- TitanFXの口座開設ページを開く
- 「法人取引口座」を選択してフォームに入力しアカウント登録
- TitanFX公式にログインして法人情報の登録
- 法人確認書類の提出
個人とは申し込みページと提出書類が異なります。
会社の登記簿謄本も準備しましょう。
個人トレーダーがFXで700~1000万円以上稼げるようになったら、法人化することで節税効果を期待できます。
海外FX業者の1つ「TitanFX(タイタンエフエックス)」では法人口座も開設可能です。
そこで、TitanFXの法人口座開設手順を徹底解説!
事前に準備しておきたいもの、開設の手順、必要な提出書類についてまとめました。
TitanFX法人口座の開設条件

- 代表者が18歳以上
- TitanFXで対応している国の法人
代表者が18歳以上
TitanFXは18歳以上でなければ口座を開設できません。
法人の場合は、代表者が18歳以上でなければNGとなります。
なお、ほかの海外FX業者の中で80歳以上はNGとなっているところもありますが、TitanFXに上限年齢はありません。
高齢者でも問題なくトレードを続けられます。
TitanFXで対応している国の法人
海外FX業者は、取得しているライセンスによって対応国が違ってきます。
日本法人なら問題ありませんが、海外法人の場合は、次の国には対応していないため注意してください。
当社のサービスは、米国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、朝鮮民主主義人民共和国、イラン、バヌアツ共和国のお客様、もしくはFATFまたは同様の国際機関がAML-CFT対策が万全でないとしている特定管轄区地域在住のお客様を対象としておりません。
(TitanFX公式サイトより引用)
TitanFXの法人口座開設前に準備しておくもの・こと

- メールアドレス
- 開設する口座情報の決定
- 履歴事項全部証明書
- 法人の住所確認書類
- 代表者の身分証明書
- 代表者の住所確認書類
- (定款に未記載の場合)役員・取締役全員の本人確認書類
メールアドレス
普段から法人で使っているメールアドレスがあればそれでOKです。
自社ドメインを運用しているなら、TitanFX用にメールアドレスを追加作成するのもおすすめです。
個人トレーダーが法人化する場合、携帯のキャリアメールでやってきた方もいるかもしれませんが非推奨です。
アカウント登録時の認証メールなど重要なメールが届かない可能性が高くなります。
キャリアメールしかなければ、Gmailなどで1つ作成しておきましょう。
開設する口座情報の決定

TitanFXには「スタンダード/ブレード/マイクロ」の3タイプの口座があります。
スタンダード | すべてに対応するバランス型。 スキャルピング以外におすすめ。 |
---|---|
ブレード | スキャルピング向けの仕様が特長。 取引コストが安い。 |
マイクロ | 取引単位が100分の1で安全にトレード可能。 その分稼ぎにくい。 |
スキャルピング特化でなければスタンダードをおすすめします。
あとから切り替えることもできるため、最初はスタンダードを選んでおけば問題ありません。
履歴事項全部証明書
法人の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)を取得しておいてください。
近くに法務局がない場合、多少時間がかかる可能性もあるため早めに取得しておきましょう。
なお、発行から6ヶ月以内なら利用可能です。
法人の住所確認書類
法人名義の支払い明細など、住所や発行日、発行元が載っている書類があれば準備しておきましょう。
開業したばかりで何もないようなら、印鑑証明書でもOKです。
履歴事項全部証明書を取得する際に、印鑑証明書も一緒に取得しておきましょう。
代表者の身分証明書
代表者の身分証明書も準備しておきましょう。
運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどが使えます。
代表者の住所確認書類
代表取締役名義の支払い明細を用意してください。
クレジットカード明細、水道光熱費の明細、電話代の明細、住民票などが利用できます。
こちらの書類は、発行から3ヶ月以内でなければ使えません。
(定款に未記載の場合)役員・取締役全員の本人確認書類
法人の場合は、代表者以外の取締役や役員の本人確認書類も提出することになります。
会社の定款に記載済みなら不要です。
個人トレーダーが法人化した場合は、おそらく自分一人だけの会社になることが多いはず。
その場合も不要です。
ここまでで準備は整ったはずです。
次からTitanFXの法人口座開設手順を解説していきます。
TitanFX法人口座の開設手順

- TitanFXの口座開設ページにアクセス
- 選択肢で「法人取引口座」を選ぶ
- 残りのユーザー登録フォームに入力し「さあ、始めましょう」を押す
- 取引口座情報フォームを入力し「次へ」を押す
- 個人情報フォームを入力
- 電話番号欄の「認証コードを送信する」を押しコードを入力
- 最後に「取引口座を開設する」ボタンを押す
- 送られてきた認証メールを確認
- TitanFX公式からクライアントキャビネットにログイン
- 法人情報の詳細を入力
- 法人確認書類を提出
- 審査が終われば開設完了
個人より手順や提出書類の数は多くなります。
1つ1つ見ていきましょう。
最初はユーザー情報の登録から。
一番上にある「お申し込み口座を選択」で「法人取引口座」を選んでください。
ここを間違えるとやり直しになります。

お申し込み口座を選んだら、残りの入力欄を埋めていきます。
- メールアドレス
- パスワード
メールアドレス
どんなメールアドレスでもOKです。
ただし、キャリアメールはTitanFXのような海外業者からのメールが弾かれてしまう可能性もあります。
それしかない場合は、Gmailなどフリーメールサービスでアカウントを作って利用しましょう。
パスワード
ここでは、TitanFXのマイページ「クライアントキャビネット」にログインするときに使うパスワードを決めます。
作成ルールは「全部で7文字以上」「アルファベット大文字1つ以上使用」「アルファベット小文字1つ以上使用」「数字1つ以上使用」です。
「12345Aa」のような単純なパスワードは避けましょう。
なお、「@+-*/?!$%&」といった記号文字も利用可能なため、1つ入れておくと不正ログインされにくくなります。
最後にTitanFXからのメールを受け取るにチェックを入れて「さあ、始めましょう→」ボタンを押してください。
グーグルやツイッター(X)アカウントでもログインできます

ここでは、開設する法人口座の設定情報を決めていきます。
初めての方だと良くわからない選択肢も多いと思いますが、上記画像の「おすすめの選択肢」を参考に選んでおけば問題ありません。
- プラットフォーム
- 口座タイプ
- レバレッジ
- ベース通貨
プラットフォーム
プラットフォームは取引するときに使うソフトウェアのことで、TitanFXではMT4とMT5の2種類あります。
単純に数字が大きいMT5のほうが新しいバージョンで性能も上です。
昔から使っているなど事情がない初心者なら、MT5を選んでおくことをおすすめします。
口座タイプ
TitanFXではスタンダード・ブレード・マイクロ口座の3タイプから選べます。
超短期売買のスキャルピングトレードをするならブレードで、それ以外はスタンダードがおすすめです。
レバレッジ
1~1000倍の範囲で適用するレバレッジ倍率を選びます。
最初のこのページが開いたときは1000:1も表示されていますが、レバレッジ1000倍はマイクロ口座だけで選択可能なもの。
スタンダードやブレード口座選択時は500倍が最大です。
海外FX業者のメリットでもあるハイレバレッジ環境を活かさなければもったいないため、上限の数値を選んでおきましょう。
ベース通貨
次の中から、法人口座内で保有する通貨を選択します。
- JPY(日本円)
- USD(米ドル)
- SGD(シンガポールドル)
- EUR(ユーロ)
日本に拠点がある日本の法人として使う方がほとんどだと思います。
その場合はJPY(日本円)が最適です。
海外の通貨にすると入出金時に為替交換が発生し余分なコストがかかってしまいます。
すべて選択したら、利用規約などに同意するにチェックを入れて「次へ」ボタンを押しましょう。

法人用ですが、ここでは代表者(取締役ではなく、代表取締役)の個人情報をローマ字で入力していきます。
- 法人代表者の名前
- 法人代表者の苗字
- 法人代表者の生年月日
- 法人代表者の住所
- 法人代表者の市区町村
- 法人代表者の都道府県
- 法人代表者の郵便番号
- 法人代表者の住んでいる国名
- 法人代表者の携帯番号
法人代表者の名前
ローマ字で代表取締役の名前を入力します。
入力例では先頭の文字が大文字ですが、小文字でも構いません。
法人代表者の苗字
名前同様に、ローマ字で苗字を入力して下さい。
法人代表者の生年月日
英語形式のため、日⇒月⇒西暦の順で生年月日を入力します。
1980年1月1日の場合⇒01/01/1980
まずないとは思いますが、代表者の年齢が18歳未満ではエラーになるため次に進められません。
法人代表者の住所
代表者が住んでいる住所の市区町村以降を英語形式で入力します。
(埼玉県さいたま市)大宮区吉敷町1丁目124番地1の場合⇒1-124-1,kisiki-cho,omiya-ku
ローマ字は「si」「shi」などどんな形式でも構いません。
よくわからない場合は、住所変換サイトなどを利用しましょう。
法人代表者の市区町村
代表者の住んでいる市区町村をローマ字で入力してください。
法人代表者の都道府県
代表者の住んでいる都道府県をローマ字で入力します。
法人代表者の郵便番号
代表者の住んでいる住所地の郵便番号を入力しましょう。
法人代表者の住んでいる国名
代表者が住んでいる国名を選びます。
日本在住の方は「Japan」になりますが、移住先で法人を作っている場合はそちらの国名を選びましょう。
国名を選択すると、次の携帯番号の入力欄が表示されます。
法人代表者の携帯番号
国名を選んでいない段階では入力できません。
先に選択しましょう。
ここでは、代表者個人が使っている携帯番号を入力します。
会社用の携帯でも問題ありません。
先頭の国番は、国名を選んだ時点で設定されているため、選択する必要はありません。
最後まで入力し終えたら、携帯番号欄の下にある「認証コードを送信する」ボタンを押してください。
すると、下に認証コード入力欄が表示されます。
また、入力した携帯番号当てにSMSが送られてきます。
SMSに記載された数字6桁の認証コードを入力しましょう。
最後は「取引口座を開設する」ボタンを押せば開設手続き終了です。

開設手続きを終えると、登録したメールアドレスに認証メールが届きます。
認証を済ませたら、TitanFX公式にログインしましょう。
クライアントキャビネットページ内で、法人情報を登録していきます。
会社法人番号や設立日などの情報を入力します。
最後は法人確認書類をアップロードしていきます。
提出する書類は以下のものを準備してください。
- 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
- 代表者の身分証明書
- 代表者の住所確認書類
- (定款に未記載の場合)役員・取締役全員の本人確認書類
- (定款に未記載の場合)株主全員の本人確認書類
- 登記簿謄本
- 法人の住所確認書類
- 代表者の住所確認書類
- 取締役全員の本人確認書類
- 株主全員の本人確認書類
国内法人と海外法人で多少提出書類に違いがあるため注意してください。
TitanFXは申込書がないため、これら書類を提出するだけで開設できます。
ほか、秘密の質問などセキュリティ情報の設定も済ませます。
法人口座の開設手続きだけなら、書類さえ準備できていれば10分かからず終わるでしょう。
審査完了までは最大2営業日です。
早ければ1営業日で終わることもあります。
ここまでの手順通りに進めても開設できない方もいるかもしれません。
そこで、開設できない原因と対処法を紹介します。
TitanFX法人口座を開設できないときの対処法

- メールが届かない
- 登録情報と本人確認書類の内容が違っている
- 書類審査が通らない
- まだ審査中なだけ
メールが届かない
まずは迷惑メールフォルダをチェックしましょう。
キャリアメールで登録すると、重要なメールが届かない可能性があります。
法人用のメールアドレスを準備した上で手続きを進めましょう。
独自ドメインのメール、Gmail・ヤフーメールなどフリーメールでも問題なく届きます。
登録情報と本人確認書類の内容が違っている
アカウント開設時に入力する情報は、後ほど提出する本人確認書類のとおりに入力してください。
違っていると審査に通りません。
氏名、住所、生年月日が違えば開設できません。
書類審査が通らない
登記簿謄本や代表者の本人確認書類などは画像で提出します。
書類の四隅がきっちり映り込んでいるか、発行日は期限以内か、顔写真など必要な情報が記載されている証明書か、などルールどおりに撮影することになります。
画素数の低い古いスマホなどで撮影すると、文字が鮮明でないためそもそも情報が読めないことも。
提出する前に画像の文字が読めるかどうか、もチェックしてからアップロードしましょう。
まだ審査中なだけ
審査には最大2営業日かかります。
インターネット上では開設5分など目安時間が紹介されているのを見かけますが、審査完了までの時間と勘違いしていませんか。
この時間はアカウント登録完了までの時間であり、本人確認の審査完了ではありません。
TitanFX法人口座を利用するときの注意点

- 法人確認書類を提出しなければトレードできない
- 個人口座とは完全に別物
- 個人⇔法人口座で切り替えられない
- 個人アカウントで使っていた入金方法は使えない
法人確認書類を提出しなければトレードできない
アカウント開設だけではトレードできません。
このページで紹介した手順通りに、法人確認書類を提出し、審査完了させる必要があります。
個人口座とは完全に別物
TitanFXを個人で使っていた場合、そのままここで法人化する方も多いと思いますが、個人と法人では完全に別アカウントとなります。
個人口座からの資金移動はできません。
なお、取引ツールは同じプラットフォーム(MTのバージョン)であれば法人口座にログインするだけです。
そのまま利用できます。
個人⇔法人口座で切り替えられない
法人口座とは別物扱いのため、個人口座から切り替える、または戻すといったことはできません。
これまで個人アカウントを利用してきた場合は、新規で開設してください。
個人アカウントで使っていた入金方法は使えない
個人アカウントで海外のオンライン決済サービスを使って入金していた場合も、法人口座でそのまま利用することはできません。
個人と法人は別のため、名義が異なる決済手段は使えません。
もしビットウォレットで入金していたなら、あらたに法人名義でビットウォレットアカウントを作りましょう。
そして、ビットウォレット同士で個人アカウントから法人アカウントへ資金移動し、TitanFXに入金しましょう。
クレジットカードや銀行口座も同様です。
TitanFX法人口座に関するQ&A
まとめ
TitanFXの法人口座の開設方法を紹介しました。
個人での利用時より少し手順は増えますが、提出書類さえ準備できていればそれほど変わりません。
700~1000万円ほどFXで稼げるようになってきたら、日本の税制では税金額が大きくなってしまいます。
そんなとき、TitanFXなら法人化することで、かなりの節税効果を期待できるでしょう。
編集部としては、一定額稼げるようになってからではなく、早い段階で法人化しておくことをおすすめします。
具体的な金額の目安や、メリット・デメリットはこちらの記事で解説しています。
ぜひご一読ください。