海外FX「XM」では両建てトレード可能です。
ただし、禁止されているやり方もあります。
間違ってやってしまえば、最悪アカウント凍結されるリスクも…。
そこで、XMで禁止されている両建てトレードと問題ない両建てについて解説していきます。
\今ならここから登録で13000円ボーナスあり/
\元金不要で始められます/
【入力4分】XM公式
口座開設はこちら(無料)
【おすすめ選択肢】
ブランド名:FSA
口座タイプ:スタンダード
取引ツール:MT5
XMの両建てルールを徹底解説
両建てとは?
FXでは特定の通貨ペア(ドル円・ユーロドルなど)をトレードするとき売りと買い注文から選びます。
同じ通貨ペアの売りと買いを両方同時にポジションを持つことを両建てと言います。
両建てするときに、売りと買いで同じロット数を注文すれば、価格変動があっても増減する金額が同じになります。
そのため、FX業者に支払う手数料以外は利益(損失)が増えていくこともありません。
使いどころは難しいのですが、相場変動が読めず一時的に様子見したいときなどに活用できます。
XMで禁止されていない両建てトレード
XMでは両建ては禁止されていません。
ただし、1つの口座内でするときだけ認められています。
XMでは一人につき1アカウントまでしか持てませんが、1アカウント内で8つまで口座開設可能です。
そして、最大8つの中で同一の口座内ならOKとなっています。
同じ口座内で両建てすれば含み損益が相殺されます。
同じロット数であれば完全に均衡状態になるでしょう。
つづいて、XMで禁止されている両建て方法について解説していきます。
バレればペナルティもあるため、しっかり確認しておいてください。
XMで禁止されている両建て方法
XMの利用規約を読むと両建ては問題なくできます。
ただし条件があり、違う口座間では禁止されています。
XMトレーディングの利用規約内の禁止事項で両建てについて書かれていますが、全部英語表記になっているため厳しいかもしれません。
というわけで、興味ある方は「XMマイページにログイン」→「口座」→「法的文書」からチェックしてみてください。
なお、XM利用規約に書かれていた禁止されている両建てには次のものがあります。
- XM内の違う口座間
- 他人の口座との間
- 他社口座との間
XM内の違う口座間
XMでは1つの口座内でのみ許可されている両建てですが、2つ以上口座を持っているトレーダーが別々に売りと買いポジションを注文することは禁止されています。
片方がスタンダード、もう一方がXMゼロ口座のようにタイプを分けていてもNGです。
他人の口座との間
あなたと他人が協力して両建てする行為も禁止されています。
XMの1アカウント内ではありませんが、知人とタッグを組んで違う口座で売り・買いポジションをそれぞれが保有する行為もNGです。
他社口座との間
世界にFX業者は100社以上あります。
そして、XMだけでなく複数の業者で口座開設しているしているトレーダーも多いです。
そこで、XMと違うFX業者の口座間で両建てポジションを持つことも禁止されています。
金融業者は市場に出ているオーダーもわかるため、XM以外で両建てポジションを持ってもバレます。
これに関しては、あくまでXM側は禁止というだけで、禁止していないFX業者同士であれば問題ありません。
Exness(エクスネス)など制限のない海外FX業者もありますが、ペアとなる業者側でも規制されていれば結局できません。
要するに、2つ以上の違う口座で、1つは買いポジション、もう1つは売りポジションを注文してトレードする両建てをXMでは全般的に禁止しています。
では、なぜこのパターンは禁止されているのでしょうか?
XMが異なる口座間での両建てを禁止する理由
XMにはゼロカットというマイナス残高を帳消し(追証なし)にしてくれるサービスがあります。
日本のFX業者は金融庁の定める法律でこのサービスを提供できないため、海外FX業者ならではのメリットですね。
そして、アカウント登録時や入金時にボーナスも配布しています。
そこで、ボーナスを使い、ゼロカット制度を悪用して稼ごうとするトレーダーがいるためXMでは禁止としています。
ほかのボーナスがない海外FX業者では、違う口座間での両建てをOKとしているところもあるため、この2つが揃っていると大抵禁止されます。
ゼロカットを悪用した稼ぎ方
ゼロカットの悪用方法は次のとおりです。
- 2つの口座を用意し同じ金額を入れておく
- 為替が大きく動く窓開けや重要な経済指標発表を待つ
- 2のタイミング直前に片方の口座で持てるだけのロット数で「買い」注文する
- 3と同時にもう片方の口座でも同じロット数で「売り」注文する
- 2のタイミング後に相場が急変動する
- どちらかがロスカットされるが一方は損失以上に利益を獲得できる
注文はMT4など取引ツールで予約注文を入れておけば簡単にできます。
そして、相場急変動前にポジションを仕込んでおき、どちらかに大きく価格が動くことで稼げるわけです。
片方は途中でロスカットが適用されますが、たとえマイナス残高になってもゼロカットがあるため損失なしの状態です。
そして生き残っているもう片方は、ロスカットで失った金額以上になったときに頃合いを見て精算すれば利益を獲得できるます。
こんなトレード方法をやっていてもストレスになりそうですが、これで稼いだ方がいるのは事実です。
編集部ライターの知り合いも昔は両建てで稼いでたと言ってましたし、XMが禁止にするほど王道手法だったのでしょう。
(知人はできなくなってFXも引退しています)
かなり高い確率で稼げたことから、禁止になっているようです。
禁止事項を破れば当然ペナルティが待っています。
XMで禁止されている両建ては口座凍結される恐れあり
違う口座での両建てはXMが定める禁止事項に違反しているため、ペナルティとして口座凍結が待っています。
編集部や周囲のトレーダーに口座凍結された事例がないため具体的にはわかりませんが、禁止行為により凍結されれば復活は厳しいですね。
厳しいというか、おそらく復活は無理でしょう。
この場合、新規にXMでアカウントを開設し直すしかありません。
XMでは口座凍結より緩い休眠口座というパターンもあります。
こちらは残高が残っている状態で90日以上何もせず放置しておくと適用されるもの。
休眠状態からであれば復帰できますが、ペナルティによる口座凍結はあきらめたほうが良いです。
なお、違う口座間での両建ても可能な「Exness」のような海外FXもあります。
どうしてもやってみたい方はExnessを利用しましょう。
つづいて、XMで両建てするメリットとデメリットを紹介します。
XMで両建てトレードするメリット・デメリット
メリット
- 証拠金維持率が回復する
- 相場の急変動時でも穏やかな精神状態でいられる
- 相場をゆっくり観察できる
- ロスカット回避に使える
- ロイヤリティポイント(XMP)を貯めやすい
証拠金維持率が回復する
両建てすることで値動きによる損失の増加は減らせます。
(同じロット数で注文すれば増減しなくなる)
また、売りと買いポジションのロット数の違いに応じて証拠金維持率も回復します。
たとえば、1ロット売り注文し0.5ロット買い注文で両建てした場合、差の0.5ロット分で計算された証拠金維持率となるわけです。
相場の急変動時でも穏やかな精神状態でいられる
売りと買い同じロット数で両建てすればたとえフラッシュクラッシュのような急変動が起こっても現在の含み損益は変わりません。
損切りできず塩漬け中のポジションを持っているとき、スイング・ポジショントレード中のときなど一時的に両建てしておけばどちらに為替が動いても落ち着いていられます。
相場をゆっくり観察できる
完全に為替の値動きによる含み損益が固定されるため、あせらずどっしりと構えて相場を観察できます。
また、どうしてもチャートをみられない場合があれば、一時的に両建てしておくことで安心して放置することができます。
証拠金維持率がピンチでチャートから離れられないときにも使えます。
ロスカット回避に使える
証拠金維持率が1000%を切ったあたりで、そのトレードは黄色信号が灯りはじめます。
人によっては500%や300%で対処するという方もいますが、1000%を切るようなトレードは精神的にストレスを受けるためあまりおすすめしません。
そして、黄色信号が灯ったらそろそろロスカットが近づいた状態。
そして、そんな状態になっていることから、おそらく損切りできなかった可能性が高いでしょう。
でも、為替相場に強いトレンドが起こっているとそのまま逆行し続けることも多いです。
そういったピンチの状況で一旦両建てしておけば証拠金維持率を維持できるためロスカットを回避できるでしょう。
ただし、両建てを始めたらすぐ為替が戻ることもあります。
清算するタイミングはかなり難しいですね。
そこは自分なりにチャート分析してどのくらいまで上下するのか、を予測して判断するしかありません。
証拠金維持率が○○%以下になったら実行する、と自分ルールを決めておくのも有効ですが、それなら損切りルールを設定しておくことをおすすめします。
FXにおいては、損切りできるかできないか?は稼げるトレーダーになるために大事なポイントと言えるでしょう。
ロイヤリティポイント(XMP)を貯めやすい
XMの独自ポイント還元制度「ロイヤリティポイント(XMP)」では、注文したロット数に応じてXMポイントが受け取れます。
このXMポイントは両建て注文でも問題なくもらえるため、同じロット数で実施すれば2倍XMPが貯まります。
だからといって使いどころはあまりありませんが、値動きが一定の範囲内で上下するだけのレンジ相場なら最初から両建てでトレードする手法もありでしょう。
たとえば、為替相場に影響の強い指標発表が予定されていない時間帯や市場オープン・クローズから遠い時間帯などはレンジ相場になりやすいタイミング。
そこで売りと買い1ロットづつ両建てして程よいところでそれぞれを決済する、といった方法もできます。
デメリット
- 禁止事項に触れるとアカウント凍結される
- 経済指標発表時のトレードは危険
- 窓開け時のトレードは危険
- 解除するタイミングが難しい
- 証拠金が2倍必要
- スワップポイントはマイナスになる
- 実際の証拠金維持率がわからなくなる
禁止事項に触れるとアカウント凍結される
XM利用規約で禁止されている行為をすればあなたのXMアカウントは凍結されます。
上で紹介したように両建てであれば違う口座間で実施することですね。
とはいえ、人間なのでたまたま間違えて違う口座間でやってしまわないとも限りません。
そんなときはすぐ片方を決済しましょう。
また万全を期すならXMサポートに間違えて注文したことを伝えておきましょう。
故意でないとわかってもらえれば凍結されることはまずないはずです。
経済指標発表時のトレードは危険
XMでは相場に影響力のある経済指標発表時にトレードすることが禁止されているわけではありません。
また、そういった時間帯にトレードすることは危険ではありますが、稼ぐチャンスでもあります。
ただし、XMで経済指標発表時に高ロットトレードすることは禁止されています。
よってアカウント凍結されてしまう危険性がでてきます。
窓開け時のトレードは危険
上で紹介した経済指標発表時と同様に、窓開け時のトレードもアカウント凍結される危険性があります。
XMでは窓開け時のトレード自体が禁止されているわけではありませんが、このタイミングだけを狙った高ロットトレードは凍結されてしまうでしょう。
解除するタイミングが難しい
ピンチの時に両建てすると一旦落ち着けます。
ただし、持ってしまったポジションをいつ精算するのか?その解除タイミングが難しいんです。
逆行した相場が戻ってくれるなら早めに損切りしなければいけませんし、そのまま逆行し続けるならずっとキープしておかなければロスカットが早まります。
結局はチャートがどう動くのか予測できなければ良いタイミングで解除できません。
運要素が強くなってしまいます。
また、チャートから離れられなくなるでしょう。
かなりギャンブル要素の強いやり方です。
そもそも精度の高いチャート分析ができるのであればピンチになっていないはず。
予測したところでどうなるとも言えません。
ですが、まずは時間足が大きなチャートを分析し、流れを予測しましょう。
インジケータを使ったりいくつかトレンドラインを引き、複数が重なるポイントで解除するしかないでしょう。
証拠金が2倍必要
売りと買いで1ロットづつ注文する両建てをしたなら2ロット分の証拠金が必要です。
証拠金維持率は回復しますがポジションを多く持てばその分必要証拠金が増えるのは変わりません。
両方1ロットづつの条件で両建てした場合、取引ツール(MT4/MT5)上の必要証拠金数値も0と表示されるため、まだいけると勘違いしないように気を付けましょう。
スワップポイントはマイナスになる
両建て中は含み損益の上下も緩やかになりメンタル的に落ち着けます。
ただし、ポジションを保有中は毎日スワップポイントという金利が加算されていきます。
通貨ペアによってはこの金利がプラスの場合もあるため利益が増えることも。
でも、世の中そんな旨い話ばかりではありません。
売りと買いのどちらかは必ずマイナス金利になっていますし、XMへの手数料もあるためプラスよりマイナスの方が高くなっています。
要するに、売りと買いを同じロット数で保有していると必ずスワップポイントはマイナスになるわけですね。
あまり長期間ポジションを保有し続けると、スワップポイント分で含み損が増えていくことになるでしょう。
実際の証拠金維持率がわからなくなる
売りと買い注文が完全に同じロット数の場合、証拠金維持率が表示されなくなります。
その時点ではわからなくても問題ありませんが、いざポジションを精算したら、ロスカット寸前になっている可能性もありえます。
ピンチに両建てした場合はできるだけ早めに切り上げることをおすすめします。
このようにメリットもデメリットもある両建てですが、使いどころはどこにあるのでしょうか。
主なシチュエーションを紹介していきます。
FXトレードにおける両建ての使いどころは?
両建てを使うシチュエーション
- トレンド相場で様子見したいとき
- レンジ相場
- 含み益を確定させつつ相場を様子見したいとき
- ロスカットされそうなとき
トレンド相場で様子見したいとき
急激な上昇または下降の波が発生しているトレンド相場においては両建てして一旦様子見するのに使えます。
すでにポジションを持っている状態なら個人的に損切りをおすすめしますが、いずれまた反転する、と思えるなら両建てで凌ぎましょう。
もしものときの保険になります。
ただしトレンドだけを狙った違う口座での両建てトレードはXMの利用規約的に禁止されているためやらないでくださいね。
レンジ相場
レンジ相場とは値動きが一定の範囲内で上下している状態です。
価格が上下しても高確率で戻ってくるため、両建てでエントリーすれば稼ぐことができるでしょう。
たとえば、ドル円(USDJPY)で110~111円の間でレンジ相場を形成しているときに110.5円で両建て注文します。
片方が価格帯の天井か下限に近付いたら決済して利確、残ったポジションは注文した価格に戻ってきたらほどよいところで決済するだけです。
だけです、と簡単そうに言っていますが、レンジ相場がいつまで続くかは誰にもわかりませんのでご注意ください。
含み益を確定させつつ相場を様子見したいとき
すでに含み益がでているポジションを保有中なら、その位置で両建てポジションをとることで相場がどう動こうと利益を確定できます。
FXチャートの波の性質上、かならず上下しながら動くためその後もどちらかには動いていくでしょう。
しばらく待ち、両建てポジションあたりまで戻ってきてさらに伸びそうな雰囲気なら1方向を精算してさらに利益を狙っていくのもありです。
ロスカットされそうなとき
XMなら証拠金維持率20%以下になればロスカット(強制決済)されてしまいます。
こうなるとわずかな残高を残して全ポジション決済されることがほとんどです。
ここまでくると元の残高に戻すのはほぼ無理でしょう。
よってロスカット手前まで行きそうなシチュエーションにおいて両建てし、含み損の増加を止めます。
相場がそのまま逆行し続けてもしばらくはロスカットされません。
ただし結局は戻ってくれないと凌げないため運を天に任せることになります。
ひたすらメンタルを削りつつ「戻ってくれ!」と祈るしかないでしょう。
XMでの両建てに関するQ&A
- XMは両建てできる?
- どのXM口座タイプでも可能?
- ゴールド取引でも可能?
- CFD取引でも可能?
- 仮想通貨取引でも可能?
- XMでNGの両建てがバレる要因は?
- XMは両建てでもキャッシュバックをもらえる?
- XMはEAでも両建て可能?
- 両建てで稼げる?
Q1.XMは両建てできる?
できます。
ただし、同一口座内でのみ可能です。なお、窓開けや経済指標発表のタイミングなどに高ロットで実施することは禁止されています。
Q2.どのXM口座タイプでも可能?
可能です。
XMで選べるすべての口座タイプでできます。
Q3.ゴールド取引でも可能?
可能です。
ゴールド(金)取引でもできます。
Q4.CFD取引でも可能?
可能です。
FX(外国為替取引)以外の株式指数や貴金属、先物指数、コモディティ取引でも可能です。
Q5.仮想通貨取引でも可能?
可能です。
XMでは仮想通貨と法定通貨の取引もできますが、こちらも両建てトレード可能です。
Q6.XMでNGの両建てがバレる要因は?
正確な情報は不明ですが、業界で世界中の取引情報が共有されているようです。
XMアカウント内や、違うXMアカウント口座間での両建てトレードがすぐバレるのは、自社内のデータがあるためまだわかります。でも、他社のFX口座を使えばバレないのでは?と思う方も多いのではないでしょうか。それがなんとバレます。
なぜか?
それは世界共通の取引ツール(MT4やMT5など)を使っているから。FX業者は他社の分も含めこれら取引ツールの履歴をチェックできるんです。そのため、たとえ他社口座を使って両建てしていても、ロット数や注文時間、通貨ペアなどからバレてしまうんですね。ですので絶対に悪用はやめましょう!
もちろん奇跡的に似たようなタイミングで同じロット、同じ通貨ペアであなたの売り(買い)ポジションと世界のどこかのトレーダーの買い(売り)ポジションが被ることはありえます。その辺はさすがに関係性が薄いと判断されれば問題ないでしょう。でも、日本人同士だとチェックは入るかもしれませんね。
なお、トレード履歴は出金申請時にチェックされます。それまでバレないことが多いため、問題ないと勘違いしてやり続けないようにしましょう。
Q7.XMは両建てでもキャッシュバックをもらえる?
問題なくもらえます。
XM含め一部の海外FX業者はキャッシュバックサイトを経由して口座開設するとキャッシュバックがもらえる仕組みがあります。これらサイトからもらえるキャッシュバックは、あくまでトレード報酬の一部をくれるもの。よって両建てでもトレードさえすれば一定割合のキャッシュバックが発生します。ただし禁止されている手法をした場合、たとえキャッシュバックがもらえてもXM口座そのものが凍結されてしまえば意味がありません。
Q8.ロスカットを避けるために両建ては使える?
使えます。
上でも少し触れましたが、両建てを使うことでロスカットを回避することも可能です。もちろんその後価格が戻ってうまいタイミングでポジションを精算できればの話ですが…。XMでは証拠金維持率が20%を切るとロスカット(強制決済)されてしまいます。そのため、維持率に余裕がある段階で持っているポジションと同じロット数だけ逆方向の注文を入れると維持率は動かなくなります。利益・損益の増減幅が同じになるわけですからね。相場が落ち着くまでそのままにしておけば含み損は変わらず日々のスワップ分だけマイナスになっていくだけ。この状態ならすぐに溶けることはないでしょう。含み損を抱え込んでいるのは相場の急変動にハマった結果のはずですので、一時的に両建てして相場が落ち着くのを待つ手法としてはありでしょう。相場はいつか必ず戻るモノ。ただし、それが明日なのか1年後なのかはわかりませんが…。
Q9.XMはEAでも両建て可能?
可能です。
編集部でもXM口座でEA(FX自動売買ツール)を稼働させていたことがありますが、よく売りと買いを同時に注文しています。裁量やEAどうこうではなく、同じ口座内での両建てならどんなトレード方法でもOKです(システム不可が高すぎないものに限る)。ただし、窓開けや経済指標発表時の高ロットエントリーは避けましょう。
Q10.両建てで稼げる?
いまは厳しいです。
XMでは禁止されているんですが、ゼロカットを悪用する両建て手法は稼げていたようです。ですが、今はできないため簡単に稼ぐことはできないでしょう。できるとすれば、前述したレンジ相場での使用です。値動きが穏やかなことが多い日本時間の平日10時~14時くらいで両建てポジションを取り、程よいところで両方のポジションを精算するくらいでしょう。ただし、単にこの時間帯にやればいいわけではありませんし、過去検証してどの通貨ペアでどの曜日の勝率が高いのか?など検証は必須です。結局、簡単に稼げる必勝法はないでしょう。
Q12.XMのボーナスで両建てできる?
できます。
XMでもらえるボーナス(クレジット)でも可能です。
まとめ
XMトレーディングの両建てトレードについて解説しました。
禁止はされていませんが、同一口座内だけと限定的です。
また、相場変動が大きいタイミングでの高ロットトレードも禁止されています。
そして、ゼロカットを悪用できる使い方も禁止されています。
とはいえ、ロスカット回避にも使える有効な手法の1つです。
ピンチの時は活用しましょう。
ただし、編集部としてはピンチになる前の損切りをおすすめします。