FXトレードで負けたとき、口座残高がマイナスになることがあります。
XMならゼロカットという仕組みがあるため借金を負う心配はありませんが、口座残高がマイナス状態のまましばらく解消されないことも。
そこで、なぜマイナス残高状態になるのか、その原因やゼロに戻すリセット方法を解説します。
なお、すぐにリセットしたい方はXM口座を追加開設しましょう。
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XMのマイナス残高とはどんな状態?
マイナス残高リセットについて解説する前に、そもそもマイナス残高とはどんなものなんでしょうか。
マイナス残高とは、読んで字のごとくXM口座の現金残高部分がマイナスになっている状態です。
あまり見かけないシチュエーションのため、現実にそんな状態になると戸惑うかもしれません。
でも、XMではマイナスになった分を請求してくることはないためご安心ください。
(日本国内の業者が請求してきます)
ちなみに、XM口座では現金とボーナス(クレジット表記)は別々に管理されています。
そして、XMキャンペーンでボーナスを受け取っていると、トレードに大負けしてしまった時に現金残高がマイナスになることは比較的あります。
では、XM口座残高がマイナスになる原因にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
XMの口座残高がマイナスになる原因
- 短時間に相場が急変しロスカット処理が遅れたため
- スプレッドが急に広がったため
- システムの不具合
- サーバーダウン
短時間に相場が急変しロスカット処理が遅れたため
為替や株などが売買されている金融市場は、ごく短時間に価格が急変することがあります。
すると、XMで注文を捌いているコンピューター側で多くの処理が重なり、ロスカット(強制決済)の適用が遅くなってしまうことがあるんです。
XMをはじめ、FX業者には顧客資産を守るためロスカット制度が用意されています。ロスカットとは、口座に預け入れているトレード資金(証拠金)の維持率「証拠金維持率」の割合が一定割合以下になると強制決済される仕組みのこと。XMであれば20%と決まっています。なお、持っている全ポジションが強制決済されるわけではなく、優先順位が高い順に1つづつ決済されていき、証拠金維持率20%以上になった時点で止まります。
急すぎる変動が起こると、本来決済されるべきタイミング・価格でロスカットが実行されないため、そのまま損失が増え続けて残高がマイナスになってしまうわけです。
通常であれば証拠金維持率が20%になった時点でロスカットされるため、口座残高がマイナスになることはありえません。
ですが、ロスカット処理はサーバー上で処理されるもの。
もし何百、何千件以上ものロスカットが重なってしまうと処理が遅れてしまうわけですね。
なお、サーバー上だけの処理なら何千件あっても問題ないはずですが、XMのコンピューターと金融市場との間で通信が発生します。
この通信回線については、どれだけサーバーを増強してもあまり意味がありません。
1つのポジションを強制決済→金融市場で売買される→結果を受け取って反映、という手順を繰り返すことになるためサーバーが強力だったとしてもどうにもなりません。
このようなロスカットが重なる状況は、通常なら起こり得ないのもの。
でも、短時間で相場が急変することで、多くのトレーダーが同時に強制決済対象になってしまい処理が遅れてしまうわけです。
スプレッドが急に広がったため
こちらも上で紹介した相場急変の影響によるものです。
FXトレードであれば為替価格が短時間で急変したとき、スプレッドも広くなります。
スプレッドは1つの注文に対してXMが徴収する手数料のことで、通貨ペアの種類や時間帯、経済指標発表などで変動するもの。
タイミング悪くスプレッドが広がっているときに決済してしまったりロスカットされると余計なマイナスが計上され残高がマイナスになるパターンもあります。
XMで注文するときは「売り(ショート)」「買い(ロング)」の2方向から選びます。この売り値と買い値の差をスプレッドといいます。いわゆるFX業者側が徴収する手数料分がこれにあたります。この価格差を「幅」と表現し、スプレッドが広い=価格差の幅が大きいから手数料が高い、逆に狭ければ安いとなるわけです。
スプレッドは早朝の市場オープン時(窓開け)や為替市場への影響力が強い経済指標発表の直後に大きく動きます。
普段の穏やかな時間帯のスプレッドが1~2pipsだった場合、窓開け時などは100pipsを超えることもあります。
仮にドル円(USDJPY)で1ロット注文していたら、100pips動いたときの寝室額は10万円です。
こういうタイミングでロスカットされそうなポジションを持っていると口座残高がマイナスになってしまうこともあります。
システムの不具合
XM側の注文処理システムにトラブルが起こり、平常時のように処理されなかった場合にマイナス残高が発生する可能性はあります。
サーバーダウン
XMの利用しているサーバーがダウンして止まってしまえば、相場がどんな状態になっていても何もできません。
ロスカット処理もされないため、復旧したときに残高が無事であることを願うしかないでしょう。
XMの口座残高がマイナスになるとどうなる?
運悪く口座残高がマイナスになってしまうと、次のような状況になります。
- XM取引ツールの現金残高がマイナス表記になる
- マイナス残高をリセットしなければトレードできない
- リセットされるのを待つか自分でマイナスを解消しなければいけない
XM取引ツールやマイページの現金残高がマイナス表記になる
XM口座の現金残高部分がマイナスになっています。
XMで残高を確認するにはパソコンやスマホアプリの取引ツール「MT4/MT5」を起動する、もしくはXM公式サイトにログインしてマイページで確認可能です。
見たところで決して気分の良くなるものではありませんが、負けをしっかり受け入れて次に進みましょう。
マイナス残高をリセットしなければトレードできない
XM口座がマイナスの状態ではトレード資金がないため当然売買できません。
トレードを再開するにはリセットすることになります。
(リセット方法は後ほど紹介)
ただし、現金はマイナスでボーナス(クレジット)残高がマイナス分以上にある場合は、トレード資金(証拠金)は残っている状態です。
この場合は問題なくトレード可能です。
- 現金残高・・・マイナス1万円
- クレジット残高・・・プラス2万円
この場合なら、トータル残高はプラス1万円あるためトレード可能です。トレードする、もしくはしばらく放置していればXM側がクレジット分を現金に補填して「現金0円・クレジット1万円」にしてくれます。
リセットされるのを待つか自分でマイナスを解消しなければいけない
XM口座がマイナス残高状態になった場合、放置していてもいつかはリセットしてもらえますが時期はわかりません。
すぐトレード再開したい場合は、自分でリセット処理させる必要があります。
リセットされるまでの期間
リセットされるタイミングは不明です。
とくに決まりはなく明言もされていません。
最短では数分でリセットされた事例もみられます。
逆に数日たっても一向にリセットされなかったトレーダーもみかけます。
ただし、1か月以上など長期にわたってリセットされなかった事例は見かけないため、いつか必ず処理してくれるのは間違いありません。
リセットまでの期間を、負けて資金を失った傷心を癒やすためのクールダウンとして使う、または負けトレードを分析して前に進むための準備に使っていきましょう!
マイナス残高のリセット=ゼロカットの仕組み
XMでマイナス残高になったら、放っておいてもそのうち必ずリセットしてもらえます。
このリセット処理のことを「ゼロカット」と言います。
(残っているボーナスクレジットで補填できる場合は別)
海外FXでは当たり前に導入されている仕組みです。
追証(借金請求)をなしにしてくれるトレーダーにとってとてもありがたい制度と言えます。
でも、このゼロカットは日本のFX業者では採用されていません。
金融庁が定める金融商品取引法で規制されているためです。
この法では、ユーザーに過度な利益のあるボーナスや補填的なサービスが制限されています。
こんなありがたい制度を採り入れられない日本のFX業者もかわいそうなんですが、ユーザー側は気にすることなく海外FXを使わせてもらいましょう。
ここまでマイナス残高になる原因とリセット(ゼロカット適用)方法について紹介してきました。
待っていればリセットしてもらえますが、すぐにトレード再開したいのであれば、自分でリセット処理されるようアクションを起こしましょう。
そこで自分でリセットする方法(ゼロカット適用)を紹介していきます。
XMのマイナス残高を手動リセットする方法
- マイナス残高になっている口座へ入金してリセットする
- ほかの口座から資金移動する
- XMポイントを交換してプラスにする
【手動リセット方法1】
マイナス残高になっている口座へ入金する
マイナス残高になっているXM口座にいくらでも良いので入金しましょう。
XMでは最低5ドル(500円)から入金可能です。
(ゼロ口座は100ドル以上)
1回当たりの上限は1000万円までです。
入金額が反映されるときにリセットしてもらえます。
はじめてマイナス残高になった方はここが一番気になるのではないでしょうか。結論から言うと相殺されません。最初にリセットが実行され、残高がゼロになります。その後に入金した金額が反映される流れですので安心してください。
【手動リセット方法2】
ほかの口座から資金移動する
XMでは1アカウントに対して8つまで口座を保有できます。
初めての開設時に1つ、あとから追加で7つ、合計8つまで開設できるわけです。
そこで、もしほかの口座にトレード資金が入っているのであれば、そこからマイナス残高になっている口座へ資金移動(資金振替)しましょう。
そうすれば入金した時と同じようにリセット後に金額が反映されます。
- 移動元の口座に公式サイトからログイン
- 「資金振替」ボタンを押す
- 移動先の口座を選んで決定
ブラウザで公式ホームページにアクセスした方は、まずログインして会員ページを開きましょう。
公式アプリを使っている方は「詳細」→「会員ページ」でログイン手続きせず同じページを開けます。
会員ページ内では保有しているすべての口座が一覧表示されていて、一番上に表示されているものがアクティブ状態=資金の移動元です。
もし違う口座から資金移動したいなら、同ページで該当する口座にログインしましょう。
あとは資金振替ボタンを押して手続きを済ませればOKです。
【手動リセット方法3】
XMポイントを交換してマイナス分をプラスにする
これはXMのポイント制度「ロイヤルティプログラム」のXMPが貯まっているトレーダー限定のリセット方法です。
XMPは現金やボーナスに交換できるため、交換することでリセット可能です。
XMポイントが貯まる仕組み
ロイヤリティプログラムは4つのランクに分かれています。
ランクアップはトレード量ではなくポジションを保有していた期間に応じて上がっていくため、最小ロットで100日ほど持っていれば最上位ランクに上がれます。
そして1ロットの注文に対してランク毎に10~20XMPもらえます。
デイトレードしている方は何も考えなくても最高ランクに上がっていると思いますが、たまにしかトレードしない方はあえて最小ロットでポジションを保有し続けてランクアップさせておくのもおすすめです。
XMPの交換レート
XMP⇒現金へ交換・・・XMP÷40
XMP⇒ボーナスへ交換・・・XMP÷3
ボーナスに交換したほうがレートは良いです。
1000XMPある場合、現金交換は1000÷40=20ドル、ボーナス交換なら1000÷3=333ドル分となります。
XMPでリセットするときの注意点
状況により処理のされ方が異なります。
現金残高マイナス+クレジット+保有ポジションの含み損益=マイナスの場合
この状態であればリセットされ交換ポイントが反映されます。
現金残高マイナス+クレジット+保有ポジションの含み損益=プラスの場合
現金だけマイナスになっている状態です。
この場合、トレード資金は残っているためそのまま取引を継続できます。
このタイミングでXMP交換すると、クレジット分が現金残高マイナス分に補填され、その後で反映されます。
とくに損するわけではないため、XMPが残っているのであれば交換することをおすすめします。
ここまででほとんどの方はXM口座のマイナス残高状態をリセットできているはず。
でも、リセットできない(ゼロカットが適用されない)こともあります。
そこで、マイナス残高がリセットできない原因と対処法を解説していきます。
マイナス残高をリセットできない原因と対処方法
- 違うXM口座へ入金している
- 違うXM口座へ資金移動している
- ボーナス(クレジット)分を合算するとプラスになっている
- 保有中のポジションがある
- 有料VPSをレンタルしている
- 規約違反行為をしている
違うXM口座へ入金している
なさそうでよくあるパターンです。
XMでは1つのアカウント上に8つまで口座を作れますが、別口座で入金申請していませんか?
(もしそうなら、そのまま資金振替で対応しましょう)
XMにログインするとき、中にはIDとパスワードをブラウザなど自動入力機能で記録している方もいると思います。
この場合、最初に開設した口座情報へログインする状態です。
もしマイナス残高をリセットしたい口座が別にあるなら、切り替えてから入金申請しなければいけません。
入金先を間違えたとしても、資金振替で移動させることでリセットさせることができます。焦らず次の解決策を実行しましょう。
違うXM口座へ資金移動している
入金先間違いと同じで、資金移動先を間違えている可能性もあります。
資金移動間違いの場合はリセットしたい口座へ資金移動し直すだけで解決します。もう一度資金移動画面から正しく指定し直しましょう。
ボーナス(クレジット)分を合算するとプラスになっている
マイナス残高になっているのが現金部分だけでボーナス(クレジット)を合算するとプラスになる場合、もしくはまだポジションが全決済されてない状態で含み益があり合算するとプラスであればリセットされません。
まだトレードを継続できる状態です。
すでにロスカットが適用されたあとの状態のため厳しい状況です。簡単ではありませんがトレードで少しづつ増やしていきましょう。
または仕切り直す意味でも資金を追加入金してリセットしましょう。そうすれば残っているボーナス(クレジット)分がマイナス残高と相殺されたのちに入金額が反映されます。きちんと入金した分全額が残高に反映されるため安心してください。
保有中のポジションがある
ロスカット後のマイナス残高になったとしても状況によりポジションが決済されていないこともあります。
ロスカットとは保有ポジションをすべて強制決済するものではありません。
維持率の減少に影響の大きいポジションから1つ1つ強制決済されていき、証拠金維持率が20%以上に戻った時点で残っているポジションはそのままとなります。
未清算の残ったポジションを保有中の状態ではリセットされません。
ポジションを自分で決済しましょう。放置して再びロスカットされるのを待つことも方法ですが、より悪い状況になるだけです。
中には再び為替相場が反転してくれることを祈って保有し続ける方もいると思います。でも損切り撤退して早めに仕切り直す方がスムーズに前へと進めます。どの方法を選ぶのも人それぞれでどれが正解とも言えませんが、悪い状況はできるだけ早めに切り替えることをおすすめします。
有料VPSをレンタルしている
XMでは24時間動かし続けられる仮想デスクトップパソコン「VPS」サービスを提供しています。
ずっとプログラムを起動し続けることになるFX自動売買ツールなどを利用するときに使えるサービスです。
このVPSには有料版と無料版があり、有料版を利用されているトレーダーは自動リセットされません。
こればかりはそういうルールである以上どうしようもないため、あきらめて入金してリセットさせましょう。
なお、無料VPSを利用されている方は自動リセットしてもらえます。
- 口座に5000ドル以上入れておく
- 30日で5ロット以上トレードする
初心者の方には少し厳しめの条件かもしれませんが、この2つの条件を継続的にクリアし続けることで無料利用可能です。
なお有料版は月間28ドルのレンタル料金がかかります。
年間336ドルのコストを抑えられる計算です。
ある程度の資金でFX自動売買ツールやコピートレードなどを始められる方は十分クリアできる水準ですので有効活用していきましょう。
規約規範行為をしている
XMの利用規約にはさまざまな規約違反行為が記載されています。
(実物は英語表記です)
- 窓開け狙いの高ロットトレード
- 経済指標発表時を狙った高ロットトレード
- 違う口座での両建てトレード
など
マイナス残高のリセット処理を実行するときに、これら禁止行為が確認された場合はリセットしてもらえないでしょう。
それだけならまだいいんですが、口座凍結されてしまうパターンもあります。
禁止行為をした覚えのある方でまだ口座凍結されていないのであれば現状放置するしかありません。おそらく単にバレていないだけの状態です。入金などのアクションを起こしても、リセット処理時にトレード履歴をチェックされれば発覚して厳しい対処をされるでしょう。
なお凍結されればXM側の手違いで適用されたのでもなければ基本的に解除できません。もう一度XMアカウントの登録から再スタートすることになります。
そして規約違反がとくに悪質の場合は二度とXMでアカウント開設できない可能性もあります。そうなった場合はXM以外のFX業者を利用するしかありません。
XMのマイナス残高とゼロカットに関するQ&A
- マイナス残高は借金になる?(追証はある?)
- リセット(ゼロカット)はいつ執行される?
- リセット(ゼロカット)されない原因は?
- 複数口座を保有している場合のゼロカットはどうなる?
- XMのゼロカットにデメリットはありますか?
- マイナス残高になったときクレジットはどうなる?
- マイナス残高になってもトレードできる?
- 取引履歴にある「balance」とは?
- マイナス残高を防ぐ方法は?
Q1.マイナス残高は借金になる?(追証はある?)
XMに追証はありません。
そのため借金請求されることもありません。マイナス残高を自動でリセットしてくれるゼロカット制度が用意されているため借金を抱える心配は不要です。ただしトレードによる借金がないだけですので、トレード資金を借り入れて準備した方は別です。FXトレードはリスクのある投資商品のため、資金を借金で用意せず余剰資金でするようにしましょう。資金を用意できない方はそもそも手を出さないこと、もしくは準備できるまで無料で使えるデモトレードで勉強することをおすすめします。
Q2.リセット(ゼロカット)はいつ執行される?
不明です。
具体的なゼロカット執行タイミングは明かされていません。放置する方は実行されるまで待つしかありません。すぐにリセットさせたいなら、入金や資金振替などを手動で実行しリセット処理してもらいましょう。
Q3.リセット(ゼロカット)されない原因は?
複数の原因があります。
クレジット(ボーナス)などが残っていて現金のマイナス残高と合算するとプラスになっている、規約違反行為があった、有料VPSサービスを利用している、などの原因があります。対処方法はこの記事内の解説を参考にしてください。
Q4.複数口座を保有している場合のゼロカットはどうなる?
残高がマイナスになっている口座のみゼロカット対象となります。
同時に2つ以上がマイナス残高になっているならそれぞれで適用されます。ほかの口座にお金が入っていても勝手に補填に使われることはありませんので安心してください。
Q5.XMのゼロカットにデメリットはありますか?
ありません。
ただし借金リスクがないゼロカットをあてにし過ぎてギャンブルのようなトレードをしてしまう方はいるかもしれません。精神的な余裕が悪い方向へ作用する可能性はあるでしょう。それでもゼロカットがあれば破産するようなことはまずありえません(トレード資金を借金していない場合)。メリットしかないと言えるでしょう。ただし、ゼロカットを悪用して稼ごうとする方はいます。主に両建てを利用するんですが、利用規約で禁止されているため思いついてもやらないようにしましょう。
Q6.マイナス残高になったときクレジットはどうなる?
残っているなら、そのうちマイナス分に補填されます。
そのまま放置すると現金のマイナス残高とクレジット残高が相殺処理されます。それでもマイナスが解消されないようであればゼロカットによりリセットされます。ただし、タイミングは決まっていないため早くリセットしたいなら手動で対処しましょう。
Q7.マイナス残高になってもトレードできる?
ボーナスクレジットと合わせてプラスであれば可能です。
現金、クレジット(ボーナス)・保有中ポジションの含み損益、出金申請中の資金、これら4つの合計がプラスで証拠金維持率が20%以上であればそのままトレード可能です。ただし、厳しい状態であることは間違いありません。トレードに使える証拠金が少なく、そこから挽回するのはかなり難しいでしょう。FXトレードでは資金が多いほど稼ぎやすいため、わずかな残高でチャレンジしても取り戻すことはまず無理です。潔く損切りして再スタートするほうが建設的と言えるでしょう。
Q8.取引履歴にある「balance」とは?
マイナス残高リセット時に補填に使われたボーナスクレジットの金額です。
マイナス残高になった状態でクレジット(ボーナス)が残っている場合、リセット処理でクレジットが現金のマイナス分に補填されます。この処理は取引履歴上で「balance」と表示されます。
Q9.マイナス残高を防ぐ方法は?
リスクを低くして取引しましょう。
1000万円など潤沢な証拠金を用意できる方以外は、低ロットでトレードし、相場が急変動しても問題なく耐えられる状態にしておきましょう。資金が10万円なら、大きくても0.1ロットくらいまでにしておく、など安全性重視をおすすめします。
まとめ
XM口座がマイナス残高になったときのリセットについて紹介しました。
マイナスになる原因やリセット方法、できないときの対処法がわからない方はぜひ参考にしてください。
残高がマイナスだからと言っても、XMであればゼロカット制度により借金にはなりません。
安心してリセットしてください。
そして負けた原因を振り返りつつ再スタートに向けて進んでいってください。