
・XMの損切りはどこで設定する?
・MT4・MT5・スマホアプリで設定方法は違う?
・損切り幅は何pipsにすればいい?
XMの損切り設定のポイント
- 【結論】XMでは損切りを「決済逆指値(S/L)」または「ストップロス」で設定する
- 【おすすめ】新規注文時に損切り価格を入れてから注文する
- 【メリット】損失額を事前に決めやすく、ロスカット任せを避けられる
- 【注意点」 相場急変時は設定価格と約定価格がずれる場合がある
- XMの損切り設定方法
- MT4・MT5で損切りを入れる手順
- スマホアプリでストップロスを設定する方法
- 損切りとロスカット・逆指値・ストップロスの違い
- 損切り幅と損失許容額の考え方
FXトレードで大事な資金を失わないために大事な要素である損切り。
損切りを当たり前に受け入れられるかどうか?が稼げる人・稼げない人の分岐点でもあると言えるでしょう。
そこで、XMで対応している取引ツールの損切り設定方法を、パソコン版とスマホ版に分けて解説していきます。
また、損切りはどれくらいの間隔で設定すればいいのか、損切りするとボーナス(クレジット)はどうなるのか、などについてもまとめました。
XMでの損切りを徹底解説


結論からいうと、XMでは損切りは「決済逆指値(S/L)」として設定します。
新規注文時に設定することも可能ですし、注文後に変更することもできます。
なお、XMではロスカット水準が証拠金維持率20%に設定されていますが、これはあくまで強制ロスカットの基準です。
損失を自分でコントロールするには、ロスカット任せではなく損切り設定を入れておくことが大事です。
では、損切りについて詳しく解説していきます。
FXトレードにおける損切りとは?
含み損(マイナス)になっているポジションをマイナスのまま確定させる行為です。
「損切り」とは読んで字のごとく損したままで切り捨てること。
FXトレードに失敗してマイナスの状態で決済ボタンを押す=損失を受け入れることを言います。
また、一般的に自分の意志で操作します。
自動売買ツールなどの設定で自動決済される場合も、自分でツールの設定をしている・受け入れているため自分の意志と言えるでしょう。
ただし、損切りに類する言葉として「ロスカット」「逆指値」「ストップロス」もあります。
これらについてまずは確認しておきましょう。
損切りとロスカットの違い


証拠金維持率がFX業者の定める基準以下になると強制決済される仕組み
(XMでは20%)
2つの大きな違いは、自分でするか強制決済されるか?です。
トレードするには証拠金としてXM口座にお金を預け入れます。
そして、USDJPY(ドル円)などの銘柄を売りか買いで注文してポジションを持ちます。
保有ポジションは、為替が予想と逆行すれば含み損としてマイナスが膨らんでいき、トレーダーの精神を削ってきます。
そこで、ダメージを最小限に抑えるため自ら損切り決済する方も多いでしょう。
ただし、きっと戻ってくると希望にすがってポジションを持ち続けるトレーダーもいます。
その後、預け入れている証拠金と保有ポジションが抱える含み損のマイナスの割合が20%(XMの場合)を切るとロスカット発動となり強制決済されます。
結果だけ見ると損切りですが、自分の意志は関係ありません。
自分で損切りする場合と違い、ロスカットは業者側のルールで自動的に決済されています。
なお、ロスカットは保有中の全ポジションが一斉に決済されるわけではありません。
証拠金維持率が20%以上に回復するまで含み損が大きいポジションから1つ1つ強制決済していきます。
損切りと逆指値の違い


あらかじめ損切り決済する価格を設定しておくこと
XMで対応している取引ツール「MT4」や「MT5」では、保有ポジションに対して利益確定の決済指値(T/P)と、損切り用の決済逆指値(S/L)を設定できます。
設定した価格に到達したらツール側で自動的にポジションを決済してくれます。
この価格予約には「指値」と「逆指値」があり、「指値」は利益を確定させる価格をセットしておくこと。
「逆指値」は損失を確定させる価格をセットしておくことを意味します。
自分の意志でマイナスを確定させる「逆指値」は損切りを予約するものです。
損切りとストップロスの違い


逆指値注文や損切りのこと。自分で決めた価格でマイナス決済することをストップロスと言います。
取引ツールMT4/MT5ではどちらも決済価格を予約しておく機能が付いています。
MT4の場合は上の欄で紹介した「逆指値」「SL」と表記され、MT5では「ストップロス」と表記されています。
どちらも同じ意味です。
よって「ストップロス」も損切りを予約するものです。
なお、MT4では「逆指値(S/L)」と表記されていて、S/L=ストップ/ロスのことです。
XMでの損切り設定方法


損切りの設定は取引ツールで行います。
XMで使える取引ツール「メタトレーダー(MT)」はパソコン版、スマホ・タブレットアプリ版、ブラウザ上で使うウェブトレーダーの3種類あり、それぞれMT4とMT5の新旧2バージョンあります。
MT4とMT5で損切りの考え方は同じですが、画面上の表記が異なる場合があります。
MT4では「決済逆指値(S/L)」、MT5やアプリでは「ストップロス」と表示されることがあるので注意してください。
では、3つの種類ごとに解説していきます。
【PC版】XM取引ツールの損切り設定方法
ここではXMのMT4画面を使いつつ損切り設定方法を紹介していきます。
(MT5の設定方法もほとんど一緒です)
新規注文ウィンドウで設定
MT4の上部にある「新規注文」ボタンか、「ツール」→「新規注文」を押すと下のようなウィンドウが表示されます。


赤枠の決済逆指値(S/L)=ストップロスに逆指値の価格を入力して注文すればOKです。
間違えたり、修正したい場合は次の方法で再設定しましょう↓
保有ポジション一覧から設定
MT4下部にある「ターミナル」ウィンドウに保有中のポジションがずらっと並んでいます。


赤枠内で設定したいポジションの「決済逆指値」「決済指値」欄をダブルクリックしてください。
そうすると下のウィンドウが表示されます。


新規注文ウィンドウと同じで決済逆指値に価格を設定しましょう。
なお、こちらは「現在値との差」の項目に好きな数値を設定しておけます。
多くのFX通貨ペアでは、MT4/MT5上の10ポイントが1pipsの目安になります。



ゴールド、仮想通貨CFD、株価指数CFDでは、ポイントとpipsの見方が異なる場合があります。設定前に、取引する銘柄の最小変動単位を確認しましょう。
あとは下段にコピーボタンをクリックすれば勝手に50pips逆行した価格が入力されます。
最後に細長い青いボタンをクリックすれば完了です。
なお、pips値はFX通貨ペア(銘柄)によって異なるのでご注意ください。
FXの主な通貨ペアのpips⇔ポイント換算表
| 通貨ペア (銘柄) | 最小変動単位 | 1pipsの額 | ポイント換算 |
|---|---|---|---|
| USDJPY | 0.001 | 0.01円 | 1pips= 10ポイント |
| EURUSD | 0.00001 | 0.0001ドル | 1pips = 10ポイント |
| GBPUSD | 0.00001 | 0.0001ドル | 1pips = 10ポイント |
| GOLD (XAUUSD) | 0.01 | 0.1ドル | 1pips = 10ポイント |
| BTCUSD | 0.01 | 1ドル | 1pips = 100ポイント |
| US500 (S&P500) | 0.1 | 1指数ポイント | 1pips = 10ポイント |
| JP225 (日経225) | 1 | 1円 | 1pips = 1ポイント |
【スマホ/タブレット版】XM取引アプリの損切り設定方法
XMでは公式アプリやMT4/MT5のアプリ版に対応しています。
これら対応アプリでは、アプリ上で取引できます。
どちらの場合も、損切りは注文画面または保有ポジションの変更画面でストップロスを設定します。
なお、XM公式アプリもMT4/MT5アプリも設定方法はほぼ同じ手順です。
【ウェブトレーダー版】損切り設定方法
MT4版の画面で紹介していきますが、MT5も同じです。


注文すると上画像の下部にポジションが表示されます。
そのなかで「決済逆指値(S/L)」の欄が「0.000」となっているはず。
そこをダブルクリックかタップしてください。
すると別のウィンドウが表示されるため、「決済逆指値」の欄に価格を設定しましょう。
あとは変更するボタンを押せば上画像の決済逆指値欄に指定した価格が表示されます。
これで損切り設定は完了です。
損切りするpips値の計算方法
損切り幅は、pips数だけで決めるのではなく、1回の取引で許容できる損失額から逆算しましょう。
選定するpips値の目安はトレーダーによりますが、初心者は残高の2~5%の収まる水準をおすすめします。
たとえば残高が10万円なら、2000~5000円のマイナスに収まるようpips値を計算してみましょう。
適正なエントリーロット数はこちらのツールで算出できます↓
XMで損切り設定が重要な理由
損切りが大事な理由
- FXでは損切りできない人が資金を溶かす
- プラスに戻すには労力がかかる
- ハイレバレッジ環境ではロスカットされやすい
- メンタルを安定させる
FXでは損切りできない人が資金を溶かす
私もトレードを始めた初期のころは頻繁にやらかしていました。
「一度持ったポジションは何が何でもプラスで終わりたい!」という気持ちが強すぎて損失を受け入れられなかったんですよね。
すると最終的にはロスカットされる羽目に…。
人間は得したときより損したときのほうが感情を揺さぶられる生き物です。
きっと同じような経験をしてきた人は多いはず。
でも、損切りは未来に繋がるプラスの行為です。
もちろん実行した後で相場が戻ってきて「そのまま持っておけばよかった…」なんてパターンもあります。
でも、痛みを伴うアクションをとれた決断力、実行力は必ず経験値になります。
プラスに戻すには労力がかかる
トレード資金100万円から10万円の利益を出すには、10%の利益が必要です。
対して、50万円まで減った資金を60万円に戻すには20%の利益が必要になります。
単純に利回り20%なので倍の利益を得る必要がでてきます。
このシチュエーションで同じ金額を同じロット数で稼ぐには倍の労力が必要となります。
さらにメンタル的な違いも影響します。
資金100万円からFXをスタートし110万円にすること。
資金100万円から始めて50万円になり60万円に増やす。
この2つは稼ぎの額は同じですが精神的負担は違います。
すでに大きく負けて精神がきつい状態でのトレードは、損失を取り戻そうとする気持ちが強くなりがちです。
すると注文ロット数が大きくなったり、ギャンブル性の高いトレードをしやすくなります。
普段できていることもできなくなる可能性は高いです。
となると余計にプラスの戻すには労力がかかってしまうでしょう。
ハイレバレッジ環境ではロスカットされやすい
海外FXのXMでは最大レバレッジ1000倍でトレードできます。
すると多くの方は資金的に余裕がある分大き目なロット数で注文したり、たくさんポジションを持ってしまいがち。
その結果相場が逆行すれば含み損の増え方も急激になりあえなくロスカット・・・となりやすくなります。



レバレッジを高く設定しても、実際のロット数を抑えればリスクは調整できます。初心者は最大レバレッジより、1回の損失額からロット数を決めることが大事です。
メンタルを安定させる
含み損を抱えているとメンタルにきます。
金額が大きければ大きいほど精神的ダメージが大きいのは当然の流れ。
含み損を抱えたままにすると、チャートを何度も確認したり、冷静な判断がしにくくなったりします。
何もいいことがないんですよね。
私も何度か資金を溶かしてきましたが運よく相場が戻ってくれたのは2回あったかな?といったごく僅かな頻度です。
高確率でロスカットされることになるでしょう。
相場の逆行トレンドにハマってしまったらスパッと損切りすることをおすすめします。



損切りルールを決めておくと、感情に流されずに取引しやすくなります。
損切りができない人の特徴
- 負けを認めたくない
- 希望にすがっている
- 人間は特より損に過剰反応する生き物である
負けを認めたくない
損切り=負けだと思っている方もいるのではないでしょうか。
たしかに、一時的には負けを認めなければいけません。
ですが、FX投資する目的・ゴールは稼ぐことのはず。
そして、稼ぐの基準としてはおそらく1年単位(確定申告の間隔)でプラスなら誰もが稼いだと認めるのではないでしょうか。
短期的な収支より年単位の勝利を目指しましょう。
なお、短期的(1回のトレードや1か月単位など)でも負けたくないとの思いが強い方は、あまりFXトレードはおすすめしません。
どうしてもギャンブルのようなやり方になってしまいますし、負けたくないあまりにマイナスを受け入れられなくなりがちです。
希望にすがっている
相場は上下に波を作りながら動くもの。
下がればいずれ戻ってきますし、上がればいずれ下がります。
その性質からきっと戻ってくると考えてしまうのは仕方ないでしょう。
ですが、資金が無尽蔵にある方なら含み損を抱えるのも1つの方法ですが、ほとんどのトレーダーは限度があるはずです。
FXでは、相場変動以外にもスワップポイントという金利による負担もかかってきます。
1日ごとにマイナスが増えていけば、いずれはロスカットされてしまうでしょう。
事前に決めた損切り条件に達した場合は、希望的観測で保有し続けず、ルール通りに決済しましょう。
人間は特より損に過剰反応する生き物である
人間は稼ぐより損することに強い抵抗感を示す生き物です。
構造上そうなっているため、損失が確定してしまうアクションを起こすことがなかなか受け入れられないのも仕方ありません。
逆に利益は早く確定してしまいたくなり、あまり利益が乗らないうちに決済してしまう方も多いでしょう。
これに関しても、いまの利益から減らしたくない=損したくない心理からと言えますね。
とにかく人間は損することのほうが嫌なのです。
そのため、損切りがなかなかできない傾向があるのは当然といえるでしょう。
ここまで損切りできない人の特徴を紹介してきましたが、ではどうすればできるようになるのでしょうか。
次からは、その点について紹介していきます。
XMで損切りするためにやりたいこと


- チャート分析する
- 損失許容額を決める
- 逆指値/ストップロスを設定する
- 値動きの激しいタイミングではポジションを持たない
- ひたすらトレード経験を積む
チャート分析する
1にも2にもチャート分析は必須です。
分析しなければ損切り価格もわかりません。
分析手法はトレーダーによりますが、最低限波の高値と高値を結んだラインを引きましょう。
(安値と安値も同様です)
移動平均線を使う場合は、20期間や50期間など、見ている時間足に合わせて使いやすい期間を選びましょう。
分析の基本はほかのトレーダーが反応するポイントを見極めることです。
そのためにも、世界中のトレーダーが良く使っているインジケーターを入れたりラインを引くことが重要です。
フィボナッチという法則も有効ですね。
損失許容額を決める
また、1回のトレードで失ってもいい金額も決めておきましょう。
10万資金があるなら3000円まで、などですね。
一般的には資金に対して2~5%が主流です。
これで損切り価格も決められます。
逆指値/ストップロスを設定する
価格を決めたら忘れずに逆指値(ストップロス)を設定しましょう。
これだけでリスクを小さくできます。
相場は目を離したすきに急変することもあります。
フラッシュクラッシュのような世界経済に影響が出るようなことが起こるリスクは常にあります。
設定し忘れることが無いよう注意しましょう。
値動きの激しいタイミングではポジションを持たない
肝心なのは相場が急変動するようなタイミングを避けることです。
早朝の市場オープン時(窓開け)や夜のアメリカ重要指標発表などがあるタイミングでポジションを持たないことですね。
そこから大きなトレンドが発生することも多いため、ハマるとロスカット一直線です。
経済指標発表直後や週明けなどは、スプレッドが広がったり価格が飛んだりする場合があります。
初心者は、値動きが落ち着いてから取引する方が判断しやすいです。
ひたすらトレード経験を積む
損切りは、知識だけでなく実際の取引で慣れることも大切です。
まずはデモ口座で、注文、決済、ストップロスの設定を繰り返し練習しましょう。
その後、少額・低ロットのリアル口座で損失額を決めて取引すると流れをつかみやすくなります。
XMの損切り設定に関するよくある質問
まとめ
XMの損切り設定について紹介しました。
XMで損切りを設定する場合、MT4では「決済逆指値(S/L)」、MT5やアプリでは「ストップロス」に損切り価格を入力します。
損切りは、新規注文時に設定することも、ポジション保有後に変更することもできます。
ロスカット任せにせず、あらかじめ損切り価格を決めておくことで、損失額を管理しやすくなります。
損切り幅は、pipsだけで決めるのではなく、1回の取引で許容できる損失額から逆算しましょう。
初心者は、1回の損失を口座資金の2〜5%以内に収めるように考えると管理しやすいです。
ただし、相場急変時や流動性が低い時間帯は、設定価格と約定価格がずれる場合があります。
経済指標発表直後や週明けなどは、ポジションを持つ前にリスクを確認しておきましょう。
損切りは負けを増やすための設定ではなく、資金を残して次の取引に進むためのリスク管理です。
まずはデモ口座や少額取引で、注文時にストップロスを入れる習慣をつけておきましょう。







