XMでは4種類のFX口座があり、それぞれで最小・最大ロット数も微妙に違っています。
そこで、FXトレード時の注文単位であるロット(Lot)とはどんなものなのか?
また、XM口座タイプ別の最小・最大ロット数や計算方法についてまとめました。
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【XM口座タイプ別】最小/最大ロット数を比較
口座タイプ | 最小 | 最大 (最大ポジション数) |
---|---|---|
マイクロ | 0.01 lot (MT5は0.1) |
100 lot (200ポジション) |
スタンダード | 0.01 lot | 50 lot (200ポジション) |
極(KIWAMI) | 0.01 lot | 50 lot (200ポジション) |
XMTrading Zero | 0.01 lot | 50 lot (200ポジション) |
※最大ポジション数は、1アカウント全体の上限です(保有上限の最大8口座の合計)
取引規模が100分の1になっているマイクロ口座のMT5(取引ツールのバージョン)のみ最小0.1 lotから、最大100 lotまでになっていますが。それ以外は共通です。
ロットに関する基本用語を解説
FXトレードにおけるロットとはどんなものか、またロット計算で必要な以下の用語の意味について最初に解説しておきます。
- lot(ロット)
- XMの口座タイプ
- pips(ピプス)
- 最小ロット
- 最大ロット
- 最大ポジション数
- 必要証拠金
lot(ロット)
FX業者で注文する時の単位です。
XMをはじめ、ほとんどの業者で1回あたり0.01 lot~上限までの範囲で注文します。
そして、多ければ多いほど、注文するために必要な証拠金(業者に預け入れている資金)も多くなります。
XMの口座タイプ
XMの口座タイプは次の4種類あります。
- マイクロ
- スタンダード(デモ対応)
- 極(KIWAMI)
- XMTradingゼロ(デモ対応)
マイクロ・極以外は、デモ版でのお試しトレードも可能です。
pips(ピプス)とは
pipsは為替の値動きの単位のことで「percentage in point」の略称です。
読み方はピップ、ピップス、ピプスなどと呼びます。
FXトレードできる銘柄は数十種類の通貨ペアがあり、ドル(USD)やユーロ(EUR)、円(JPY)、ポンド(GBP)などそれぞれの通貨を基準にしているとわかりにくくなります。
そこで、共通単位としてpipsが用いられているわけです。
USDJPY(ドル円)の場合なら、0.01円(1銭)の値動き=1pipsとなります。
1円の値動きなら100pipsです。
最小ロットとは?
注文するときに指定できる最小単位です。
XMマイクロ口座は取引ツールMT4/MT5ごとに少し異なりますが(MT5だけ最小0.1 Lot~)、どのタイプも最小単位は0.01 Lotから注文できます。
ただし、FX業者の口座タイプによって通貨単位というものが決まっています。
XMのマイクロ口座は、1ロット=1000通貨単位となっているため通常の1000倍の取引量です。
通貨ペアの「USDJPY(ドル円)」で考えたとき、前にある通貨の単位が適用されるため1通貨単位=1ドル、1000通貨単位=1000ドルとなります。
というわけで、1ドルの注文が1000ドル分として扱われることになります。
これを元にUSDJPYで0.01 Lot注文した場合で計算すると、為替が1円分動いたときの利益は10ドルです。
XMのスタンダード・極(KIWAMI)・ゼロ口座はこれが1ロット=10万通貨単位ですので、1ドルが10万ドルの規模になるわけですね。
この場合、USDJPYにて0.01 Lot注文し、1円動いたときの稼ぎは1000ドル(10万円以上)です。
当然ながら、金額が大きいければ大きいほどわずかな為替変動で稼げることになります。
ちなみに、0.01より小さいロット数は指定できませんが、1000通貨単位のマイクロ口座を使えば可能です。
スタンダード/極/ゼロ口座の100分の1になっているため、実質的に0.01未満の小さなロット単位で取引できます。
最大ロットとは?
1つの売りor買い注文(ポジション)に対する注文可能な上限となります。
XMでは口座種類ごとに最大ロット数が決まっていて、マイクロなら100 Lot、スタンダード/極/ゼロは50 Lotが上限に決まっています。
他の海外FX業者はもっと上限が低いところも多いです。
かなり大きな金額でトレードできるのはXMならではのメリットと言えるでしょう。
最大ポジション数とは?
XM口座の種類ごとに同時に保有できる売りor買いの注文数(ポジション数)の上限のことです。
XMではどのタイプも最大200ポジションまでです。
たとえば、スタンダード/極/ゼロなら1つの注文で50ロットが上限です。
2つ注文すれば実質100 Lot分、マックスの200個注文すれば10000 Lot分となります。
実質的に上限ロット数以上を注文できるわけですね。
必要証拠金とは?
1つのポジションを注文するために必要な資金のことです。
レバレッジという仕組みしだいで変わってきます。
たとえばスタンダード口座でUSDJPYを1ロット=10万通貨単位(10万ドル)で注文したとします。
USDJPYが1ドル=120円だったなら、わずか12000円分の証拠金があれば10万ドルもの取引ができてしまいます。
具体的な金額は次の項目でレバレッジ倍率ごとに一覧表で掲載していますので参考にしてください。
もちろんギリギリでは全く余裕がないためすぐ負けてしまうことになります。
実際は数十~数百倍の資金を用意しておくことになるでしょう。
XM口座タイプ別のロット上限と最大保有数
XMマイクロ口座の最大ロット数と上限保有数
XMマイクロ口座で保有可能な最大ロット数
最大2万 Lot分まで保有可能です。
1回あたり最大100 Lotまでポジションを注文できます。
また、ユーザー1人あたりの最大保有ポジション数は200個まで。
となると、100 Lot×200ポジション=20000 Lotが本当に最大で持てるロット数(上限)ですね。
これはXMの中で一番多いロット数となります。
こう聞くと、マイクロ口座が一番たくさん注文できる分、稼ぎ易そうに感じるかもしれませんね。
でも、マイクロという名前がついているように、取引する単位(規模)が小さくなっています。
ほか2つの口座タイプが1ロット=10万通貨という単位なのに対し、マイクロ口座は1000通貨単位。
ほかの口座タイプでの200 Lot相当でしかありません。
100分の1の金額で注文することになるため、最大ロット数が大きくてもあまり意味はありません。
当サイトでは、スキャルピング以外はFX初心者からベテランまでスタンダードをおすすめしています。
【レバレッジ別】XMマイクロ口座でUSDJPYで1ロット注文時の必要証拠金
レバレッジ | 必要証拠金 (1ドル=120円) |
---|---|
1倍 | 12万円 |
5倍 | 24000円 |
10倍 | 12000円 |
25倍 | 4800円 |
50倍 | 2400円 |
100倍 | 1200円 |
200倍 | 600円 |
500倍 | 240円 |
888倍 | 約135円 |
1000倍 | 120円 |
マイクロと言う名前どおり取引金額は小さ目ですが、1ドル=120円のUSDJPYを例にすると1000ドル分の注文をするときの必要証拠金はわずか120円。
レバレッジ1000倍でトレードすれば小学生のお小遣いでも日本円で10万円以上の金額で取引できます。
日本国内のFX業者では最大レバレッジは25倍までのため、1ロットトレードするためには4800円の必要証拠金を用意しなければいけません。
XMの高いレバレッジ設定がどれだけ有利ががわかります。
XMマイクロ口座の特徴まとめ
- 動かせる金額が小さいためリスクが低い
- 取引金額が小さいため稼ぎにくい
- 最大レバレッジは1000倍まで
- 1ロット=1000通貨単位
XMスタンダード口座の最大ロット数と上限保有数
最大1万Lotまで保有可能です。
1回の注文で最大50 Lotまで、さらに200ポジションまで保有できるためトータル10000 Lotですね。
マイクロ版の半分ですが、スタンダード口座は通貨単位が10万倍に設定されているため、取引できる規模・金額が大きく異なります。
10万通貨単位ってどれくらいの大きさ?
スタンダード/XMゼロ口座は1ロットあたり10万通貨単位で注文します。
ここで1ドル100円の場合で計算してみましょう。
1ドルを100円で買い、101円に動いたときに売れば1円の利益です。
(手数料などは計算しないものとする)
これが10万通貨単位なら、10万ドルを買い、1円動いたときに10万1000ドルで売ることになります。
単純に1円の動きで1000ドル=10万円の利益になるわけですね。
これがマイクロ版では1000通貨単位となっているため、100分の1の利益=1000円にしかなりません。
稼ぎやすさが大きく違うことがわかるかと思います。
【レバレッジ別】XMスタンダード口座でUSDJPYを1ロット注文時の必要証拠金
レバレッジ | 必要証拠金 (1ドル=120円) |
---|---|
1倍 | 1200万円 |
5倍 | 240万円 |
10倍 | 120万円 |
50倍 | 24万円 |
100倍 | 12万円 |
200倍 | 6万円 |
500倍 | 24000円 |
888倍 | 約13500円 |
1000倍 | 12000円 |
先に紹介したマイクロ口座の100倍の規模(1ロット=10万通貨単位)になるため、単純に100倍の証拠金が必要となります。
1ドル=120円のUSDJPYで1ロット(10万ドル=1000万円以上)注文するためには12000円あればOKです。
もちろん残高にゆとりを持たせることは必要ですが、1000万円以上もの注文をわずか1万円少々で出来てしまうのは海外FXのXMならではと言えます。
XMスタンダード口座の特徴まとめ
- XMで最も利用されている
- 少ない資金で一番稼ぎやすい
- 最大レバレッジは1000倍まで
- 1ロット=10万通貨単位
XM極(KIWAMI)口座の最大ロット数と上限保有数
1lotあたりは50lotまで、また極(KIWAMI)口座単体ではありませんがXMの1アカウントの合計で最大1万Lotまで保有できます。
極(KIWAMI)口座では通貨ペア間の金利差であるスワップがフリー(ゼロ)になっているのが最大の特徴。
スプレッドもスタンダードやマイクロ口座より狭い設定です。
そういったメリットがある反面、ボーナスが適用されない、EAやミラートレード非対応といったデメリットも。
FX初心者ならスタンダード版をおすすめします。
【レバレッジ別】XM極(KIWAMI)口座でUSDJPYで1ロット注文時の必要証拠金
レバレッジ | 必要証拠金 (1ドル=120円) |
---|---|
1倍 | 1200万円 |
5倍 | 240万円 |
10倍 | 120万円 |
50倍 | 24万円 |
100倍 | 12万円 |
200倍 | 60000円 |
500倍 | 24000円 |
888倍 | 非対応 |
1000倍 | 非対応 |
極(KIWAMI)口座はスタンダードと同じ通貨単位です。
そのため1ロット注文時の必要証拠金も同一。
差はありません。
XM極(KIWAMI)口座の特徴まとめ
- スワップフリー
- 1つの注文ごとのスプレッド(手数料)は少し安い
- 1ロット=10万通貨単位
- ボーナスが付かない
- EAとミラートレード非対応
注文したポジションを長く保有するタイプのトレードと相性がいいです。
詳細はこちらの記事で紹介しています。
XMゼロ口座の最大ロット数と上限保有数
最大1万Lotまで保有可能です。
スタンダード版と同じです。
通貨単位も同じためFX初心者の方だとわかりにくと思います。
2つの違いは最大レバレッジと手数料(スプレッド)ですね。
XMゼロ口座はスキャルピングという1日に頻繁にトレードを繰り返すトレーダー向けに用意されているタイプ。
そのため手数料がコストに跳ね返ってくるトレード手法のため不利なんですよね。
そこでゼロ口座はXMがトレーダーからもらっている手数料(スプレッド)を安くするかわりに、初心者向けのサービスを排除しています。
入金ボーナスがなかったり、最大レバレッジが低いなど中級者以上のトレーダーならなくても問題ないものが備わっていません。
FX初心者であればスタンダード版をおすすめします。
【レバレッジ別】XMゼロ口座でUSDJPYで1ロット注文時の必要証拠金
レバレッジ | 必要証拠金 (1ドル=120円) |
---|---|
1倍 | 1200万円 |
5倍 | 240万円 |
10倍 | 120万円 |
50倍 | 24万円 |
100倍 | 12万円 |
200倍 | 60000円 |
500倍 | 24000円 |
888倍 | 非対応 |
1000倍 | 非対応 |
ゼロ口座はスタンダードと同じ通貨単位ですので注文に必要な証拠金額も一緒です。
ただし、設定可能な最大レバレッジは半分の500倍までとなっています。
スタンダード利用時の1000倍設定でトレードしているときに比べると必要証拠金も倍になります。
それでも、日本のFX業者のマックス25倍に比べれば十分すぎると言えるでしょう。
XMゼロ口座の特徴まとめ
- 注文の処理が早い(約定力が高い)
- 取引量(10万通貨単位)ごとに手数料がかかる
- 1つの注文ごとの手数料(スプレッド)は安い
- 最大レバレッジは500倍までと低め
- 1ロット=10万通貨単位
- NDD/ECN方式
スキャルピングという超短期間でのトレードに特化したスペックを備えています。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
FX取引におけるロット数による計算方法
XMでは最小0.01~最大100 Lotの単位で注文可能です。
で、0.01 Lotで100pips獲得したときと、1ロットで1pips獲得した場合は同じ利益です。
ですが、通貨ペアによって価値が変わってくるため一定ではありません。
計算方法は購入する通貨ペアによって変わってきます。
たとえば、いま持ってる口座の通貨が円なら円換算しなければいけません。
XMではほかにドルとユーロも指定できるため、それぞれに応じたレート換算になります。
また、イギリスポンド/スイスフランといった通貨ペアでトレードした場合、フラン単位でロット計算しその後口座の通貨に換算するためさらにややこしくなります。
値動きの単位1pipsあたりの価格
FX(外国為替)取引の場合
日本円(JPY)・・・0.01円
それ以外の通貨・・・0.0001 通貨単位
通貨ペアの片方がJPYのものをクロス円といい、USDJPY/EURJPY/GBPJPY/AUDJPYといったものが該当します。
これらクロス円の1pipsの価格は0.01円です。
要するにpips単位を100分の1にするだけですね。
日本円以外の通貨ペアの1pipsの価格は0.0001(通貨ごとの単位)です。
EURUSD(ユーロ/米ドル)なら0.0001米ドル、AUDNZD(豪ドル/ニュージーランドドル)なら0.0001ニュージーランドドルです。
通貨ペアの後側の通貨単位となります。
こちらはpips単位を1万分の1にするだけです。
また、利用しているXM口座の基本通貨がJPY(日本円)にしてある方は、ここからさらに日本円に換算した金額が反映されます。
株式指数CFD取引の場合
FXのpipsに対して、株式指数CFDでは1point単位となります。
日経225(JP225)・・・1円
それ以外の株式指数・・・1円×(その国の為替レート÷100)
たとえばアメリカの株式指数「US100」なら、1pointあたり「1円×(その時のドル円レート÷100)」となります。
USDJPY=130円として計算すると「1point=1.3円」です。
貴金属CFD取引の場合
XMで扱う貴金属CFD取引はゴールド、シルバー、パラジウム、プラチナの4種あり、それぞれの最小単位は次のようになります。
- ゴールド(GOLD) ・・・1ドル
- シルバー(SILVER)・・・ 5ドル
- パラジウム(PALL) ・・・0.1ドル
- プラチナ(PLAT) ・・・0.1ドル
すべてペアの片側は米ドルです。
一部の海外FX業者は、貴金属と日本円やユーロなどとのペア銘柄を扱っていることもありますが、 XMでは米ドルだけとなっています。
1ロット注文時の1pipsあたりの利益額計算
- クロス円の場合・・・1pipsあたり1000円で計算
- 円以外の場合・・・1pipsあたり1000円×(その通貨とJPYのレート÷100)
EURUSDを1ロット注文している時、USDJPYのレートが1ドル=130円だったなら、1pips=1000円×(130円÷100)=1300円となります。
なお、1pipsあたりの獲得利益は注文したロット数で変わります。
必要証拠金の計算方法
計算方法は次の2パターンあります。
- 為替レート×取引数量÷レバレッジ
- 為替レート×取引数量×証拠金率
USDJPY(1ドル=130円)で1ロット注文時の必要証拠金
- スタンダード口座(10万通貨/lot)
- レバレッジ1000倍
この条件で計算式に当てはめると次にようになります。
130円×10万ドル/lot ÷1000倍=13000円
10万通貨の単位は、このケースではUSDJPYという通貨ペアの前に書かれている通貨が単位になるため、10万米ドルとなります。
あとは計算式に当てはめれば13000円という結果が算出されます。
ちなみに、XM公式が提供しているロット計算ツールを使えば簡単に算出可能ですので活用してください。
XMのロット(証拠金)計算ツールを使おう
XMでは公式ページでロットごとに必要となる証拠金計算ツールを提供しています↓
上の画像では次の条件下で1ロットを1ドル110.78350円のときの必要な証拠金を計算しています。
- スタンダード口座(10万通貨)
- 口座の通貨はJPY(円)
- 通貨ペアはUSDJPY(米ドル/円)
- レバレッジ1000倍設定
この場合に必要証拠金は「12475.62円」ですね。
計算ツールでは口座の通貨単位に変換してくれるため簡単にわかります。
金額からロット数を計算するには?
XMには金額を入力して、それに見合ったロット数を計算してくれるツールはありません。
そのため、上で紹介した証拠金計算ツールをその目的で使う場合、おおよその目安となるロット数を入力してはじき出される金額を目的の額に近づけていく使い方になります。
当サイトでは、簡易版の税金計算ツールも公開していますのでぜひご利用ください。
注文ロット数の目安は?どうやって決める?
損失許容額に応じて目安を決めるのがおすすめ
あなたがFXトレードのために用意した資金はいくらでしょうか。
たとえば10万円あるとして、いくらまでなら失っても精神的ダメージが少ないでしょうか。
このように、トレーダーによって違ってくる損失許容額を基準にして注文ロット数をコントロールしていくと大きな敗北を失くせるでしょう。
稼いでいるFXトレーダーを見ると、トレード資金に対して3~5%くらいに設定している方が多いように感じます。
10万円のトレード資金に対して、1回のトレードで3000~5000円の損失ですね。
トレード方法によりますが、1ポジション注文するときにこの金額内に収まるようにロット数と獲得pips数を指定します。
なお、損切り価格(ストップロス/逆指値)をポジションに設定しておかないと、許容額をオーバーしてしまう可能性も出てきます。
完全にチャートに張り付いて売買するのでなければ、必ずストップロス(逆指値)をセットしておきましょう。
【参考例】資金10万、USDJPY1ドル100円、損失許容額5%のときの注文ロット数
損失許容額は5%のため5000円。
あとは損切りポイントをどこに置くか?しだいになります。
たとえばドル円で買い方向の注文をしたとして、そこからマイナス50pips逆行したら損切りする、と決めたとしましょう。
この場合は0.1 Lotで注文することになります。
0.1 Lot×50pips=5000円になるため損失許容額ピッタリですね。
FXはザックリ言えば為替が上がるか下がるのかの2択です。
勝率半分まではいかないとしても確率的にそれに近い勝率は誰でも出せるもの。
損失許容額の範囲内で損切り設定だけは必ず設定しておくルールを徹底して守ればトレードですべての資金を失うことの方が難しくなります。
FX初心者におすすめのロット数は?
口座に入れてある金額しだいですが、初心者は0.01 Lotから始めることをおすすめします。
デモ口座であれば好きなロット数を注文しても問題ありませんが、リアル口座は安全性重視でトレードすることをおすすめします。
せめて1か月・・・は無理でも、1週間はFXチャートの動きを眺めてみてください。
急変動したり動きが停滞しているのはなぜなのか?を常に疑問を持ちながら観察しましょう。
1ロットなど大き目なロット数でのトレードは、ある程度慣れてからにしないとあっさり資金を溶かしてしまいますからね。
また、ビギナーズラックで大勝ちしてしまうと、その後がより大変になりがちです。
FXを簡単に稼げると勘違いしてしまう可能性があります。
最初は小さい金額で臨むことをおすすめします。
なお、XMは海外FXの中でもとくにボーナスが充実している業者です。
初心者向けボーナスを活用すれば、より安全にトレードできるでしょう。
XMのロット数に関するQ&A
- XMの最小・最大ロット数は?
- 注文したあとに変更可能?
- 計算方法は?
- 目安は?初心者はどれくらいのロット数でトレードすればいい?
- 1万円でどれくらい注文できる?
- XMの1ロットとは?
XMの最小・最大ロット数は?
1ポジションあたりの最小は0.01 lot、最大は50 lotです。
(マイクロ口座だけ100 lot)
なお、マイクロ口座をMT5で開設した場合だけ最小0.1 lotとなっているため注意しましょう。ちなみに、XMでは1アカウントで200ポジションまで保有可能です。トータルの最大保有ロット数は10000 lotとなります(マイクロ口座だけは最大2万)。
注文したあとに変更可能?
変更はできません。
ポジションを持った時点から価格は変動しているため、変更できない仕様になっています。ただし分割決済なら可能です。分割決済とは現在保有しているポジションの一部だけを精算するもの。1lot持っているときに0.5lotだけそのときの価格で決済すれば変更と似たような結果は得られます。
- 保有中のポジションをダブルクリック
- 分割決済したいロット数を入力
- 「成行決済」ボタンをクリック
- 「決済」ページを開く
- 決済ページで分割決済したいポジションを長押し
- 分割決済したいロット数をセット
- 「Close」ボタンをタップ
計算方法は?
このページの計算方法解説欄を参考にしてください。
こちら⇒計算方法
目安は?初心者はどれくらいのロット数でトレードすればいい?
小さなロット数から始めましょう。
初心者の方なら最小の0.01 lotから始めることをおすすめします。最初から計算してトレードすればそれだけ経験値が貯まるため良いのですが、感覚をつかむこと、慣れることを最優先にしたほうがいいと思いますよ。まずは計算せず最小の0.01 lotで取引してみてください。
1万円でどれくらい注文できる?
大ざっぱにになりますが、銘柄ごとに0.5~1ロットくらいの範囲内で注文できるでしょう。
必要証拠金から考えると、たとえばUSDJPY(米ドル/円)で1ドル=100円なら1ロット注文可能となります。ですが、ロスカット(強制決済)水準の都合で実際は1ロット未満でしか注文できないでしょう。また、証拠金維持率に余裕がなければ、すこし逆行しただけですぐにロスカットされてしまいます。これではただのギャンブルトレードです。資金1万円でトレードするなら、最小単位の0.01lotで取引することをおすすめします。
XMの1ロットとは?
口座タイプによって異なります。
スタンダード/極/ゼロ口座は10万通貨、マイクロ口座は1000通貨単位です。注文に必要な金額は、銘柄とその時の相場によって違います。
まとめ
XM口座で対応する最大ロット数と計算方法を紹介しました。
最大ロット数はXM口座の種類により違いますが、マイクロ=最大100 Lot、スタンダード・極(KIWAMI)・ゼロ=最大50 Lotです。
そして、1アカウントあたりポジションを200個まで持てるため、トータルでは最大10000~20000 Lot分となります。
通貨単位で考えると、50lot×10万通貨×200ポジション=最大10億通貨までです。
これだけ余裕があれば、資金力がある大口トレーダーでも余裕をもって注文できるでしょう。