
・XMは安全に使える?
・XMは日本の金融庁に登録されている?
・XMで出金拒否や詐欺のリスクはある?
XMの安全性・信頼性のポイント
- 【結論】XMは海外ライセンスを持つ海外FX業者だが、日本の金融庁登録業者ではない
- 【違法性】普通に利用する分には日本の利用者が違法性を問われることはない
- 【メリット】ゼロカット、日本語サポート、長い運営歴などの確認材料がある
- 【注意点】国内FX業者と同じ法的な保護は受けられない
- XMTradingの安全性を見るポイント
- XMTradingの金融ライセンスと運営会社
- 日本の金融庁に登録されているか
- 顧客資金の管理方法と補償の注意点
- 出金拒否・詐欺・ゼロカットの確認ポイント
XMトレーディングは日本人トレーダーにも知名度の高い海外FX業者です。
日本居住者が使っても違法性は問われませんが、日本の金融庁には登録していないため安全に利用できるのか不安に感じる方もいるのではないでしょうか。
そこで、XMの安全性やサービスの信頼性、日本でトレードしても本当に問題ないのか?について解説していきます。
結論から言うと…
XMは100%ノーリスクとは言えません。
ですが、複数の規制、顧客資金の分別管理、マイナス残高保護、日本語サポート、15年以上の運営歴など、安全性・信頼性を判断する材料は十分そろっている海外FX業者です。
預け入れるお金に関して、XM公式側は顧客資金は会社資金と分別管理されTier 1の金融機関に預託していると案内されています。
ただし、日本の金融庁登録業者ではない点は不安を感じる人も多いでしょう。
金融庁は、XM関連の業者に対して「無登録で金融商品取引業を行っている」として警告を出した業者一覧を公表しています。
これは直ちに「詐欺」と断定するものではありませんが、日本の登録業者と同じ保護ルールの下にあるわけではありません。
次からは、この点について深堀していきます。
金融庁未登録のXMは違法性があるのでは?
日本の金融庁の海外FXに対する見解


金融庁ホームページ掲載の見解はこちら
⇒https://www.fsa.go.jp/ordinary/kanyu/20090731.html
このページには、以下のような見解が述べられています。


文章の前半は金融庁に未登録の海外FXなど海外業者の勧誘やトラブルがある点について触れています。
そして文章後半は「日本で登録を受けずに金融商品取引業を行うことは違法」と言っています。
金融商品取引業は、投資性のある金融商品を取り扱う業務ことです。
これらの業者を規制する金融商品取引法では、4つの区分に分類しています。
FX事業は金融商品取引法2条1項の「有価証券の販売・勧誘をする場合や顧客資産の管理業務等を行う」ことから「第一種金融商品取引業」に該当します。
そして、海外に所在する業者であっても、日本居住者を相手に金融商品取引を業として行う場合、日本の法令上の登録が問題になる場合があります。
金融庁も、無登録の海外所在業者によるFX取引などの勧誘やトラブルに注意を呼びかけています。
ですが、日本居住者が海外FX業者を利用すること自体が違法となるものではありません。
利用するときは、未登録業者であること、国内FX業者と同じ投資者保護を受けられないことを前提にしておきましょう。
海外FX業者が日本国内ですると違法になる行為


日本国内で、無登録業者の金融商品取引を特定の相手に勧めたり、契約締結を促したり、個別の売買助言を行ったりすると、金融商品取引法上は違法になる可能性があります。
ブログやSNSで情報発信する場合でも、利益保証、個別勧誘、誤認を招く表現、過度なリスク軽視はNGになりやすいです。
XM側にこういった行為は確認できませんが、金融庁がどう判断するか?しだいでもあります。
金融庁は、無登録の海外所在業者が日本語ホームページなどを通じてFX取引の勧誘を行っている例に注意を呼びかけています。
XMトレーディングのような海外FX業者を利用する場合は、日本の金融庁登録業者ではない点を理解したうえで判断する必要があります。
海外FX「XM」が違法と判断されるときの条件とは?


- 対面など直接的な勧誘行為
- 投資助言行為
- 金融庁未登録のまま国内に拠点を置き営業
対面など直接的な勧誘行為
前述したように対面で勧誘する行為はできません。
また、特定の個人宛てにメールや電話で直接勧誘することもできません。
そしてXMは該当する勧誘行為は行っておりません。
なお、アフィリエイト広告を載せたメールなどを直接知人に送付して勧誘することは問題になる可能性があるため注意しましょう。
投資助言行為
トレードに関する助言行為は、国内ライセンスがなければできません。
有償で自動売買ツールを提供することも、抵触する可能性があります。
XMではそういったサービスはありません。
なお、インターネット上には有料のEA(FX自動売買ツール)をいくつか見かけますが、提供側は違法となる可能性があります。
それらサービスを利用する側に違法性はないため使うこと自体に違法性はありませんが、認識の甘い業者のサービスを利用することはおすすめしません。
金融庁未登録のまま国内に拠点を置き営業
金融庁に未登録のまま日本国内に拠点を置いて営業していれば違法です。
この点に関してもXMは国内に拠点を置いていません。
日本語で対応するサポートセンター的なものもありません。
以上のことからXMに違法性はありませんが、安全性・信頼性は別の話です。
そこでXMの安全性・信頼性についても解説していきます。
XMの安全性・信頼性を見る6つのポイント


- 金融ライセンスの信頼性
- XMの実績に対する信頼性
- 顧客資産の管理方式の安全性
- 注文の処理方式の安全性
- ゼロカット制度による安全性
- 日本語サポートの信頼性
【ポイント1】金融ライセンスの信頼性
XMトレーディングの運営会社は2つ「Tradexfin Limited」「Fintrade Limited」があり、それぞれ別の国でライセンスを取得しています。
Tradexfin Limitedは、セーシェル金融サービス庁(FSA)から証券ディーラーライセンスSD010を取得しています。
Fintrade Limitedは、モーリシャス金融サービス委員会(FSC)から投資ディーラーライセンスGB20025835を取得しています。
どちらも海外ライセンスであり、日本の金融庁登録とは別の制度です。
セーシェルのFSAライセンスの信頼性


1つはアフリカ大陸に南に位置する島国「セーシェル」のFSA(金融庁)に登録したもの。
世界的に見て取得難易度の高いライセンスではありません。
信頼性の面では標準的なレベルと言えるでしょう。
ただし、XMグループではイギリスなど取得何度の高いライセンスも保有しています。
信頼性の面で特に問題はないでしょう。
モーリシャスのFSCライセンス


もう1つは「モーリシャス共和国」という国のFSC(金融サービス委員会)に登録したものです。
こちらは2021年に新規で取得されたもの。
取得難易度的にも信頼性は標準的です。
とはいえ、FX投資事業を運営するだけであれば1つだけ保有していれば運営できます。
ライセンスは取得時や更新時の費用、現地に拠点を置くなどさまざまなコストがかかってしまいます。
このように複数のライセンスを保有していることは運営体制を見るうえでの確認材料になります。
ただし、ライセンスを複数持っているからといって、経営リスクや出金トラブルが完全になくなるわけではありません。
口座開設時のライセンス選択はどちらがいい?
XMではライセンスが2つになったことで口座開設時にどちらのライセンスルールを適用するか選択制に変更されました。
ユーザーからすれば両方を自由に適用してくれればいいのですが、形式的にでも選ばなければいけません。
初心者は、会員ページ上で案内される内容や利用規約を確認し、初期表示のまま手続きを進めておけばスムーズです。
なお、表示される選択肢は、登録時期や居住国、XMTrading側の提供条件によって変わる可能性があります。
さらにXMトレーディングはグループ内のブランドの1つでしかなく、グループ全体を見ると次のライセンスを取得しています。
| 法人名 | ライセンス名 発行機関 国名 |
|---|---|
| Trading Point Holdings Ltd. | CySEC (キプロス証券取引委員会) キプロス共和国 |
| Trading Point of Financial Instruments UK ltd. | FCA (英国金融行為規制機構) イギリス |
| Trading Point of Financial Instruments Pty Ltd. | ASIC (オーストラリア証券投資委員会) オーストラリア |
| Tradexfin Limited | FSA (セーシェル金融庁) セーシェル |
| FinTrade Limited | FSC (モーリシャス金融庁) モーリシャス共和国 |
このように、XMグループは地域ごとに複数の関連会社があります。
グループ全体のライセンス情報は運営体制を確認する材料になるでしょう。
ですが、日本向けXMトレーディングを利用する場合は、実際の契約先や利用規約を確認することが大切です。
【ポイント2】XMの実績に対する信頼性


XMの運営歴
2009年から日本でFX事業を展開してきたXM。
15年以上の運営実績があります。
日本語対応している海外業者の中でも長く運営されている実績は信頼性の証。
同時期にスタートした海外業者もある中で日本人ユーザーの口座開設数1位であることも安全性・信頼性を感じているからこそと言えるでしょう。
ゼロカットの適用実績
海外FXを選ぶ理由でもあるゼロカット制度。
相場の急変で残高がマイナスになってしまったときにゼロに戻してくれる仕組みです。
(追証/おいしょうなし)
このように、ユーザーにとって非常にありがたい制度ですが、日本のFX業者は金融庁が禁止しているため取り入れられません。
このことも海外FXを選ぶトレーダーが増えている要因と言えるでしょう。
なお日本で禁止されている理由は、金融庁がトレーダーに過剰なサービスを提供させないよう決めているため。
この点は法律を変えてでも対応してもらいたいですね。
ゼロカット制度そのものの信頼性
注意点として、ゼロカットに対応していると公言しているからそのFX業者の安全性が高いとも言い切れません。
ホームページで「ゼロカットあり」と明記していたにもかかわらず、ことが起こったときに追証してきた海外FX業者も存在します。
そんなことをされては、トレーダー側としては安全にお金を預けられません。
ゼロカット制度は導入していますよ、とホームページに記載するだけでなく、実行してきた実績面に対する信頼性も重要です。
これまでXMはゼロカットを適用してきた実績があります。
ただし、規約違反や不正利用が確認されると適用されないこともあるため注意しましょう。
【ポイント3】顧客資産の管理方式の安全性
XMは顧客資産が全額補償される信託保全ではありません。
ただし、会社の運営資産と顧客から預かった資産を完全に別口座で管理する分別管理方式です。
そのため、もしXM運営会社が破産しても顧客資産を補填に使われることはないでしょう。
また、XMにトラブルがあった場合に補償される保険にも加入済み。
安全性を確認する要素は複数あります。
【ポイント4】注文の処理方式の安全性
FX業者はユーザーの注文を受け取り金融市場に流してくれるブローカー(仲介人・業者)です。
そしてブローカーの処理方式は次の2パターンあります。
- DD方式(ディーディー方式)
- NDD方式(エヌディーディー方式)
XMは透明性の高いNDD方式を取り入れています。
それぞれについて簡単に解説していきます。
DD方式(ディーディー方式)
DD=Dealing Deskで、一般的に透明性の低い方式と言われています。
DD方式はトレーダーの注文をブローカーが一旦受け取ってから金融市場(銀行やLP/リクイディティプロバイダーがやりとりしている市場)に流す方式。
トレーダー注文が確定するまでの処理段階は次の4か所あります。
【トレーダー】
↓ 1か所目
【ブローカー】
↓ 2か所目
【金融市場】
↓ 3か所目
【ブローカー】
↓ 4か所目
【トレーダー】
そして、DD方式の場合、FXブローカー側で注文内容を操作される可能性は否定できません。
処理は1か所目だけなので約定が早くなるメリットもあるため、この2つを天秤にかけて利用することになるでしょう。
NDD方式(エヌディーディー方式)
NDD=No Dealing Deskで、DDではない方式。
FX業者(ブローカー)が、ユーザーの注文をそのまま金融市場に流す方式です。
NDD方式の注文処理はDD方式の4か所に対して2か所だけ発生します。
【トレーダー】
↓ 1か所目
【金融市場】
↓ 2か所目
【トレーダー】
ブローカーが間に入って処理を加えない分、NDD方式の方が注文から確定までの処理時間が短くなりそうに感じられますが、実際はDD方式のFX業者の方が早いこともあります。
どちらにも良い面があるため、処理の早さと透明性のバランスを考えて比較することになるでしょう。
【ポイント5】ゼロカット制度による安全性
FXの経験がない、または少ない方は、借金で破産するイメージを持たれているかもしれません。
実際にFXで破産してしまう方もいます。
ですが、それはゼロカットのないFX業者を使っている、もしくはトレード資金を借金して用意している場合です。
投資は余剰資金でやることが鉄則ですので、借金している時点で問題外。
また、ゼロカットは日本国内の業者では採用されていないため破産リスクはなくなりません。
XMであればゼロカット制度があるため、トレードで大きな損失を出してしまっても借金を請求されることはありません。



ただし、規約違反があれば適用されない可能性がありますし、トレード資金は失います。
【ポイント6】日本語サポートの信頼性
XMのサポートは日本語対応し、ライブチャット、メールサポート、電話サポート(予約制)の3つが用意されています。
即応性のあるライブチャットなら手軽に問い合わせられます。
手間のかかる質問ならメールサポートを利用しましょう。
評判から見るXMの安全性


XMのような海外サービスを利用する時の不安要素であるお金の扱い方。
ここでトラブルが起こるようでは、安全性・信頼性は下がってしまうでしょう。
そして、ユーザーにとって一番困るのは出金拒否です。
利用規約に則って普通にトレードしていればまず問題ありませんが、拒否されたという声も見かけます。
ただし、そういった投稿だけでは真の原因を判断できません。
実際には、本人名義の不一致、出金方法の優先順位、ボーナスの扱い、証拠金維持率、禁止取引、銀行情報の誤りなどが原因のケースもあります。
出金ルールの順守や規約違反行為をしないことが大切です。
XMを利用した詐欺に注意!
あなた自身がXM口座でトレードすること、パートナー制度を利用したアフィリエイト活動をすることで違法性を問われることはないでしょう。
(法的に問題あるやり方でなければ)
ただし、XMアフィリエイトの仕組みを利用した詐欺案件(マルチ/ねずみ講/MLM)は確認されていますし、消費者庁への相談もあります。
詐欺については金融庁のホームページでも警告されていますが、無登録で対面や電話などで特定個人を相手に口座開設などを勧誘する行為は違法です。
とはいえ、これらの勧誘行為が違法であることを知らない方が圧倒的に多く、自分自身でも知らずにやってしまっている場合もあることでしょう。
さらに、詐欺師や詐欺業者はお構いなしにセミナーなどを開いて堂々と勧誘しています。
詐欺師たちはアフィリエイトで稼ぐことが目的であるため、相手に口座開設させてトレードさえしてもらえれば報酬が発生します。
稼げなくても問題ないわけですね。
また、高額なFX自動売買ツール(EA)を売りつける詐欺業者も見かけます。
ロジックが組まれているため一応動きますし、運が良ければ稼いでくれます。
ですが、無料で配布されているツールのような簡単なロジックであることも多く、価格に見合わないものも…。
高額なEAやシグナル配信を勧められた場合は、価格だけでなく、利益保証の有無、運用実績の根拠、返金条件、販売者情報、リスク説明を確認しましょう。
いずれにしても、XMを装った偽サイトや、XMの名前を使った投資勧誘には注意が必要です。
利用する場合は、公式サイトのURLを確認し、「絶対儲かる」「元本保証」「自動で稼げる」といった謳い文句の勧誘には乗らないようにしましょう。
投資に絶対はありませんし、プロトレーダーでも負けなしでずっと勝ちつづけることは難しいです。
XMの安全性・信頼性に関するよくある質問


まとめ
XMトレーディングの安全性、信頼性について解説しました。
XMトレーディングは、Tradexfin LimitedとFintrade Limitedのライセンス情報が案内されている海外FX業者です。
ゼロカット、日本語サポート、長い運営歴など、安全性を確認する材料もあります。
ですが、XMは日本の金融庁には未登録です。
そのため、国内FX業者と同じ投資者保護は受けられない点には注意が必要です。
利用する場合は、金融ライセンス、出金方法、禁止事項、ゼロカットの条件、詐欺的な勧誘の有無を確認し、余剰資金の範囲で取引しましょう。








