XM極(KIWAMI)口座 - 特徴やスプレッド、ロット数、スワップを一覧で紹介

スワップ金利が付かない

XM極(KIWAMI)を選ぶ一番の理由になる特徴がスワップフリーになること。

スワップとは金利差のことをいいます。

FX取引においては2つの法定通貨ペアが1つの銘柄になっています。

そして、その銘柄を売買しますが、2つの国それぞれで金利が決まっています。

たとえば、USDJPY（米ドル/日本円）の通貨ペアでUSDが金利3％、JPYが0.5％の場合、2.5％の差があります。

これがスワップ金利としてあなたの注文したポジションに1日1回加算されていくわけです。

このときUSDを買い注文すれば米ドルを保有している状態。

米ドルベースの金利の方が多いため、計算結果はプラスになります。

逆にUSDを売り注文（日本円を保有）すればマイナスです。

そして、極(KIWAMI)では主要銘柄のスワップ金利がゼロとなっています。

スワップがプラスの時は損しますが、売りか買いでトレンド（上下の流れ）が発生しているとき、たいてい人気のある方がマイナスなので多くのトレーダーはスワップマイナスになります。

そんなとき、極(KIWAMI)を使っていれば余計なコストを抑えられるわけですね。

スプレッドが狭い

極(KIWAMI)の特徴はスワップフリーだけではありません。

スプレッドも少し狭く（手数料が安く）なっています。

スプレッドは売り注文と買い注文の価格差のことで、1つの注文ごとにXMが上乗せする売買手数料のこと。

スタンダードやマイクロ口座はスプレッドが広めにとられています。

対して極(KIWAMI)は半分以下。

具体的なスプレッドの値はページ後半で触れますが、取引回数が多くなる方はコスト面で有利になります。

ゼロカット対応

ゼロカットとは追証なし（＝借金リスクなし）になる海外FXならではのサービスです。

追証（おいしょう）とはトレードで大負けしてマイナス残高になったときに発生する業者からの借金請求のこと。

日本国内のFX業者では導入されていない仕組みで、金融庁の定める金融商取引法で禁止されています。

たとえば、日本のFX業者で残高がマイナス3万円になってしまった場合、その業者から3万円支払うよう請求がきます。

恐怖ですね。

でも、XMならゼロカットのおかげで請求されない＝借金の心配がなくなります。

この安心感のためだけでもXMを選ぶ理由の1つになるでしょう。

1000倍レバレッジに対応

XMの最大レバレッジは1000倍ですがもっと低い種類もあります。

ですが極(KIWAMI)であれば最大レバレッジで運用可能です。

せっかくハイレバレッジの環境を利用するならXMの最大レバレッジでトレードする方が有利です。

レバレッジが高すぎると危険という風潮もありますが、XMには先に照会したゼロカットがあるため借金リスクがありません。

トレードに負けても自分が入金した金額の範囲内しか失うことはありません。

そのため安心して高いレバレッジでトレードできます。

ちなみに、日本国内業者の最大レバレッジは25倍までと定められています。

その差は40倍。

要するに40分の1の資金で日本のFX業者と同じ金額を注文できることになります。

1回で最大50ロット×200ポジション保有可能

極(KIWAMI)では1回の注文で50ロットまで指定できます。

注文はロット数で指定し、可能な範囲は0.01～50ロットまで。

大きなロット数での注文はFX業者側にとって負担が大きくなるため、事前連絡が必要など制限を設けているところもあります。

ですがXMであれば自由に最大50ロットまで注文可能です。

さらにXMでは1アカウント内（最大8つまで口座を持てる）であれば200ポジションまで保有できます。

要するに上限は50ロット×200ポジション＝1万ロット分までです。

極(KIWAMI)は10万通貨単位ですので、仮にUSDJPY（ドル円）を1万ロット保有中の場合、次の金額をトレードしていることになります。

さすがにこれほどの金額を注文できるユーザーはまずいませんが、レバレッジ1000倍の環境なら1000億円÷1000倍＝1億円でこれだけのロット数を注文できる計算です。
（必要証拠金のみで考えた場合）

このケースでは金額が多いため実際はレバレッジ規制がかかり100倍に制限されますが、それでも原資10億で1000億円もの金額を動かせるのは驚きです。

最低500円から入金可能

極(KIWAMI)は500円から入金できるため小学生のお小遣い程度でトレードを始められます。
（米ドルなら5ドルから）

他の海外FX業者では最低1000円や1万円などが一般的。

500円はかなり財布に優しいと言えるでしょう。

振込手数料込みで考えても、1000円程度用意すればFXをスタートできるハードルの低さはXMの魅力です。

また、開設ボーナスもあるため少額でスタートできるのも強みです。

スワップフリー

極（KIWAMI）のメリット欄でも取り上げましたが、逆にデメリットにもなります。

スワップ狙いでトレードする人には極（KIWAMI）を利用する価値がないでしょう。

スワップで稼ぎやすいトルコリラ、メキシコペソ、南アフリカランドといった通貨を売買したい人はおすすめしません。

ボーナスがもらえない

スワップフリーやスプレッドの狭さが特徴の極(KIWAMI)ですが、入金ボーナスやロイヤルティポイント（XMポイント還元制度）によるボーナスは適用対象外になっています。

もらえるのはアカウント開設時の入金不要ボーナスのみです。

とくにFX初心者の方にとって入金ボーナスはトレード資金を簡単に増やせるお得なサービス。

またトレードするだけで還元されるXMポイントも現金やボーナスクレジットに交換できる魅力的なボーナス制度です。

この2つが適用されないことは極(KIWAMI)の大きなデメリットと言えます。

デモ版は非対応

極(KIWAMI)は現金トレードのみでデモトレードには対応していません。

FX初心者の方には少し不利ですね。

もし実際にトレードする前にお試しで使いたいときはXMスタンダード口座のデモ版をおすすめします。

スプレッドやスワップは異なりますが、レバレッジ・約定力などは同じ環境ですので参考になるでしょう。

NDD/ECN方式ではない

極（KIWAMI）口座は基本的にNDD/STP方式です。

あなたの注文したオーダーに対して、XM側でスプレッドだけ上乗せする方式。

対となるものとしてECN方式がありますが、こちらはあなたの注文をそのまま金融市場に流します。

余計な処理がない分高速になるため、スキャルピングトレーダーにとってはECNの方がおすすめです。

極でもスキャルピングはできますが、秒単位での決済では若干不利になるでしょう。

EA（FX自動売買ツール）が使いにくい

XMでは、極(KIWAMI)はもちろんどの口座を選んでもEA（FX自動売買ツール）を使えます。

ですが、EAの開発者側で口座タイプを指定していることもありますし、その多くはスタンダードのほうが有利に利用できます。

極向けのEAは数少ないでしょう。
（編集部ではみたことがありません）

極(KIWAMI)を利用する方は自動売買系ではなく自分で売買する裁量トレードをおすすめします。

FX初心者向けではない

特定のトレードスタイル向けと言えるXM極(KIWAMI)口座。

スワップフリーであることから、スワップコストがかかるポジションを長期保有するトレードスタイルに最適です。

スイング・ポジショントレードをする人向けと言えるでしょう。

また、初心者の方ほどあまり大きなトレード資金は用意できないと思います。

そんな人にとってありがたい入金ボーナスが適用されない点も大きなデメリットです。

極を使うのはある程度慣れてから、自分のトレードスタイルができてからをおすすめします。

軽めにスキャルピングトレードする人

XMではスキャルピング用としてゼロ口座が用意されています。

シビアな約定タイミングを求める人に最適です。

ただし、手数料ではゼロより極のほうが安く、海外FX業者の中でも上位に入るほど。

約定力の面でゼロには劣りますが、手数料を重要視する軽め（回数少な目）にスキャルピングトレードする人なら極がおすすめです。

注文したポジションを長期間保有するトレードスタイル

スワップが付かないため、注文してから1日以上ポジションを保有し続けるトレードスタイルにおすすめです。

1000倍レバレッジ環境で手数料を抑えたい

極(KIWAMI)は、スタンダードやマイクロよりスプレッドが狭い（手数料が安い）点、またスキャルピング専用で手数料が安いゼロ口座より高いレバレッジ設定でトレードできます。

そのため、スキャルピングほどではないものの売買回数が多いトレードスタイルの方におすすめです。

ボーナス不要

XM極(KIWAMI)口座で適用されない入金ボーナスやポイント還元ボーナス（XMP）に頼らなくても問題ない方におすすめです。

ボーナスが受け取れると言っても数万円程度の金額です。

それくらいでは影響が出ないほど高額な資金でトレードする方なら、極(KIWAMI)の環境は有利に働くでしょう。