日本で人気上昇中の海外FX2社「Exness（エクスネス）」と「AXIORY（アキシオリー）」。
初めて海外FXを利用される方はどっちを選べばよいのかわからないと思います。
そこで、ExnessとAXIORYを徹底比較！
信頼性やボーナスキャンペーン、レバレッジ・スプレッド・手数料といった口座スペック、サポートなどサービス面を比較しました。
ぜひ参考にしてください。
ExnessとAXIORYはどっちがおすすめ？
Exnessがおすすめの人
- 資金をあまり準備できない人
- ハイレバレッジ環境でトレードしたい人
- 違う口座間で両建てトレードしたい人
- アービトラージをしたい人
- 仮想通貨で入金したい人
資金をあまり準備できない人
Exnessは海外FX業者の中で最大となる無制限レバレッジ（実質21億倍）に対応しています。
レバレッジ倍率が高いほど少ない資金で稼ぎやすくなります。
数十万円、数百万円以上のトレード資金を準備できる人の方が少ないはず。
資金面ではExnessが圧倒的に有利です。
ハイレバレッジ環境でトレードしたい人
最大無制限（21億倍）レバレッジに対応するExness。
AXIROYも最近2000倍レバレッジを導入しましたが、倍率では見劣りします。
高すぎるレバレッジはギャンブルになりますが、より高い倍率でトレードしたい方はExnessがおすすめです。
違う口座間で両建てトレードしたい人
Exnessは違う口座間での両建てトレードを認めています。
海外FX業者の多くで違う口座間の両建てトレードを禁止しています。
バレればアカウント凍結され、利益やボーナスを没収されるでしょう。
Exnessであれば問題なくできるため、両建てを使った手法でトレードしたい方に最適です。
アービトラージをしたい人
Exnessは、複数の業者の価格差を利用して利益を獲得するアービトラージ手法を認めています。
上で紹介した違う口座間の両建てトレード同様に、アービトラージを認めている海外FXはほとんどありません。
Exnessは貴重な業者と言えます。
なお、アービトラージをするためには、Exness以外にも認めている業者を探すことになります。
Exness1社だけではできないためご注意ください。
仮想通貨で入金したい人
Exnessはビットコインやテザー、USDコインといった仮想通貨での入金にも対応しています。
2017年に急騰し、現在まで大きく成長してきた仮想通貨市場だけに、資産を増やした方も多いと思います。
仮想通貨でトレードにまわせる余剰資金がある方にはExnessがおすすめです。
なお、仮想通貨でExnessに入金すると、口座上で法定通貨に換金される点はご注意ください。
AXIORYがおすすめの人
- 信託保全ありの海外FXが良い人
- ボーナスキャンペーンを求めている人
- cTraderツールを使いたい人
- VISA/MasterCardで入金したい人
信託保全ありの海外FXが良い人
海外FX業者では数少ない預け入れた資金が全額補償される「信託保全（しんたくほぜん）」に対応するAXIORY。
業者が倒産など”もしも”のリスクを不安視されている方には最適です。
トレード資金が高額な人ほど安心してFXトレードできるでしょう。
ボーナスキャンペーンを求めている人
Exnessには一切ボーナスキャンペーンがありません。
AXIORYも新規口座開設ボーナスや入金ボーナスはありませんが、期間限定のキャンペーンは実施しています。
タイミングよく魅力的なキャンペーンをやっていたなら、AXIORYが有利になることもあるでしょう。
なお、常設キャンペーンはないため、ボーナスで選びたい方はこちらの記事で紹介する海外FXをおすすめします。
cTraderツールを使いたい人
FX業者の多くで対応しているトレードツールは「メタトレーダー（MT）」ですが、AXIORYでは「cTrader」というツールも使えます。
こちらは自分で売り買いする裁量トレード用のツールです。
メタトレーダーよりcTraderを好む方はAXIORY一択です。
VISA/MasterCardで入金したい人
ExnessとAXIORYはどちらもクレジットカード（デビットカード）入金に対応しています。
ただし、Exnessでは日本在住者はJCBカードしか使えません。
AXIORYであれば、VISAとMasterCardでも入金可能です。
この2ブランドのカードを持っている方はAXIORYがおすすめです。
ザックリした内容でおすすめをまとめました。
これで決まる人の方が少ないと思いますので、さらに細かく比較していきます。
優先順位の高い項目だけでもチェックしてみてください。
ExnessとAXIORYの比較表
海外FX業者を選ぶ時の主な比較項目をまとめました。
| 比較項目 | Exness | AXIORY |
|---|---|---|
| 初心者 | ○ | ○ |
| 中/上級者 | ◎ | ◎ |
| 約定力 | ◎ | ◎ |
| 信頼性 | ◎ | ◎ |
| ボーナス | なし | 一部あり |
| 最大レバレッジ | 2000倍 (条件クリアで無制限) |
2000倍 |
| レバレッジ制限 | あり | あり |
| 口座タイプ | スタンダード スタンダードセント ロースプレッド ゼロ プロ |
マックス スタンダード ナノ テラ アルファ |
| スプレッド | 狭い | 狭い |
| 取引手数料 | 1ロット/7ドル (1lot=10万通貨) |
1ロット/6ドル (1lot=10万通貨) |
| スワップフリー | 対応 | 対応 |
| ロスカット水準 | 0％ | 20％ |
| ゼロカット | 対応 | 対応 |
| 取引ツール | MT4 MT5 公式アプリ |
MT4 MT5 cTrader 公式アプリ |
| デモ口座 | 全口座タイプで対応 | 全口座タイプで対応 |
| 取扱銘柄 | FX 貴金属CFD 仮想通貨CFD 株式CFD 株式指数CFD エネルギーCFD コモディティCFD |
FX 現物株式 ETF 株式CFD 株価指数CFD エネルギーCFD 貴金属CFD |
| 入出金方法 | カード決済 銀行送金 Bitwallet STICPAY Tigerpay PerfectMoney 仮想通貨 |
カード決済 銀行送金 STICPAY PayRedeem |
| 日本語サポート | 対応 平日8:00～24:00 |
対応 平日9:00～24:00 |
| 公式サイト | https://www.exness.com/ja/ | https://www.axiory.com/jp |
これでどちらかに決まった方は、公式サイトリンクからご確認下さい。
これでもまだ決まらない方が多いと思います。
次からはさらに詳細に次のポイントを比較していきます。
- ボーナスキャンペーン
- 口座タイプ
- 最大レバレッジと制限
- ロスカット水準
- 最低入金額/限度額
- スプレッド
- 取引手数料
- スワップフリー
- 安全性/信頼性
- 日本語サポートの質
- 評判
ExnessとAXIORYのボーナスキャンペーンを比較
| 比較項目 | Exness | AXIORY |
|---|---|---|
| ボーナスの種類 | なし | 一部あり |
ボーナスの種類
Exnessはボーナスキャンペーンを実施していません。
日本市場に進出してからこれまでの経緯を見る限り、今後もボーナスを出すことはないと思われます。
対して、AXIORYもボーナスには積極的ではありません。
ですが、期間限定のキャンペーンを実施していることがあります。
こればかりはタイミングしだいになるため、口座開設するタイミングでキャンペーン展開しているかは運によります。
また、キャンペーン内容も毎回変わるため、これからFXを始める方にとって魅力的なボーナスではないかもしれません。
海外FX業者をボーナスで選びたい方は、初心者向けボーナスに積極的なXMトレーディングやFXGTをおすすめします。
この2社であれば、新規口座開設ボーナスや初回入金ボーナスが充実しています。
ExnessとAXIORYの口座タイプを比較
| 比較項目 | Exness | AXIORY |
|---|---|---|
| 口座タイプ | スタンダード スタンダードセント ロースプレッド ゼロ プロ |
マックス スタンダード ナノ テラ アルファ |
各口座タイプは次のように分類されます。
- 【超初心者向け】取引金額が小さく安全性が高いが稼ぎにくい
Exnessスタンダードセント口座
AXIORYマックス/スタンダード口座 - 【バランス型】どんなトレードスタイルにも対応
Exnessスタンダード口座
AXIORYスタンダード口座 - 【低コスト用】スプレッドによる手数料が安い
Exnessロースプレッド/ゼロ口座
AXIORYナノ/テラ口座 - 【スキャルピング用】低スプレッドで処理が早い
Exnessロースプレッド/ゼロ口座
AXIORYナノ/テラ口座
どちらの業者も、さまざまなトレードスタイルに応じた口座タイプを用意しています。
この点に大きな差はありません。
取引コストやボーナスキャンペーンに大きな差はないため、無制限レバレッジ環境を使いたいならExnessを、信託保全やタイミングよく魅力的なキャンペーンを実施中ならAXIORYをおすすめします。
それぞれの口座タイプの特徴は以下の記事をご参考下さい。
ExnessとAXIORYの最大レバレッジと制限を比較
| 比較項目 | Exness | AXIORY |
|---|---|---|
| 最大レバレッジ | 2000倍 (条件クリアで無制限) |
マックス口座 2000倍 その他口座 1000倍 |
| 口座残高による レバレッジ制限 |
5000～3万ドル 1000倍 3万ドル超～ 500倍 |
【マックス口座】 30万円超〜50万円 1000倍 50万円超〜70万円 800倍 70万円超〜140万円 600倍 140万円超〜 700万円 500倍 700万円超〜 1400万円 400倍 1400万円超〜 2800万円 300倍 2800万円超〜 4200万円 200倍 4200万円超〜 7500万円 100倍 7500万円超〜 50倍 【その他口座】 50万超〜1400万円 400倍 1400万円超〜2800万円 300倍 2800万円超〜4200万円 200倍 4200万円超〜7500万円 100倍 7500万円超〜 50倍 |
最大レバレッジ
Exnessは通常時は2000倍、条件クリア後は無制限レバレッジでトレードできます。
AXIORYはマックス口座のみ最大2000倍、それ以外の口座タイプは最大1000倍レバレッジです。
単純に比較すれば、無制限レバレッジ環境に対応するExnessがおすすめです。
なお、Exnessの条件未達成時であれば、どちらも最大2000倍で差はありません。
- 口座残高を1000ドル未満にする
- 10回以上の取引実績
- 5ロット（50万通貨）以上の取引実績
この3つの条件をクリアすることで無制限（実質21億倍）レバレッジ環境が解放されます。
残高が1000ドル未満でなければいけないため、あまり高ロットで注文すれば一瞬で資金がなくなることも…。
この資金でもExnessの最大ロット数（200ロット）で注文できてしまうため、ギャンブルトレードになりがちになる点はデメリットと言えるでしょう。
ご利用される方は、適正ロット数でトレードしていきましょう！
口座残高によるレバレッジ制限
ExnessとAXIORY、どちらも口座残高によるレバレッジ制限があります。
比較表を見てのとおり、よりハイレバレッジ環境でトレードできるのはExnessです。
3万ドルまでであれば最大1000倍レバレッジでトレードできます。
対して、AXIORYは残高に応じて細かく制限倍率が変動する形式。
残高3万ドル超～700万円までであれば、AXIORYのほうが高いレバレッジでトレードできます。
よって、3万ドル超～700万円の範囲であればAXIORY、それ以外はExnessが有利です。
ExnessとAXIORYのロスカット水準を比較
| 比較項目 | Exness | AXIORY |
|---|---|---|
| ロスカット水準 | 0％ | 【マックス口座】 0% 【その他口座】 20％ |
ロスカット水準
Exnessは0％、AXIORYはマックス口座のみ0％で同水準のため優劣はありません。
AXIORYのマックス口座以外をご利用時は20％のため若干不利になります。
よって、ロスカット水準に関しては若干Exnessが有利と言えるでしょう。
ロスカット水準を表す証拠金維持率は、次の計算式で算出されます。
トータル資金は、口座残高や保有ポジションの含み損益、スワップポイント、出金申請中の金額などを合計した値です。
証拠金維持率が0％に達すればロスカット（強制決済）が適用されます。
単純に数値比較ではExnessがやや有利となりますが、証拠金維持率が20％になっている時点でほぼ負け確定です。
ここから盛り返せる可能性はまずないでしょう。
20％の差こそありますが、実質的に大きな差はありません。
よって、ロスカット水準でどちらかを選ぶ理由にはならないでしょう。
ExnessとAXIORYの最低入金額/限度額を比較
| 比較項目 | Exness | |
|---|---|---|
| 最低入金額 | 10ドル相当額 【初回のみ】 スタンダード口座 150ドル プロ口座 1000ドル |
銀行送金 1100円 銀行送金(登録制) 1100円 クレジットカード 5000円 デビットカード 1100円 |
| 入金限度額 | カード決済 10000ドル 銀行送金 26500ドル Bitwallet 23200ドル STICPAY 10000ドル BinancePay 2万ドル PerfectMoney 10万ドル WebMoney 100万ドル Tigerpay 10万ドル ビットコイン 無制限 テザー 無制限 USD Coin 1000万ドル |
銀行送金 100万円/回 銀行送金(登録制) －円 クレジットカード 50万円 デビットカード 250万円 |
※AXIORYで対応するSTICPAY/PayRedeemは現在非対応となっています
最低入金額
最低入金額はどちらも同じような水準です。
現在のドル円レート換算では若干AXIORYのほうや低額で入金できますが、誤差のようなものです。
最低入金額に関しては、どちらかが有利とはいえないでしょう。
入金限度額
数百万円以上の高額入金をされる方は、Exnessがおすすめです。
決済手段も豊富ですし、デビットカード入金以外はすべて限度額が高くなっています。
また、ビットコインなど仮想通貨での入金にも対応と様々な面でAXIORY以上のサービスを提供しています。
ビットコインやテザーであれば入金限度額無制限である点も、大口トレーダーには使いやすいポイントです。
入金面ではExnessが有利です。
なお、JCB以外のクレジットカードで入金したい方はAXIORYがおすすめです。
ExnessとAXIORYのスプレッドを比較
ここでは人気のFX通貨ペア5種を比較していきます。
最新情報は公式サイトでご確認下さい。
Exness⇒https://www.exness.com/ja/
AXIORY⇒https://www.axiory.com/jp/
Exnessスタンダード/セント口座とAXIORYスタンダード口座のスプレッド比較
超初心者向け＆バランス型の口座タイプを比較していきます。
| 比較項目 | Exness スタンダード ｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞｾﾝﾄ |
AXIORY スタンダード |
|---|---|---|
| USDJPY | 1.1pips | 1.5pips |
| EURUSD | 1.0pips | 1.4pips |
| GBPJPY | 2.5pips | 1.9pips |
| AUDJPY | 2.1pips | 1.8pips |
| XAUUSD (GOLD) |
20pips | 3.6pips |
バランス型の口座タイプは銘柄によってExnessとAXIORYで優劣が異なります。
日本人にはとくに人気のドル円（USDJPY）や取引量が最も多いEUSUSDならExness、GBPJPYやAUDJPY・ゴールドはAXIORYが有利です。
普段チェックしている、これからトレードする銘柄に応じで選ぶことになるため、それぞれの公式サイトで最新のスプレッド値を確認しましょう。
FX初心者でどの銘柄が良いかわからない方はExnessをおすすめします。
なお、AXIORYはボラリティが高いGBPやゴールドといったスキャルピング向け銘柄で優位ですが、スタンダード口座はスキャルピング仕様ではありません。
スキャルピングをされる方は、次で比較する口座タイプで決めましょう。
Exnessロースプレッド/プロ/ゼロ口座とAXIORYナノ/テラ口座のスプレッド比較
低コストでトレードできる口座タイプを比較していきます。
Exnessのプロ口座はスキャルピング向け仕様ではありませんが、コストが安いためこちらで取り上げます。
| 比較項目 | Exness ロースプレッド プロ ゼロ |
AXIORY ナノ テラ |
|---|---|---|
| USDJPY | ロースプレッド 0pips ゼロ 0pips プロ 0.7pips |
0.6pips |
| EURUSD | ロースプレッド 0pips ゼロ 0pips プロ 0.6pips |
0.2pips |
| GBPJPY | ロースプレッド 0.5pips ゼロ 0pips プロ 1.6pips |
1.0pips |
| AUDJPY | ロースプレッド 0.3pips ゼロ 0pips プロ 1.3pips |
0.8pips |
| XAUUSD (GOLD) |
ロースプレッド 6.3pips ゼロ 0pips プロ 12.5pips |
2.0pips |
スキャルピング向けの口座タイプでは、ゴールド銘柄以外はExnessが有利です。
ゴールド（XAUUSD）はAXIORYが有利です。
なお、スキャルピング用口座ではスプレッド以外に取引量ごとの手数料も発生します。
次で比較しているので、そちらも考量して選択しましょう。
ExnessとAXIORYの取引手数料を比較
| 比較項目 | Exness | AXIORY |
|---|---|---|
| 取引手数料 | スタンダード 0ドル スタンダードセント 0ドル ロースプレッド 7ドル ゼロ 0.4ドル プロ 0ドル |
マックス 0ドル スタンダード 0ドル ナノ 6ドル テラ 6ドル アルファ 0ドル |
取引手数料
取引手数路湯は1ロット（10万通貨）のトレードごとに発生するもの。
Exnessのロースプレッド口座は7ドル、ゼロ口座は0.4ドル、AXIORYのナノ・テラ口座は6ドルです。
金額だけ見ればExnessのゼロ口座がベストです。
なお、ゼロ口座は取引量の多い上位30銘柄のスプレッドが0pipsになっているもの。
取引手数料も安く、非常に有利にスキャルピングトレードができます。
ExnessとAXIORYのスワップフリーを比較
| 比較項目 | Exness | AXIORY |
|---|---|---|
| スワップフリー | 全口座タイプで 多くの銘柄の 売り/買い注文時の 片方がスワップゼロ |
イスラム口座を開設 することで利用可能 株式CFD銘柄以外に対応 |
スワップフリー
スワップとはFX通貨ペアなど2つの銘柄の金利差です。
USDJPY（ドル円）なら、アメリカの金利と日本の金利差を元に、保有ポジションに対して毎日金利差分が加減算されます。
Exnessのスワップフリーは口座タイプに関係なく適用されます。
AXIORYは海外FX業界でもかなり特殊で、通常の口座を開設後にサポートにスワップフリー用のイスラム口座というものを開設申請しなければいけません。
- AXIORYリアル口座を開設
- AXIORY公式からスワップフリーアグリーメント用紙をダウンロード
こちら⇒記入用紙のダウンロード - 印刷して記入欄を埋める（ローマ字で氏名、記入日、署名）
- 用紙を画像ファイルにする
- 「jpsupport@axiory.com」へメール送信
AXIORY側はかなり面倒です。
AXIORYが有利な銘柄をメインでトレードする方以外は、スワップフリー環境をスムーズに利用できるExnessをおすすめします。
ExnessとAXIORYの安全性/信頼性を比較
| 比較項目 | Exness | AXIORY |
|---|---|---|
| ライセンス | セーシェル | ペリーズ |
| 運営歴 | 2008～2014年撤退 2020年再進出 |
2011年～ |
| 日本の金融庁の 登録状況 |
なし | なし |
| 信託保全 | なし | あり |
| ユーザー数 | 30万口座以上 | 不明 (7万口座以上との話もあり) |
ライセンス
Exnessは南アフリカ大陸に東に浮かぶ島国「セーシェル」でライセンスを取得しています。
AXIORYはメキシコの南東に位置する「ペリーズ」という国でライセンスを取得しています。
どちらも日本人には馴染みのない国かと思いますが、正規のライセンスを取得していることからどちらも違法性はありません。
運営歴
Exnessは、AXIORYより若干早い2008年から日本に進出しています。
その後撤退し、6年後に再び再参入しました。
それ以降は順調に利用者数を増やしています。
対するAXIORYは2011年に参入してから現在まで継続しています。
日本市場に参入してからの運営歴で見れば、AXIORYの方が長いです。
ただし、どちらも10年以上の運営歴があるため、大きな差はないでしょう。
日本の金融庁の登録状況
ExnessとAXIORYのどちらも、日本の金融庁に登録していません。
ですが、公式サイトは海外で運営されていますし、日本の法律に反する営業活動はしていません。
そのため、金融庁未登録でも違法性もありません。
信託保全
信託保全は信託銀行に顧客資産を預け、FX業者にトラブルがあっても全額補償される仕組み。
Exnessは信託保全ではありません。
ですが、会社資産と分けて管理しているため、破産したとしても勝手に使われることはないでしょう。
AXIORYは信託保全ありです。
数千万円以上など高額な資金でもなければどちらでも問題ないと言えますが、信託保全があるほうが安心感は強いです。
ユーザー数
Exnessは日本市場に再参入してからシェアを拡大し、現在は30万口座以上のようです。
対するAXIORYは公式発表の正確なデータはありませんが、おおむね7万口座くらいと言われています。
シェアはかなり差が開いている状況ですね。
ユーザー数の多さ＝信頼性と考えるならExnessがおすすめです。
ただし、どちらも安全に利用できるため、これ以外の比較項目を参考に選ぶことをおすすめします。
ExnessとAXIORYの日本語サポートの質を比較
| 比較項目 | Exness | AXIORY |
|---|---|---|
| 日本語サポート | 平日8～24時
ライブチャット |
平日9～24時
ライブチャット |
日本語サポート
どちらも日本語サポートに対応しています。
対応時間もほぼ一緒のため、選ぶ理由にはならないでしょう。
編集部で問い合わせたところ、どちらも丁寧な応対ですし、日本語に不自然なところはありませんでした。
安心してご利用いただけます。
ExnessとAXIORYの評判を比較
主にSNS投稿における海外FX業者の評判で、特に触れられていた内容に絞って比較しています。
| 比較項目 | Exness | AXIORY |
|---|---|---|
| 出金拒否の評判 | 数件あり | 見かけず |
| 約定力の評判 | 好意的な声あり | 好意的な声あり |
| スプレッドの評判 | 好意的な声あり | 好意的な声あり |
出金拒否の評判
海外サービスを選ぶ時に重要な出金対応。
Exnessは出金拒否されたという声も見かけます。
評判情報だけで出金拒否の真相はわかりませんが、実際はExnessの利用規約違反や出金ルールに反していたことが原因だと思われます。
編集部でも一切問題なく出金できていますし、不当な出金拒否はまずないでしょう。
とはいえ、ネガティブな声があることは事実です。
出金拒否の評判を見かけないAXIORYのほうが安心感はあると言えます。
約定力の評判
約定力は、オーダーしてから口座に反映されるまでの処理時間の短さのこと。
どちらも約定力は高いです。
若干Exnessの方が目立つ印象くらいです。
口座タイプによりますが、約定力で選ぶならどちらでも問題ないでしょう。
スプレッドの評判
前述したスプレッド比較のとおり、銘柄に応じて有利・不利が違ってきます。
2社ともにスプレッドは海外FX業界でも特に狭くなっているため、チェックする銘柄が決まっている方は公式サイトで最新情報を確認しましょう。
なお、ゴールド銘柄であればAXIORYが有利です。
以上、ExnessとAXIORYを比較してきました。
つづいて、それぞれの口座開設手順を解説していきます。
Exnessの口座開設手順
ここではパソコンでの手順を紹介しますが、スマホ・タブレットでも同じです。
- Exness公式のアカウント登録ページを開く
- 入力欄を埋める
- 「本取引口座」ボタンを押す
- 受け取ったメールを開き「取引口座を開設する」を押す
- Exness公式からログイン
- 「+新規口座開設」をクリック
- 選んだ口座タイプの「本取引口座開設」ボタンを押す
- 入力欄を埋める
- 「口座開設」ボタンを押す
アカウント登録⇒口座開設の流れで進めます。
難しい部分はありませんが、途中の選択肢は取引ツール「MT5」、口座タイプ「スタンダード」をおすすめします。
なお、開設完了後は、有効化するため本人確認書類を提出します。
詳しい手順はこちらの記事をご確認ください。
AXIORYの口座開設手順
ここではパソコンを使った開設手順を紹介しますが、スマホ・タブレットでも同じ流れです。
- AXIORY公式の口座開設ページを開く
- 入力欄を埋める
- 受け取ったメールで認証を済ませる
- AXIORY公式にログインし「リアル口座の開設」を押す
- 入力欄を埋める
- 身分証明書をアップロード
ここまででライトステージへの登録が完了します。
身分証明書のアップロードではカメラ撮影があるため、スマホやタブレット、ウェブカメラ付きノートパソコンで手続きしましょう。
ライトステージでは入金額などが制限された状態ですので、AXIORY公式にログインしてフルステージに登録することをおすすめします。
- フルステージに登録を押す
- 入力欄を埋める
- 住所確認書類をアップロード
ライトステージ登録後に続きでやらなかった方は、AXIORYにログイン後、ページ右上にある「アップグレードする」ボタンから手続きしてください。
ExnessとAXIORYに関するQ&A
- ExnessとAXIORYを両方使っても問題ない？
- FX初心者はどっちがおすすめ？
- スキャルピングするならどっちがおすすめ？
ExnessとAXIORYを両方使っても問題ない？
問題ありません。残高が残った状態で長期間放置すれば維持費が発生しますが、開設しただけであれば不要です。デモ口座を開設して実際に使ってみることをおすすめします。
FX初心者はどっちがおすすめ？
魅力的な期間限定ボーナスキャンペーンが開催されているタイミングならAXIORY、そうでなければExnessをおすすめします。
スキャルピングするならどっちがおすすめ？
銘柄によって違います。ゴールド銘柄ならAXIORY、それ以外ならExnessが有利です。
まとめ
海外FX2社「Exness」と「AXIORY」を比較しました。
どちらもハイレバレッジ環境で安全にトレードできる優れた海外FX業者です。
全体的に見るとExnessがやや有利ですが、ゴールドでスキャルピングしたい人、投入するトレード資金とレバレッジ制限の状況しだいではAXIORYが有利になります。
ご自身の状況に合わせて最適な業者をお選びください。