ThreeTrader禁止事項 – 両建てやスキャルピングは可能?

ThreeTrader禁止事項 アイキャッチ画像

2021年に日本市場に進出した新鋭海外FX「ThreeTrader(スリートレーダー)」。

ここは他社に比べて禁止事項が緩めなことで支持されています。

たとえば、両建てやスキャルピングは問題なくできます。

スキャルピングに関しては、ThreeTraderが業界トップとも言えるスプレッドの狭さにしているくらいなので、明らかにスキャルピング向けの海外FXと言えるでしょう。

そんなThreeTraderでも禁止事項はあります。

他所で禁止事項でもここなら問題ないから、と油断していると口座凍結されかねません。

そこで、ThreeTraderの禁止事項を徹底解説!

しっかり確認して、トラブルを避けましょう!

目次

両建てトレードはThreeTraderで禁止されていません

両建てとは?

FXトレードするときの注文は、「売り」と「買い」の2種類しかありません。

価格下落で稼ぐなら売り、価格上昇で稼ぐなら買い注文します。

この2方向を同じ銘柄で同時に保有する状態を「両建て」といいます。

ThreeTraderは同一口座間での両建てトレードはOK

海外FX業者のほとんどは両建てを禁止していません。

ThreeTraderも同様です。

ただし、ごく一部の業者を除き違う口座間での両建てを禁止しています。

でも、ThreeTraderは違う口座間での両建ても禁止していません

ThreeTraderは違う口座間での両建てトレードもOK

ThreeTrader内の違う口座間はもちろん、ほかの業者の口座間でも問題なく両建てトレードできます。

そのため、他人の口座との間でも両建てトレードできてしまいます。

ThreeTraderで両建てトレードするときの注意点

両建て時の注意点
  • 他社口座と両建てするときは相手側の禁止事項に注意!
  • ゼロカット狙いの両建ては禁止

他社口座と両建てするときは相手側の禁止事項に注意

他業者の口座と両建てするときは、相手側もOKでなければいけません。

ですが、ThreeTrader以外に違う口座間での両建てを認めているところはほとんどありません。

当サイトでも紹介していますが、海外FX業者の中では「Exness(エクスネス)」や「AXIORY(アキシオリー)」くらいです。

そのため、他社口座と両建てするならThreeTraderとどちらかの海外FX業者を利用しましょう。

2社についてはこちらの記事で解説しています。

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ゼロカット狙いの両建ては禁止

違う口座間で両建てできるかどうか?を気にしている人の多くは、ゼロカットを利用した両建てトレードをしたいのではないでしょうか。

でも、そこはThreeTraderでも禁止事項に含まれています。

最も重要な部分だけはNGなんですね。

というわけで、ゼロカット狙いの両建てはできません。

この手法でトレードしたい人は、前項で紹介した「Exness」や「AXIORY」をおすすめします。

ゼロカット狙いの両建てが禁止の理由

ゼロカット狙いの両建てトレードは高確率で勝てる手法です。

そして、ボーナスを出している海外FX業者は、たいていこの方法を禁止事項に定めています。

ボーナスを使えばノーリスクでできてしまうからですね。

すると、業者が損するだけになってしまいます。

ThreeTraderも常時ではありませんが、たまにボーナスキャンペーンをやっているため禁止事項に定めているのでしょう。

両建てトレードって稼げるの?

違う口座間での両建ては稼げる?

ここまでに、違う口座間で両建てできる点をさも魅力的であるかのように紹介してきました。

ですが、実際両建てトレードすれば稼げるんでしょうか。

稼げるかどうかについては、結局トレーダーのスキルしだいです。

ゼロカットを利用した両建てトレードも、相場を読む力は必要です。

また、失敗すれば、2つの口座で同時に資金を失うリスクもあります。

普通のトレードも、両建てトレードも結局は勉強と経験が必要になるでしょう。

同一口座間での両建ては稼げる?

同一口座間での両建ては、編集部ライターの考えになりますが稼げないことはないでしょう。

やるとすれば、レンジ相場と呼ばれる価格が停滞している時間帯を狙います。

そこで両建てポジションを取り、レンジ内の値動きの上限か下限近くで1つ目を決済、もう1つは価格が戻ってきたときにトントンくらいで決済します。

なお、同一口座での両建ては、ピンチの状態で一時的にしのぐときに使えます。

その後の両建てポジションの清算タイミングは難しいのですが、資金がなくなりそうなときは冷静さを失いがちです。

両建てによって考える時間を確保できる点はメリットです。

スキャルピングはThreeTraderで禁止されていません

スキャルピングとは?

スキャルピングとは、秒単位の短い間隔で売り買いするトレードスタイルです。

スキャルピングトレード自体は、禁止している海外FX業者を見たことがありません。

それどころか、ほぼスキャルピング用の専用口座を用意しています。

ThreeTraderではRawゼロ口座がスキャルピング仕様です。

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ThreeTraderはスキャルピングを禁止していません

ThreeTraderは問題なくスキャルピングトレードできます。

ThreeTrader公式サイトにもこのように記載されています。

禁止手法なし (EA や高速スキャルピングトレーダー歓迎)

ThreeTraderは、皆様の取引を妨げるような規則をそもそも設けていません。取引はむしろ促進していただけるよう尽力しています。お客様が高速スキャルピングやEA(エキスパートアドバイザー)によって制限なく取引できるようにし、EA、スキャルピング、高頻度取引を愛用するトレーダーの皆様に優れた取引条件を提供し続けます。
(参照ページ:https://www.threetrader.com/jp/trading-platforms/metatrader-4/

むしろ大歓迎ですね。

さらに、ThreeTraderではニューヨークにあるエクイニクス社の高速サーバーを利用しているため処理も早いです。

そして、Rawゼロ口座を使えばより高速に注文処理をしてくれるため快適にスキャルピングトレードできるでしょう。

ThreeTraderは指標や窓開け狙いの高ロットスキャルピングも禁止していません

一部の海外FX業者では、スキャルピング自体はOKでも、経済指標発表や窓開け時を狙った高ロットでのスキャルピングを禁止しているところも多いです。

システムに不可がかかるため、ユーザーのオーダーがスムーズに処理されなくなるなど安定性に悪影響がでるためです。

でも、ThreeTraderは禁止していないので問題なく狙って行けます。

なお、新鋭の海外FX業者ということもあり、現在のThreeTraderの利用者数は他社に比べて少なめです。

いまはとくに問題なくても、今後窓開けや指標発表を狙ったスキャルピングトレードをする人が増えるとわかりません。

 

ここまでは、禁止事項になっていることも多い両建てとスキャルピングトレードについて解説してきました。

次からは、それらも含めてThreeTraderの禁止事項を紹介していきます。

ThreeTraderの禁止事項一覧

主な禁止事項
  • ゼロカットを悪用する両建てトレード
  • アカウントの二重登録
  • アービトラージ(裁定取引)
  • マネーロンダリング
  • 個人情報の詐称
  • 自分のアカウントを他人に使わせる行為
  • 他人のアカウントの利用させる行為

ゼロカットを悪用する両建てトレード

前述しましたが、相場が急変するタイミングを狙う両建ては禁止されています。

たまたま1回だけやってしまった程度なら許されるかと思います。

ですが、繰り返し狙っているようならゼロカットを悪用したと判断され厳しい対応をとられるでしょう。

なお、ThreeTraderでは警告メッセージが送られてくるはず。

届いたら速やかに対処しましょう。

アカウントの二重登録

ThreeTraderでは複数のアカウント登録は禁止事項として定められています。

ボーナスの不正受取などができてしまうため、確認されたら厳しい対応を取られるでしょう。

なお、ほかの海外FXでも「Exness」なら複数アカウント登録にも対応しています。

アービトラージ(裁定取引)

禁止事項に緩めなThreeTraderでも、アービトラージは認められていません。

アービトラージOKの海外FXはほぼありません。
(ExnessはOK)

アービトラージとは、業者間に価格差を利用して稼ぐ方法で、裁定取引とも呼ばれます。

たとえばドル円(USDJPY)の価格で例を挙げると、ThreeTraderでは1ドル=100円、Exnessでは1ドル=100.1円だったとします。

このとき、ThreeTraderで買ってExnessで売れば0.1円の利益です。
(手数料は考えないものとする)

アービトラージには次のようにいくつかの種類がありますが、どれも価格差を利用します。

アービトラージの種類
  • 3通貨アービトラージ(3通貨の価格差狙い)
  • レイテンシーアービトラージ(時間差狙い)
  • スワップアービトラージ(スワップポイント狙い)
  • ボーナスアービトラージ(ボーナスを利用してトレード)

すべて禁止事項に触れるのでやらないようにしてください。

といっても、実際にできる人は少ないと思いますが、ネットワークビジネス(マルチ/MLM)でアービトラージを活用したFX案件をたまに見かけます。

そういった話にも乗らないようにしましょう!

日本での投資案件の紹介には金融庁への登録が必須なので、100%違法です。

また、金融庁に登録済みのブローカーがアービトラージ案件をおすすめしてくることもありません。

マネーロンダリング

ThreeTraderの利用規約には、マネーロンダリングに関する内容も含まれています。

ThreeTraderの決済の仕組み的にできないようになっていますが、頭の賢い人は何かしらの方法でしようとするでしょう。

マネーロンダリングはどの海外FXでも禁止事項になっています。

また、いち業者の禁止事項どうこうではなく、ただの犯罪行為なので絶対にやらないようにしてください。

個人情報の詐称

他人名義でアカウント登録する、あなたの名義で他人に登録させるなどは禁止事項です。

また、日本の法律では文書偽造罪や偽造文書行使罪に問われる可能性もあります。

禁止事項にかかれているからではなく、ただの違法行為なのでやらないようにしてください。

自分のアカウントを他人に使わせる行為

アカウント登録だけでなく、トレードさせる行為も禁止事項です。

あなたのThreeTrader口座はあなただけが操作可能です。

他人のアカウントの利用させる行為

自分のアカウントを使わせるだけでなく、あなたが他人名義のアカウントでトレードする行為も禁止事項です。

なお、FX初心者が口座開設手続きを代行してもらうケースはあると思いますが、それも決しておすすめしません。

代行するなら一緒にいるときに確認してもらいながら進めましょう。

他社では禁止事項でもThreeTraderでは問題ない行為

ThreeTraderでは問題ない海外FXの禁止事項
  • 違う口座での両建てトレード
  • 他社口座との両建てトレード
  • 他人との両建てトレード
  • 窓開け時の高ロットトレード
  • 経済指標発表時の高ロットトレード

これらはThreeTraderでは禁止事項ではありません。

なお、窓開け時や経済指標発表時を狙った高ロットトレードはリスクも高くなります。

FX初心者にはおすすめしません。

また、安全にやるにはゼロカットを悪用することになるため、結局禁止事項に触れてしまいます。

やりたい人は、リスクに対応できるだけの経験を積んでからチャレンジしましょう。

ThreeTraderで禁止行為をするとどうなる?

禁止行為の内容や状況によりThreeTrader側の対応も異なります。

基本的に悪質だと判断されなければ、アカウント凍結など厳しい対応はとられません。

もともと、禁止事項に緩い海外FX業者だけに、よほど悪質でなければ問題ないでしょう。

一般トレーダーが禁止事項と知らないまま抵触していることもあると思いますが、それで口座凍結されることはまずありません。

ThreeTraderでは基本的に、警告メッセージが送られてきます。

その後も改善されないようであれば厳しく対処する流れです。

すぐに対応すれば、利益の没収などもされません。

ほかの海外FX業者に比べると割と優しいため、初心者トレーダーでも安心して利用できるでしょう。

ThreeTraderの禁止事項に関するQ&A

よくある質問
  1. 禁止事項にあるトレードはなぜバレる?
  2. 禁止事項に触れるとどうなる?
  3. EA(FX自動売買ツール)は使える?
  4. コピートレードは可能?
  5. 複数アカウントの登録は可能?

Q1.禁止事項にあるトレードはなぜバレる?

取引データが共有されているためです。

ThreeTraderで使えるMT4は世界中で利用されていて、取引履歴は海外業者間で共有されています。また、同じ仲介業者を利用していれば、そこでも情報共有されています。それら共有の履歴データから、不正な両建てやアービトラージなどを調査されるためバレることになります。

Q2.禁止事項に触れるとどうなる?

状況により違います。

警告メッセージだけで済むときもありますし、ボーナスや利益を没収されることもあります。禁止事項に緩めなThreeTraderですが、悪質だと判断されればアカウント凍結もあるでしょう。

Q3.EA(FX自動売買ツール)は使える?

使えます。

Q4.コピートレードは可能?

可能です。

Q5.複数アカウントの登録は可能?

できません。

まとめ

ThreeTraderの禁止事項について紹介しました。

海外FX業界でも比較的禁止事項が緩めなThreeTraderですが、ゼロカット狙いの両建てトレードやアービトラージは禁止されています。

また、マネーロンダリングや個人情報詐称などの犯罪行為も当然禁止事項に含まれます。

知りませんでした、では済まないパターンもあるので、このページで紹介した禁止事項を確認しておくことをおすすめします。

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