海外FXトレーダーにも人気の高い銘柄「ゴールド(GOLD/XAU)」。
ボラリティが高く値動きが激しいため、超短期売買のスキャルピングトレードでとくに人気です。
そこで、世界的にもトップクラスのトレード環境が整っている海外FX「Exness(エクスネス)」のゴールド取引を徹底解説!
Exnessで選べる口座タイプ別にゴールドのスプレッドやレバレッジ、取引手数料を比較しました。
また、Exnessでゴールド取引するメリット・デメリットもまとめています。
Exness(エクスネス)はゴールド取引に向いている?
Exnessはゴールド取引しやすい環境が整っている海外FX業者です。
高いレバレッジ、狭いスプレッド、約定力の高さなど、ライバル他社より優れているポイントがたくさんあります。
また、用意されている5種類すべての口座タイプでゴールド取引可能です。
5タイプはそれぞれ手数料や約定力などが違ってくるため、トレーダーの好みやスタイルに応じて選べます。
スプレッドコスト(売買手数料)の安さで選ぶなら「プロ口座」がおすすめ。
約定力と総合的な手数料の安さで選ぶ方、またスキャルピングトレード中心の方は「ゼロ口座」をおすすめします。
それぞれの特徴は後述していますので、該当欄をご覧ください。
Exnessでゴールド取引するメリット・デメリット
Exnessでトレードするメリット
- 取引手数料が安い
- 他の海外FXより高いレバレッジでゴールド取引できる
- XAUUSD(ゴールド/米ドル)以外の通貨ペアも取引可能
- 規約が緩い
取引手数料が安い
Exnessは全体的にスプレッドが狭く設定されている海外FX業者です。
そして、ゴールド取引の手数料はゼロ/プロ口座を選べばかなり安くなります。
それ以外の口座タイプは割高になるため注意しましょう。
ゴールドでスキャルピングトレードをするなら約定力に優れるゼロ口座が有利です。
スプレッドや取引手数料によるコストを抑えたい方はプロ口座がおすすめです。
他の海外FXより高いレバレッジでゴールド取引できる
Exnessの最大レバレッジは無制限。
無制限と言っても実際は最大21億倍ですが、ここまで行くと無制限のようなもの。
他の海外FXブローカーではあまり見ない超ハイレバレッジでトレード可能です。
もちろんゴールド取引も無制限レバレッジで売買できます。
ただし、預け入れている証拠金残高によってレバレッジ制限がかかります。
それでも1000ドル未満であればレバレッジ無制限でトレードできるため、おすすめはしませんがボラリティの高いゴールドなら一攫千金狙いのギャンブルチックな取引もできてしまいます。
なお、無制限は無理でも5000ドル未満までなら最大レバレッジ2000倍でトレード可能です。
XAUUSD(ゴールド/米ドル)以外の通貨ペアも取引可能
ほとんどの海外FXではXAUUSD(ゴールド/米ドル)の通貨ペアしか扱っていません。
対してExnessではUSD以外の通貨とのペアも扱っています。
- XAUAUD(ゴールド/オーストラリアドル)
- XAUEUR(ゴールド/ユーロ)
- XAUGBP(ゴールド/イギリスポンド)
XAUUSDよりコストが高くつくためおすすめはしませんが、選択肢が豊富な点は他社にないメリットです。
規約が緩い
Exnessは他社で禁止されている利用方法が認められています。
違う口座間での両建てトレード、アービトラージなどを禁止していません。
複数アカウントの開設も可能です。
編集部でも1つは裁量トレード、1つはEA(FX自動売買ツール)用として運営していますが、全く問題ありません。
このあたりはボーナスプロモーションがないからこそできることですが、他社でグレー(またはNG)な手法を試してみたい方にはおすすめです。
Exnessでトレードするデメリット
- ボーナスキャンペーンがない
- 法人口座開設の難易度が高い
- 日本人ユーザーはまだ少な目
ボーナスキャンペーンがない
Exnessはボーナスが一切ありません。
日本で人気の高いXMやGemForexなどほかの海外FXブローカーは積極的にボーナスキャンペーンを展開しユーザーを集めています。
ですが、Exnessはそういった集客行為を一切していません。
完全にトレード環境の充実度で勝負しているところですね。
あまりトレード資金を準備できない方は、ボーナスが充実しているXMをおすすめします。
法人口座開設の難易度が高い
法人化してからトレードで得た利益は、金額により日本で適用される税率を低くすることができます。
そして、Exnessは法人口座も開設できます。
ただし、ほかの海外FX業者が書類提出だけでいいのに対し、ここの審査・条件はかなり厳しくなっています。
トレード実績や入金額が一定以上なければ開設することすらできません。
とはいえ、ハードルの高さに見合うだけのスペックが備わっているため、将来的にExnessで法人化するのはおすすすめです。
それまではほかの海外FXで法人運営し、一定額以上稼げるようになったら乗り換えることをおすすめします。
日本人ユーザーはまだ少な目
Exnessはボーナスキャンペーンが一切ないなど日本国内で積極展開していません。
当サイトのような海外FXサイト全般で紹介されているくらいです。
やはりボーナス目当てで口座開設する方が圧倒的に多いため、XMのようなキャンペーンが強力な海外FXほどユーザー数は多くありません。
そのため、インターネット上に出ている情報も少な目です。
現状で確認できる範囲内では十分必要な情報は揃っていますが、トレーダー仲間にわからないことを聞いてみようにも使っていないパターンが多くなります。
問題が起きればある程度自分の力で解決していくことになるでしょう。
とはいえ、サポートは日本語対応しているため、問い合わせてみればほとんどのトラブルは解決できるはずです。
ゴールド取引に対応するExness口座タイプ
口座タイプ | ゴールド対応状況 |
---|---|
スタンダード | ○ |
スタンダードセント | ○ |
ロースプレッド | ○ |
ゼロ | ○ |
プロ | ○ |
Exnessで選べる5種類のタイプすべてでゴールド取引が可能です。
すべての口座タイプはデモ口座にも対応しており、デモトレードも可能です。
簡単に各タイプ別の特徴を解説していきます。
スタンダード口座のゴールド取引環境
Exnessの中でもっとも標準的なスペックです。
ゴールドはもちろん、ここで扱うすべての商品をトレード可能です。
標準というとスペックは低そうに感じるかもしれませんがそうではありません。
レバレッジ無制限、低スプレッドなどハイレベルな環境を満遍なく備えている全トレーダー対応型・バランス型のタイプです。
まだ自分なりのトレードスタイルが確立していない方、スキャルピング手法以外の方はスタンダードを選べば間違いありません。
スタンダードセント口座のゴールド取引環境
スタンダードより通貨単位が100分の1サイズになっているスタンダードセントもゴールド対応です。
Exnessでは1ロットの注文=10万通貨単位(外国為替のUSDJPYなら10万ドルの意)が基本ですが、スタンダードセントは1000通貨単位となっています。
同じ注文ロット数でも取引のサイズが小さいため安全性が高く、トレード未経験者や初心者におすすめです。
ただし、安全性が高い反面、稼ぎやすさも100分の1サイズとなります。
(他の口座タイプで利益1万円ならスタンダードセントでは100円)
また、FXの通貨ペア(外国為替)とゴールドを含む貴金属商品しかトレードできず、最大保有ポジション数も1000までが上限となっています。
安全性とスペックをトレードしている感じですね。
なお、取引プラットフォームはMT4しか選べないため、よりスペックの高いMT5を好む方はほかの種類から選びましょう。
ロースプレッド口座のゴールド取引環境
Exnessのなかでもスプレッドによる手数料が低く抑えられているロースプレッド口座。
ゴールド取引においてもほかより安い手数料で売買できます。
ただし、ゴールドに限定すればさらに手数料を抑えられる種類があるため、ゴールド以外をトレードする方と相性が良いです。
ゼロ口座のゴールド取引環境
ゴールド取引するときにスプレッドによるコストを抑えらるためおすすめです。
ゴールドのスプレッドは基本ゼロで、Exness公式によると取引日の約95%でスプレッド0pipsになると明記されています。
1ロットごとに発生する手数料は往復16ドルと少し割高ですが、合算して見ればコストを安く抑えられるのが特徴です。
また、スキャルピング向けの仕様になっているため、超短期売買手法でトレードされる方はゼロ口座をおすすめします。
プロ口座のゴールド取引環境
プロという名のとおり、約定力の方さが強みで、手数料も安くハイスペックになっているためゴールド取引におすすめです。
注文や精算ボタンを押してから処理される感覚が高速になっているため、スキャルピングトレードでも使えます。
ゴールドで1ロットトレードするごとに発生する取引手数料は0円、スプレッドはゼロより広め。
手数料を合計するとExnessで一番安く使えます。
コストと約定力の面で、プロ口座がゴールド取引に最適と言えます。
ただし、相場変動が激しいタイミングではリクオート(価格の再提示)が頻発する傾向のため、値動きの穏やかな時間でトレードされる方におすすめです。
Exness口座タイプ別 ゴールド取引のスプレッド・レバレッジ・手数料比較
ゴールド取引のスプレッドと手数料比較
口座タイプ | 平均スプレッド (銘柄別) ※1pips=1ドル |
取引手数料 (1ロット往復) |
---|---|---|
スタンダード | 【XAUAUDm】 (金/豪ドル) 454pips 【XAUEURm】 (金/ユーロ) 329.2pips 【XAUGBPm】 (金/英ポンド) 328pips 【XAUUSDm】 (金/米ドル) 20pips |
なし |
スタンダードセント | 【XAUUSDc】 (金/米ドル) 20pips |
なし |
ロースプレッド | 【XAUAUD】 (金/豪ドル) 230.4pips 【XAUEUR】 (金/ユーロ) 163.7pips 【XAUGBP】 (金/英ポンド) 163.2pips 【XAUUSD】 (金/米ドル) 6.3pips |
【XAUAUD】 (金/豪ドル) 7ドル 【XAUEUR】 (金/ユーロ) 7ドル 【XAUGBP】 (金/英ポンド) 7ドル 【XAUUSD】 (金/米ドル) 7ドル |
ゼロ | 【XAUAUD】 (金/豪ドル) 169.2pips 【XAUEUR】 (金/ユーロ) 141.2pips 【XAUGBP】 (金/英ポンド) 143.5pips 【XAUUSD】 (金/米ドル) 0pips |
【XAUAUD】 (金/豪ドル) 48ドル 【XAUEUR】 (金/ユーロ) 31ドル 【XAUGBP】 (金/英ポンド) 31ドル 【XAUUSD】 (金/米ドル) 16ドル |
プロ | 【XAUAUD】 (金/豪ドル) 283.8pips 【XAUEUR】 (金/ユーロ) 205.8pips 【XAUGBP】 (金/英ポンド) 205pips 【XAUUSD】 (金/米ドル) 12.5pips |
【XAUAUD】 (金/豪ドル) 0ドル 【XAUEUR】 (金/ユーロ) 0ドル 【XAUGBP】 (金/英ポンド) 0ドル 【XAUUSD】 (金/米ドル) 0ドル |
この表は公式サイトのデータを転載し、まとめたものです。
4つの法定通貨でゴールドを売買できるのはExnessの強み。
ですが、多くの方はXAUUSD(金/米ドル)でトレードすると思います。
また、そのほうが手数料も抑えられるためおすすめです。
そこで、ゴールドと米ドルのペアの1ロット当たりのスプレッドと固定手数料の合計値をまとめました。
XAUUSD(金/米ドル)1ロット当たりの手数料比較
口座タイプ | 合計手数料 ※1pips=1ドル計算 |
---|---|
スタンダード | 20ドル |
スタンダードセント | 20ドル |
ロースプレッド | 20.3ドル |
ゼロ | 16ドル |
プロ | 12.5ドル |
Exnessでゴールド取引するなら、スプレッドと1ロットごとの手数料合計が最安のプロ口座がおすすめです。
ゴールドのスプレッドがゼロが最安のような気がしてしまうんですが、ロットごとの手数料が割高です。
とはいえ、ゼロ口座を選べば最もスプレッドコストを抑えられます。
なお、スプレッドがゼロになるのは1日の内で約95%と公式が明言しているため、実際はもう少し手数料がかかると考えておきましょう。
ちなみに、ゴールド以外の取引商品はほかのタイプにした方がコストを抑えられることもあります。
あくまでもゴールド限定の場合です。
口座タイプごとの特徴はこちらで詳しく解説しています。
【口座タイプ別】ゴールドのスワップ比較
口座タイプ | ロング スワップ |
ショート スワップ |
---|---|---|
スタンダード | 【XAUAUD】 −54.45 【XAUEUR】 −25.77 【XAUGBP】 −29.16 【XAUUSD】 −38.29 |
0 |
スタンダードセント | 【XAUUSD】 −38.29 |
0 |
ロースプレッド | 【XAUAUD】 −54.45 【XAUEUR】 −25.77 【XAUGBP】 −29.16 【XAUUSD】 −38.29 |
0 |
ゼロ | 【XAUAUD】 −54.45 【XAUEUR】 −25.77 【XAUGBP】 −29.16 【XAUUSD】 −38.29 |
0 |
プロ | 【XAUAUD】 −54.45 【XAUEUR】 −25.77 【XAUGBP】 −29.16 【XAUUSD】 −38.29 |
0 |
Exnessで扱う4つのゴールド銘柄は、すべてショート方向のスワップが0になっています。
ロング方向は銘柄に応じて異なりますが、すべてマイナススワップです。
長期保有はマイナススワップ分も考慮しておくことになるでしょう。
【口座タイプ別】ゴールドのレバレッジ比較
口座タイプ | 設定可能 レバレッジ |
レバレッジ 制限 |
---|---|---|
スタンダード | 1~無制限 | ・口座残高 ・指標発表 ・市場開閉 などの要因により 200~2000倍 |
スタンダードセント | 1~無制限 | 同上 |
ロースプレッド | 1~無制限 | 同上 |
ゼロ | 1~無制限 | 同上 |
プロ | 1~無制限 | 同上 |
Exnessではあなたの口座に預け入れている証拠金額や世界の経済指標発表タイミング前後、市場のオープン・クローズ前後に応じてレバレッジ制限がかかる変動制になっています。
そして、これらレバレッジ制限は新規ポジションの注文時に適用されます。
(すでに保有中のポジションは注文時のレバレッジが適用)
ゴールド(XAU)取引もこの仕組みでレバレッジ制限がかかります。
具体的なレバレッジ制限される証拠金額は次のとおりです。
Exnessの有効証拠金に応じたレバレッジ制限
有効証拠金 (USD/米ドル) |
最大レバレッジ |
---|---|
1000ドル未満 | 無制限 |
5000ドル未満 | 2000倍 |
30000ドル未満 | 1000倍 |
30000ドル~ | 500倍 |
重要指標発表によるレバレッジ制限
毎日のように世界各地で経済に影響する指標発表が行われています。
それらの中でも特に市場への影響が強い重要指標発表の15分前から5分後の20分間に新規注文したゴールドポジションはレバレッジ200倍に制限されます。
重要指標情報はExness公式サイトでも日々公開されていますが、英語表記になっているためわかりにくいです。
日本国内のFXブローカーサイトなどで公開されているものをチェックしましょう。
市場オープン・クローズによるレバレッジ制限
世界各国の為替市場のオープン・クローズ時間の前後に制限がかけられます。
金融市場は日本時間では朝7時(3~10月の夏時間は6時)前後でクローズ・オープンします。
これら市場がクローズする3時間前から、前述した証拠金に応じたレバレッジ制限が適用されます。
またオープンしてから1時間後(夏時間は2時間後)の間も同様に制限されます。
取引中止時間の30分前
後述するゴールドの取引中止時間(5:59~7:01)の30分前に新規注文したポジションに関しては最大1000倍にレバレッジ制限がかかります。
レバレッジ1000倍以上でトレードしている方は、5:30頃までには一旦切り上げることをおすすめします。
とはいえ最大レバレッジ1000倍なら十分です。
あまり気にする部分ではないでしょう。
Exness(エクスネス)のゴールド取引時間/取引停止時間
日本におけるゴールド取引時間は次のとおりです。
(夏時間は1時間早まります)
取引可能時間 (サーバー時間 GMT+9) |
取引停止時間 (サーバー時間 GMT+9) |
|
---|---|---|
月曜 | 7:05~24:00 | 0:00~7:05 |
火曜 | 0:00~5:59 7:01~24:00 |
5:59~7:01 |
水曜 | 0:00~5:59 7:01~24:00 |
5:59~7:01 |
木曜 | 0:00~5:59 7:01~24:00 |
5:59~7:01 |
金曜 | 0:00~5:59 7:01~24:00 |
5:59~7:01 |
土曜 | 0:00~5:59 | 5:59~24:00 |
日曜 | - | 全時間帯 |
Exness公式に掲載されている取引時間を転載しています。
公式の時間表記はサーバー時間で「GMT+0」となっているため、日本時間の「GMT+9」に修正してあります。
ゴールド取引できない時間は平日早朝の約1時間と休日です。
早朝にトレードする方は少ないですし、実質1日中トレード可能と言えるでしょう。
なお、早朝は相場が荒れやすいため、ゴールドに限らずトレードはおすすめしません。
ほかの海外FXとExnessのゴールド取引環境を比較
海外FX 口座タイプ |
スプレッド | 取引手数料 (1ロット往復) |
---|---|---|
Exness プロ |
1.3pips | なし |
Exness ゼロ |
0pips | 16ドル |
XM 極(KIWAMI) |
1.3pips | なし |
HFM ゼロスプレッド |
1.3pips | 6ドル |
FXGT ECN |
1.8pips | 5ドル |
Exnessほか日本でよく知られる3つの海外FXブローカーをピックアップして比較しました。
コスト面でExnessの優位性が見て取れます。
スプレッド・手数料で選ぶならこの海外FX
Exness(プロ)とXM(極)はほぼ同水準で、ゴールドを低コストでトレードできます。
XM(極)は低めのスプレッドとスワップフリーが強み。
Exness(プロ)と似たようなスペックになっています。
ただし最大レバレッジには差がありますし、XMの魅力の1つでもあるボーナスキャンペーンが極では適用されません。
となるとExnessが有利と言えるでしょう。
Exnessのゴールドに関するQ&A
- 取引時間は?
- スプレッドは狭い?広い?
- 最大レバレッジは?
- スワップポイントは?
- Exnessゼロ口座の手数料は?
- Exnessプロ口座の手数料は?
- ゴールドは両建て可能?
- ゴールド取引は稼げるの?
Q1.取引時間は?
平日であればほぼ1日中取引可能です。
取引停止時間は早朝6~7時の約1時間(冬時間)。ほか、土日は金融市場が閉まっているためトレードできません。
Q2.スプレッドは狭い?広い?
Exnessの口座タイプによって変わります。
もっとも利用されている「スタンダード」は選べる5タイプの中ではスプレッド広めですのでおすすめしません。またスプレッドの狭さだけで選ぶなら「プロ」がおすすめですが、その他の手数料も考慮するとコストが高くなってしまいます。Exnessでゴールド取引するなら「ゼロ」をおすすめします。
Q3.最大レバレッジは?
1倍~無制限(21億倍)で取引できます。
Exnessではゴールドもレバレッジ無制限で取引できます。またどの口座タイプを選んでも無制限に対応しています。なおレバレッジ無制限が適用されるのは預け入れている証拠金残高が1000ドル未満の時に限られます。5000ドル未満なら最大2000倍レバレッジ、3万ドル未満なら最大1000倍と金額に応じて下がっていきます。
詳しくはこちらの解説欄をご覧ください
⇒ゴールド取引のレバレッジ情報
Q4.スワップポイントは?
記事投稿時点のデータではロング方向がマイナス24pips、ショート方向は0pipsとなっています。
1日1回、早朝に保有中のゴールドポジションに加算されるスワップポイント。金価格が上昇する方向はマイナス金利となっているため、スワップポイントもマイナスで計上されていきます。なお、1pipsあたり10ドル換算となるため、1ロット注文時に付与されるスワップポイントはマイナス24pips=240ドルになる計算。かなりのコストになるため、スキャルピングやデイトレードで1日以内に精算するトレード手法がおすすめです。
Q5.Exnessゼロ口座の手数料は?
スプレッドは最も狭くなっています。
そのため、ゼロ口座がもっともゴールド取引のスプレッドコストを抑えられます。主な手数料は、スプレッド0pips~、1ロットごとの取引手数料は売り買い往復で16ドル、スワップポイントはロング方向でマイナス24pipsとなります(数字は記事投稿時点のもの)。スプレッドは1日の取引の中で95%が0pipsとなるため、若干上振れしますがExnessの中では一番手数料を安く済ませられます。これらすべてを合計すると、かなり手数料が安くなります。スプレッドコストで選ぶならゼロ口座を開設してゴールド取引しましょう。
Q6.Exnessプロ口座の手数料は?
スプレッドは最安ではありませんが、トータルコストは1番有利です。
Exnessの「プロ」は1ロットごとの取引手数料がかかりません。ですが、ゴールドのスプレッドは若干広くなっていて、12.5pips=1ロットの注文で12.5ドルの手数料となります。スプレッドでみると上で紹介した「ゼロ」に劣りますが、トータルコストでは「プロ」がExness内でももっとも安くゴールドをトレード可能です。コストを気にするトレーダーには最もおすすめです。
Q7.ゴールドは両建て可能?
可能です。
Exnessではゴールドの両建ても可能です。ちなみに、ほかの海外FXブローカーでは基本的に同一口座内での両建てのみ認められています。違う口座同士での両建ては規約違反となり厳しい対応をされ、最悪凍結対象となってしまいます。ですが、Exnessは両建てに関する規制がほとんどありません。通常なら凍結対象になる別口座間での両建てもできてしまいます。ゴールド取引で両建てをしたいなら最適な海外FXブローカーと言えます。
Q8.ゴールド取引は稼げるの?
稼ぎやすい銘柄です。
トレードに100%はないため絶対ではありませんが、ボラリティの高いゴールドは稼ぎやすい銘柄です。Exnessのハイスペックなトレード環境なら、より稼ぎやすくなるでしょう。
まとめ
Exnessのゴールド取引について解説しました。
レバレッジ無制限、狭いスプレッドなどハイレベルなトレード環境が整っているExness。
ゴールド中心でトレードするトレーダーにとって使いやすい海外FXと言えます。
そして、Exnessでゴールド取引するならゼロ、およびプロ口座がおすすめです。
スプレッドのコストを抑えたい方はゼロ口座を、トータルの手数料を安くしたい方はプロ口座を開設しましょう。