XMではビットコインなど仮想通貨CFDのトレードに対応しています。
2019年10月に一時停止となりましたが、2022年から再開され現在の環境が整いました。
そこで、取引できる仮想通貨銘柄や取引時間、レバレッジ、スプレッド、スワップ情報を徹底解説!
また、XM口座への入金に使えるのか?についてもまとめました。
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XMの仮想通貨への対応状況
まずは、XMの仮想通貨対応状況について解説していきます。
仮想通貨CFDのトレード | ○ |
---|---|
仮想通貨の現物トレード | × |
仮想通貨を資金として使うFXトレード | × |
仮想通貨でXM口座への入出金 | × |
【○】仮想通貨CFDのトレード
XMでは現在、仮想通貨CFD取引が可能です。
CFD(Contract For Difference)とは「差金決済取引」のこと。これは価格変動で利益を得る投資方法でFXも含まれます。FXの場合はUSDJPY(米ドル/日本円)などの通貨ペアが対象ですね。そしてこのCFD取引には金や銀のような貴金属、原油・天然ガスといった商品先物のほかに仮想通貨を対象にしたものもあります。一般的に「CFD」と呼ぶときはFX通貨ペア以外を指すことが多いです。
この記事の冒頭で触れているように、仮想通貨の市場の状況によって取扱停止になっていた時期もありますが、現在は復活しトレード可能となっています。
【×】仮想通貨の現物トレード
CFD形式のため、BTC現物のトレードには対応していません。
たとえばビットコイン(BTC)と日本円(JPY)・米ドル(USD)といった法定通貨のあいだで直接売買ができるわけではありません。
そういった仮想通貨売買によるキャピタルゲイン狙いで投資したい方は、仮想通貨取引所でやりましょう。
日本であれば「GMOコイン」「コインチェック」「ビットフライヤー」などが有名です。
海外の取引所なら規模世界一の「バイナンス」や売買環境が良い「bybit(バイビット)」が日本でもよく利用されています。
XMトレーディングでは、仮想通貨そのものの売買サービスは提供されていませんのでご注意ください。
【×】仮想通貨を資金として使うFXトレード
XM口座にビットコインなど仮想通貨を入金し、それを元手にFXトレードすることはできません。
あくまでもXM口座で対応しているのは「日本円(JPY)」「USD(アメリカドル)」「ユーロ(EUR)」の3通貨のみです。
【×】仮想通貨での入出金
上の項目で触れましたが、XM口座への入金は法定通貨のみ対応しています。
(米ドル、ユーロ、日本円や現地通貨のみ)
ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨での入金・出金はできません。
XMアカウント側で仮想通貨ウォレット機能も備わっていないため、コインを送金すること自体不可能な状況です。
なお、XMで対応している決済手段の1つ「STICPAY(スティックペイ)」であれば、決済サービス側で仮想通貨入出金に対応しています。
ですが、結局は法定通貨に両替してXM口座へ入金処理されることになるでしょう。
とはいえ、柔軟な対応をしてくれるXMのことです。
この先仮想通貨がより身近な決済方法になれば、対応してくれる可能性は十分あると思います。
ほかの海外FX業者には仮想通貨取引所機能にも対応し恵いるところが登場してきました。
海外でもビットコインATMの設置台数が増え続けていますし、エルサルバドルのようにビットコインを法定通貨にしてしまう国も登場しています。
日本ではまだビックカメラで使える程度ですが、今後の展開しだいでは広がりを見せていくことでしょう。
このように世界中で仮想通貨決済の利便性が上がっていけば入金できるようになるかもしれませんね。
以上のことから、XMでは仮想通貨のCFD取引なら可能です。
そこで、仮想通貨CFDの取引方法を解説していきます。
XMの仮想通貨CFD取引のやり方
2022年から新形態での仮想通貨CFD取引に刷新されました。
過去の取引形態にも触れつつ紹介していきます。
仮想通貨CFDに対応する口座タイプ
- スタンダード(1ロット=10万通貨単位)
- マイクロ(1ロット=1000通貨単位)
- 極/KIWAMI(1ロット=10万通貨単位)
XMには4つの口座タイプがありますが、超短期売買手法のスキャルピングトレードで使うゼロ口座だけは仮想通貨CFDに対応していません。
スタンダード、マイクロ、極(KIWAMI)の3種類から選びましょう。
おすすめはスプレッドが狭い(手数料が安い)極口座ですが、ボーナスが付きません。
ボーナスが欲しい方はスタンダード口座をおすすめします。
それぞれの特徴については、詳細をまとめている別記事をご覧ください。
XMで扱う仮想通貨銘柄一覧とMT4/MT5対応状況
ここでは銘柄別に、スタンダード/マイクロ口座と極口座のスプレッド、スワップ、取引可能なプラットフォームを一覧にしました。
シンボル(※) (コイン名称) |
スタンダード/ マイクロ口座 最小スプレッド (pips) |
極口座 最小スプレッド (pips) |
スワップ | 対応 プラットフォーム |
---|---|---|---|---|
1INCHUSD | 0.005 | 0.004 | 0 | MT5 |
AAVEUSD アーベ |
2.45 | 1.5 | 0 | MT4/MT5 |
ADAUSD エイダコイン (カルダノ) |
0.0019 | 0.00095 | 0 | MT4/MT5 |
ALGOUSD アルゴランド |
0.0047 | 0.00349 | 0 | MT4/MT5 |
APEUSD | 0.09 | 0.055 | 0 | MT5 |
APTUSD | 0.27 | 0.165 | 0 | MT5 |
ARBUSD | 0.0464 | 0.029 | 0 | MT5 |
ATOMUSD | 0.135 | 0.07 | 0 | MT5 |
AVAXUSD アバランチ |
0.15 | 0.1 | 0 | MT4/MT5 |
AXSUSD アクシーインフィニティ |
0.22 | 0.14 | 0 | MT4/MT5 |
BATUSD ベーシックアテンショントークン |
0.00739 | 0.00397 | 0 | MT4/MT5 |
BCHUSD ビットコインキャシュ |
1.73 | 1.04 | 0 | MT4/MT5 |
BTCEUR ビットコイン |
51 | 37.5 | 0 | MT4/MT5 |
BTCGBP ビットコイン |
210 | 170 | 0 | MT4/MT5 |
BTCUSD ビットコイン |
35.5 | 26.5 | 0 | MT4/MT5 |
BTGUSD | 0.0238 | 0.0159 | 0 | MT5 |
CHZUSD | 0.0029 | 0.0018 | 0 | MT5 |
COMPUSD コンパウンド |
1.2 | 0.78 | 0 | MT4/MT5 |
CRVUSD | 0.028 | 0.017 | 0 | MT5 |
DASHUSD ダッシュ |
0.45 | 0.25 | 0 | MT5 |
DOGEUSD ドージコイン |
0.00063 | 0.00047 | 0 | MT5 |
DOTUSD | 0.05 | 0.025 | 0 | MT5 |
EGLDUSD | 1.3 | 0.8 | 0 | MT5 |
ENJUSD エンジンコイン |
0.00251 | 0.00152 | 0 | MT4/MT5 |
EOSUSD | 0.011 | 0.008 | 0 | MT5 |
ETCUSD イーサリアム |
0.12 | 0.05 | 0 | MT5 |
ETHBTC イーサリアム |
0.00021 | 0.00015 | 0 | MT5 |
ETHEUR イーサリアム |
6.5 | 3.75 | 0 | MT4/MT5 |
ETHGBP イーサリアム |
12.75 | 10.5 | 0 | MT4/MT5 |
ETHUSD イーサリアム |
2.75 | 1.75 | 0 | MT4/MT5 |
FETUSD フェッチエーアイ |
0.0042 | 0.002 | 0 | MT4/MT5 |
FILUSD | 0.037 | 0.022 | 0 | MT5 |
FLOWUSD | 0.021 | 0.013 | 0 | MT5 |
GRTUSD グラフ |
0.003 | 0.002 | 0 | MT4/MT5 |
ICPUSD | 0.165 | 0.101 | 0 | MT5 |
IMXUSD | 0.028 | 0.018 | 0 | MT5 |
LDOUSD | 0.075 | 0.047 | 0 | MT5 |
LINKUSD リンク |
0.1 | 0.05 | 0 | MT4/MT5 |
LRCUSD | 0.0088 | 0.0055 | 0 | MT5 |
LTCUSD ライトコイン |
1.37 | 0.94 | 0 | MT4/MT5 |
MANAUSD | 0.0036 | 0.0021 | 0 | MT5 |
MATICUSD ポリゴン |
0.0055 | 0.00235 | 0 | MT4/MT5 |
NEARUSD | 0.055 | 0.035 | 0 | MT5 |
OPUSD | 0.049 | 0.031 | 0 | MT5 |
SANDUSD | 0.0161 | 0.01 | 0 | MT5 |
SHIBUSD | 0.00011 | 0.00008 | 0 | MT5 |
SNXUSD シンセティクス |
0.05 | 0.03 | 0 | MT4/MT5 |
SOLUSD ソラナ |
0.1 | 0.06 | 0 | MT4/MT5 |
STORJUSD ストージ |
0.011 | 0.0065 | 0 | MT4/MT5 |
STXUSD | 0.027 | 0.0166 | 0 | MT5 |
SUSHIUSD スシスワップ |
0.017 | 0.013 | 0 | MT4/MT5 |
UMAUSD ユニバーサルマーケットアクセス |
0.07 | 0.04 | 0 | MT4/MT5 |
UNIUSD ユニスワップ |
0.07 | 0.05 | 0 | MT4/MT5 |
XLMUSD ステラルーメン |
0.0013 | 0.001 | 0 | MT4/MT5 |
XRPUSD リップル |
0.003 | 0.0013 | 0 | MT4/MT5 |
XTZUSD | 0.008 | 0.004 | 0 | MT5 |
ZECUSD | 0.42 | 0.15 | 0 | MT5 |
ZRXUSD ゼロエックス |
0.008 | 0.005 | 0 | MT4/MT5 |
※極/KIWAMI口座はシンボルの最後尾に#が付きます(例:BTCUSD#)
ビットコインやイーサリアムなら知っている方も多いと思いますが、全然知らない仮想通貨も数多くあると思います。
日本の取引所で扱っていない、知名度が高くないコインもありますね。
あまりニッチなものは、今後CFD銘柄一覧からなくなる可能性もありそうです。
また、取引量がある程度ないとフラッシュクラッシュという極端な値動きが起こる可能性も高くなります。
仮想通貨トレードするなら、ビットコインやイーサリアム、リップルなど比較的安定して取引されているメジャーなコインがおすすめです。
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
ビットコインとそれ以外の主要なアルトコイン(ビットコイン以外のコインのこと)4種のみに対応していました。
仮想通貨対応している既存サービスも、だいたいこの5種類に対応していることが多いです。
ちなみに以前のXMトレーディングでも仮想通貨FXと呼んでいました。
(仮想通貨CFDと同じ)
通常のFXトレードとはレバレッジなど多少異なっていましたが、まだ相場も安定していなかったためリスクもありました。
XMの仮想通貨CFDの段階的証拠金率について
XMの仮想通貨CFD取引では、FXやそのほかのCFD取引と違い、注文したロット数に応じて以下の表のように証拠金率が段階的に変動します。
ロット数 | 段階式証拠金率 | 最大レバレッジ |
---|---|---|
0~40 | 0.2% | 500倍 |
40~120 | 0.4% | 250倍 |
120~200 | 2% | 50倍 |
201~ | 100% | 1倍 |
そして、銘柄ごとの取引可能なロット数と段階的証拠金率は以下の表のとおりです。
シンボル(※) | 1ポジション 取引サイズ |
段階式 証拠金率 |
---|---|---|
1INCHUSD | 0.01~100 | 2% |
AAVEUSD | 0.01~1000 | 2% |
ADAUSD | 0.01~3000 | 2% |
ALGOUSD | 0.01~3000 | 2% |
APEUSD | 0.01~100 | 2% |
APTUSD | 0.01~500 | 2% |
ARBUSD | 0.01~500 | 2% |
ATOMUSD | 0.01~500 | 2% |
AVAXUSD | 0.01~7000 | 2% |
AXSUSD | 0.01~1000 | 2% |
BATUSD | 0.01~3000 | 2% |
BCHUSD | 0.01~460 | 0.40% |
BTCEUR | 0.01~30 | 0.40% |
BTCGBP | 0.01~30 | 0.40% |
BTCUSD | 0.01~80 | 0.20% |
BTGUSD | 0.01~22 | 0.20% |
CHZUSD | 0.01~500 | 2% |
COMPUSD | 0.01~1600 | 2% |
CRVUSD | 0.01~500 | 2% |
DASHUSD | 0.01~100 | 2% |
DOGEUSD | 0.01~500 | 2% |
DOTUSD | 0.01~800 | 2% |
EGLDUSD | 0.01~100 | 2% |
ENJUSD | 0.01~1600 | 2% |
EOSUSD | 0.01~500 | 2% |
ETCUSD | 0.01~200 | 2% |
ETHBTC | 0.01~43 | 0.20% |
ETHEUR | 0.01~400 | 0.40% |
ETHGBP | 0.01~400 | 0.40% |
ETHUSD | 0.01~1180 | 0.20% |
FETUSD | 0.01~1600 | 2% |
FILUSD | 0.01~100 | 2% |
FLOWUSD | 0.01~500 | 2% |
GRTUSD | 0.01~7000 | 2% |
ICPUSD | 0.01~100 | 2% |
IMXUSD | 0.01~500 | 2% |
LDOUSD | 0.01~200 | 2% |
LINKUSD | 0.01~1000 | 2% |
LRCUSD | 0.01~200 | 2% |
LTCUSD | 0.01~720 | 0.40% |
MANAUSD | 0.01~100 | 2% |
MATICUSD | 0.01~1000 | 2% |
NEARUSD | 0.01~200 | 2% |
OPUSD | 0.01~200 | 2% |
SANDUSD | 0.01~800 | 2% |
SHIBUSD | 0.01~500 | 2% |
SNXUSD | 0.01~400 | 2% |
SOLUSD | 0.01~3000 | 2% |
STORJUSD | 0.01~3000 | 2% |
STXUSD | 0.01~500 | 2% |
SUSHIUSD | 0.01~1000 | 2% |
UMAUSD | 0.01~400 | 2% |
UNIUSD | 0.01~1000 | 2% |
XLMUSD | 0.01~7000 | 2% |
XRPUSD | 0.01~1600 | 0.40% |
XTZUSD | 0.01~500 | 2% |
ZECUSD | 0.01~100 | 2% |
ZRXUSD | 0.01~3000 | 0.02 |
※極/KIWAMI口座は最後尾に#が付きます
最もメジャーなBTCUSD(ビットコイン/米ドル)のペアを見てみると、1ポジションを0.01~80ロットの範囲内で注文可能で、段階的証拠金率は0.2%となっています。
【参考例】BTCUSDを60ロット注文したとき(1BTC=30000ドル計算)
40ロット分は段階的証拠金率0.2%で計算し、残りの20ロットは段階的証拠金率0.4%で必要証拠金が計算されます。
- 40ロット分の必要証拠金=40ロット×30000ドル×0.2%=2400ドル
- 20ロット分の必要証拠金=20ロット×30000ドル×0.4%=4800ドル
このケースの必要証拠金は合計7200ドルとなります。
このように、上2種類の表に基づいて計算してください。
つづいて、現行での仮想通貨CFD取引の基本情報を紹介していきます。
XMの仮想通貨CFDの取引条件
設定可能なレバレッジ | 1~500倍まで |
---|---|
取引時間 | 24時間365日 (早朝のサーバーメンテンナンス中は不可) |
スプレッド | 通貨ペアによる ⇒一覧表参照 |
取引手数料 | なし |
スワップ | なし |
ペアになる法定通貨 | USD/EUR/GBP |
ロスカット | 証拠金維持率20% |
ゼロカット | 対応 |
XMポイントの付与 | 対象外 |
最大レバレッジはFXトレードより低く500倍まで。
仮想通貨とJPYの通貨ペアはありません。
ただし、FXのように平日のみではなくいつでも24時間取引可能なのは大きな特徴です。
それぞれの項目について、さらに詳しく解説していきます。
設定可能なレバレッジ
FXトレードでは最大1000倍のハイレバレッジで取引できます。
ですが、仮想通貨CFDは最大500倍に抑えられています。
これは、FXの為替相場ほど安定性がないため、顧客資産を守るため、またXMの経営を安定化されるために低く設定してあるのでしょう。
とはいえ、500倍でも十分ハイレバレッジと言えます。
レバレッジをかけて売買できる仮想通貨取引所でも最大100倍程度であることが多いため、XMのほうがより少ない資金で取り組めます。
過去の仮想通貨取引環境との違い
仮想通貨FX取引の最大レバレッジは5倍でした。
XMでFXトレードするときの最大レバレッジが当時は最大888倍だったため比較するとかなりの差です。
ですが、ゼロカットで借金リスクなしにトレードできる環境は一緒。
あまりおすすめではありませんでしたが、レバレッジをかけて仮想通貨トレードできる点は魅力でした。
取引時間
取引時間の柔軟さは仮想通貨CFDのメリットです。
仮想通貨取引所での売買も土日に関係なくトレード可能ですが、XMのCFD取引も同じ環境です。
24時間365日いつでも売買できるのはFXにはない強みといえます。
副業として取り組むときも、週末の土日休みにトレードできるのは有利と言えるでしょう。
過去の仮想通貨取引環境との違い
あくまでも仮想通貨FXであり、取引時間はFX銘柄などと一緒で平日のみの土日休みでした。
仮想通貨取引所なら土日を含めいつでも取引可能ですが、当時のXMでの仮想通貨トレードは少し変わった形態でした。
平日働くサマリーマンが休日に投資活動する、といったやり方はできなかったわけですね。
スプレッド
XMでの仮想通貨CFD銘柄はFX銘柄よりスプレッドが広めです。
スプレッドがとくに広いものだと100pips以上ものも見られます。
コインの中でもメインとなるビットコインの最低スプレッドを例に挙げると、記事投稿時点ではこうなっていました。
- BTCEUR=60pips
- BTCGBP=120pips
- BTCUSD=39pips
FX銘柄の多くが1~3pips程度なのに比べると、かなりスプレッドは広くなっています。
スプレッドの狭いコインは0.01未満の場合もあるため、通貨ペアの選び方はかなり重要です。
取引手数料
XMでトレードするときの手数料は、上で触れたスプレッドのほかに取引ロット数1ロット毎に発生する手数料もあります。
ただし、この仕組みがあるのはゼロ口座のみ。
仮想通貨CFD取引には対応していないため、1ロットごとの取引手数料がかかることはありません。
スワップ
スワップ金利はどの銘柄も0になっています。
プラスもありませんが、マイナスにならないのはありがたいですね。
過去の仮想通貨FXとの違い
以前のXMの仮想通貨FXで対応していた5種類のコインは、売り注文時10ドル、買い注文時に至っては25ドルほどもスワップ金利が発生していました。
とくに買い注文時に日本円で2500円以上もマイナスがあっては稼ぎにくくなること間違いなし。
スプレッドも広くスワップポイントも高くては、トレードする旨味は少なくなってしまいますね。
そんな当時に比べると、現在の環境はかなり改善されています。
ペアになる法定通貨
ビットコインやイーサリアムなどのペアになる法定通貨は次の3種類です。
- USD(米ドル)
- EUR(ユーロ)
- GBP(英ポンド)
日本人ならJPY(日本円)がもっともなじみ深く情報も多いため有利なのですが、仮想通貨CFDでは非対応です。
別の海外FX業者にはBTCJPYなどの銘柄にも対応しているところもあるため、XMもぜひ対応してもらいたいですね。
ロスカット
XMのFXトレード時と同じく証拠金維持率20%以下になるとロスカットという強制決済が実行されます。
仮想通貨CFDトレードができるほかの業者より低く設定されているため、ピンチになったときに凌げる可能性は高くなります。
といっても、証拠金維持率100%を切っている時点でほぼ摘み状態ですが…。
どうせ強制決済されてしまうなら最後まで見届けたいもの。
わずかな希望が持てる分だけロスカット水準が低いのはメリットありと言えます。
ゼロカット
こちらもFXトレードと同じく適用されます。
ロスカットが追い付かないほどの相場変動があったとき、残高がマイナスになることもあります。こうなるとマイナス分が借金扱いとなり支払い請求がやってきます(これを追証/おいしょうという)。このマイナス残高分を0円にしてくれる=借金リスクをなくしてくれる仕組みをゼロカットと言います。
国内FX業者はゼロカット制度がないため、XMを選ぶメリットの1つですね。
XMポイントの付与
XMにはロイヤルティプログラムというポイント還元制度があります。
そして、1ロット(10万通貨)トレードするごとにXMポイントがもらえます。
ですが、仮想通貨CFD取引ではロイヤルティプログラムは適用されません。
デメリットゼロのお得な制度ですので、今後ぜひ対応してもらいたいですね。
XMでおすすめの仮想通貨銘柄は?
取引量が多いビットコインやイーサリアム関連の銘柄をおすすめします。
取引量が少ない銘柄は、ちょっとした大口注文が入ると相場に大きく影響するため、予想外の大負けをひいてしまう可能性が高くなります。
ほとんどのFX業者で扱っているBTCUSDを中心に、まずはメジャーなコインと法定通貨のペアを狙っていきましょう。
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XMでの仮想通貨・ビットコイン取引のやり方
- スタンダードかマイクロ口座を開設する
- 利用する端末に取引ツールをインストールする
- 注文したい通貨ペアのチャートを表示する
- ロットを指定して注文する
- 好きなタイミングで精算する
基本的にFX銘柄のトレードと一緒です。
【手順1】スタンダード/マイクロ/極口座を開設する
口座開設がまだの方は先に済ませておきましょう。
【手順2】利用する端末に取引ツールをインストールする
パソコン版ツールはXM公式サイトのプラットフォームページから、アプリ版はアップルやグーグルストアからインストールしましょう。
MT4とMT5版がありますが、口座開設がまだの方には性能が上のMT5をおすすめします。
【手順3】注文したい通貨ペアのチャートを表示する
仮想通貨銘柄は初期状態では銘柄一覧ページに表示されていません。
表示設定することになります。
パソコン版ツールでは、メニューの「表示」→「通貨ペアリスト」→「Cryptos」内で目的の銘柄を表示するよう切り替えましょう。
アプリ版では、「気配値」→右上の「+」をタップ→「Cryptos」をタップ→目的の銘柄の「+」をタップすればOKです。
【手順4】ロットを指定して注文する
ビットコインなど仮想通貨のチャートを表示させたら、あとは注文画面でロット数を指定してボタンを押すだけです。
【手順5】好きなタイミングで精算する
最後は自分の判断で精算しましょう。
パソコン版MT4/MT5の場合は、ターミナルエリアに保有ポジションが一覧表示されています。
清算したいポジションの右端にある「×」マークをクリックすれば精算できます。
以前まではMT5しかトレードできませんでしたが、現在はMT4でも売買可能になりました。
仮想通貨CFD取引ができないときの対処法
- チャートを表示できていない
- サーバーメンテナンス中
- 通信障害によるもの
- XMがサービス停止している
チャートを表示できていない
仮想通貨銘柄のチャートは、MT4/MT5をインストールした初期は非表示になっています。
まずは銘柄を表示設定しましょう。
サーバーメンテナンス中
XMではアメリカのニューヨーク市場がクローズしてオーストラリアなどのオセアニア市場がオープンする早朝の数分間、メンテナンスを実施しています。
その時間帯は取引できません。
また、何かトラブルが起こり、XM側でメンテナンスを実施しているときも取引できません。
突発的なものは公式サイトやメールでお知らせ案内がくるため確認しておきましょう。
通信障害によるもの
利用しているネット回線や端末トラブルによって取引できないパターンもあります。
契約している回線業者のお知らせを確認したり、ルーターや端末にトラブルがないか、モバイル回線なら契約容量オーバーで速度制限になっていないか、などをチェックしてみてください。
XMがサービス停止している
一時期、XMでは仮想通貨トレードができなくなっていたことがあります。
価格が下がり取引量が減ったことも関係していると思われます。
現在は問題なく取引できますが、ビットコインなど仮想通貨価格が急落して勢いがなくなれば急遽サービス停止する可能性はゼロではないでしょう。
なお、ポジションを保有している、していないに関わらず、必ず連絡が届きますので必要以上に心配する必要はありません。
詳しくは後述している該当欄をご覧ください。
XM口座へ仮想通貨で入金/出金は可能?
現在ビットコイン・イーサリアムなど仮想通貨での入金と出金には対応していません。
入金に使える決済手段は以下のとおりです。
この中で、海外のオンライン決済サービス「STICPAY(スティックペイ)」「BXONE(ビーエックスワン)」は仮想通貨も扱っています。
ですが、XM口座側が仮想通貨ウォレットに対応していないため入金することはできません。
将来的はわかりませんが、いまのところ対応する様子も見られないため、XM口座への入金は「日本円」「米ドル」「ユーロ」の法定通貨のみとなります。
なお、日本在住者であればほぼ日本円で入金することになるため、口座開設時の通貨選択は「JPY」が最適です。
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過去XMで仮想通貨FXが停止になった理由は?
今後も停止になる可能性がゼロではないため、過去の要因を確認しておきましょう。
- 仮想通貨そのものが停滞ぎみだった
- XMでトレードしてもあまりうま味がなかった
- 使い勝手の悪さ
- 価格が安定していなかった
このような理由が考えられます。
XMが仮想通貨取引を停止した2019年は、現在のような勢いもなく停滞していた時期。
XM運営側も、運営コストとリターンから考えて継続する旨味が少ないと判断したんでしょう。
また、トレーダー側としても通常のFXトレードよりレバレッジも低くスプレッドも広いため評判は良くなかったようです。
そして仮想通貨自体の使いにくさも理由の1つ。
いまほど決済手段に採用しているサービスもなく、さらに価格変動が激しいため1時間後には大きく価値が変わってしまうことも。
非常に使いにくい通貨だったため停止の判断になったのでしょう。
仮想通貨/ビットコイン取引に関するQ&A
- 仮想通貨は安全に取引できる?
- 暴落によるリスクはある?
- 仮想通貨のコイン現物は買える?
- 土日でもトレードできる?
- スプレッドは広い?
- 仮想通貨CFDで稼いだ利益への税金は?
Q1.仮想通貨は安全に取引できる?
FX通貨ペアなどに比べてボラリティが高いため、リスクは高くなります。
なお、現物を売買するわけではないため、突然価値がゼロ円になっても資産がゼロにはなりません。保有ポジションがロスカットされトレード資金が減るだけです。なお、そのような信頼性の低い仮想通貨は、銘柄に含まれていないでしょう。それでも不安な方は、長期保有せずデイトレードなど短いスパンで売買するトレードスタイルをおすすめします。
Q2.暴落によるリスクはある?
ゼロではありません。
ただし、XMではより信頼性の高い銘柄を取り入れています。また、万が一価値がゼロになっても国内業者のように追証がないため借金になることはありません。最悪でもXM口座に預け入れているトレード資金がなくなるだけです。
Q3.仮想通貨のコイン現物は買える?
現物の売買はできません。
CFD(差金決済)方式のため、2つの通貨の価格差によるトレードで稼げる仕組みになっています。資産として保有したい方は取引所で売買しましょう。
Q4.土日でもトレードできる?
土日もトレードできます。
仮想通貨CFD取引は、24時間・365日いつでも売買可能です。XM側のメンテナンス以外は年末年始など世界中が休日の日でも取引できます。
Q5.スプレッドは広い?
銘柄によります。
詳しくは銘柄別のスプレッド一覧表をご覧ください。
こちら⇒仮想通貨銘柄別のスプレッド
Q6.仮想通貨CFDで稼いだ利益への税金は?
FXでの収益と同じ雑所得に対する税率で計算します。
よって、ほかの所得と合算して累進課税によって算出された税金額を支払うことになります。
まとめ
XMでの仮想通貨トレードや入金出金対応状況について紹介しました。
ドル・円・ユーロなどの法定通貨に比べると、安定性に欠け流動性も低かったため一時的に取扱停止となってしまいましたが、現在は再開しています。
停止した期間にはビットコインが500万円を超える価格に高騰したことも。
それ以降、再開したときには以前よりトレードしやすい環境にリニューアルしました。
取引停止した当時より仮想通貨を取り巻く環境もかなり改善され、投資対象としての価値も上がってきた印象です。
XMの仮想通貨CFDは高いレバレッジでトレードでき、比較的ニッチなコインにも対応しています。
JPYとの通貨ペアこそありませんが、選択肢も多く魅力的だと言えるでしょう。
また、土日もトレード可能ですので、週末だけのトレーダーには最適です。
少しでも有利な環境でぜひ仮想通貨トレードにトライしてみてください。