海外FXを選ぶときのポイントとなる手数料。
取引回数や注文金額が大きいほどコストに直結してきます。
せっかく稼いでも、コストが高ければ利益率は低くなってしまいます。
そこで、日本で一番利用者が多い海外FX「XM(エックスエム)」の手数料を徹底解説。
どんなときにコスト負担が発生するのか、隠れ手数料はないのか、など細かく解説していきます。
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口座タイプ:スタンダード
取引ツール:MT5
XMで発生する手数料の種類と金額
XMの主な手数料一覧(口座タイプ別)
XM サービス |
スタンダード 口座 |
マイクロ 口座 |
極 口座 |
ゼロ 口座 |
デモ 口座 |
---|---|---|---|---|---|
スプレッド | 1pips~ | 1pips~ | 0.6pips~ | 0pips~ | 0~1pips~ |
取引手数料 ※ゼロ口座限定 |
なし | なし | なし | 往復1ロット で10ドル |
なし |
口座維持手数料 ※休眠口座時 |
月10ドル | 月10ドル | 月10ドル | 月10ドル | なし |
スワップポイント | 銘柄による | 銘柄による | 銘柄による | 銘柄による | 銘柄による |
入金 | 銀行振込 1万円未満 880円 |
銀行振込 1万円未満 880円 |
銀行振込 1万円未満 880円 |
銀行振込 1万円未満 880円 |
- |
出金 | 銀行出金 40万円未満 2500円 |
銀行出金 40万円未満 2500円 |
銀行出金 40万円未満 2500円 |
銀行出金 40万円未満 2500円 |
- |
XMの収入源でもあるトレード時に発生するもの、またユーザーの入出金時に必要となるものがあります。
ここではXMで必須のものだけをピックアップしましたが、ほかにも細かな手数料があります。
1つ1つ具体的に解説していきます。
手数料が発生するサービス一覧
- XM口座の維持手数料
- 売買手数料
- 取引手数料
- スワップ金利
- スリッページ発生時
- 銀行振込で入金するとき
- コンビニで入金するとき
- 銀行へ出金するとき
- 為替手数料1(決済手段側とXM口座の基本通貨が異なる場合)
- 為替手数料2(資金振替時に基本通貨が異なる場合)
XM口座の維持手数料・・・未使用期間中に10ドル/月
XM口座は、何もトレードしないまま持ち続けることはできません。
基本的に、入出金やトレード実績など稼働が確認されているなら維持手数料はかかりません。
ですが、残高が残っている状態で90日間放置すると休眠状態になり維持手数料が月10ドル発生します。
ドルベースで徴収されるため、円安時はコストが高くついてしまいます。
トレードや入金・出金手続きなど残高が残っている状態で使っている形跡が確認できない状態で90日間経過すると適用される処置です。
このとき毎月10ドルの維持手数料が徴収されていきます。
入金する、もしくはトレードすることで解除されます。
その際の解除手数料は発生しません。
解除するだけであれば最低ロットの0.01lotで注文することで解除できます。
なお、そのまま放置し続けて残高がなくなれば次は凍結状態になります。
休眠状態で90日間放置する、もしくはXM利用規約に違反することでとられる処置です。
凍結=アカウント解約扱いとなり、解除する方法はありません。
なお規約違反など重大な理由で凍結されたのでなければ、もう一度XMのアカウント登録することで再開できます。
よって凍結解除に必要な手数料も発生しません。
売買手数料・・・スプレッドで徴収
スプレッドとは、売り注文と買い注文の差でpips(ピップス/ピプス)単位で表します。
この売りと買いのpips差を幅といい、pips幅が広い=手数料が高いほど「スプレッドが広い」、幅が狭い=手数料が安いほど「スプレッドが狭い」と表現します。
XMのようなFX業者は、トレーダーが売り・買いの取引をするごとに毎回このスプレッドという手数料を上乗せしています。
たとえば、USDJPY(米ドル・日本円)の通貨ペアでFXトレードする場合、XMのスプレッドは「1.6pips」ほどとなっています。
XMのスプレッド計算時は10ドル=1pipsと決まっているため、USDJPYが1ドル=100円のときに1ロット注文した場合、1600円の手数料が発生します。
なお、スプレッドは通貨ペアなど取引する商品や時間帯によって変わり、取引量の少ないニッチな通貨ペアほど割高です。
なにも知らずに注文してしまうとスプレッドが数百pipsになっていることも。
予期せぬ損失を出してしまう可能性もありますので、取引する通貨ペアや時間帯にはとくに注意しましょう。
取引手数料・・・ゼロ口座のみ1ロット往復10ドル
スプレッドと間違われやすい手数料ですが、「取引手数料」はXMが定めた取引金額(ロット数)に達するごとに発生します。
XMの基準は往復1ロット(10万通貨)ごとに10ドル徴収され、XMゼロ口座だけで適用される特別なコストです。
往復ですので1ロット注文して精算するまでがワンセット。
10ロット注文すれば10倍の100ドルですし、0.01ロットなら100回注文して1ロットに達したときに手数料が発生します。
1ロットの注文量を区切りとして徴収されるものです。
なお、スプレッドも取引ごとに徴収されているため、XMゼロ口座は二重で手数料が発生している状態です。
そうなると不利に感じるかもしれませんが、XMゼロ口座だけはスプレッド幅が狭く設定されています。
たとえばUSDJPYの平均スプレッドは次のとおりです。
- スタンダード・・1.6pips
- マイクロ・・・・1.6pips
- 極KIWAMI・・・0.7pips
- XMゼロ・・・・0.1pips
ここに取引手数料を加味しても、XMゼロ口座の方が安く抑えられる仕様になっています。
ただし、2022年に登場した極(KIWAMI)口座は、ゼロより手数料を安く利用できます。
スキャルピングトレードをするのであれば環境面でゼロ口座がおすすめですが、コストだけ考えるなら極口座が最適です。
スワップ金利・・・マイナススワップ取引の注文で発生
FXで通貨ペアをトレードする際、それぞれの通貨で金利が発生します。
その金利差をスワップといい、1日一回保有中のポジションに加算されていきます。
このスワップ金利の差や、それ自体にも手数料が上乗せされています。
たとえば、USDJPYの通貨ペアでUSDを買うときで考えてみましょう。
記事投稿時点ではアメリカドルの金利が高く日本円は低くなっています。
そのため、USDJPYで買い注文=ドルを保有すると金利差がプラスになり手数料を支払うどころかプラスになります。
逆にUSDを売り注文=日本円を買う場合、日本円は金利が低いためスワップがマイナスとなるわけです。
この場合、毎日マイナススワップが発生する=金利差による手数料が発生していると言えるでしょう。
このスワップは各国の金利しだいですので、常に売りと買いのどちらか一方がプラスで片方がマイナスとは限りません。
その時々に応じてスワップが変わります。
もしマイナスを避けたいのであれば、XM公式サイトのスワップ表でプラスになっている側を攻めるようにするのも1つのトレード方法です。
スリッページ発生時
注文したときにスリッページが発生すると、余計なコストが発生してしまうことがあります。
注文時と口座に反映されたときの価格差をスリッページと言います。
滑る(slip=スリップ)の名詞版で、日本語と似た響きなのも特徴。
そのまま「注文が滑る」とも言われます。
FX業者側の注文処理能力や為替のボラリティ(値動きの激しさ)の影響により発生します。
たとえばドル円(USDJPY)で1ドル=100円のとき、円安になると判断して買い注文したとしましょう。
注文ボタンを押した時点の価格は1ドル=100円ですが、実際に業者側で処理された価格が101円だったら、思っていたより1円分損する価格で処理されてしまうことになります。
(ネガティブスリッページという)
これがコストになってしまうわけですね。
なお、逆に1ドル=100円で買い注文したときに99円で処理されたら、その時点で1円の利益がでているためプラスになることもあります。
(ポジティブスリッページという)
ユーザー側でコントロールできることとしては、相場が落ち着いているタイミングで注文する、ゼロ口座のような処理が早くなっている口座タイプを利用する、などがあります。
ただし、スキャルピング手法のような短時間で売買するトレードスタイルでないなら、あまり気にする部分ではありません。
銀行振込で入金するとき・・・1万円未満は別/銀行側の振込手数料が必要
XM口座に入金するときに銀行決済を利用すると発生する手数料は2種類あります。
1つ目は、XM側の事務手数料は振込金額が1万円未満の時に880円必要です。
入金額から相殺されて口座に反映されます。
(例:9000円振込→8120円の残高になる)
2つ目は、あなたが利用する銀行からXM口座への振込時には振込手数料が発生します。
銀行によって金額は異なりますが、無料~数百円程度かかります。
XMの事務手数料と勘違いしないように注意しましょう。
- 楽天銀行・・・・・・他行へは145円(最大3回/月まで無料あり)
- ソニー銀行・・・・・他行へは110円(月1~2回無料あり)
- 住信SBIネット銀行・・他行へは88円(無料分もあり)
ネットバンクで人気の3行ですが、この中なら住信SBIネット銀行が最安です。
ただし、XM口座へ月に何度も入金することはまずありませんので、どこを選んでも大差ありません。
ちなみに、XMの入金先口座は「楽天銀行」となっていました。
(編集部で利用時)
現在楽天を使っている方は、同行への振込は無料です。
コンビニで入金するとき・・・300円
XM側に支払う事務手数料はありません。
ただし、コンビニで精算するときに300円必要です。
なお、1回当たりの最低額は1万円、上限額は20万円までです。
(月間では50万円まで)
銀行へ出金するとき・・・40万未満で2500円
XM口座からあなたの利用する銀行口座への出金時に、40万円未満を指定すると2500円の手数料が発生します。
もし余剰資金を持っているなら、40万円以上になるよう入金してから出金したほうが手数料は抑えられるでしょう。
たとえばXM口座の残高が20万円ある場合、そのまま全額出金すると2500円の手数料です。
これ対して残高を40万円以上にするため銀行振込で20万入金するときの手数料は数百円。
40万円以上であれば出金手数料が無料になるため、一旦入金してボーダーラインを超えてから出金すれば2000円前後コストを抑えられます。
多少手間がかかるため、時間と相談しつつ有利な方法を選んでいきましょう。
- 楽天銀行・・・・・・XMのルールに準拠
- ソニー銀行・・・・・XMのルールに準拠
- 住信SBIネット銀行・・XMのルールに準拠
受け取る銀行側で手数料はかかりません。
XM側のルールに従い、40万円未満であれば2500円徴収されます。
為替手数料1(決済手段側とXM口座の基本通貨が異なる場合)
XM口座の基本通貨と入出金するときの通貨が異なる場合、為替交換手数料が発生します。
為替交換分は隠れ手数料と言えるもので、ハッキリとした金額が明示されていません。
自分で処理されたタイミングの為替と実際の額を照らし合わせて確認することになります。
たとえば日本で発行したクレジットカードで入金したとします。
その際の通貨は日本円です。
対してXM口座がドルやユーロだった場合に為替交換手数料がかかってしまいます。
日本に住んでいる方のほとんどは日本円を利用しているはず。
特別な理由がないようでしたら日本円指定で口座開設し、余分なコストがかからないようにしておきましょう。
為替手数料2(資金振替時に基本通貨が異なる場合)
隠れ手数料の1つです。
XMでは1つのアカウントに対して8つまで口座を開設できます。
そしてそれぞれの口座間で手数料無料にて資金振替できます。
ただし口座間で資金移動するときに基本通貨が異なれば為替交換手数料が発生します。
XMでは「ユーロ」「米ドル」「日本円」を指定できるため何か事情がないようでしたら日本円を選んでおきましょう。
XMは、トレードからの手数料がメインの収入源となるため、ここは必ず発生してしまいます。
ですが、こっそり徴収されるような隠しコスト的な悪質なものはありません。
安心して利用できる海外FXと言えるでしょう。
つづいて、コストがかからず利用できるサービスについても紹介していきます。
XMで手数料のかからない手続き・サービス
手数料なしで利用できるサービス一覧
- アカウントの登録
- XMの口座開設(追加開設も含む)
- クレジットカードでの入金時
- デビットカードでの入金時
- プリペイドカードでの入金時
- bitWalletでの入金時
- STICPAYでの入金時
- BXONEでの入金時
- クレジットカードへ出金時
- デビットカードへ出金時
- bitWalletへ出金時
- STICPAYへ出金時
- BXONEへ出金時
- 口座間の資金移動
アカウント登録、口座開設のほか、決済サービスの利用時の多くはコストがかかりません。
アカウントの登録
XMではアカウント開設時に手数料は必要ありません。
XMのアカウントは一人につき1つまでです。
複数アカウントの登録や、家族名義など他人名義でのアカウント開設もできません。
XMの利用規約で明確に禁止されているためやらないようにしましょう。
XMの口座開設(追加開設も含む)
XMではアカウント開設=最初の口座開設となります。
上で触れたアカウント登録の欄で紹介したとおり、どちらも手数料は発生しません。
XMでは全5種類の口座タイプがあり、どれを選んでも無料で開設できます。
また、追加で8つまで開設できますが、そちらでも手数料はかかりません。
クレジットカードでの入金時
XM口座へのクレジットカード入金時は手数料がかかりません。
リアルのショップでも基本的に手数料は店側が負担しているため、利用者に負担がないのと同様です。
インターネット上のオンラインサービスによってはクレジットカード手数料を徴収してるところも見かけますが、XMはリアルショップ同様に負担なしで利用できるのがありがたいですね。
なおカード側の年会費などはここでは含めません。
なお対応ブランドはVISAとJCBのみです。
アメックス、ダイナース、ディスカバー、マスターカード、銀聯カードは使えません。
またJCBは現在新規利用ができないため、過去に利用履歴のある方だけとなっています。
デビットカードでの入金時
XMではクレジットカードと同様にデビットカード利用時の入金手数料も無料です。
銀行口座から直接振り込むときの振込手数料を考えると、デビットカードを作っておくと有利です。
なおカード側の年会費などは除外します。
プリペイドカードでの入金時
クレジットカード同様にXM口座への入金時の手数料はかかりません。
ただし、カードの発行・チャージ手数料などは各サービスによります。
bitWalletでの入金時
XM口座へのbitWalletからの入金時に手数料はかかりません。
XMで対応する海外のオンライン決済サービスの1つ「bitWallet(ビットウォレット)」。
XMだけでなくほかの海外FX業者でも対応していることから、複数社を利用されているトレーダーにとって資金管理しやすくなる便利なサービスです。
ただし決済手段として利用するためにはbitWallet口座へ入金しておく必要があります。
その際の銀行振込手数料やカード決済手数料(8~8.5%)は別途必要です。
これからXMで初めてトレードされる方にはおすすめしません。
すでにbitWallet口座を保有されている方、複数の海外FX業者を利用する予定がある方におすすめです。
STICPAYでの入金時
海外のオンライン決済サービス「STICPAY」の口座からXM口座への入金事務手数料は無料です。
ただしSTICPAY口座にお金を準備する際の入金手数料は別途必要となります。
なお銀行振込やカード決済手数料は一律3.85%となっているため、bitWalletよりは有利です。
BXONEでの入金時
BXONE(ビーエックスワン)もオンライン決済サービスの1つで、XM口座への入金に手数料はかかりません。
ただしBXONE口座へお金を入金する際には手数料が発生します。
すでの口座を保有されている方でない限り、銀行振込やカード決済をおすすめします。
クレジットカードへ出金時(JCBは銀行出金のためなし)
XMではVISAとJCBブランドに対応しています。
そして基本的に入金額までは利用した決済手段への出金が原則であるため、カード会社への返金処理されることになります。
ただしJCBカードだけはカード会社への返金ではなく銀行口座への出金しかできません。
VISAカード利用者はカードへ返金される点にご注意ください。
デビットカードへ出金時
デビットカード利用時は手数料がかかりません。
bitWalletへ出金時
XM口座からbitWalletへの出金手数料は不要です。
入金時も無料であるためコストをかけず資金管理しやすいメリットがあります。
ただし自分の銀行口座に出金するときはbitWallet側の出金手数料が800円ほどかかります。
STICPAYへ出金時
STICPAY口座への出金時に手数料は必要ありません。
STICPAYから銀行への出金時には800円+1.5%の手数料がかかります。
同じオンライン決済サービスのbitWalletより割高です。
ただし入金手数料は5%ほど安いため総合的に見ればSTICPAYが有利です。
BXONEへ出金時
BXONE口座への出金時に手数料はかかりません。
なおBXONEからあなたの銀行口座へ出金するときはどんな決済手段も一律500円かかります。
ほかのオンライン決済サービスよりリーズナブルです。
口座間の資金移動
XMでは最大8つまで口座開設できます。
2つ以上保有している状態であれば、口座間での資金移動も可能です。
その際に手数料はかかりません。
なお、現金はもちろんボーナスも移動できますが、現金残高に対する移動金額の割合分のみ一緒に移動するだけです。
ボーナス単体で移動することはできません。
XM口座タイプ別のスプレッドと取引手数料
口座タイプごとに発生するコストにはスプレッドと取引手数料の2つがあります。
そこで各タイプ別にコストを比較しました。
口座タイプ | 最低スプレッド |
取引手数料 (1ロット往復) |
---|---|---|
スタンダード | 1.0pips~ | なし |
マイクロ | 1.0pips~ | なし |
極(KIWAMI) | 0.6pips~ | なし |
ゼロ | 0.0pips~ | 注文・精算時に各5ドル (往復10ドル) |
スタンダード口座でUSDJPYを1ロット注文したなら、最低でも0.01ロット=1pips分のコストが上乗せされます。
仮にUSDJPYを注文するなら0.01ロット=1000円となるわけです。
ちなみに、この表の数字はあくまでも最低スプレッドです。
トレードする銘柄や売買する時間帯・タイミングによって大きく変化するため、目安として考えてください。
つづいて各口座タイプごとに良く取引されている主要な銘柄のスプレッドと注文コストについて解説していきます。
スタンダード口座の主要銘柄の注文コスト
- USDJPY・・・平均1.6pips(1ロットあたり1600円)
- EURUSD・・・平均1.7pips(1ロットあたり17ドル)
- EURJPY・・・平均2.3pips(1ロットあたり2300円)
- GBPJPY・・・平均3.6pipis(1ロットあたり3600円)
- GOLD・・・平均3.5pips(1ロットあたり35ドル)
1ロットあたりの数字になっているため、0.01ロット注文したときは100分の1で計算してください。
XM内で一番ベーシックな口座タイプの「スタンダード」は標準的なコストでトレードできます。
海外FXブローカーの中でもXMはスプレッドが広めと言われていますが、極端に差があるわけではありません。
気になる方、少しでもコストを抑えたい方は極(KIWAMI)やゼロ口座を活用しましょう。
マイクロ口座の主要銘柄の注文コスト
- USDJPY・・・平均1.6pips(1ロットあたり16円)
- EURUSD・・・平均1.7pips(1ロットあたり0.17ドル)
- EURJPY・・・平均2.3pips(1ロットあたり23円)
- GBPJPY・・・平均3.6pipis(1ロットあたり36円)
- GOLD・・・平均3.5pips(1ロットあたり0.35ドル)
スタンダード口座と同じスプレッドですが、通貨単位が100分の1サイズとなっているためコストも100分の1です。
極(KIWAMI)口座の主要銘柄の注文コスト
- USDJPY・・・平均0.7pips(1ロットあたり700円)
- EURUSD・・・平均0.7pips(1ロットあたり7ドル)
- EURJPY・・・平均1.2pips(1ロットあたり1200円)
- GBPJPY・・・平均1.4pipis(1ロットあたり1400円)
- GOLD・・・平均1.5pips(1ロットあたり15ドル)
2022年に追加されたばかりの口座タイプです。
スワップフリー(ゼロ)が特徴ですが、スプレッドもかなり狭く設定されています。
スタンダード・マイクロ口座よりかなりコストを抑えられるでしょう。
ただしボーナスはもらえません。
ゼロ口座の主要銘柄の注文コスト
- USDJPY・・・平均0.1pips(1ロットあたり100円)
- EURUSD・・・平均0.1pips(1ロットあたり1ドル)
- EURJPY・・・平均0.4pips(1ロットあたり400円)
- GBPJPY・・・平均1.2pipis(1ロットあたり1200円)
- GOLD・・・平均2.0pips(1ロットあたり20ドル)
FXの通貨ペアはほかのどの口座タイプより安いコストで売買できます。
ただしボーナスはもらえません。
また貴金属の人気銘柄「ゴールド(GOLD)」は極(KIWAMI)口座より高いため注意しましょう。
そしてゼロ口座はさらに取引手数料が1ロットの注文ごとに往復10ドルかかります。
たとえばEURUSDを1ロット注文したときのコストは「スプレッド分1ドル+10ドル=11ドル」となります。
これだけ見ると極(KIWAMI)の1ロット7ドルほうが安く売買できますね。
ですが、ゼロ口座は注文・精算処理が高速化されている特別仕様。
スキャルピング手法でトレードする方は多少のコストも含めてゼロ口座を選んだほうが有利です。
ほかの海外FXとXMの手数料はどれくらい違う?
全銘柄を比較すると膨大なデータ量になるため、ここでは最も日本人に馴染みのあるUSDJPYのスプレッドをピックアップ。
各海外FXのもっとも標準的な口座タイプの数値を参考にしています。
また国内銀行への入出金コストも含めて比較しました。
海外FX業者 | スプレッド (USDJPY) |
銀行からの 入金コスト |
銀行への 出金コスト |
---|---|---|---|
XM | 1.6pips | 1万円未満 980円 |
40万円未満 2500円 |
Exness | 1.1pips | 0円 | 0円 |
TitanFX | 1.3pips | 0円 | 0円 |
FXGT | 1.4pips | 0円 | 0円 |
AXIORY | 1.4pips | 2万円未満 1000円 |
2万円未満 1500円 |
この中では世界トップクラスの規模を誇るExness(エクスネス)がスプレッド、その他コスト含めてもっとも無駄を省けます。
つづいて、TitanFX(タイタンエフエックス)が安くなっています。
これらのライバル海外FX業者と比較すると、XMは多少コストは高めですね。
でも、XMは信頼性の面でもっともおすすめできるFX業者です。
日本人口座開設数ナンバーワンになっているのも安心感があるからこそと言えるでしょう。
編集部のように紹介する側の人間から見ても、ユーザーのお金を安心して預けられるところなら自信を持って勧められますからね。
はじめて海外FXを利用する方はXMがおすすめです。
ただし、他社が全然信頼できないというわけではありません。
コスト面だけで考えるなら世界トップクラスのトレード環境を備えている「Exness」がおすすめです。
XMの取引手数料に関するQ&A
- XMゼロ口座だけ発生する取引手数料とは?
- スキャルピングトレード時の手数料は?
- ゴールド(GOLD)取引の手数料は?
- 成り行き注文時の取引手数料は?
- CFD取引の手数料は?
- XMの手数料は経費で落とせる?
Q1.XMゼロ口座だけ発生する取引手数料とは?
取引量(1ロット=10万通貨)に対して10ドル固定で発生します。
ほかの口座タイプでは発生しないため不利に感じるかもしれませんが、総合的に見るとXMスタンダードやマイクロよりゼロ口座の方がコストを抑えてトレードできます。なお、極口座のほうがスプレッドも含めた手数料は安くなりますが、スキャルピング向けの仕様ではありません。トレードスタイルによって選びましょう。
Q2.スキャルピングトレード時の手数料は?
通常のトレードと同じです。
超短時間で売買を繰り返すスキャルピングトレードだからといって、特別な手数料がかかるわけではありません。XMの口座タイプごとに設定されたスプレッドや取引手数料を元に計算されます。なお、スキャルピングトレードならコストを抑えつつ処理が早いXMゼロ口座がおすすめです。
Q3.ゴールド(GOLD)取引の手数料は?
各口座タイプごとのスプレッドとスワップをUSDJPY(アメリカドル/日本円)の通貨ペアと比較してみました。
ゴールドとUSDJPYの平均スプレッド比較
口座タイプ | ゴールド (GOLD) スプレッド |
USDJPY (ドル円) スプレッド (ゴールド補正) |
---|---|---|
スタンダード | 3.5 | 1.6 |
マイクロ | 3.5 | 1.6 |
極 | 5.0 | 0.7 |
ゼロ | 2.0 | 0.1 |
※ゴールド1ロット(100oz)の単位:1pips=10ドル
※USDJPY1ロット(10万通貨)の単位:1pips=10ドル
ゴールドのスプレッドはかなり割高になっています。ただし、ボラリティが高く稼ぎやすいため手数料コストを差し引いてもゴールドを選ぶトレーダーも多いです。
ゴールドとUSDJPYのスワップ比較
口座タイプ | ゴールド (GOLD) スワップ |
USDJPY (ドル円) スワップ |
---|---|---|
スタンダード | 買:-26.6 売:+21.27 |
買:+10.56 売:-19.04 |
マイクロ | 買:-26.6 売:+21.27 |
買:+10.56 売:-19.04 |
極 | 買:0 売:0 |
買:0 売:0 |
ゼロ | 買:-26.6 売:+21.27 |
買:+10.56 売:-19.04 |
スプレッドと異なり、スワップはそのままドル単位です。ゴールドは金と米ドルのペア、USDJPYは米ドルと日本円のペアであるため一概に比較できませんが、ゴールドの方がプラススワップもマイナススワップも大きくなっています。
Q4.成り行き注文時の取引手数料は?
スプレッド分の手数料が徴収されます。
注文した時点のスプレッドがかかります。また、XMゼロ口座でトレードしているなら1ロット(10万通貨)ごとに10ドルの手数料が発生します。
Q5.CFD取引の手数料は?
FX通貨ペアとはスプレッドやスワップが異なります。
XMで扱うCFD取引は次のとおりです。
(FXもCFD取引ですがここでは除外)
- 仮想通貨CFD(スワップはなし)
- コモディティ(商品)CFD
- 株式指数CFD(先物指数CFD含む)
- 貴金属CFD
- エネルギーCFD
それぞれの手数料詳細は、その時点の数値をXM公式ページで確認してください。
XM公式にアクセス→「取引」を押す→取引商品欄の中から確認したいCFD取引を押せばスプレッドやスワップ一覧ページが開きます。
Q6.XMの手数料は経費で落とせる?
経費にできます。
ただし、入出金時や為替交換時に発生した分だけです。トレード時に発生するスワップやスプレッドはできません。1回の取引ごとに計上できるなら経費にすることも可能ですが、現実的ではありません。恐らくほとんどの方は年間収支で損益を一括計上していることと思われます。この場合、スプレッドやスワップを含んだトータル損益や含み損益だけを計上するため、経費計上はできない、というかしないでしょう。なお、サラリーマンが兼業で始めた場合など普段確定申告してこなかった方は、忘れずに提出しましょう。申告しなければ経費計上もできません。ちなみに、毎年2月16日~3月15日までの1か月の間で提出することになります。
まとめ
XMの手数料について紹介しました。
事務手数料は無料でも実際は別のコストが発生しているパターンもみられます。
オンライン決済サービス側で発生するもの、為替交換時に発生するものなどに注意しましょう。
スプレッドやスワップなどトレード時にかかる手数料はほかの海外FXより若干高めです。
ただしお金を預け入れる相手としての信頼性・安全性は海外FXの中でもXMが最有力です。
大切なお金を預ける以上、安心してトレードに集中できる業者をおすすめします。