チャートでまだ波をうまくとらえられないFX初心者におすすめのインジケーター「ZigZag(ジグザグ)」。
FXトレードするときに利用するツールに最初から備わっているため気軽に利用できます。
ここではこのチャート分析補助ツール(インジケーター)の1つ「ZigZag(ジグザグ)」について詳しく解説します。
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インジケーター「ZigZag(ジグザグ)」とは?
ZigZagインジケーターの基本概要
ZigZagとは、チャート上で価格の大きな動き(高値・安値)だけを拾い、波のように線でつなぐインジケーターです。
価格の小さなノイズ(細かい上下)を排除し、トレンドの「大きな流れ」を視覚的にとらえることができます。
こんな時に便利
- トレンドの全体像を見たいとき
- ダウ理論やエリオット波動を分析したいとき
- 高値・安値を客観的に判断したいとき
ZigZagの仕組みと設定値
ZigZagは、一定のルールに従って価格の波を描画します。
多くのチャートツールでは以下のパラメータで調整可能です。
項目 | 説明 | 一般的な設定値 |
---|---|---|
Depth(深さ) | 高値・安値を判断するために必要なバーの数 | 12〜20 |
Deviation(偏差) | 価格が何%以上変動したら波を描くか | 5〜10% |
Backstep | 直近バーを何本までさかのぼって判断するか | 3〜5 |
これらの数値を変更することで、ZigZagの感度を調整できます。
感度が高いと細かく波を描き、感度が低いと大まかな流れになります。
ZigZagの活用法
- トレンドラインの補助として使う
- ダウ理論との組み合わせ
- エリオット波動分析のベースに
① トレンドラインの補助として使う
ZigZagは高値・安値を明確に可視化するため、トレンドラインを引くときに非常に便利です。
「どこが波の頂点(高値)か?どこが谷(安値)か?」を迷わず見つけられます。
② ダウ理論との組み合わせ
ZigZagを使えば、「高値更新・安値切り上げ」といったダウ理論の原則を明確に捉えることができます。
特に初心者がチャートで波の構造を理解するのに役立ちます。
③ エリオット波動分析のベースに
エリオット波動は、5波動・3波動などの“リズム”が重要ですが、ZigZagで波を簡略化すると、どこが第1波、どこが調整波かが見えやすくなります。
ZigZagの弱点とは?
- リペイントがある:
チャートの右端では、波が“確定”しておらず、あとから変わることがあります - リアルタイム判断には不向き:
トレードのタイミングをZigZagだけで決めるのはNG - 補助として使うべき:
エントリーや利確の判断には、他のインジケーター(MA、RSI、MACDなど)との併用がおすすめです
ここまでのまとめ
項目 | 内容 |
---|---|
目的 | 高値・安値をわかりやすく示し、波の構造を視覚化 |
メリット | ノイズを省いて大局を見やすく、波動分析に便利 |
デメリット | リアルタイムに変化するため過信は禁物 |
活用法 | トレンド分析、ダウ理論、エリオット波動、トレンドライン補助など |
ZigZagは、トレードの精度を高めるための「補助ツール」として非常に優秀です。
価格の全体的な流れを掴みたいときに、ぜひ使ってみましょう。
次からは、ZigZag(ジグザグ)についてさらに深堀していきます。
ZigZagならFX初心者でもチャートの「波」をとらえられます
ZigZag(ジグザグ)インジケーターは、価格の高値・安値を結んで「チャートの波(トレンドの流れ)」を視覚化するインジケーターであることは先の述べた通りです。
FX初心者が迷いやすい「どこが高値でどこが安値なのか?」を、ZigZagが明確に示してくれます。
ZigZagのメリットとデメリット
メリット
- トレンドの全体像が明確に見える
- ダウ理論・エリオット波動分析に最適
- 高値・安値が自動でわかるため、ライン引きの補助になる
- 初心者でも波形をつかみやすくなる
デメリット
- リペイント(後からラインが変わる)するので、リアルタイムでの売買判断には不向き
- 設定次第で感度が変わるため、トレーダーによって表示が異なる
ZigZagの活用法5選 初心者でも真似できる実践的テクニック
① トレンドラインを正確に引く
ZigZagが描く波の天井と底を使えば、より正確なトレンドラインやチャネルラインを引くことができます。
→ どこを起点にするか迷うことがなくなります。
② フィボナッチと組み合わせて押し目・戻りを狙う
ZigZagの「高値と安値」を基準に、フィボナッチリトレースメントを引くことで、押し目買いや戻り売りの狙いどころが明確になります。
③ エリオット波動のカウント補助に使う
エリオット波動の5波、3波を数えるのは難しいですが、ZigZagで波を単純化することで、波動構造を簡単にカウントできるようになります。
④ サポレジライン(水平線)の根拠として使う
ZigZagが示す「何度も反応した高値・安値」は、重要なサポートやレジスタンスとして使えます。
→ 水平線を引く際の“根拠ある場所”がわかる
⑤ トレード履歴の振り返り(トレードノート)に使う
後からチャートを見返すとき、ZigZagが入っていると「この時のトレンド構造がどうだったか」が一目でわかり、反省・検証がはかどります。
ZigZagはトレンドの全体像や高値・安値の構造を視覚化する“補助系インジケーター”です。
そのため、エントリーやトレード判断を行うには、他のインジケーターとの併用が非常に効果的です。
ZigZagと相性の良いインジケーター5選
① フィボナッチリトレースメント
組み合わせの王道です。
ZigZagが描く高値と安値を起点にフィボナッチを引けば、押し目・戻りの候補が明確になります。
- ZigZagで波の“起点”と“終点”を特定
- フィボナッチで38.2%や61.8%など、反発しやすいレベルを狙う
② RSI(相対力指数)
ZigZagで「高値圏」「安値圏」が明確になったら、RSIで買われすぎ・売られすぎをチェック。
タイミングを補完するのに便利です。
- ZigZagの山でRSI70超 → 戻り売り検討
- ZigZagの谷でRSI30割れ → 押し目買い検討
③ MACD(移動平均収束拡散法)
トレンド方向の確定や、勢いを確認するために有効。
ZigZagが“下から上へ”切り上がる場面でMACDがゴールデンクロスすれば、強い買いシグナルと重なる可能性大。
④ ボリンジャーバンド
ZigZagが示す谷や山の位置と、ボリバンの±2σ〜±3σとの関係を使えば、反転の目安や利確ポイントの参考になります。
- ZigZagの山が+2σ付近で止まった → 反落の可能性
- 谷が−2σで反発 → 反転上昇狙い
⑤ 移動平均線(SMA・EMA)
ZigZagの「波の流れ」が移動平均線と同じ方向であれば、トレンドの信頼性が高くなります。
また、ZigZagと移動平均線のクロス部分は、エントリーや利確の目安としても目安になります。
おすすめ組み合わせ例
ツール | 役割 |
---|---|
ZigZag | 高値・安値の可視化 |
RSI | エントリーの勢い確認 |
フィボナッチ | エントリーポイントと利確ポイントの特定 |
SMA75 | トレンド方向の確認 |
ZigZagは「相場の骨格を見せる」インジケーター。
その骨格に肉付けしてくれるのが、これらのシグナル系・トレンド系インジケーターです。
ZigZag(ジグザグ)に関するQ&A
まとめ
ZigZagは、FX初心者にとって「相場の全体構造を見る目を養うための最適なツール」です。
エントリーを補助する目的よりも、学習や検証、トレンドの判断などテクニカル分析に活用するのが正しい使い方と言えるでしょう。