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【サービス停止】GemForex会社概要 - ここでFXトレードしても大丈夫?

GemForex会社概要 アイキャッチ画像

2023年5月31日~、GemForexはサービス停止中です。
2023年8月以降に譲渡完了しだいサービス再開を予定しています。
※7/20更新あり(MT4/MT5取引、入出金/資金移動の項目)
※8/1更新あり(譲渡先企業名の公開と今後の出金対応)
※8/15更新あり ホワイトペーパーV1が公開されました
※8/28更新あり 顧客情報の移管が完了しマイページにログイン可能になりました
※9/16 新サイトオープン⇒https://galaxydao.io/ 残高1ドル=1GBOND配布
※10/2 現在までにGBONDのホワイトペーパーは更新されず
※12/1 OTC市場スタート
※12/26 2024/1/4をもってGemForex.com閉鎖

2022年末から出金遅延が始まり、現在はギャラクシーDAOという企業に譲渡されたGemForex。

現在に至るまでの推移をまとめました。

関連記事
GemForexは怪しい?危険?出金遅延・停止から現在までの流れを解説

今後再開しても不安要素はぬぐえないため、海外FX業者でトレードするならXMをおすすめします。

日本でユーザー数を増やし続けていた海外FX業者「GemForex(ゲムフォレックス)」。

強力なボーナスを武器に国内シェア2位まで上がってきていました。

では、いったいどんな会社が運営していたのでしょうか。

そこでGemForexの運営会社の概要について詳しく解説していきます。

目次

海外FX GemForex(ゲムフォレックス)の会社概要

グーグルで「ゲムフォレックス 会社概要」と検索すると

  • 「会社概要」
  • 「会社情報」
  • 「GemForexについて」
  • 「オフィスのご案内」

と会社概要ページが一覧で出てきていました。

GemForex会社概要グーグル検索結果

会社概要ページにアクセスすると会社情報が以下のように載っていたのを確認できます。

GemForex会社概要

香港やイギリスに拠点があり、金融ライセンスはニュージーランドで取得。

取締役には日本人名も確認できますね。

GemForexの運営会社と拠点のある国

会社名は「ゲムグループ ニュージーランドリミテッド」です。

名前のとおり会社はニュージーランドにあり、北側の島のさらに北部にあるオークランド・オネフンガという場所にあります。

GemForex会社概要 会社のある場所

グーグルストリートビューで見ると建物はあるのでペーパーカンパニーというわけではないでしょう。

ウェブページ上で見ているだけなので何とも言えませんが、ここまでの段階ではとりあえず違法性はなさそうかな?といった段階です。

金融ライセンスはある?

FXのような金融事業を行うにはその国の法律で認められていること、またその国で金融事業を可能にするライセンスを取得しなければできません。

無ければ違法性ありです。

そしてGemForexの運営会社はニュージーランドの金融ライセンスを2019年に取得しています。

というわけでライセンス的には問題ありません。

ただし会社を設立したのは2010年6月25日のこと。

2019年までは約9年経ってから取得していることになります。

それまで信頼性が低い中で運営・成長してきています。

実際に9年続けてきたことは事実です。

利用者さんは意外とそういうの気にしてないことがわかりますね。

余談ですが、グーグルマップで見ると会社のすぐ隣に日本食の刺身居酒屋があったりします。

ちなみにこの会社はニュージーランド本社以外に、香港やベトナム・イギリスにも拠点があります。

資本金は十分?

会社の資本金は1億ドルと十分。

設立当時のニュージーランドドルは1NZD=60円くらいなので資本金は約60億円ですね。

多すぎず少なすぎずといったレベルです。

少ないから問題があるわけではありませんが、何かあったときに資本が多ければ安全性の面で有利なのは間違いありません。

日本一のシェアを持つ海外FX「XMトレーディング」は3.6億米ドル。

2009年設立当時のレートで1米ドル90~100円程度なので95円で計算したとして約340億円。

XMと比較するとGemForexの資本金は5分の1以下とかなり少なく感じられます。

ちなみに日本でも人気の海外FX「TitanFX」「Axiory」は資本金を公開していません。

この2社は後発サービスだけに、XMなどと比較されて資本金の少なさにより信頼性が低くなるのを気にしているのかもしれませんね。

日本のFX業者の資本金と比較

日本のFX業者の資本金はこのようになっています。

日本の主なFX業者の資本金
  • GMOクリック証券・・・約400億円
  • みんなのFX・・・約23億円
  • SBI FXトレード・・・約10億円
  • ヒロセ通商・・・約5億円

    これら国内業者と比較すると、まったく問題ない規模なので十分と言えます。

    GemForexの会社を設立したのは日本人

    代表取締役CEOは違いますが、取締役は日本人が含まれています

    GemForexが設立されてから口座開設数を急増させた要因の1つは日本人が作ったことにあると言えるでしょう。

    日本人運営の海外FXというだけで多少なりとも安心感を感じる人はいるでしょう。

    また、日本のFX業者のいいところ(低スプレッドなど)と、海外FXのいいところ(ハイレバレッジ、ゼロカットなど)をハイブリッドした業者になっていました。

    後発サービスだけに、そういったほかにない日本人トレーダーが魅力に感じる部分を詰め込んでユーザーを獲得していたんですね。

    GemForexの社員数を他社と比較

    FX業者の社員数
    • GemForex・・・52名
    • XMトレーディング・・・200名以上
    • Axiory・・・非公開
    • TitanFX・・・非公開
    • GMOクリック証券・・・400名
    • みんなのFX・・・49名
    • SBI FXトレード・・・16名(2014年時点)
    • ヒロセ通商・・・64名

    違法性とは一切関係ありませんが、人数が多ければサポートも充実するでしょう。

    サポート業務は外部委託かもしれませんが、社員数は多すぎず少なすぎずといった感じですね。

    資本金の割合でみると日本の業者よりは少な目と言えそうです。

    とはいえ、これだけで会社の信頼性・安全性を見るのは難しいですね。

    GemForexの日本での違法性は大丈夫?

    GemForex会社概要 日本での違法性

    会社概要を見る限りFX事業をしても問題ないニュージーランドでライセンスを取得して運営しているため違法性はみられません。

    でも、海外FXを日本人が日本にいながら口座開設してトレードしても問題ないのでしょうか。

    GemForex運営会社の日本における違法性

    金融庁のホームページを覗くと、こんな文言が確認できます。

    金融商品取引法に基づく登録を受けていない海外所在業者が、インターネットに日本語ホームページを開設する等により、外国為替証拠金取引(FX取引)や有価証券投資等の勧誘を行っている例が見受けられます。(中略)日本で登録を受けずに金融商品取引業を行うことは違法です。(後略)

    参考ページ:https://www.fsa.go.jp/ordinary/kanyu/20090731.html

    「インターネットに日本語ホームページを開設」に関してはGemForexはしっかり当てはまっていますね。

    そして「日本で金融商品取引業を行うことは違法」とも書かれています。

    でも、ここを運営しているのはニュージーランドの会社。

    日本では金融商品取引業は行っていません。

    よって違法性の面では問題ないと言えるでしょう。

    また、日本で事業をしているかどうか?の判断基準は対面での勧誘行為や投資助言、国内に拠点があるかどうかがポイント。

    そういった営業活動はしていませんし、日本支部・支店はないので違法性なしと言えます。

    一見誤認しそうになりますが、GemForexに違法性はないので問題ないでしょう。

    日本で違法性ありとなるのは勧誘行為

    海外FXが違法性ありと判断されるボーダーラインは、事業者自らが国内で勧誘行為をしているかどうか?もポイントです。

    たしかにGemForexは日本語対応のホームページ上で「いま口座開設するとボーナス付きますよ?」といった勧誘するかのようなバナーを掲載していました。

    でも、そもそもGemForexは日本に拠点がない以上日本で勧誘しているとは言えません

    インターネットに国境はありませんからね。

    また、ネット上のためセミナーや対面で直接勧誘するケースとは違います。

    そのため問題ないと言えるでしょう。

    ほか、日本人ユーザー獲得はパートナー(アフィリエイター)を使ってウェブ上だけで展開しています。

    そのためGemForexが勧誘行為をしているわけではありません。

    この点からも法的に問題なしと言えます。

    日本でGemForexアフィリエイトするときの違法性は?

    GemForexは直接勧誘していないとしても日本人アフィリエイターは勧誘行為しているのでは?と思うかもしれません。

    ですが、違法性を問われるのは対面での勧誘行為です。

    アフィリエイターがウェブ上で紹介するのは問題ありません

    ただし、カフェなどで面と向かって紹介・勧誘すると問題ありとなってしまうので注意してください。

    とはいえ、紹介された側が言わなければバレようもありませんが…。

    話はズレますが、最近多い仮想通貨のネットワークビジネス(MLM・マルチ)などもカフェなどで対面にて勧誘することが多いです。

    「特定商取引法」的にはこれから勧誘しますよ?と知らせたうえで誘っているならまだマシですが(それでも違法)、そんな人は少ないでしょう。

    これは完全に違法性があるので、どんなにおいしい話でも乗ってはいけません。

    「あなたの紹介する事業の運営会社は金融庁に登録してるの?」と聞いてみてください。

    日本では登録していなければ直接勧誘できません。

    セミナーを開いて会員募集するのも完全にNGです。

    GemForexを利用する日本人トレーダー側の違法性

    金融庁にあまり良く思われていない存在の海外FX。

    会社に違法性はないものの、日本にいながら利用してFXトレードする行為は大丈夫なのでしょうか。

    この点に関してはまったく問題ありません

    合法的に運営されている海外サービスを海外サーバー上で使っているだけです。

    金融庁があまり良く思っていないのは、お金が海外に渡ってしまうことと徴収できる税金が減るからでしょう。

    とはいえ、結局出金は国内の銀行口座になることがほとんどですし、口座上でのやりとりは税務署に筒抜けです。

    ユーザーの評判からみるGemForex運営会社の安全性

    GemForex破錠前の評判を調査したものです

    FX会社としての規模や運営歴は十分でした。

    では、実際GemForexを使っているユーザーの評判はどうだったのか。

    豊富なボーナスや口座スペックの魅力で口座開設数こそ多いGemForexですが、トラブルは起こっていたのか。

    正当に使っているのに出金対応してくれない、なんてことがあったら違法性ありですからね。

    インターネット上で調べてみると次のような不満がみられました。

    ユーザーの評判
    • Goldスプレッドが開きすぎ
    • サーバーが不安定
    • 約定しない
    • 出金遅延あり←New!

      少し心配になる評判を見かけたので、違法性がないかチェックしてみました。

      2020年に起こったGoldスプレッドが開きすぎた事件

      過去にGemForexでも扱っているGoldをトレードしていたトレーダーのスプレッドが600pipsも開いていたことから大損したトラブルが発生しています。

      スプレッドは1回の注文ごとに取られる手数料みたいなもの。

      たとえばドル円(USDJPY)なら注文した金額の1%少々が手数料として注文に上乗せされています。
      (%は注文したタイミングにより変動します)

      そして600pipsといったら手数料が600%ですね。

      さすがにこんなことがあったら異常事態です。

      ネット上ではGemForexに刈り取られた、といった声が多数でていました。

      スプレッドは完全に運営会社側の問題なので悪意を持ってトレーダーの利益を奪いに来たと思われても仕方ないでしょう。

      本当にそうだったら完全に問題ありですね。

      ただし公式ホームページ上で補填対応について案内があり無事対処できたようです。

      その後このトラブルに関する不満の声も見かけません。

      当時の真相は調べようもないので何とも言えませんが、炎上したもののきちんと対処してもらえたからこそそれ以降も経営できていたのでしょう。

      それ以来、口座開設数も順調に増え続けていますし、無事乗り切れていたようです。

      サーバーが不安定

      サーバーがつながらないといった声も見かけました。

      前述したゴールドのスプレッドトラブルもサーバーの弱さが理由と言えそうです

      ですが、GemForex側はきっちり損失を補填してくれたようですし、故意に不安定にして儲けようとしているわけではないでしょう。

      GemForexに原因があるトラブルはきちんと保証してくれているので問題ないと言えます。

      順調に利用者数も増えていますし、利益が増えればサーバーも増強していくはず。

      編集部でも安定してトレードできているため、あまり気にするポイントではないでしょう。

      約定しない

      高い約定力もアピールしているGemForexですが、この評判でた原因はどこにあるのか。

      これは前述したサーバートラブル関連も関係していますね。

      編集部でトレードした限りでは約定力に問題を感じられなかったので、約定しないと言っているユーザーさんは相場が激しく動く時間帯にスキャルピングトレードでもしていたのかもしれません。

      ただしGemForexの利用規約でそういったタイミングだけを狙ったトレードは禁止されているので、やらないでくださいね。

      また明らかに約定せず損失を負ったならサポートに問い合わせましょう。

      おかしいと思ったら連絡することで、会社側の改善にもつながるはずです。

      出金遅延あり

      2022年末ころから、大規模な出金遅延が発生しました。

      その後は冒頭で紹介したようにGemForexは事実上破綻し別会社に譲渡されました

      以上のことから、会社としては信頼性ゼロになってしまったわけですね。

      今後再スタートを切るとしても、信頼性マイナスの状態からとなります。

      編集部としてもおすすめはできませんし、これから海外FXでトレードを始めるならXMトレーディングAXIORYなど実績のある業者をおすすめします。

      GemForexのシステム側から見る違法性

      GemForexで売買するとき、あなたの注文は次にように処理されます。

      トレーダー
      ↓↑
      GemForex
      ↓↑
      金融市場

      いったんあなたの注文をGemForexが受け取ってから金融市場に流す方式です。

      これをDD方式といいます。

      GemForexの取引形態「DD方式」に違法性はある?

      DD方式の特徴

      結論から言うとDD方式という透明性の低い取引形態です。

      そして、このDD方式は日本のFX業者で良く採用されているものですが、海外FXではめずらしくGemForexが採用しています。

      あなたの注文をいったんFX業者が受け取るため、会社側にとって不利なトレードは手が加えられる可能性も考えられます。

      また内部事情を知る方法はないため、本当に金融市場に流してくれているのか?は確認できません。

      もしかしたら会社内で操作しているだけの可能性もあります。

      業者にとってはわざわざ市場に流さなくてもいいため手間も減らせますし、内部でやりくりすれば処理スピードも早くなります。

      そうなるとトレーダー側にとっては約定力が高いと感じられるため使いやすい印象になるでしょう。

      NDD方式の特徴

      DD方式に対してNDD方式というものもあります。

      こちらは、トレーダーの注文をそのまま金融市場に流してくれる処理方法で透明性が高いもの。

      海外FXではNDD方式が主流です。

      にもかかわらず、GemForexは日本業者のようなやり方を採用しているんですね。

      この辺の事情はわかりませんが、DD方式でも悪い評判で炎上することなくこれまで続けてきた実績を考えれば問題ないと言えるでしょう。

      もし不安を感じるなら「XMトレーディング」など別の海外FXにしましょう。

      GemForex(GalaxyDAO)はどんな人におすすめ?

      現状はお勧めできません。

      というか、すでに事業はなくなっています。

      信頼性に若干不安な部分もあるGemForexでしたが、それでも利用者が多かったのは、やはりボーナスやハイレバレッジでトレードできたことにあります。

      これから海外FXを選ぶなら、ボーナスがない、もしくは金額が多すぎない業者を選ぶことが安全性に繋がると言えるでしょう。

      まとめ

      GemForexの会社概要と信頼性についてまとめました。

      正規のライセンスを取得し資本金も十分で会社自体には問題ありませんでした。

      ですが、過去のトラブルや「DD方式」は信頼性が低くなりますし、ボーナスが多すぎたこともあって破綻してしまいました。

      ほかのFX業者を選びましょう。

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