副業にFXを選ぶ方が増えています。
そんなFX初心者の方たちが、トレードに慣れるための最初の一歩としておすすめなデモトレード。
「デモ」とあるだけに、自分の資金を使うことなくFXを体験・練習できる便利なサービスで、どのFX業者でも用意されています。
編集部ライターも利用中の海外FX業者で一番人気「XMトレーディング」でもデモトレード可能です。
そこで、XMデモ口座の開設手順や使い方、ログイン・残高リセット方法など基本情報を解説します。
デモトレードならリスクのない環境で安全に経験値を積み上げていけます。FX初心者の方はデモから始めてみましょう!最初から現金を使ったトレードはリスクが高いので要注意です。
リアル口座開設はこちらの記事で手順を紹介しています。
【最初に】そもそもデモトレードに意味はあるの?
まったくの初心者の方であれば意味があります。
取引ツールの使い方や相場の動き方、取引する銘柄の値動きの特徴、利用するFX業者の特性などを無償でチェックできますからね。
そういった基礎知識を身に着けるためには必須と言えるでしょう。
ただし、身銭を切らないことから、本番で必須となるメンタル面を鍛えることはできません。
とはいっても、大切な資金を使った実践トレードでの練習はおすすめできません。
ギャンブルとして楽しみたい方は別ですが、ほとんどはFX投資で稼ぎたいと思っているはず。
まずは、デモトレードで確実に勝てる手法(自分ルール)を確立するまでとことん練習することをおすすめします。
XMデモ口座の使い方ガイド
XMのデモ口座開設で必要なもの
- スマホ/タブレット/パソコン
- ネット環境
- メールアドレス
まず最初に、XMのデモ口座を開設するときに必要なものを準備しましょう。
といっても、このページにアクセスしている時点でパソコン・スマホ・タブレットとネット環境はあると思います。
それ以外は「メールアドレス」だけで開設できます。
メールアドレスを持っていない方はほぼいないと思いますが、まだ持っていない、もしくはXM専用にしたい方はGメールやヤフーメールなど無料サービスを利用して作っておきましょう。
初心者の方は最低限パソコンを準備することをおすすめします。スマホやタブレットではチャート分析が思うようにできません。またEAやコピートレードなど自動売買サービスも利用できません。メルカリなどに売っている1万円台のパソコンで大丈夫ですので、ぜひご購入ください。
では、デモトレードするまでの流れをパソコンとスマホ版それぞれで解説していきます。
【パソコン版】XMデモ口座でトレードを始めるまでの流れ
- XM公式サイトのアカウント登録ページにアクセス
- アカウント情報を登録する
- デモ口座の設定&開設
- 取引ツールをインストールする
- デモ口座にログインする
ステップにするとわずが5段階。
これだけでFXトレードを始められます。
次からステップごとに詳しく解説していきます。
XM公式サイトを開くと、緑色の「口座を開設する」ボタンがあります。
ここをクリック・タップしてください。
下のボタンからなら直接デモ口座の開設ページを開けます。
スマホなら公式ページからXM公式アプリをインストールし、アプリ内から開設することも可能です。
- アカウント情報の入力
- メール認証
- デモ口座の開設
- 居住国
- ブランド
- Eメール
- パスワード
- ニュースレター受信に同意にチェック
日本に住んでいる方は、居住国とブランドは最初から選択されているもののまま進めてください。
変更するメリットはありません。
日本以外で手続きしている方は居住国の欄で該当国を選んでください。
Eメールはスマホキャリアが提供しているキャリアメールは非推奨です。
持っていない方はGmailなどでアカウントを作成しておきましょう。
パスワードは、10~15文字など表示されたルールに則って作成します。
ニュースレター受信のチェックを入れる、入れないは、どちらでも構いません。
ですが、お得なボーナス情報もあるためチェックを入れておくことをおすすめします。
アカウント登録を済ませると、認証用メールが届きます。
本文内に記載されているボタンをクリックして認証を済ませましょう。
メール認証を済ませると、そのままXM会員ページへのログイン画面が開きます。
登録したアカウント情報でログインし、「デモ口座を開設する」ボタンをクリックしましょう。
- 取引ツール「メタトレーダー」のバージョン(MT5がおすすめ)
- 口座タイプ(スタンダードがおすすめ)
- 最大レバレッジ(1000倍がおすすめ)
- 通貨(日本在住者はJPYがおすすめ)
- 残高(好きな金額でOK)
FX初心者の方は、性能が高いMT5をおすすめします。
口座タイプはどれでも構いませんが、スタンダードがもっともバランスよく、リアル口座開設時にはボーナスも適用されるためおすすめです。
最大レバレッジは口座タイプにより違ってきますが、低くする意味もないため最大倍率を選んでおきましょう。
通貨はJPY/USD/EURの3種類あるため、あなたの住んでいる国に応じて最もメジャーな通貨を選んでおきましょう。
残高は1000~500万までの選択肢から好きな金額を選んでください。
5項目を選択したら、「続行する」ボタンを押してください。
開設時に選んだ取引プラットフォーム(MT5/MT4のどっちか)をインストールしていきます。
パソコン版は届いたメールに「取引プラットフォームの導入リンク」があるため押せばダウンロードページが開きます。
そこで選んだプラットフォームをダウンロードし、インストールを済ませてください。
公式サイトに直接アクセスする場合も、メニューに「取引プラットフォーム」があるため、そのページから自分の端末にあったものをダウンロードしましょう。
なお、インストール中、こんなウィンドウが表示されます。
上部に黄緑色で進捗状況を示すバーがでていて、下に「取引サービスに登録」というボタンがあります。
初めてだと「使うためにはこれで登録するのかな?」と勘違いすると思います。
ですが、これはXMアカウントの登録ページが開くだけ。
ここまで進めてきた方ならすでにアカウント登録済みなのでボタンを押す意味はありません。
上部に表示されている進行状況を示すバーが右端に到達するまで待ちましょう。
つづいてサーバー選択になるため、届いたメールに記載されているサーバー名「XMTrading-Demo 数字」を選びます。
取引ツールをインストールしたら早速起動しましょう。
パソコン版MT4を例に解説していくと、「ファイル」→「取引口座にログイン」の順で進めればIDとパスワード入力ウィンドウが出てきます。
ここで、先ほどメモしたログインIDとパスワード、サーバー名を選択すればデモ版にログインできます。
あとは好きな通貨ペアを表示させて売り買いするだけです。
架空のトレード資金で、まずは好きなように売買してみましょう!
【スマホアプリ版】XMデモ口座でトレードを始めるまでの流れ
ブラウザアプリでXM公式にアクセスして手続きする場合は、パソコン版と同じです。
パソコン版の開設手順をご参考下さい。
こちら⇒【パソコン版】XMデモ口座でトレードを始めるまでの流れ
ここではXM公式アプリ「XM(MT5のみ対応)」から開設する手順を紹介します。
MT4/MT5アプリでは新規開設できません。公式サイトで開設後にログインする流れになります。
- スマホ・タブレットでXMアプリをインストール
- XMアプリを起動し「口座を開設する」ボタンをタップ
- アカウント情報を登録する
- XMにログインしてデモ口座を開設
- XMアプリでデモ口座にログイン
モバイル端末で利用するときは、開設後にiPhoneかandroidアプリ版の取引ツールをインストールします。
では順番に手順を解説していきます。
iPhone/iPadならアップルストアで、アンドロイドスマホやタブレットはグーグルストアで「XM」と検索してください。
以下のようなアプリがヒットするはずです。
これをインストールしてください。
アプリを起動すると、緑色の「口座を開設する」ボタンが表示されています。
時間経過でバナー画像が切り替わっていきますが、どのバナーにも同じボタンがあります。
こちらをタップしてください。
全4ページにわたって、アカウント情報を入力・選択していきます。
- 住んでいる国名を選択
- ブランドを選択(そのままでOK)
- メールアドレスを入力
(レ点チェックは入れても入れなくてもOK) - パスワードを入力
- 登録ボタンをタップ
住んでいる国名を選択
いまあなたが住んでいる国名を選択してください。
日本在住者は最初から「Japan」が選ばれている状態ですので、そのまま「続行する」ボタンを押しましょう。
ブランドを選択
2択から選ぶようになっていますが、最初から表示されている「FSA」のまま進めればOKです。
メールドレスを入力
XMからのメールを受信できるメールアドレスを入力しましょう。
入力欄の下にあるニュースレター受信に同意にチェックは、チェックを入れても入れなくてもOKです。
好きな方を選びましょう。
XMでは定期的にキャンペーンを実施しているので、見逃したくない方は入れておくことをおすすめします。
パスワードを入力
パスワードは10~15文字で英数字と大文字/小文字/数字/特殊文字を含む必要があります。
このパスワードはあとで確認する方法がないためメモしておきましょう。
登録ボタンをタップ
入力が済んだら、「登録」ボタンをタップすれば開設完了メールが届きます。
アカウント情報の登録完了後、「XMTradingへようこそ」という件名で認証用メールが送られてきます。
メールを開いて「Eメールを確認する」ボタンをタップすれば認証完了です。
手順3のつづきでXM公式ページのログイン画面が開いているはず。
先ほど登録したメールアドレスとパスワードでログインして下さい。
デモとリアル口座の選択画面が表示されるため、「デモ口座を開設する」ボタンをタップしましょう。
つづいて、デモ口座の設定を決めていきます。
FX初心者の方なら、上から「MT5」「スタンダード」「1000倍」「JPY」「好きな金額」を選択することをおすすめします。
「続行する」ボタンを押して確定させたら開設完了です。
開設後に完了メールが届きます。
デモ口座番号とパスワード、サーバー名が記載されているので、XMアプリを起動してログイン画面で入力しましょう。
あとは売買したい通貨ペアを選んでトレードしましょう。
なお、デモ口座開設後はフリーのFX取引アプリ「MT5」でもログイン可能になります。
使いやすい方を選んでください。
XMデモ口座の残高リセット方法
XMサポート(メールかライブチャット)でリセットを依頼しましょう。
デモ用アカウントではXMマイページにログインできませんし、取引ツール側でもリセット操作はできません。
ほか、デモ版は5つまで開設できるため、新規で追加開設すれば初期残高にできます。
XMデモ口座のレバレッジ変更方法
リセットと同様にXMサポートに依頼することになります。
自分でレバレッジ設定を変更することはできません。
リアル口座なら、XMマイページにログインすることで変更可能です。
XMデモ口座の解約方法
サポートに解約するデモ口座の番号を伝えてください。
または、90日間放置すれば自動で解約されます。
とくに自主的に解約するメリットはありませんが、最大数の5つまで作ってしまった方はサポートに依頼しましょう。
XMデモ口座でトラブルが起きた時の対処法
スムーズにデモ口座を開設・ログインできなかった場合は以下のような原因が考えられます。
一度見直してみてください。
XMデモ口座を開設できない原因と対処法
- デモ版専用の開設ページから申請していない
- 5つの枠を使い切っている
- XM側がメンテナンス中
- 利用規約違反したことがある
デモ版専用の開設ページから申請していない
XM公式サイトを開くと、デモ用とリアル用のボタンがあります。
リアル版の方を選んでいませんか?
デモ用の開設ボタンから手続きを進めてください。
リアル版ではお金を入金しなければトレードできません。
間違っても特に問題ないため、できなかった方はもう一度デモ版のボタンから入り直して進めましょう。
5つの枠を使い切っている
XMではデモ口座を4つまで追加できるため、最大5つ開設できます。
すでに5つ作ってしまった場合はXMサポートに連絡して削除するかリセット依頼すれば残高を初期に戻せます。
もしくは何もせず90日間放置すれば勝手に解約されるため改めて申請しましょう。
XM側がメンテナンス中
運悪くXMのホームページやサーバー側がメンテナンス中になっているパターンもあります。
たいてい公式サイト上にお知らせが上がっているはず。
また登録したメールアドレス宛に案内が届いているはずです。
メンテナンスが終了するのを待ってからもう一度申請しましょう。
利用規約違反したことがある
これまでにリアル口座を使っていて、XMの利用規約違反をしたことはありませんか。
もし規約違反をしてアカウント凍結されているならデモ版も開設できないことがあります。
こうなってしまうとXM側で完全に拒否されて知るため違うFX業者を使うしかありません。
XMデモ口座にログインできない原因と対処法
- ID/パスワード/サーバー名が違っている
- MT4/MT5のバージョン違い
- 間違えてリアル口座を開設している
- すでに削除されている
- リアル口座が規約違反により凍結されている
ID/パスワード/サーバー名が違っている
デモ版開設後に登録メールアドレス宛にIDとパスワード、サーバー名情報が送られてきます。
そのログイン情報が異なる場合はログインできません。
コピーするときにミスしている、手入力したときに間違えている、サーバー名の選択ミスが考えられます。
ログイン情報を記載したメールが届いている以上デモ版の開設自体はできているためログインできないことはあり得ません。
どんなに注意を払って正確に入力してもログインできないなら別の原因を探りましょう。
MT4/MT5のバージョン違い
申請時に取引ツールを選択します。
MT4かMT5のどちらかを選んでいる以上、該当する取引ツールをXM公式かアプリストアでダウンロードしているはずです。
このとき、違うバージョンのアプリをインストールしていませんか?
申請時はMT4を選んでいたのにMT5版をインストールしていればログインできません。
逆も同様です。
バージョンの確認方法は取引ツールを起動→「ヘルプ」→「バージョン情報」内に書かれています。
MT4ならこのように記載されています。
「XMTrading MT4」「Version: 4.00」とありますね。
間違えてリアル口座を開設している
XM公式サイトの申請窓口はデモとリアル版で分かれています。
リアル版のボタンから申請ページに入って手続きを済ませたなら当然デモ口座は開設できていないためログインできません。
一旦リアル版は放置してデモ版ページから再申請しましょう。
すでに削除されている
デモ口座はログインせず90日間放置すると自動で解約されてしまいます。
この場合はもう一度最初から申請しましょう。
リアル口座が規約違反により凍結されている
リアル口座が凍結される理由はいろいろありますが、規約違反をしていると厳しい対応をとられます。
すでにブラックリストに載っているとデモ版すら使えなくなっている可能性も。
こうなってしまうとログインできませんし、今後も氏名などが変わらない限りXMのサービスすべてを使えないままかもしれません。
XM以外の海外FX業者で心機一転再スタートするしかないでしょう。
でも規約違反行為はどの業者もほとんど共通しています。
同じ過ちは絶対にしないように気を付けてくださいね。
FX初心者におすすめなXMデモ口座の使い方
- 取引ツール(MT4/MT5)の使い方を学ぶ
- 取引する通貨ペアの特徴を調べる
- 大きなロットで注文してロスカットを体験してみる
取引ツール(MT4/MT5)の使い方を学ぶ
自分のお金は一切使わず自由に取引できるデモトレード。
FX初心者が取引ツールの操作方法を学ぶのに最適です。
いろいろ設定をいじってみたり、注文のやり方、注文したポジションの清算方法、履歴の見方、チャート分析ツールの使い方などを確認しておきましょう。
また、スマホアプリ版ではパソコン版と操作方法が違ってきます。
それぞれのツールの基本的な使い方をチェックするために使っていきましょう。
取引する通貨ペアの特徴を調べる
XMでは40種類以上のFX通貨ペアやゴールド・シルバーなど貴金属銘柄、その他にも仮想通貨や株式指数などいろいろな商品を扱っています。
ほとんどの方はFXトレード目的だと思いますが、とりあえずお試しでいろいろな銘柄を売買してみてください。
各銘柄で値動きに特徴があり、変動が激しいもの、穏やかなもの、似たような動きをする通貨ペアなどさまざまです。
FXなら日本人に馴染みがある円(JPY)関連の通貨ペアからトレードし、そのあとで別の銘柄を見ていくと違いがわかりやすいでしょう。
トレーダーによって相性のいい銘柄、苦手な銘柄というものもあります。
最初は訳が分からないと思いますが、まずは複数の銘柄を売買してみてください。
大きなロットで注文してロスカットを体験してみる
デモだからこそ、普段できないギャンブルチックなトレードも実験できます。
最大500万円ある潤沢な資金を元手に、リスクを無視した高ロットで注文し溶ける様子を確認しておくのは非常にいい経験になると思います。
XMのロスカットされる瞬間を疑似体験しておきましょう。
ちなみに、ロスカットとは残高が一定水準に達するとXM側で強制的に決済する仕組みです。
この仕組みがあるため、通常なら残高がマイナス=借金になることはありません。
デモで基礎を学んだらリアル口座でのトレードをおすすめします
デモトレードの使い方の記事ではありますが、FX初心者だとしても最初から痛みを伴うリアル口座で始めるほうが将来に繋がる経験を積むことができます。
もちろん本気で稼ぐ気がある方が対象ですが、FXでは絶対に負ける時がきます。
デモトレードでどれだけ練習しても全勝することは不可能です。
ツールの使い方を学ぶだけであればありですが、損したとき・しそうなときにどう対応するのか?が稼ぐためには大事なポイント。
結局メンタルやマインド面の成長がなければFXで稼げるようにはなりません。
というわけで、たとえ少額でもリアル口座で始めるトレーダーの方が成長は早いでしょう。
リアル口座についてはこちらで解説しています。
XMデモ口座に関するQ&A
まとめ
XMのデモ口座の使い方を紹介しました。
無料で使えるため、FX初心者が注文の仕方・決済方法など基本的な部分を勉強するのに最適です。
また、自分なりのトレードスタイルや分析手法を検証するときに、安全に実施できます。
XMでは最大5つまでデモ口座を持てるため、取引ツール別や口座種類別などいろんなパターンで試してみてください。