める

【手順1】ブルネイで本人確認(KYC)書類を揃える

ブルネイのお得な税制を適用するには、ブルネイ在住者として口座開設しなければいけません。

そこで、ブルネイの公的機関や企業が発行した本人確認書類を取得しましょう。

ブルネイでは、一定期間以上の長期滞在ビザを取得している人に対して身分証(IDカード)を発行してくれます。

これを身分証明証として提出しましょう。

また、口座開設時は住所確認書類も提出することになります。

ブルネイで暮らしていれば、何かしらの支払い明細書が発行されているはず。

水道光熱費や通信費の明細、クレジットカード明細など自分名義で住所が載っている書類を準備しましょう。

【手順2】ブルネイで利用可能な海外FX業者で口座開設

海外FX業者ならどの国でも使える、というわけではありません。

日本で一番ユーザー数の多いXMトレーディングなどは、ブルネイに対応していなかったりします。

ブルネイに対応している海外業者を探しましょう。

このページの最後の方で、ブルネイでも口座開設可能なおすすめ業者を紹介しているため、参考にしつつ口座開設を済ませましょう。

【手順3】入金してトレードを始める

無事口座開設できたら、銀行送金やクレジットカードなどで入金すればトレードを始められます。

ブルネイに在住している以上、同国内で使える身分証明書や住所確認書類を取得できるはずです。

口座開設時に必要になるため、まずは準備しましょう。

次に、ブルネイのFXトレード収益やさまざまな所得に対する税金情報を紹介していきます。

FXの税金だけ安くても、ほかが高ければ意味がありませんので確認しておきましょう。

ブルネイで稼いだFX収益に対する税金

ブルネイFX 税金

これまで紹介してきたように、ブルネイに日本人が移住してトレードすることはできます。

節税効果も稼ぎが大きいほど絶大です。

ただし、トレード収益だけが税金のすべてではありません。

そこで、ブルネイで課税されるさまざまな税金について日本と比較していきます。

所得税以外の税金面も含めて節税効果があるのか確認しておきましょう。

ブルネイで短期滞在中に稼いだFX収益の税金

日本へ納税することになり、日本の高い税率が適用されます。

ブルネイ国内で稼いだとはいえ、ネット上に国境はありません。

また、同国に在住しているわけではないため、普通の日本国民です。

日本のサービスを使う以上、日本に税金を納めることになります。

日本で口座開設したブルネイ対応のFX業者で稼いだときの税金

ブルネイ在住者でも、納税先は日本です。

ブルネイでは移住者である外国人が海外で得た所得も無税です。

日本の一部FX業者が提供している海外在住者向けサービスを使えば、移住後もそのまま使えます。

ただし、日本で税金を納めなければいけません。

さらに、確定申告を代行してくれる代理人を決めておく必要があります。

ちなみに、現在はetaxやeLtaxを使えばインターネット上で申告も納税も可能です。

代理人は家族など適当に決定し、確定申告は自分で手続きすれば問題ないでしょう。

ですが、ブルネイに移住して日本に納税することになってはかなりの損です。

移住した初年度は仕方ありませんが、翌年度からはブルネイ対応の海外FX業者で口座を開設してトレードし、お得な税制を活用しましょう。

ブルネイ在住者のFX収益に対する税金

個人トレーダーなら税金はゼロです。

法人でトレードする場合は、利益の区分によって税金が発生することがあります。

ブルネイでのFX収益の税率(個人トレーダーの場合)

0%です。

ブルネイでは個人トレーダーの収益は無税です。

ここで、日本との違いを比較してみましょう。

フィリピンでFX 日本の雑所得の税率

住民税と合わせて最大55%も徴収される日本。

ブルネイとは圧倒的な差がありますね。

具体的に収益額で比較すると、次のようになります。

※ここでの税額は収益に税率を掛け算したもので控除分は含みません

FX収益 ブルネイ 日本
100万円 0円 15万円
300万円 0円 約60万円
500万円 0円 約140万円
1000万円 0円 約360万円
2000万円 0円 約860万円
3000万円 0円 約1360万円
4000万円 0円 約1940万円
5000万円 0円 約2490万円
1億円 0円 約5240万円

ブルネイ側が0円ですので違いは一目瞭然です。

収益が高額になるほど、半分以上を税金として支払うことになる日本。

稼いでいるトレーダーにとっては死活問題と言えるでしょう。

FX収益が500万円くらいなら「まだ日本でいいかな」と感じる方もいると思います。

ですが、1000万を超えてくると300万円以上節税できるようになります。

さらに、それ以上多くなるほど税金額の差が開く一方です。

ブルネイ移住後に不自由なく暮らすためには、年1000万円くらいの収益は欲しいところ。

とはいえ、トレード収益以外に食べていける資産があるなら、もう少し早めに移住するほど節税効果を得られます。

 

以上、トレード収益の税金面では圧倒的にブルネイが有利なことが明確になったと思います。

でも、それ以外の税金で所得が帳消しになるようでは意味がありまえん。

そこで、日本の主要な税金と税率をブルネイと比較してみました。

日本とブルネイの税率を比較

ブルネイFX 日本と税率比較

日本 ブルネイ
個人所得税 最大45% なし
住民税 10% なし
法人税 最大23.40%
(法人住民税など
含めると約33.2%)
30%
(FXは0%)
相続税 最大55% なし
贈与税 20% なし
消費税 8~10% なし

ブルネイのトレード収益に対する税金額の差が圧倒的なのは、これまで紹介してきたとおりです。

そして、それ以外の税金もブルネイにはありません。

採掘資源が豊富で国が豊かなため、ブルネイではほとんど個人向けの税金がありません

個人トレーダーは移住すればかなりの節税効果を得られるでしょう。

ただし、法人は日本と似たような税率になります。

ブルネイでの法人化は制税効果あり?

日本国内で稼ぐトレーダーに有効な節税策が法人化です。

個人の最大税率55%→33.2%程度まで節税できる効果的な方法と言えます。

とはいえ、ブルネイには法人でもトレード収益に対する税(キャピタルゲイン税)はありません。

実質的には法人も税率0%と言えるでしょう。

なお、トレード収益がどうやって得られたのか?しだいでキャピタルゲイン税として認められなければ税率30%で課税されるため注意が必要です。

ですが、ブルネイに移住するなら法人化する意味もありませんし、設立のために無駄な手間がかかるだけ。

個人トレーダーとしてやっていくほうがいいでしょう。

ここまでで、日本で稼いでいるFXトレーダーが移住するメリットが大きな国と言えるブルネイ。

さっそく移住手続きを…となる前に、そもそも日本人が移住しても快適に生活できるのでしょうか。

FXトレーダーは、トレードに集中できる環境も大事です。

実際住んでみたら、細かな不満がたくさんみつかってストレスがたまるようでは良い成績も残せません。

そこで、ブルネイに移住するメリット・デメリットも紹介していきます。

在住者の方は、ブルネイ対応のおすすめ海外FX業者情報の項目まで飛ばしてください。

こちらから⇒ブルネイ対応のおすすめ海外FX業者

ブルネイ移住でFXトレード生活するメリット・デメリット

ブルネイ移住のメリット

ブルネイFX 移住のメリット

主なメリット
  • FXの税金がゼロ(そもそも個人所得税がない)
  • 税金がかかるのは法人だけ
  • 穏やかな国民性
  • 治安がかなり良い
  • 日本の免許でクルマを運転可能
  • 日常的なケガや病気なら医療体制は十分
  • 医療費・学費が安い
  • 光熱費も安い
  • 生活費は日本の半分程度でも暮らせる
  • インフラは充実
  • 年中温暖な気候
  • 英語が通じる
  • 時差が少なく日本が近い
  • 花粉がない

FXの税金がゼロ(そもそも個人所得税がない)

移住する一番のメリットです。

移住を検討する=税金対策である場合がほとんどだと思います。

その点ブルネイなら税金ゼロにできるため文句なしでしょう。

税金がかかるのは法人だけ

ブルネイでは個人向けの所得税がありません。

法人でトレードすれば課税される可能性がゼロではありませんが、基本的にキャピタルゲイン税がないため日本ほどの税金にはならないでしょう。

穏やかな国民性

資源収益が豊富でシンガポールに次ぐGDPのブルネイは、国民の約6割が公的機関で働く公務員的なもの。

おまけに税金もないため生活は安定性が高く、生きていく上での不安が少ない国です。

その影響もあり国民性は穏やか

また親日国でもあるため、日本人も住みやすいと言えるでしょう。

治安がかなり良い

国民の不満や不安は少なく幸福度の高い国だけに、犯罪もほとんど起こりません。

夜に女性が一人で出歩けるレベルです。

最近は日本も治安が悪くなってきている印象ですので、日本より安全と言えるかもしれません。

日本の免許でクルマを運転可能

ブルネイFX 日本の免許証OK

ブルネイはクルマ社会です。

そして日本の免許でも運転可能です。

ビザの種類によっては申請が必要になりますが、日本と同じ右ハンドル左側通行のためすぐに馴染むでしょう。

右折時の信号ルールだけ少し特殊で、右折用の信号が青にならなければ曲がれません。

直進用の信号が青でも曲がれませんので注意が必要です。

日常的なケガや病気なら医療体制は十分

ブルネイはアジア周辺国から移住している医師が多いものの、日常的な病気や症状なら外国人移住者でも利用しやすい医療環境が整っています。

医療費・学費が安い

ブルネイ国民は医療費も学費も無料です。

移住者に関する料金は確認できませんが、高いという声は一切見つからないため、無料、もしくはかなり安いと言えるでしょう。

光熱費も安い

国の豊かさもあり、光熱費も安くなっています

生活費は日本の半分程度でも暮らせる

在住者の話では、日本の物価の2/3~半分ほどと言われています。

国土が小さいため食品などは輸入だよりですが、日本♪調味料などもスーパーで買えるでしょう。

なお、コンビニ(インド系会社のもの)やマクドナルドもあります。

インフラは充実

ネット回線や電機などインフラは整備されています

FXトレーダーでも安心して売買できるでしょう。

年中温暖な気候

熱帯雨林エリアですので、年中温暖、というより若干暑めの気候です。

寒さが苦手な方は住みやすいでしょう。

英語が通じる

公用語はマレー語ですが、ほとんど英語が通じます

英語が話せるなら不自由なく生活できるでしょう。

時差が少なく日本が近い

日本との時差は1時間です。

飛行機に直通便がないため行き来は多少不便ですが、時差に苦しむことはないでしょう。

花粉がない

日本のように杉やヒノキなどの花粉がありません

花粉症の方が移住すれば改善も期待できるかもしれません。

これらメリットを見て「移住してもいいかな?」と思えるかもしれません。

ただし、デメリットもありますのでしっかり確認しておきましょう。

ブルネイ移住のデメリット

ブルネイFX 移住のデめりと

主なデメリット
  • いま使っているFX業者を使えない
  • 法人は税金がかかる可能性あり
  • 厳格なイスラム教国のため女性は肌の露出は控える
  • 1年中高温多湿で雨も多い
  • 四季がない
  • 娯楽が少ない
  • 宗教の影響でアルコールと豚肉は禁止
  • 経済が天然資源に依存しすぎている
  • 重症時向けの高度医療が行き届いていないことがある
  • 日本との直行便がない
  • 申請手続きがスムーズでない
  • 日本語は通じない
  • 公共交通機関が少ない
  • 水道水はそのまま飲まないほうが良い
  • 蚊など虫が多い

いま使っているFX業者を使えない

日本で使っていた業者をそのまま使うことはできません

日本の業者なら解約することになります。

海外業者を使っていたなら、ブルネイ対応業者なら、切替できるかサポートに問い合わせてみましょう。

無理なら新規に口座開設することになります。

法人は税金がかかる可能性あり

ブルネイでは個人所得税はありませんが、法人は税金がかかります

それでもキャピタルゲイン税がないためトレード収益は無税の可能性大です。

とはいえ、手間とコストをかけて現地で法人化する必要もないでしょう。

厳格なイスラム教国のため女性は肌の露出は控える

ブルネイFX 女性の肌の露出は控える

ブルネイは厳格なイスラム教国です。

女性の肌の露出には厳しいため、移住者でも配慮が必要です。

女性トレーダーや、一家での移住を考えている方は注意が必要な部分です。

1年中高温多湿で雨も多い

年中温暖で温かい反面、熱帯ならではの高温多湿さが合わない方もいるでしょう。

また雨も多いためじめじめしがちです。

インフラは整っているためエアコンや除湿器を使えば快適に過ごせるとしても、外出時はどうにもなりません。

気候がメンタル面に悪影響を与えるなら、トレードの勝率が悪くなる可能性もあるため大事なポイントです。

四季がない

年中温暖な国だけに、日本のように四季はありません

過去に大雪が降った(積雪30cm)というニュースも見られますが、雪が降ることも基本的にないでしょう。

娯楽が少ない

国土の狭さやイスラム教国ということもあり、観光スポットや娯楽施設も少ないです。

ある程度自分たちで楽しめるアクティブさは必要になるでしょう。

宗教の影響でアルコールと豚肉は禁止

厳格なイスラム教国であるブルネイでは、お酒や豚肉は禁止されています。

当然そういった食品を楽しめるお店もなく、好きな方は厳しいと感じるかもしれません。

経済が天然資源に依存しすぎている

資源国で豊かではありますが、頼りすぎでもあります。

資源が枯渇することはまだないとはいえ、何があれば一転する可能性もあるでしょう。

日本との直行便がない

日本の空港とブルネイ空港の直行便はありません

マレーシアのクアラルンプール、香港、シンガポールなどの空港を経由することになります。

申請手続きがスムーズでない

年中温暖で仕事も安定し、穏やかな国民性だからか、役場の手続きはスムーズにいかないこともあります

急ぎで何かしらの書類が欲しいときなどはストレスを感じるかもしれません。

日本語は通じない

人口約42万人のブルネイに日本人在住者は200名ほどで、和食(寿司)のチェーン店もありますが、基本的に日本語は通じません

公共交通機関が少ない

クルマ社会で、国土が日本の三重県くらいしかないことから、あまり公共交通機関は充実していません

水道水はそのまま飲まないほうが良い

外務省のブルネイ情報ページには、水道水は飲めないこともありませんが基本的に購入した水を飲みましょうと書かれています。

蚊など虫が多い

熱帯地域だけに蚊などの虫は年中います

苦手な方は対策に苦労するかもしれません。

フィリピン移住のメリット・デメリットを見て、移住しても問題なさそうに感じられたら手続きを進めていきましょう。

移住条件や手順は次のとおりです。

ブルネイ移住の条件と手順

ブルネイFX 移住の条件

ブルネイに移住するには、長期滞在ビザか永住権を取得することになります。

そこで、ブルネイで取得できるビザの種類を紹介します。

ブルネイで発行されているビザ

ブルネイで取得できるビザの種類
  • 訪問査証(最長3ヶ月)
  • 学生査証
  • 労働許可証・就労査証(最長2年)
  • 滞在許可証(最長1年)

主にこの4種類あります。

14日間以内であればビザなしでも滞在可能です。

この中でFXトレーダーが移住するために使えるのは滞在許可証ですね。

それぞれのビザについて簡単に解説しておきます。

訪問査証(最長3ヶ月)

一般向けと、専門家やビジネス用の2種類発行されています。

取得方法
  • 訪問先が発行する書類(招聘状)
  • 写真2枚など
  • 取得費用はシングルが20ブルネイドル/3ヶ月マルチプルは50ブルネイドル

学生査証

ブルネイに留学するときに発行される学生査証。

留学先の学校から申請してもらいます。

取得方法
  • 留学先の学校が現地の出入国管理局に申請
  • 申請費用は15ブルネイドル

労働許可証・就労査証(最長2年)

ブルネイで働くときはこのビザが必要です。

の3分の1は外国人労働者だけに取得は割と簡単になっています。

取得方法
  • 現地の企業や身元引受人が申請
  • 日本のブルネイ大使館でビザを受け取りブルネイへ入国
  • 発給費用は20ブルネイドル(3ヶ月有効)
  • 家族は「扶養家族用の滞在許可証」が必要

滞在許可証(最長1年)

有効期限1年で更新可能な長期滞在用のビザです。

FXトレーダーの移住は、これを取得することになるでしょう。

取得方法
  • ビザなし(最長14日間)で入国
  • 入国後に移民局へ行き申請
  • 所定の申請書と滞在目的を証明する書類が必要

問題なければ滞在期限の14日間以内に発行されるはずです。

なお、認められれば身分証明証として使えるIDカードが発行されます。

IDカードの種類
  • 【イエローカード】市民用の黄色いカード
  • 【パープルカード】永住権所持者用の紫色カード
  • 【グリーンカード】滞在許可証所持者用の緑色カード(発給費用20ブルネイドル)

常時携帯が義務付けられていて、このカードの種類ごとに医療費などが違ってきます。

移住するFXトレーダーはグリーンカードが該当します。

費用は20ブルネイドルかかるため準備しておきましょう。

 

なお、フィリピンでは永住権の取得も不可能ではありません。

その方法は次のとおりです。

ブルネイの永住権を取得する方法

ブルネイでFX 永住権

永住権の取得方法
  • ブルネイ人と結婚する
  • ブルネイ人の養子になる

たまたま結婚相手がブルネイ人であれば話は早いのですが、それ以外で永住権を取得することはほぼ無理でしょう。

 

ここまでブルネイの長期滞在ビザや永住権の取得方法を紹介してきました。

永住権取得はかなり厳しいため、現実的には滞在許可証を取得して毎年更新していくことになるでしょう。

ちなみに、FXの節税目的で移住先を探しているなら、アジアには税金ゼロの国がいくつかあります。

それらとも比較して検討してみましょう。

FXの節税効果が高いおすすめ移住先

FXトレーダーにおすすめの移住先

ここで紹介した国もFX収益に対する税金がゼロ、もしくは日本より低くなっています。

シンガポールやドバイなどはある程度の資産も求められます。

マレーシアなら多少移住コストを抑えられるでしょう。

もちろん、住むにあたってメリット・デメリットもあるため、各記事をご確認下さい。

つづいて、ブルネイでも使える海外FX業者を紹介していきます。

ブルネイ在住者・移住者におすすめの海外FX業者

ブルネイ対応のおすすめ海外FX
  • Exness(エクスネス)
  • TitanFX(タイタンFX)
  • XM Global(XMグローバル)

日本国内の業者とは違い、これらの海外FX業者はブルネイに対応しています。

当サイトではほかのアジア周辺国への移住情報も紹介していますが、ブルネイはとくに対応している業者が多いです。

それぞれの特徴から、自分のトレードスタイルや好みに合ったところを選びましょう。

ブルネイ対応のおすすめ海外FX比較

Exness TitanFX XM
Global
常設ボーナス × ×
期間限定
ボーナス
×
スプレッド 狭い 狭い 普通
最大
レバレッジ
2000倍
(無制限)
500倍
(マイクロは1000倍)
1000倍
残高による
レバレッジ制限
あり
$5000超~
なし あり
$4万超~
ゼロカット
スキャルピング
両建て
(同一口座のみ)

(同一口座のみ)
法人口座 ×

Exnessの特徴

ブルネイでFX Exness

銘柄数が多い、低スプレッド(手数料が安い)、窓開け時のトレードや違う口座での両建てトレードOKなど、業界でもトップクラスの環境が整っています。

ボーナスがないため、人によってはマイナスポイントになりますが、移住を考えるレベルのFXトレーダーなら少々のボーナスくらい不要だと思います。

そのマイナスを補って余りある世界最高峰の環境で快適に稼いでいきましょう。

環境がいいだけに初めてトレードする方にもおすすめです。

口座開設手順はこちら

    TitanFXの特徴

    ブルネイでFX TitanFX

    TitanFX(タイタンFX)はスキャルピングに最適な業者です。

    取引手数料であるスプレッドは狭く、処理も高速で約定力が高いです。

    また、高額な出金でも対応が早く安心感があります。

    海外FXの中では後発の業者ですが、トレード環境はトップクラス。

    口座上の資産は2万ユーロまで補償が付いているため、万が一TitanFXが倒産しても安心です。

    ハイレバレッジ環境でスキャルピングトレードを思う存分やりたい方はここがおすすめです。

    口座開設手順はこちら

      XM Globalの特徴

      ブルネイFX XMGlobal

      日本人の海外FX業者でシェアトップのXMトレーディングのグループ会社で、海外で展開しています。

      口座スペックなどは一緒ですが、日本語表記には対応していません。

      他社と比較すると平均的なスペックですが、既存のXMトレーディングユーザーなら慣れている分使いやすいでしょう。

      また、初心者向けにボーナスを出しているため、あまり資金を準備できない初心者にはおすすめです。

      \今だけ!ここから登録で軍資金13000円プレゼント/
      【入力5分】XM公式
      口座開設はこちら

      サービス内容はXMトレーディングと一緒ですので、こちらの記事も参考になります。

      どの海外FXがおすすめ?

      超短時間の売買手法であるスキャルピング(とくにゴールド)がメインなら、もっとも低コストでトレードできるTitanFXがおすすめです。

      日本にいるときにXMトレーディングを利用していた方は、XM Globalにすればほぼ同じ環境でトレードできます。
      (極口座はありません)

      それ以外は、Exnessをおすすめします。

        ブルネイ・ダルサラームの基本情報

        ブルネイFX マップ

        ブルネイの基本情報
        • 人口・・・約42万人
        • 面積・・・5.765㎡(三重県くらい)
        • フライト時間・・・片道6時間30分ほど
        • 日本との時差・・・マイナス1時間

        海を隔てて2つに分かれているマレーシアの中で、東マレーシアの島の一部にブルネイがあります。

        外務省HPのブルネイ情報ページ

        ブルネイでのFXトレードに関するQ&A

        よくある質問
        1. ブルネイのFX収益の税率は?
        2. ブルネイドルで稼げる?
        3. 日本のFX業者はそのまま使える?
        4. 移住するなら年収がどれくらいあるといい?

        Q1.ブルネイのFX収益の税率は?

        ゼロ%です。

        ほかの税金もほとんどないため、節税対策の移住としてはかなり条件がいい国です。生活環境が問題ないなら理想的でしょう。

        Q2.ブルネイドルで稼げる?

        可能です。

        この国に対応している業者なら、ブルネイドルで口座開設することで稼げます。

        Q3.日本のFX業者はそのまま使える?

        一部業者なら使えますが、基本的に使えません。

        また、節税目的ならどちらにしても使えません。現地で口座開設しましょう。

        Q4.移住するなら年収がどれくらいあるといい?

        そのトレーダーの生活水準しだいです。

        物価はだいたい2/3以下で、税金もほとんどないことから、現在の日本での生活費より節約できるでしょう。大病などせず贅沢をしないのであれば年500万ほどあれば不自由なく暮らせるでしょう。

        まとめ

        ブルネイでFXを始める方法を紹介しました。

        対応している海外FX業者なら問題なくできます。

        日本より物価も安めで税金もほとんどないことから、かなりコストを抑えて生活できるでしょう。

        ただし、お隣マレーシアの首都と比べると田舎と言わざるを得ません。

        娯楽も少なく、若者や若い家族が移住するとつまらなく感じるかもしれません。

        ある程度落ち着いてきた年代になったら移住を検討するくらいが良さそうです。

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