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ニュージーランドでFX | 始め方、日本の税率との違い、移住方法を解説

ニュージーランドでFX アイキャッチ画像

ニュージーランド国内でもFXトレードすることができます。

ここでは、ニュージーランドに住んでいる方、移住予定者がFXを始める手順や、税金の話を紹介。

日本からニュージーランドへ移住するメリット・デメリットも紹介します。

目次

ニュージーランドでFXを始める前に確認しておきたい基本情報

ニュージーランドFX 基本情報
基本情報
  • FXの税金は日本よりニュージーランドの方が少し安い
  • 日本のFX業者は使えない
  • 海外FX業者でニュージーランドに対応していないケースもある
  • ニュージーランドドル(NZD)で稼げる
  • 長期滞在ビザの取得が難しい

FXの税金は日本よりニュージーランドの方が少し安い

税金ゼロではありませんが、ニュージーランドのFX収益に対する税金は日本より低くなっています

日本において、個人トレーダーの最大税率は約55%なのに対し、ニュージーランドは約40%ほど。

約40%でも十分高く感じますが、日本よりは節税できます。

日本のFX業者は使えない

日本でトレードしている多くのトレーダーは、国内で事業展開しているFX業者で口座開設しています。

ただし、日本国内の業者は日本でしか利用できません

ニュージーランドに移住するのであれば基本的に解約することになります。

ニュージーランド国内で対応する海外FX業者で新規口座を準備しましょう。

海外FX業者でニュージーランドに対応していないケースもある

海外FXは数多くありますが、ニュージーランドで利用できない業者も多いです。

当サイトで紹介している業者の中でも半分以下に限られます。

ボーナスが強力なところを選びたい、などあなたの求めるサービスを提供している業者を利用できない可能性もあるでしょう。

ニュージーランドドル(NZD)で稼げる

日本で利用するときは「米ドル(USD)」と「日本円(JPY)」が選べる業者がほとんどです。

ニュージーランドで口座開設すれば、ニュージーランドドル(NZD)で稼げます

長期滞在ビザの取得が難しい

在住者は問題ありませんが、これからニュージーランドへ移住を考えているトレーダーは、かなりビザの取得難易度が高いです。

編集部としては、この国に特別な思い入れがないのであればほかの国をおすすめします。

ニュージーランドでFXトレードする前に基本情報を紹介しました。

細かな注意点はありますが、日本人が移住後も問題なくトレードすることは可能です。

そこで、ニュージーランドでFXを始める方法を解説します。

ニュージーランド在住者・移住者のFXの始め方

ニュージーランドFX 始め方
ニュージーランドでのFXトレードの始め方
  1. ニュージーランドで取得した本人確認書類を準備
  2. ニュージーランド対応のFX業者で口座開設
  3. 入金してトレードスタート

手順
ニュージーランドで取得した本人確認書類を準備

ニュージーランドで口座開設するためには、同国で発行された身分証明書と住所確認書類の2点が必要です。

身分証明書はパスポートや運転免許証(日本の免許があれば簡単に取得可能)、18歳以上なら取得可能な「18+カード」「Kiwi Accessカード」などを準備しましょう。

住所確認書類は、ニュージーランド国内で発行されたクレジットカード明細、水道光熱費の明細、携帯電話料金の明細などを準備します。

これら書類は、入国してすぐには準備できないかもしれませんが、急ぎの方は銀行口座を開設して明細書を発行してもらうのもおすすめです。

手順
ニュージーランド対応のFX業者で口座開設

ニュージーランドで利用可能な海外FX業者で口座を開設しましょう。

開設を完了するためには、手順1で準備した本人確認書類の提出が必要です。

アカウント登録後に手続きを済ませましょう。

手順
入金してトレードスタート

海外FX口座の開設が完了したら、入金していきましょう。

ニュージーランドに移住する以上、銀行口座は作っているはず。

その銀行口座から入金しましょう。

なお、移住して住民票が日本にない場合は、日本で使っていたクレジットカードで入金してもニュージーランドの税率になりません

知らずに使った場合、引き落としは日本の銀行口座になっているため国税に知られています。

それでは意味がないため、クレジットカード入金するのであればニュージーランドで新たに発行してからにしましょう。

つづいて、ニュージーランドの税金情報を紹介していきます。

FXの収益はもちろん、それ以外の税率が高ければ移住による節税効果がなくなってしまいます。

そこで、日本と税率を比較していきます。

ニュージーランド移住を検討しているFXトレーダーが知っておきたい税金の話

ニュージーランドFX 税金

ニュージーランドでFXトレードは問題なくできます。

そこで、ニュージーランドで得たトレード収益に対する税金・税率を紹介していきます。

ニュージーランドで稼いだFX収益の税金

ニュージーランドで、といっても次のようなパターンがあります。

主なパターン
  • 観光ビザでニュージーランドに短期滞在中のトレード収益
  • 海外対応の日本の業者を使って得たトレード収益
  • ニュージーランドに移住して稼いだトレード収益

観光ビザでニュージーランドに短期滞在中のトレード収益への税金

日本に住民票があり、利用するFX口座も日本で開設したものであるため、納税先は日本となります

海外対応の日本の業者を使って得たトレード収益への税金

ヒロセ通商など一部の日本国内の業者は、海外で利用できる口座サービスを提供しています。

ただし、海外でトレードできたとしても、出金先は日本の銀行に限られます。

これでは結局のところ日本の税制が適用されるため、日本で納税することになります

ニュージーランドに移住して稼いだトレード収益への税金

ニュージーランドへの移住を済ませ、同国でFX口座を開設し、同国の決済方法で入金したのであれば、納税先はニュージーランドです。

このケースで初めて、ニュージーランドの税制が適用されます。

つづいて、具体的に個人のFXトレーダーが稼いだときの税金額と税率について解説していきます。

ニュージーランドにおけるFX収益への税率は次のようになっています。

ニュージーランドのFX収益の税率

※ニュージーランドドル:日本円のレートは1NZDあたり90円ほど(表は90円で計算)
※ニュージーランドドルを「NZドル」と表記しています
※2021年4月1日以降に適用される個人所得の税率表から引用しています

スクロールできます
課税所得
(円換算/90円計算)
この所得に対する税率
~14000 NZドル
(~126万円)
10.5%
14000超~48000 NZドル
(126万超~432万円)
14000 NZドルまでの分:10.5%
14000 NZドル超の分:17.5%
48000超~7万 NZドル
(432万超~630万円)
14000 NZドルまでの分:10.5%
14000超~48000 NZドルの分:17.5%
48000 NZドル超の分:30.0%
70000超~18万 NZドル
(630万超~1620万円)
14000 NZドルまでの分:10.5%
14000超~48000 NZドルの分:17.5%
48000超~70000 NZドルの分:30.0%
70000 NZドル超の分:33.0%
180000 NZドル超~
(1620万円超~)
14000ドルまでの部分:10.5%
14000超~48000 NZドルの分:17.5%
48000超~70000 NZドルの分:30.0%
70000超~180000 NZドルの分:33.0%
180000 NZドル超の分:39.0%

少しわかりにくと思いますが、5段階に分けられた所得金額によって適用される税率が異なり、すべて合計した金額を納税します

たとえば、20万 NZドルの所得が合った場合、ザックリした計算ですが以下のようになります。

20万 NZドルの所得があったときの税金計算

スクロールできます
14000 NZドル分14000×10.5%=1470 NZドル
34000 NZドル分34000×17.5%=5950 NZドル
22000 NZドル分22000×30.0%=6600 NZドル
110000 NZドル分110000×33.0%=36300 NZドル
20000 NZドル分20000×39.0%=7800 NZドル
合計所得 20万 NZドル所得税額 58120 NZドル

実効税率は58120÷20万 NZドル=約29%となります。

日本では金額ごとに控除額が設定されているため計算は楽ですが、ニュージーランドは少し大変です。

ちなみに、日本の所得税率は次のようになっています。

個人トレーダーが日本で海外FX利用時の税率

ニュージーランドでFX 所得税率

国税庁に掲載されている所得税率表に、編集部で住民税10%を追加しています。
(ニュージーランドは住民税なし)

税率だけ見ると、ニュージーランドより高くなっているのがわかります。

ただし、控除額などもあり少しわかりにくいため、具体的な金額で比較してみました。

ニュージーランドと日本のFX収益に対する税金比較

※個々の数字は収益に対し単純に税率を掛け算したもので経費などは除外します
※日本は住民税10%も加味しています
※1ニュージーランドドル=90円で計算
※税率は実質的な税率

スクロールできます
FX収益
(NZドル換算)
ニュージーランド日本
100万円
(約11111ドル)
0円15万円
税率15%
300万円
(約33333ドル)
約43万円
(約4853 NZドル)
税率14.3%
約60万円
税率20%
500万円
(約55555ドル)
約87万円
(約9687 NZドル)
税率17.3%
約140万円
税率28%
1000万円
(約11万1111ドル)
約248万円
(約27587 NZドル)
税率24.8%
約360万円
税率36%
2000万円
(約22万2222ドル)
約601万円
(約66787 NZドル)
税率30.1%
約860万円
税率43%
3000万円
(約33万3333ドル)
約991万円
(約11万120 NZドル)
税率33.0%
約1360万円
税率45.3%
4000万円
(約44万4444ドル)
約1381万円
(約15万3453 NZドル)
税率34.5%
約1940万円
税率48.5%
5000万円
(約55万5555ドル)
約1771万円
(約19万6786 NZドル)
税率35.4%
約2490万円
税率49.8%
1億円
(約111万1111ドル)
約37212万円
(約41万3453 NZドル)
税率37.2%
約5240万円
税率52.4%

5段階ある税率表の各段階の最大税金額は以下のようになっています。

  • 1470 NZドル(~14000 NZドル)
  • 5950 NZドル(14000超~48000 NZドル)
  • 6600 NZドル(48000超~7万 NZドル)
  • 36300 NZドル(70000超~18万 NZドル)
  • それ以上は計算して算出

超えた部分のみ計算し、超えていない部分をあとから加算するだけなので慣れれば簡単でしょう。

計算方法の話はこれくらいにして、ニュージーランドと日本の所得税率を比較した結果、金額により5~15%ほど節税可能であることが分かったかと思います。

極端に節税できるわけではありませんが、ニュージーランドの穏やかなライフスタイルが好きな方には十分でしょう。

ただし、FX収益への所得税以外の税金もチェックしておかなければ、本当の意味で節税できているかどうかはわかりません。

そこで、ニュージーランドと日本の主な税金・税率も比較していきます。

日本とニュージーランドの主な税金・税率を比較

スクロールできます
日本ニュージーランド
個人所得税最大45%最大39%
(キャピタルゲイン税は0%だが
業として日常的に得ていると課税対象
FXトレーダーは業に値すると言える)
住民税10%なし
法人税最大23.40%
(法人住民税など
含めると約33.2%)
28%
相続税最大55%なし
贈与税20%なし
消費税8~10%15%

※参考ページ:日本貿易振興機構ジェトロ ニュージーランド税制

ニュージーランドの個人所得税の欄にある「業(ぎょう)」とは、”生活を支える仕事”という意味があります。

となると、FXトレードで生活費を稼いでいるトレーダーは、個人所得税の対象となるでしょう。

ニュージーランドで就職して副業としてトレードしているケースはどうなるのか不明ですが、移住される方はおそらくトレード収入がメインとなるはず。

キャピタルゲイン税0%を適用させることは難しいかもしれません

それでも日本の所得税率よりは安く済みます。

また、ニュージーランドには住民税もありませんし、相続や贈与税もありません。

消費税が少し高めですが、仮に年間消費額が1000万円なら日本より50万円の負担増となるだけです。

この場合、上で紹介した「ニュージーランドと日本のFX収益に対する税金比較」の表を見ると、年間500万円あたりから節税効果を期待できることになるでしょう。

法人化した場合の節税効果は?

ニュージーランドと日本の法人税率に大きな差はありません

日本は住民税がある分だけ5%ほど税率が高くなっている程度です。

ただし、ニュージーランドは消費税が5%高いため、実質的に差はないと言えるでしょう。

日本の法人トレーダーがニュージーランドへ移住するメリットはあまりありません。

ここまでで、個人トレーダーがニュージーランドへ移住する節税面でのメリットはあると言えます。

目安として年間500万円以上稼げているのであれば、節税効果を期待できるでしょう。

では移住手続きを・・・と言いたいところですが、その前にそもそも移住しても日本より快適に生活できるのか?も重要です。

FXトレードはメンタル面も重要です。

日常生活の環境が悪くなるようでは、成績にも悪影響を与えるでしょう。

そこで、ニュージーランドに移住して生活する上でのメリット・デメリットもまとめました。

ニュージーランド移住でFXトレード生活するメリット・デメリット

現在、ニュージーランドには約2万人の日本人が住んでいます。
(2022年に発表されたニュージーランド統計局データより)

ニュージーランドに人口が500万人ほどなので、かなりの割合です。

1学年に1~2人くらいが日本人と言えばわかりやすいかもしれませんね。

南半球のため、日本と季節が真逆ですが、時差は4時間ほどですし、四季もあります。

穏やかなお国柄のため、都会の人混みを好むタイプでなければ快適に過ごせるでしょう。

そんな国で生活する上で、事前に知っておきたいポイントを紹介していきます。

ニュージーランドに移住するメリット

主なメリット
  • FX収益の税金を減らせる
  • 他民族で親日的
  • 日本人移住者も多い
  • 英語を学ぶ環境が充実
  • 偏見が少なく受け入れてもらいやすい
  • 食文化が豊かで日本と同じような食生活も可能
  • 水道水を飲める
  • 日本からの直行便がある
  • 車の運転時は左側通行で日本と同じ
  • 日本の免許証があればニュージーランドでの取得は簡単
  • 自然が豊かで四季がある

FX収益の税金を減らせる

税金面では若干ニュージーランドのほうが節税できます

FXの税金がゼロの国もあるため、そこと比較すると劣ってしまいますが、住環境に魅力を感じるのであれば十分でしょう。

他民族で親日的

多民族国家でもあり、外国人にも寛容です。

日本人だからと言って差別されることは少ないでしょう

日本人移住者も多い

ニュージーランドの人口約500万に対して、2万人ほどが日本人です。

都市部であれば、街を歩けば日本人に出会える可能性も十分高いでしょう

英語を学ぶ環境が充実

他民族国家だけに英語メインです。

日本語は人によりますが、英語が話せれば不自由することはありません。

日本からの英語留学生も多いので、学ぶ場は充実しています。

偏見が少なく受け入れてもらいやすい

世界中から人が集まっている他民族国家だけに、受け入れやすい土壌が整っています

食文化が豊かで日本と同じような食生活も可能

世界中から人が集まっていることから、さまざまな国のグルメが楽しめます。

日本食も楽しめるでしょう。

水道水を飲める

自然豊かなニュージーランドは、日本同様に水道水が飲めます

日本からの直行便がある

日本の空港との直行便も出ています。

フライト時間は11時間ほどかかるため、決して気楽に行き来できる距離ではありませんが、乗り継ぎの手間なく行けるのはメリットと言えます。

車の運転時は左側通行で日本と同じ

走行車線は左側で日本と同じです。

また、右ハンドルのため、レンタカーでも安心して乗ることができるでしょう。

日本の免許証があればニュージーランドでの取得は簡単

日本で運転免許証を取得済みの方は、パスポートと提出書類を準備すれば簡単にニュージーランドで使える免許証を取得できます。

身分証明書にもなるため、同国でFX口座を開設するときにも使えます

また、ニュージーランドはクルマ社会のため、免許証は合ったほうが有利です。

自然が豊かで四季がある

ニュージーランドは日本のように自然が豊かで四季もあります。

日本人にはなじみやすい気候や環境と言えるでしょう。

つづいて、デメリットも確認しておきましょう。

ニュージーランドに移住するデメリット

主なデメリット
  • ビザの取得が難しい
  • 治安が日本より悪い
  • 物価は上昇傾向で高め
  • 都市部の家賃はとくに高騰ぎみ
  • 公共交通機関はあるが日本ほど充実していない
  • 時間にルーズ
  • 紫外線が強力
  • クルマ社会
  • 店が17時頃に閉まってしまう
  • 日曜休みの店も多い
  • 医療制度が特殊で行きたい病院に行けるわけではない
  • 都会好きには退屈な面もある

ビザの取得が難しい

移住に際して最も重要な長期滞在ビザ、永住権の取得がかなり難しいです。

現地で就業するツテがあるならまだ簡単ですが、FXトレーダーが移住するのであれば厳しいでしょう

投資家ビザもありますが、申請条件が厳しいためほとんどのトレーダーは取得できないでしょう。

治安が日本より悪い

穏やかで自然豊かな印象から、ニュージーランドの治安は良いと思っている方も多いと思います。

ですが、犯罪発生率は高く、日本人はお金を持っているとのイメージもあるようですので防犯対策は必須です

また、夜間の女性の一人歩きはもっての外です。

物価は上昇傾向で高め

ランチは日本円で1000円前後、ディナーはその倍ほどのため、日本とそれほど変わりません。

ですが、とくに都市部(オークランドなど)の不動産の地価上昇に伴い物価が上昇しています

都市部の家賃はとくに高騰ぎみ

地価上昇に伴い、首都でワンルームを賃貸するなら月10万円くらいが相場です。

公共交通機関はあるが日本ほど充実していない

ニュージーランドはクルマ社会のため、日本ほど公共交通機関が充実していません。

都市部への移住であればまだいいのですが、少し郊外に住むなら車が必須です

時間にルーズ

他民族国家でもあるため、時間にルーズな傾向です。

スケジュールを詰め込むタイプの方にはストレスかもしれません。

紫外線が強力

紫外線が日本の7倍と言われています。

夏でも長袖を切る、冬でも日焼け止めクリームやスプレーを欠かさないなどの対策が必要です

クルマ社会

首都中心部以外は交通機関が未発達です。

移住するのであれば車が必須と言えるでしょう。

店が17時頃に閉まってしまう

日本の都市部のようなイメージでいると、お店の少なさに困惑するかもしれません。

また、お店も17時頃には閉まってしまいます。

外食やショッピングを楽しむより、自宅でまったり過ごすライフスタイルがメインになるでしょう

日曜休みの店も多い

日曜日と言ったら日本ではかき入れ時でもありますが、ニュージーランドのお店は休んでいることが多いです。

ショッピングや外食を楽しむより、自宅で過ごしたり、自然を楽しむスタイルになるでしょう

医療制度が特殊で行きたい病院に行けるわけではない

ニュージーランドの医療水準は高いです。

ですが、日本のように好きな病院に行くのではなく、最初に総合診療医と呼ばれるGPで診断してもらいます。

その後GPの紹介で病院に行くことになります。

自分で病院を選べない点は少し面倒です。

都会好きには退屈な面もある

都市部であれば発展していますが、それでも人口500万ほどの国ですので、日本の都市とは大きく違います。

都会の喧騒が好きな人には退屈な国に感じられるかもしれません

以上、ニュージーランド移住のメリット・デメリットを紹介しました。

FXの節税が目的であれば、手放しでおすすめできる国ではありません。

また、治安の面や娯楽の面で不安を感じる方もいることでしょう。

それでも移住したいようであれば、長期滞在微差を取得することになります。

そこで、移住条件やビサの種類について解説します。

ニュージーランドへの移住条件

ニュージーランドに移住するためには、長期滞在ビザか永住権を取得することになります。

そこで、ニュージーランドで取得可能なビザの種類を紹介します。

ニュージーランドのビザの種類

ビザの種類
  • 観光ビザ(最長3カ月)
  • 学生ビザ(学校の就学期間による)
  • ワーキングホリデービザ(最長1年)
  • ポストスタディーワークビザ
  • 就労ビザ
  • パートナービザ
  • 投資家ビザ

個人のFXトレーダーがスムーズに取得できるものはほとんどありません。

現地で雇ってくれるツテがないなら、投資家ビザ以外は厳しいでしょう

英語の学校に入って学びながら滞在するのも1つの方法ですが、卒業後は結局ほかのビザを取得することになるでしょう。

なお、投資家ビザの取得にはかなり厳しい条件があります。

現実的とは言えないでしょう。

ニュージーランドの投資家ビザの取得条件

2022年9月19日から受付スタートしている「Active Investor Plus Visa」を取得することになります。

Active Investor Plus Visaの取得条件

取得条件
  • 3年間で500万~1500万 NZドルを投資(90円計算で4億5000万~13億5000万円)
  • 4年目(48か月目)にその投資を維持できていれば永住権を申請可能になる
  • 4年間のうち、117日以上滞在すること
  • 国債英語能力試験でレベル5以上の英語力があること

条件はいろいろありますが、この金額を見てのとおりニュージーランドへの移住はかなり厳しいです。

数億円を準備する必要があるため、現実的ではありません。

ほかにいくつかFX収益の税金がゼロの国もありますが、金額もここまでかかりません。

以上のことから、ニュージーランドへのFXトレーダーの移住難易度が非常に高いためおすすめしません。

また、節税目的で移住するとしても、その効果は少ないです。

なお、もともとニュージーランド在住の方が現地でFXを始めるのであれば問題ありません。

節税目的で移住を考えている方は、ニュージーランドより有利な税率(税金がない)国(シンガポール・ドバイ・マレーシアなど)があります。

そういった国への移住をおすすめします。

FXの節税におすすめな移住先

次に、ニュージーランドで口座開設可能な海外FX業者を紹介していきます。

ニュージーランド在住者・移住者におすすめの海外FX業者

ニュージーランド対応のおすすめ海外FX
  • FXGT(エフエックスジーティー)
  • HFM(エイチエフマーケット)
  • TitanFX(タイタンFX)

日本国内業者は基本的に使えませんが、一部の海外業者ならニュージーランドでで口座開設できます。

ただし、対応業者は多くないため選択肢は少なめです。

FXGTの特徴

ニュージーランドでFX FXGTロゴ
主な特徴

初心者向けボーナスが充実

業界トップクラスにボーナスプロモーションが充実しています。

とくに初心者向けボーナスが多く、あまりトレード資金を準備できない人が始めるときにおすすめです。

初心者向け口座開設時のおすすめ設定

初心者も上級者も処理が早く、手数料も安い「スタンダード+口座」がおすすめです。

取引プラットフォームは性能の高い「MT5」がおすすめです。
(後から切替可能)

HFMの特徴

ニュージーランドでFX HFMロゴ
主な特徴
  • 最大レバレッジ2000倍
  • 入金ボーナス20%あり

海外FXの多くは最大レバレッジ1000倍の中、HFMは2000倍に対応しています。

そのため、より少ないトレード資金で取引可能です。

また、FXGTほどではありませんが、入金ボーナス20%もあるため、あわせてトレード資金を増やすことができます。

初心者向け口座開設時のおすすめ設定

初心者も上級者も「プレミアム口座」がおすすめです。
(名称は違いますが、他社におけるスタンダード口座と同じです)

取引プラットフォームは性能の高い「MT5」をおすすめします。

TitanFXの特徴

ニュージーランドでFX TitanFX
主な特徴
  • 手数料が安い
  • 残高によるレバレッジ制限がない
  • 日本語サポートが手厚い

手数料(スプレッド)が安いため、短期売買手法のスキャルピングトレードに最適です。

また、口座残高によるレバレッジ制限がないため、大口トレーダーほど有利な環境で利用できます。

日本人であれば、日本語サポートが365日24時間対応している点もメリット。

FXGTのようなボーナスはほとんどありませんが、トレード環境で選ぶならTitanFXをおすすめします。

初心者向け口座開設時のおすすめ設定

初心者も上級者も手数料が安く処理が早い「ブレード口座」をおすすめします。

取引プラットフォームは「MT5」がおすすめです。

ニュージーランドでのFXトレードに関するQ&A

ニュージーランドのFX収益に対する税率は?

0~最大39%で、金額が多いほど税率が高くなっていきます。それでも日本の所得税率より低くなっています。

日本のFX業者は使えますか?

ニュージーランドでは日本の業者は使えません。同国対応のFX業者で口座開設しましょう。

長期滞在ビザは簡単に取得できますか?

難しいです。お金があれば取得自体は可能ですが、数億円必要になるため現実的ではありません。節税目的での移住を検討されているなら、シンガポールやマレーシアなど税金がゼロの国をおすすめします。

ニュージーランドの物価は日本より高い?安い?

極端に高くはありません。地域によりますが、食事などはほぼ同じくらいと言えるでしょう。ただし、都市部の賃料など不動産関連は東京より高い傾向です。

トレード収益がどれくらいあると不自由なく暮らしていけますか?

所得税、住民税、消費税などを合算すると、日本とそれほど変わりません。不自由なくとなると500~1000万円ほどは必要になるでしょう。

まとめ

ニュージーランド在住者・移住者がFXを始める方法を解説しました。

ニュージーランドでFXトレードすることは問題ありませんし、対応する海外FX業者もあります。

税金面でも日本より若干ではありますが有利です。

ただし、節税目的で移住先に選ぶ国ではありません。

トレードで稼げるようになり節税したいのであれば、FXの税金がなうマレーシアやシンガポール、ドバイなどの国をおすすめします。

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