Exnessの口座タイプは、以下の種類から選べます。
スタンダード口座 (初心者向け) |
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---|---|
プロ口座 (中上級者向け) |
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このページでは、スプレッドによる手数料が最も安いゼロ口座を徹底解説。
ゼロを選ぶメリットとデメリット、手数料やレバレッジなどの特徴、ほかの口座種類との違い、開設手順を紹介します。
Exnessゼロ口座の特徴&おすすめの人
Exnessゼロ口座の特徴
- Exnessで最も狭いスプレッド(上位30銘柄に限る)
- 銘柄に応じて固定の取引手数料あり
- NDD/ECN方式
- スキャルピングトレード向け
ゼロ口座は狭いスプレッド(=安い手数料)でスキャルピングトレード向けの仕様です。
狭いスプレッドが適用されるのは取引量の多い上位30銘柄に限られます。
ですが、ほとんどの方は30銘柄に含まれない銘柄はトレードしないでしょう。
とくに気にする必要はありません。
ゼロ口座はこんな人におすすめ
メジャーな通貨ペアでスキャルピングトレードされる方におすすめです。
取引量上位30銘柄に含まれないマイナー通貨でスキャルピングトレードされる方は「ロースプレッド」をおすすめします。
それ以外は「スタンダード」がおすすめです。
Exnessゼロ口座の性能/スペック
初回入金額 | 1000ドル |
---|---|
スプレッド | 0 pips~ |
取引手数料 | 1ロットごとに往復0.1ドル~ |
最大レバレッジ | 無制限 |
取引商品 | 外国為替 貴金属 仮想通貨 エネルギー 株式 インデックス |
最小ロットサイズ | 0.01 |
最大ロットサイズ | 200 (日本時間 16:00~5:59) 60 (日本時間 6:00~15:59) |
最大ポジション数 | 無制限 |
注文約定 | 成行約定 |
スワップフリー | 銘柄に応じて対応 |
Exnessのほかの口座タイプとの比較はこちらでご確認下さい。
Exnessゼロ口座のメリット
- メジャー通貨ペアのスプレッドが狭い(手数料が安い)
- NDD/ECN方式で注文処理されるため透明性が高い
メジャー通貨ペアのスプレッドが狭い(手数料が安い)
取引量が多い銘柄のスプレッドがゼロpipsになるゼロ口座。
記事投稿時点でスプレッドゼロの銘柄は以下のとおりでした。
FX (ドルストレート) 6銘柄 |
AUDUSD EURUSD GBPUSD NZDUSD USDCAD USDJPY |
---|---|
FX (クロス円) 4銘柄 |
AUDJPY EURJPY GBPJPY NOKJPY |
FX (その他) 11銘柄 |
AUDCHF CADCHF EURAUD EURCAD EURGBP GBPAUD GBPCAD GBPCHF AUDMXN AUDSEK GBPSEK |
貴金属 5銘柄 |
XALUSD XAUUSD XPBUSD XPDUSD XZNUSD |
エネルギー | なし |
株式CFD 27銘柄 |
BABA/EBAY/IQ/JD/NKE/PYPL/TSLA/ VIPS/XPEV/YUMC/KO/XOM/BAC/ BEKE/C/MS/BIIB/JNJ/PFE/RLX/ BIIB/BILI/FTNT/INTC/CSCO/T/VZ |
インデックス 5銘柄 |
DE30/HK50/JP225/STOXX50/US500 |
仮想通貨 | なし |
上位30銘柄のはずですが、FXや貴金属以外の銘柄でもゼロpipsのものがたくさんあります。
FXにおいても、人気銘柄以外のマイナー通貨もいくつか入っていますね。
NDD/ECN方式で注文処理されるため透明性が高い
FX業者がトレーダーの注文を処理する方式は「DD方式」と「NDD方式」に分かれます。
ExnessはNDD方式に対応する海外FX業者です。
そして、NDD方式にも「STP」と「ECN」の2種類あり、ゼロ口座はNDD/ECN方式に対応しています。
ECN方式は、トレーダーの注文に手を加えずそのまま金融市場に流してくれる仕組み。
業者側で触らないことから非常に透明性が高くなります。
利用者側からすれば、すべてこの方式で処理してもらいたいくらい信頼できる方式ですね。
メリットだけでなくデメリットも確認しておきましょう。
Exnessゼロ口座のデメリット
- 1ロットごとの取引手数料がかかる
- メジャー通貨ペア以外のスプレッドは不利
- 初回の最低入金額が高い(1000ドル~)
- スキャルピングトレード以外では強みを活かせない
1ロットごとの取引手数料がかかる
Exnessゼロ口座では、スプレッドによる手数料が安い代わりに、1ロットごとの取引量に応じて手数料が発生します。
金額は0.1ドル~となっていますが銘柄によって異なるため、場合によっては1ロット往復7ドルのロースプレッド口座より高くなることもあります。
低コストの恩恵を受けるためにも、トレードする銘柄はスプレッドがゼロpipsのものを選ぶようにしましょう。
メジャー通貨ペア以外のスプレッドは不利
取引量の多い30銘柄のスプレッドが狭い(手数料が安い)ゼロ口座ですが、30銘柄以外は不利になります。
いつも売買している銘柄のスプレッドがゼロpipsでないなら、スキャルピング向けのロースプレッドやプロ口座も検討しましょう。
初回の最低入金額が高い(1000ドル~)
初めてゼロ口座に入金するときに限られますが、最低1000ドル~となっています。
1ドル=150円としても、日本円で15万円ほど準備する必要があります。
数万円程度でFXトレードを始めようと考えていた方にとって高いハードルになるでしょう。
だからといって、借金してまで準備することは絶対にしないでくださいね。
それなら、最低150ドルから始められるExnessスタンダード口座をおすすめします。
FX投資は必ず余剰資金で始めましょう。
スキャルピングトレード以外では強みを活かせない
狭いスプレッドと銘柄によって安い取引手数料が魅力のゼロ口座は、スキャルピング向けの仕様に仕上げられています。
それ以外のデイトレ、スイングトレードでも問題なく使えますが、それなら1ロットごとの手数料がかからないスタンダードやプロ口座をおすすめします。
次からは、Exnessプロ口座とほかのタイプのスペックを比較していきます。
ここまで解説した特徴やメリット・デメリットを、具体的な数値でも確認してみましょう。
Exnessのプロ口座とほか4タイプのスペック比較
ゼロ | スタンダード | スタンダード セント | ロースプレッド | プロ | |
---|---|---|---|---|---|
初心者向け | △ | 〇 | 〇 | △ | △ |
スプレッド | 特に狭い (上位30銘柄) | 広め | 広め | 特に狭い | 狭い |
取引手数料 (1ロット取引毎) | 0.1ドル~ | 無料 | 無料 | 7ドル | 無料 |
スワップ フリー | 銘柄ごと | 銘柄ごと | 銘柄ごと | 銘柄ごと | 銘柄ごと |
レバレッジ 無制限 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
EAの利用 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
コピー トレード(※) | × | × | × | × | × |
取引ツール | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
取引銘柄 | すべて | すべて | FX 貴金属 | すべて | すべて |
通貨単位 | 10万通貨 | 10万通貨 | 1000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
約定方式 | 成行 | 成行 | 成行 | 成行 | MT5 即時/成行 MT4 成行 |
低コストが強みのゼロ口座ですが、ほかと比べて具体的にどれくらい手数料が違うのか?について比較しました。
主要FX銘柄のスプレッド+取引手数料を比較(1ロット注文時のコスト)
ゼロ | スタンダード | スタンダード セント |
ロースプレッド | プロ | |
---|---|---|---|---|---|
USDJPY (米ドル/円) |
0.77pips (770円) |
1.1pips (1100円) |
1.1pips (1100円) |
0.77pips (770円) |
0.7pips (700円) |
EURUSD (ユーロ/米ドル) |
0.77pips (770円) |
1.0pips (1000円) |
1.0pips (1000円) |
0.77pips (770円) |
0.6pips (600円) |
GBPUSD (英ポンド/米ドル) |
0.99pips (990円) |
1.2pips (1200円) |
1.2pips (1200円) |
0.87pips (870円) |
0.7pips (700円) |
仮に1ロットトレードした場合、ゼロではなくプロ口座がもっとも低コストとなります。
柄によって違ってくるため、あくまでこの3銘柄の場合としてお考え下さい。
ただし、スキャルピングトレード以外ならプロ口座が有利と言えるでしょう。
Exnessのスプレッドは常に変動しているため、公式サイトで最新情報をご確認下さい。
「マーケット」→「外国為替CFD」の順に進めれば、FX銘柄のスプレッドと取引手数料の比較表があります。
ゼロ口座をおすすめしない人
ゼロよりスタンダード口座がおすすめの人
- FX初心者
- スキャルピングトレードをほぼしない
- 窓開け時にトレードしたい
- 経済指標発表時にトレードしたい
FX初心者はとりあえずスタンダードを選んでおけば安心です。
スキャルピングをしない、または本格的にはしないのであればスタンダードで十分です。
低コストでトレードできるプロ口座のほうが有利な点は多いのですが、値動きが激しいタイミングでは約定拒否(リクオート)が多発する可能性もあります。
この場合もスタンダードがおすすめです。
ゼロよりスタンダードセント口座がおすすめの人
- 超初心者
- FX投資に対する不安が大きい
- デモトレードは嫌だけど損失は減らしたい
スタンダードセントは、FXについて何も知らないような超初心者や不安が強すぎる方におすすめです。
取引金額がゼロ口座の100分の1に設定されているため、よほど無茶な注文をしない限り全損するリスクを減らせます。
たとえばUSDJPY(米ドル/円)を1ロット注文して相場が逆行した場合、ゼロ口座は1円の値動きでマイナス10万円です。
スタンダードセントであれば、100分の1の1000円でしかありません。
デモトレードではつまらないけど、リアルトレードで大事なお金を失うことも嫌な方に最適です。
ゼロよりロースプレッド口座がおすすめの人
- マイナーな銘柄をメインにスキャルピングトレードしている
ゼロ口座のスプレッドにお得感がなくなる上位30銘柄以外をトレードする方は、ロースプレッドが有利になるケースが多いです。
前述したスプレッドがゼロpipsの一覧表をチェックし、該当しない銘柄を取引するならロースプレッドをおすすめします。
ゼロよりプロ口座がおすすめの人
- 取引コスト重視
- スキャルピングをほとんどしない
- 窓開け時間は狙わない
- 経済指標発表時は狙わない
ほとんどの銘柄でExnessで最も低コストでトレードできるプロ口座。
コスト重視の方には最適です。
スキャルピング仕様ではないため、本格的にスキャルピングトレードをしないのであればこちらをおすすめします。
なお、値動きが激しい時間帯は約定拒否(リクオート)が発生しやすく、思うように注文できないこともあります。
窓開けや指標発表タイミングを狙って稼ぎたい方は、スタンダードをおすすめします。
Exnessゼロ口座の開設手順
- Exness公式ページでアカウント登録
- Exnessパーソナルページで「新規口座開設」を押す
- 「ゼロ」を選ぶ
- 入力フォームを埋め「口座開設」ボタンを押す
【1】Exness公式ページでアカウント登録
Exness公式サイト上で手続きします。
まずは公式ページにアクセスしてください。
ご自身でアクセスされた方は、画面内にある「登録」ボタンを押しましょう。
すると、以下のようなアカウント登録画面が開きます。
こちらはパソコン画面ですがスマホも同じです。
- いま住んでいる国の選択
- メールアドレスを入力
- 会員ページログイン用のパスワードを作成
- (あれば)パートナーコードを入力
この4項目を入力したら「続行」ボタンを押しましょう。
なお、当サイトのパートナーコードを入力すれば、取引に応じてキャッシュバックを適用させていただきます。
普通にアカウント登録するより若干お得ですので、ぜひ以下のコードをご利用ください。
【2】Exnessパーソナルページで「新規口座開設」を押す
手順1で登録したメールアドレスとパスワードを使って、Exness公式にログインしましょう。
すると、以下のような画面が表示されます。
画面中央にある「新規口座開設」ボタンを押しましょう。
これはパソコン画面ですが、スマホは「+」新規開設ボタンをタップしましょう。
その後「本取引口座」をタップしてください。
【3】「ゼロ」を選ぶ
種類の選択画面が開きます。
選択欄のすぐ下にある水平スクロールバーを右に動かせば「ゼロ」がでてくるのでクリックしましょう。
スマホでは、右にフリックすれば「ゼロ」が出てくるのでタップしてください。
選択したら「続行」ボタンを押しましょう。
【4】入力フォームを埋め「口座開設」ボタンを押すExness公式にログイン
パソコンの場合、以下の入力フォームが表示されているはずです。
以下のように選択・入力していきましょう。
最大レバレッジ
「1:2000」をおすすめします。
低い倍率を選ぶメリットはほぼありません。
なお、無制限レバレッジは条件クリア後でなければ選べません。
通貨
最初はUSD(米ドル)が選択されています。
日本在住者なら「JPY(日本円)」をおすすめします。
海外移住されているかたは現地の通貨を選んでおきましょう。
入金するときに通貨が異なれば為替交換手数料がかかってしまうため、在住国の通貨と合わせておくことをおすすめします。
ニックネーム
今回開設するゼロ口座のニックネームを決められます。
特になければ空欄で問題ありません。
取引口座ログイン用のパスワード
手順1ではアカウントログイン用のパスワードでしたが、こちらは取引ツール(メタトレーダー)側からExnessゼロ口座にログインするためのパスワードを作成します。
大文字・小文字・数字・と育種文字を全部含めて8~15文字以内で作成してください。
最後に「口座開設」ボタンを押せば完了です。
その後、画面には以下のようにマイアカウントページが表示されます。
間違いがないか最終確認しておきましょう。
間違いがあれば、「+新規口座開設」からもう1つ作り直しましょう。
Exnessゼロロ口座への入金手順
- Exness公式にログイン
- 「入金」を押す
- 入金手段を選ぶ
- 「入金先口座」「金額」と入金手段ごとにある入力フォームを埋める
- 「続ける」を押して入金手段ごとに手続きを済ませる
入金手順は全口座タイプで共通です。
Exness公式サイトにログインし、会員ページ内から申請してください。
ご利用可能な入金手段は以下のとおりです。
FX初心者の方は「Bank Card(クレジットカード)」か「Bank Transfer(銀行振込)」をおすすめします。
それ以外は事前準備が必要になるため、当日中には入金できないかもしれません。
なお、日本在住者の方はJCBブランドのクレジットカードのみに対応となっているためご注意ください。
Exnessゼロ口座に関するQ&A
- ゼロ口座は何がゼロなんでしょうか?
- FX初心者でも利用できますか?
- ゴールドは取引可能ですか?
- プロやロースプレッドとの違いは?
ゼロ口座は何がゼロなんでしょうか?
スプレッドがゼロになっている点が特徴です。Exness内で取引量の多い上位30銘柄がゼロスプレッドの対象となっています。
FX初心者でも利用できますか?
初心者でも利用できます。開設条件はありません。ただし、初回入金時のみ1000ドル以上必要です。
ゴールドは取引可能ですか?
ゴールド銘柄もトレード可能です。スプレッドがゼロpipsになっています。
プロやロースプレッドとの違いは?
銘柄に応じてスプレッドや1ロットごとの取引手数料、オーダーの処理方式が異なります。ゼロとロースプレッドは銘柄に応じて手数料がお得になる方を選びましょう。ゼロとプロは、手数料のほか注文処理方式が異なります。プロはNDD方式のSTP方式、ゼロはECN方式です。また、プロは即時約定と成行約定が選択可、ゼロは成行約定のみとなります。
まとめ
Exnessで用意されている口座タイプの中で、中上級者向けの「プロ口座」について紹介しました。
低コストでトレード可能、即時約定機能が備わっているなどの特徴があります。
望んだ価格で確実に取引したい方におすすめです。
ただし、リクオート(約定拒否)がある点にはご注意ください。