FX取引ツールMT4/MT5に最初から搭載されているインジケーター「Force Index(フォースインデックス)」情報を紹介。
Force Indexの利用するメリット・デメリットや仕組みなどをFX初心者向けにまとめました。
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Force Index(フォースインデックス)とは?
Force Index(フォース・インデックス)は、価格変動の方向・変動幅・取引量(Volume)を掛け合わせて、買い手または売り手の「勢い」を数値化するオシレーター系インジケーターです。
Positive(プラス)なら買い勢力が優勢、Negative(マイナス)なら売り勢力が優勢を示します。
- オシレーター系:相場の過熱感を波形で表現する指標(例:RSI、CCI)
- Volume(取引量):市場で売買された通貨の数量の指標。勢いの信頼性を補強
- Positive/Negative:プラスは買い主導、マイナスは売り主導を示す
- Force Index(フォースインデックス)計算式と仕組み
Force Index の基本式は以下のとおりです。
FI_raw = (当日の終値 – 前日の終値)× 当日の出来高 FI_smoothed
= 13期間などのEMA(指数移動平均)で滑らかにする
短期トレードには2期間EMA、トレンド確認には13期間EMAなどが推奨されます。
- EMA(指数移動平均):直近の価格を重視し平滑化する平均線
- Smoothing(滑らかにする):ノイズを減らし、傾向が見えやすくする処理
Force Index(フォースインデックス)の見方と基本シグナル
ゼロラインのクロス
プラスに上抜け → 買い勢が優勢
マイナスに下抜け → 売り勢が優勢
新高値/新安値の観察
FIが新高値なら上昇継続、新安値なら下降継続の可能性があります。
ダイバージェンス
価格が高値更新してもFIが更新しない → 勢い鈍化=転換の兆しです。
- ゼロライン:FI中立の境界線
- ダイバージェンス:価格と指標が逆の動きをする現象
- 上抜け/下抜け:ラインを越える動き。売買シグナルとなる
Force Indexのメリット
価格と量を同時に考慮して勢いを判断できる
価格変動の方向・大きさ・出来高を合わせて算出するため、相場の本当の「力」を可視化できます。
短期と長期の両方で活用できる柔軟性
2期間EMAで短期押し目のタイミング、13期間以上でトレンドの継続・勢いを判断できるため、戦略幅が広がります。
ダイバージェンスで転換を先読みできる可能性
価格とFIの乖離が見られると、トレンド転換の前兆を補足できる有力な指標です。
Force Indexのデメリット
強いトレンドでは逆張りシグナルが誤りやすい
トレンド中はFIが高値・安値圏に張り付き、過熱シグナルでもトレンド継続されることがあるため逆張りは危険です。
レンジ相場ではノイズが多く誤シグナルが増える
価格変動と出来高が小さいとFIの上下が頻発し、ダマしが増える傾向があります。
単体ではトレンド方向や勢いの補完が不十分
FIは勢いのみを示すため、方向や過熱感などを補完するには他インジケーターとの組み合わせが必要です。
Force Indexと相性の良いインジケーター
① 移動平均線(MA)
MAで大局のトレンド方向を把握し、FIがゼロクロスまたは高値圏から戻るタイミングでエントリー判断すると精度が向上します。トレンド方向に沿って取引する順張りの補助として有効です。
② RSI(Relative Strength Index)
FIが新高値で上昇継続サイン、RSIが70以上なら過熱判断として組み合わせ。両方が同じ方向ならトレンド継続が信頼できる判断材料に。
③ MACD
FIで勢いを測り、MACDでモメンタム転換を確認。FIが低下しMACDがデッドクロス→逆転サイン、FI上昇+MACDゴールデンクロス→自信ある買いシグナル。
④ ボリンジャーバンド
価格がバンド±2σ外へ飛び出し、FIも極端値を示せば「行き過ぎ」判断として機能。戻り売りや反発狙いのタイミング絞り込みに使える組み合わせ。
MetaTraderにForce Indexをインストール・設定する手順
MetaTrader(MT4またはMT5)には、標準で「Force Index」インジケーターが搭載されています。
以下の手順で簡単にチャートへ表示できます。
- MetaTraderを起動
- 「ナビゲーター」からインジケーターを選ぶ
- チャートにドラッグ&ドロップ
- パラメーターの調整(任意)
① MetaTraderを起動
まずは使用中のMT4またはMT5を起動してください。
② 「ナビゲーター」からインジケーターを選ぶ
左側の「ナビゲーター」ウィンドウを開きます。
「インディケーター」⇒「Oscillators(オシレーター)」内の「Force Index」を選んでください。
③ チャートにドラッグ&ドロップ
Force Indexを直接チャート上にドラッグ&ドロップすると設定ウィンドウが開きます。
④ パラメーターの調整(任意)
おすすめのパラメータは以下のとおりです。
項目 | 説明 |
---|---|
期間(Period) | 短期なら「2」、中期なら「13」などが推奨 |
適用価格(Apply to) | 通常は「Close(終値)」のままでOK |
スタイル・色 | 線の太さや色を好みに応じてカスタマイズ可能 |
設定後、「OK」をクリックすると、チャート下部に表示されます。
まとめ
Force Index(フォースインデックス)は、価格変動と出来高を組み合わせて相場の「勢い(フォース)」を測定するインジケーターです。
とくにトレンドの強弱やエントリーの勢いを確認するのに適しており、MACDやRSI、移動平均線など他の指標と併用することでシグナルの信頼性が高まります。
ただし、レンジ相場では誤反応も出やすいため、他のインジケーターと組み合わせた活用が効果的です。
MetaTraderには標準搭載されており、初心者でも簡単に設定可能です。
ぜひ使ってみてください。
- 概要…価格の変化幅×取引量で買い手・売り手の勢いを測定するインジケーター
- 用途…トレンドの強弱判定、エントリータイミングの把握、ダイバージェンス確認に有効
- 活用法…順張りトレンドフォロー、短期トレードの押し目/戻り売り、モメンタム判断
- 相性の良い指標…RSI、MACD、移動平均線(MA)、ボリンジャーバンドなどと組み合わせて精度向上
- メリット…価格+量で総合的に勢いを把握でき、トレンド分析や逆張り判断にも対応可能
- デメリット…単独使用はだましが出やすく、レンジ相場や強トレンド中には誤認識の可能性がある