
・ゴールドFX自動売買はどう選べばいい?
・無料EAでも使える?
・負けると借金になる?



ゴールドFX自動売買は、損切りの有無や最大ポジション数、実運用の最大ドローダウンを確認して選びましょう。無料でも使えますが、利益や元本は保証されません。
- 【結論】損切り・最大ポジション数・最大ドローダウンを確認する
- 【要検証】まずはデモ口座や最小ロットで検証する
- 【メリット】値動きの大きいゴールドを自動で売買できる
- 【注意点】ナンピン・マーチン型は含み損が急増しやすい
- ゴールドFX自動売買の選び方と注意点
- ナンピン・マーチン型EAのリスク
- 無料EAやVPSに関する疑問
プログラムに任せておけば自動で売買してくれるFX自動売買ツール(EA)。
有料はもちろん、無料でも数多くのEAが提供されています。
その中でも、値動きの大きいゴールド(Gold/XAUUSD)を扱うEAを探している方も多いでしょう。
そこで、ゴールド銘柄に対応するFX自動売買ツールをいくつか紹介します。
また、ゴールド銘柄の特徴やFX自動売買ツールの詐欺や違法性についても解説します。
ゴールド対応FX自動売買ツール(EA)一覧


ここでは、ゴールド用FX自動売買ツールの特徴を紹介します。配布状況や利用条件を確認できないEAもあるため、導入前に現在の提供状況を確認してください。
- Happy Gold EA(有料)
- A5・A4(無料)
- oreline-gold(無料/配布停止中)
- ゴールドラッシュXM(無料)
- 助さん格さんGOLD【激】(無料/サービス停止)
Happy Gold EA(有料)


短期売買スキャルピングトレードで売買するEAです。
最大保有ポジションは1つで、損切り機能も搭載されています。ただし、損切りがあっても損失や相場急変時のスリッページを防げるわけではありません。
ただし、有料で499ユーロ以上となっています。
(30%オフの場合もあり)
また、日本語非対応ですので英語でも問題ない方ならおすすめです。
A5・A4(無料)
順張りロジックでナンピンしていくEAです。
A5は初期5000ドルで設定ロットは0.1、A4は初期2000ドルで設定ロットは0.02。
設定ロットが同じなら、資金額が変わっても1回の値動きによる損益額は基本的に変わりません。その分、少ない資金ではリスクが高くなります。
ナンピンは1.1倍で15~18ポジションエントリーします。
この2つのEAは、トレンドが発生しているときにポジションを追加していく感じですね。
損切りロジックはありますが、ナンピン型のため放置運用で資金を失わないとは限りません。
oreline-gold(無料/配布停止中)
ゴールド専用EAとして7000以上ダウンロードされているFX自動売買ツールです。
残念ながら現在は配布停止中です。
推奨のスタート資金は20万円。
ナンピン系ですが、エントリーポイントは独自ロジックによって慎重に追加されていくタイプ。
一定間隔の値幅でどんどんエントリーしていくナンピン式EAとは多少異なります。
リスクの高いゴールドだけに、エントリーを慎重に選ぶ設計だった点は特徴です。
ゴールドラッシュXM(無料)


XMという名称のとおり、海外FX「XMトレーディング」向けのFX自動売買ツールです。
強いトレンドが発生して相場が逆行しても、損失が増えないよう両建て注文してストップする機能があります。
両建てによって一時的に損益の変動を抑えられますが、スプレッドやスワップが発生するため、全損リスクがなくなるわけではありません。
両建てポジションは、裁量トレードにより自分で決済することもできます。
推奨資金は20万円。
ロジックはナンピン式で少しづつロット数が増えていく仕組み。
初期ロットを0.01に抑えても、複数ポジションの合計ロットと含み損を確認する必要があります。



私なら、月利の高さより最大ドローダウンを重視します。短期間の好成績だけで判断せず、相場状況の異なる期間を含めて検証しましょう。
助さん格さんGOLD【激】(サービス停止)


このEAはよくあるナンピン式で、単純にポジションが増えるほどエントリーロット数も増えるマーチン式を採用しています。
損切り機能がないため、全損しやすいEAですね。
ゴールドのようなハイリスクの銘柄ではおすすめできません。
ゴールドはFX初心者が手を出すにはリスクの高い銘柄です。
ボラティリティ(価格変動)が高く、相場を読み間違えればあっさりトレード資金を失ってしまう可能性が高い通貨ペア。
大きな利益を狙える一方で、リスクを十分に確認せず始める人もいます。
それだけに、相場に逆行したときに自動で損切りなど資金を守ってくれる機能が搭載されていないEAはおすすめしません。
安全性重視で選ぶことを推奨します。
ナンピン・マーチン系EAは危険?
仕組みを理解せずに高いロットで運用すると危険です。
とくにボラティリティの高いゴールドは危険度が上がります。
理由は、ゴールドは“戻らない”トレンドが出ることがある、その時にナンピンが雪だるまになるためです。
ただし「絶対ダメ」ではなく、やるなら条件は厳しめに見ていきましょう。
ゴールドでナンピン系EAを使うときのポイント
- 追加するポジション数に上限がある
- 損切り(破綻回避の強制終了)が設定されている
- 追加ポジションのロット増加率が低い
- 含み損が膨らむ局面(指標・トレンド)で止める設計
相場が逆行してもポジションを無制限に増やさないこと、損切りなどの終了条件が備わっていることが重要です。両建ては損失を確定させず固定する方法であり、損失そのものを解消する機能ではありません。
無料で使えるゴールド対応FX自動売買ツール(EA)の選択肢
ゴールドラッシュXMの特徴


- 相場急変に対応できる両建て機能
- レンジ相場でコツコツ利益を狙うナンピン式
- コミュニティでの丁寧なサポート対応
- XM対応
- 編集部での利用経験がある
相場急変に対応できる両建て機能
ゴールドラッシュXMの特徴の一つが両建て機能です。
両建てとは、同じ銘柄の売りと買い注文を同時保有する状態のこと。
売りと買いを同じ数量で保有すると、その後の価格変動による損益の増減をおおむね固定できます。
あとはそのまま様子見するか、損切りしてしまうか判断するだけです。
編集部では、即損切りをおすすめします。
ずっと待っていても機会喪失ですし、精神的にストレスがたまるだけです。
レンジ相場でコツコツ利益を狙うナンピン式
この自動売買ツールでは最大16ポジションエントリーするナンピン式のロジックでトレードする仕組み。
相場変動が穏やかなポイントでエントリーしていくことでリスクを減らして売買できます。
急変動に巻き込まれた場合、両建て機能で損益を一時的に固定できます。ただし、解除や決済の判断が必要です。
コミュニティでの丁寧なサポート対応
無料で手に入れると、専用コミュニティに招待されます。
編集部が利用した時点では、コミュニティでツールの設置や両建てポジションの決済方法について質問できました。
XM対応
このEAは、XMトレーディングのMT4口座に対応しています。
XMトレーディングは日本語サポートやボーナスがあり、EAを始める選択肢の一つです。
XMはボーナスも充実しているため、資金をあまり用意できない方でも始めやすくなっています。
ただし、海外FX業者は日本の金融庁に登録された国内FX業者とは利用者保護の仕組みが異なります。
編集部での利用経験
EAは100%稼ぎ続けられるものではないため、あくまで「現状は」と前置きは付きます。
編集部でも実際に稼働させた経験があります。
当時は破綻を避けることを優先し、低いロットで運用しました。ただし、この成績が今後も続くとは限りません。
同時期に稼働したトレーダーの中には資金を失った方もいました。経済指標の発表前後も稼働を続けたり、資金に対して設定ロットが大きかったりすると、損失が急拡大します。
運用する場合は、デモ口座や最小ロットで挙動を確認してから判断してください。
ただし、提供側が高収益をアピールする高ロット設定で稼働させるのはおすすめしません。
ロットを上げるほど、口座資金を失う可能性が高くなります。
ここまでゴールドラッシュXMのいい点を紹介してきましたが、評判を調べてみると詐欺では?といった声もみかけます。
編集部が利用した範囲では、EAは提供された仕様どおりに稼働しました。
利用当時は、不具合に対する更新も行われていました。
ただし、EAが正常に動作することと、利益が出ることは別です。運営者情報、利用条件、実運用成績、出金条件も確認しましょう。
つづいて、ゴールド対応FX自動売買ツールを選ぶメリットとデメリットを解説していきます。
ゴールド対応FX自動売買ツール(EA)のメリット・デメリット


ゴールド対応ツールを選ぶメリット
- 値動きが大きく取引機会が多い
- ファンダメンタル要素で判断しやすい
値動きが大きく取引機会が多い
ゴールドはボラティリティが高く、EAが売買条件を満たす機会が多い傾向にあります。
超短期売買のスキャルピングにも使われ、ゴールドだけを対象にしたトレード手法も数多くあります。
一方で、値動きが大きいほど短期間で損失も膨らみやすいため、利益の大きさだけでEAを選ぶのは危険です。
ファンダメンタル要素で判断しやすい
ファンダメンタルとは国などの経済状況を意味する言葉。
ゴールド(金)は世界情勢が不安になる出来事が起こると上昇する傾向が見られます。
地政学リスク、米ドル、金利、中央銀行の金需要など、複数の要因で価格が動きます。
ただし、安全資産として買われるとは限らず、材料が出た直後に上下へ大きく振れることもあります。
ゴールド対応ツールを選ぶデメリット
- ボラティリティが高く全損リスクが高い
- 爆益アピールの怪しげなEAも多い
- ロット感がFX通貨ペアと異なる
ボラティリティが高く全損リスクが高い
メリットでも挙げましたが、ゴールドのボラティリティの高さはリスクも高まります。
損切りなどの終了条件がないFX自動売買ツールは、含み損が拡大して強制ロスカットに至る危険があります。
それら機能がないEAは避けることをおすすめします。
また、販売側の推奨設定よりさらに安全なロット数にする、など自己防衛も必要です。
もし運よく稼げてしまうと「さらにロット数を上げればウハウハなのでは?」なんて邪な考えが浮かぶ人も多いはず。
ロットを上げすぎると、一度の逆行でそれまでの利益を失う可能性があります。
慎重すぎるくらいがちょうどいいと言えるでしょう。
爆益アピールの怪しげなEAも多い
ゴールドは値動きが大きいため、短期間の高収益を強調するEAも見かけます。
それだけに、EAの中には月利100%以上など異常な利益率をセールス文句にしている怪しいツールも見かけます。
高い月利を狙う設定ほど、一般にロットや含み損のリスクも高くなります。
利益率だけでなく、最大ドローダウン、検証期間、取引回数、含み損を含む実運用成績を確認しましょう。
ロット感がFX通貨ペアと異なる
初心者はUSDJPYやEURUSDなどメジャーなFX銘柄と同じ感覚で0.1ロットや1ロットを入れてしまいがちです。
ですが、1ロットあたりの単位も異なりますし、それに応じた必要証拠金も異なります。
同じ感覚でトレードする前に、計算ツールなどを活用してどれくらいの必要証拠金が必要なのか?を確認してから注文しましょう。
ゴールド対応FX自動売買ツール(EA)に関するよくある質問
まとめ
FX自動売買ツール(EA)の中でゴールド銘柄に対応するものを紹介しました。
ゴールドを扱うEAは取引機会が多い反面、損失が急拡大するリスクもあります。
損切りや最大ポジション数が設定されたEAでも、元本や利益は保証されません。
設定しだいではありますが、選び方は非常に重要な要素です。
最大ドローダウンや取引ロジックを確認し、まずはデモ口座または最小ロットで検証してから導入を判断しましょう。



