日本でも人気上昇中の海外FX「HFM(HFマーケット)」ではユーザーのニーズやトレードスタイルに応じていくつかの口座タイプが準備されています。
そこで、HFMの全口座タイプを徹底比較!
スプレッドなどの取引手数料や最大レバレッジ・ボーナス特典など、対応状況を比較した結果からおすすめを紹介します。
HFM口座タイプの違いを一覧表で比較
比較項目 | プレミアム | セント | プロ | ゼロ | トップアップ ボーナス |
---|---|---|---|---|---|
初心者 | 〇 | 〇 | △ | △ | 〇 |
中/上級者 | 〇 | × | 〇 | 〇 | △ |
ボーナス適用 | × | × | × | × | 〇 |
最大 レバレッジ | 2000倍 | 2000倍 | 2000倍 | 2000倍 | 1000倍 |
平均スプレッド | 1.2pips | 1.2pips | 0.6pips | 0pips | 1.4pips |
取引手数料 | なし(※) | なし(※) | なし(※) | 6ドル | なし(※) |
スワップフリー | 銘柄ごと | 銘柄ごと | 銘柄ごと | 銘柄ごと | 銘柄ごと |
最小注文 ロット数 | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 |
最大注文 ロット数 | 60 | 200 全体500 | 60 | 60 | 60 |
最大 ポジション数 | 500 | 150 | 500 | 500 | 500 |
通貨単位 | 10万通貨 | 1000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
EAの利用 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
コピートレード | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
対応銘柄 | FX メタル エネルギー 株式 株価指数 債権 コモディティ ETF 暗号通貨 | FX メタル エネルギー 株式 株価指数 債権 コモディティ ETF 暗号通貨 | FX メタル エネルギー 株式 株価指数 債権 コモディティ ETF 暗号通貨 | FX メタル エネルギー 株式 株価指数 債権 コモディティ ETF 暗号通貨 | FX メタル エネルギー 株式 株価指数 債権 コモディティ ETF 暗号通貨 |
最低入金額 | 0ドル | 0ドル | 0ドル | 100ドル | 0ドル |
ここで使われれている用語がわからない方は、以下の解説をご確認下さい。
- レバレッジ・・・・預けた資金の何倍もの取引を可能にする仕組み
- スプレッド・・・・1回のトレードごとに発生する手数料
- スワップ・・・・・FX銘柄(通貨ペア)の2国間の金利差
- スワップフリー・・スワップがゼロ
- 注文ロット・・・・FXトレード時の注文単位
- ポジション数・・・保有している注文の数
- 通貨単位・・・・・FX業者が口座タイプごとに定める取引の単位
- EA・・・・・・・・自動売買ツール
- コピートレード・・手数料を払いベテラントレーダーに任せる仕組み
その他FX用語はこちらをご覧ください。
HFMで唯一ボーナスが適用される口座タイプ「トップアップボーナス」は、スプレッド(手数料)が若干高めで最大レバレッジが低めになっています。
このように、ボーナスもあって手数料も安いなど、すべてを満たす万能タイプはありません。
では、比較表でほかの口座タイプと違う部分のある項目だけピックアップして、さらに詳しく比較していきます。
初心者向けの項目を比較
初心者におすすめは「プレミアム/セント/トップアップボーナス」の3タイプです。
初心者にもいろいろな段階があると思いますが、これら3タイプは次の基準を目安に選びましょう。
FXを全く知らない | セント |
---|---|
資金をあまり用意できない | トップアップボーナス |
それ以外 | スタンダード |
なお、負けてもダメージのないデモ口座であればどのタイプでも構いません。
中/上級者向けの項目を比較
中・上級者におすすめは「プレミアム/プロ/ゼロ」の3タイプです。
知識もあり自分なりのスタイルもできているかと思いますが、タイプ別の目安を紹介しておきます。
スキャルピング向け | プロ |
---|---|
取引コストを抑えたい | ゼロ |
特にスタイルはなくなんでもやる | プレミアム |
特定の目的がない方はプレミアムをおすすめします。
ボーナス適用の項目を比較
HFMではボーナスが適用されるのはトップアップボーナス口座のみです。
ボーナスが欲しい方はこのタイプ一択となります。
ただし、スプレッドが広く(手数料が高く)なっているなどデメリットもあります。
初期資金が10万円程度など、少なめの方向けと言えるでしょう。
ちなみに、HFMのボーナスはクッション機能あり(証拠金として機能する)です。
最大レバレッジを比較
HFMの最大レバレッジ2000倍に対応するのは「プレミアム/セント/プロ/ゼロ」の4タイプです。
ボーナス適用のトップアップボーナス口座は最大1000倍と少し低めになっています。
1000倍でも十分にハイレバレッジですが、HFMを利用するなら2000倍環境を有効活用しておきたいですね。
4タイプから自分と相性の良いものを選びましょう。
選び方がよくわからない方は、バランスタイプのプレミアム口座をおすすめします。
平均スプレッドを比較
平均スプレッドの狭さ(手数料の安さ)で選ぶなら、「ゼロ」タイプがおすすめです。
「ゼロ」は最低0pips~とHFMで最も手数料が安くなっていますが、取引手数料が1ロットの売買ごとに6ドル発生します。
プロ口座は若干スプレッドが広く(手数料が高く)なっていますが、取引手数料はかかりません。
ゼロは超短期売買のスキャルピング用になっているため、スキャルピングをしない方は「プロ」タイプをおすすめします。
取引手数料を比較
HFM唯一のスキャルピング向けタイプである「ゼロ口座」のみ1ロット6ドルの固定手数料が発生します。
固定の手数料が加味されるのは、ユーザーの注文にはできるだけ手を加えず金融市場に流す仕組みのため。
1つの注文ごとにいくつもの処理を加えていたら、秒単位で売買するときに遅延が発生してしまいます。
そのため、HFM側で取引量の応じてあとから手数料を徴収する形態になっています。
スキャルピングトレードをされないのであれば、気にする部分ではありません。
最大注文ロット数を比較
HFMセント口座タイプだけ、最大注文ロット数が多くなっています。
1つの口座で最大200ロット、2つ以上ある場合でも1アカウント内のトータルで500ロットまでに制限されます。
上限が大きければ、取引金額も大きくなるのですが、セントタイプはベースとなる通貨単位が1000通貨です。
ほかの4タイプは10万通貨にため、上限が大きいからといって取引金額は大きくなりません。
- 【セント】
200ロット×1000通貨単位=20万通貨単位 - 【ほか4タイプ】
60ロット×10万通貨単位=600万通貨単位
※通貨単位とは、たとえばUSD(米ドル)を売買するなら20万ドルや600万ドルとなります
このように、セント口座はほか4タイプに比べてかなり取引金額が小規模になります。
最大ポジション数を比較
取引金額の小さいセント口座だけ150ポジションに制限されています。
ほか4タイプは500ポジションまで保有可能です。
そこで、1ロットを最大ポジション数まで注文したときの取引金額を比較してみました。
- 【セント】
150ポジション×1ロット×1000通貨単位=15万通貨単位 - 【ほか4タイプ】
500ポジション×1ロット×10万通貨単位=5000万通貨単位
通貨単位を比較
セント口座は1000通貨単位、それ以外の4タイプは10万通貨単位です。
100倍の差があるため、稼ぎやすさではセントタイプ以外が圧倒的に有利です。
ただし、取引金額が大きいため損失も大きくなるリスクがあります。
コピートレード対応について比較
HFMでコピートレードするには、コピー口座を開設します。
コピー口座に対応するのは「プレミアム/セント/プロ」の3タイプです。
取引コストの安いゼロやボーナスが適用されるトップアップボーナス口座では利用できません。
最小入金額を比較
HFMゼロ口座だけ最低入金額が100ドル以上となっています。
日本円換算でも1万~15000円程度のため、とくに問題はないかと思います。
ですが、この金額を用意できない方は、5~10万円くらいの資金を貯めてからFXトレードを始めることをおすすめします。
資金100ドルでは、一撃狙いのギャンブルトレードをして勝ち続けない限り稼げないでしょう。
ここまで比較表の項目別に見てきましたが、まだどの口座タイプにすればいいのかわからない方もいると思います。
そこで、次からタイプ別に特徴とメリット・デメリットを解説していきます。
HFMプレミアム口座の特徴
プレミアムという名称から優れた性能があると思われるかもしれませんが、HFMで最もベーシックな口座タイプです。
ほかの海外FX業者ではスタンダードタイプに該当するものです。
前述した比較表を見て1つに絞れなかった方は、とりあえずプレミアムを選んでおけば間違いありません。
(後で変更する方法もありますのでご安心ください)
プレミアム口座のスペック
初心者 | 〇 |
---|---|
中/上級者 | 〇 |
ボーナス適用 | × |
最大レバレッジ | 2000倍 |
平均スプレッド | 1.2pips |
取引手数料 | なし(銘柄による) |
スワップフリー | 銘柄ごと |
最小注文ロット数 | 0.01 |
最大注文ロット数 | 60 |
最大ポジション数 | 500 |
通貨単位 | 10万通貨 |
EAの利用 | 〇 |
コピートレード | 〇 |
対応銘柄 | FX/メタル/エネルギー/株式/株価指数/債権/コモディティ/ETF/暗号通貨 |
最低入金額 | 0ドル |
HFMが提供する環境のほとんどを利用できます。
プレミアム口座のメリット
- スキャルピングトレード以外どんなスタイルにも対応
- FX自動売買ツール対応
- コピートレード対応
スキャルピングトレード以外どんなスタイルにも対応
HFMの基本機能にほとんど対応しているため、秒単位で売買するスキャルピングトレード以外であれば問題なくトレードできます。
とくに自分なりの分析手法やスタイルが決まっていない方と相性が良いでしょう。
スプレッドも標準的、レバレッジはHFM最大の2000倍に対応、ゼロカット(残高がマイナスになっても借金請求されない仕組み)もありなど申し分ありません。
FXが初めての人はもちろん、日本のFX業者からの海外FXへ乗り換える方とも相性が良いでしょう。
FX自動売買ツール対応
プレミアム口座はFX自動売買ツール(EA)も使えます。
EAに関しては、提供元が口座を指定しているのですが、HFMならプレミアムがよく利用されています。
コピートレード対応
HFMではコピートレードも可能です。
利用するにはコピー口座を開設する必要があり、プレミアムであれば利用できます。
時間のないサラリーマンが副収入を得る手段としてもおすすめです。
ほか、セント、プロでも利用できますが、機能に癖のないプレミアムが最もおすすめです。
プレミアム口座のデメリット
- ボーナスが適用されない
- プレミアムという名称ほど特別感はない
- ゼロ口座が登場して選ぶメリットが減少
ボーナスが適用されない
プレミアムタイプではボーナスが適用されません。
HFMには20%入金ボーナス(最大67万円)があります。
10万円入金すれば、20%相当額の2万円がボーナスとして残高に反映されるため、12万スタートとなります。
僅かとはいえ、トレード資金は多いほど有利に売買できるのは間違いありません。
プレミアムという名称ほど特別感はない
「プレミアム」という言葉には「上質な/上等な」といった意味もあります。
正確な意味は知らないまでも、多くの人がそういった印象を持っているのではないでしょうか。
ですが、HFMのプレミアム口座に性能を見る限り、このタイプならではの特別上質なサービスはありません。
ほかの海外FXでよく標準的な「スタンダード」タイプと同等と言えます。
過度に期待しないほうが良いでしょう。
プロ口座が登場して選ぶメリットが減少
2023年5月に登場した口座タイプ「プロ」は、プレミアムよりスプレッドが狭く取引コストを抑えられます。
さらに、最大レバレッジ2000倍対応、コピートレード対応など、ほとんどの機能がプレミアムと同じです。
プロは、おそらく海外FX「XMトレーディング」がリリースした極(KIWAMI)口座に対抗したタイプだと思いますが、XMはHFMでプレミアムに該当するスタンダードタイプでボーナスが適用されます。
対して、HFMのプレミアムタイプではボーナス適用もありません。
いまとなっては、このタイプを選ぶメリットがなくなってしまいました。
プレミアム口座がおすすめの人
初心者~中上級者までスキルの高さに関係なく利用できるタイプです。スキャルピングトレードをされる方以外で、HFMへの乗り換えやこれからFXを始める方ならプレミアムを選ぶ選択肢もありと言えるでしょう。
HFMセント口座の特徴
セント口座のスペック
初心者 | 〇 |
---|---|
中/上級者 | × |
ボーナス適用 | × |
最大レバレッジ | 2000倍 |
平均スプレッド | 1.2pips |
取引手数料 | なし(銘柄による) |
スワップフリー | 銘柄ごと |
最小注文ロット数 | 0.01 |
最大注文ロット数 | 200 全体500 |
最大ポジション数 | 150 |
通貨単位 | 1000通貨 |
EAの利用 | 〇 |
コピートレード | 〇 |
対応銘柄 | FX/メタル/エネルギー/株式/株価指数/債権/コモディティ/ETF/暗号通貨 |
最低入金額 | 0ドル |
ほか4タイプより扱う金額が小さく、安全性に特化した口座タイプです。
セント口座のメリット
- 取引金額が小さく安全にトレードできる
- 超初心者に最適
- コピートレード対応
取引金額が小さく安全にトレードできる
HFMでは、「セント」タイプだけ通貨単位が1000通貨と小さめに設定されています。
ほか4タイプの10万通貨単位と比較して、100分の1サイズです。
FXトレードにおいて、動かす金額が100分の1になるため、資金を失うリスクも同等に小さくなると言えるでしょう。
不安ならデモトレードを使うという考えもありますが、実際にリアルマネーを使ってトレードするときとはメンタル面で大きく違ってきます。
極力リスクを抑えつつ、リアルトレードで経験を積んでいきたい方におすすめです。
超初心者に最適
前述した取引単位が100分の1のため、FXの超初心者におすすめです。
初心者がよくやらかしてしまう重大なミスの1つに、高ロットで注文してあっさり資金を失う事例があります。
個人的にも、そういった初心者トレーダーを数多く見てきました。
海外FXでは、HFMに限らずベースは10万通貨単位(1ロットの注文に対して)です。
そして、10万通貨単位の口座タイプに10万円くらいを預け入れ、1ロット以上など資金に見合わない高ロットで注文する例はよくあります。
意外とよくわからないまま始めてしまう方が少なくないと感じます。
そんな方ほどセントタイプを選んでおけば、間違えて高ロット注文してしまっても資金を失う可能性は低くなるでしょう。
コピートレード対応
HFMではコピートレード対応の口座タイプは3種類のみです。
その1つが「セント」タイプです。
超安全にコピートレードを運用したい方にはおすすめです。
セント口座のデメリット
- 取引金額が小さく稼ぎにくい
- ハイレバレッジ環境のHFMでセントタイプを選ぶメリットはあまりない
- ボーナスが適用されない
取引金額が小さく稼ぎにくい
ほか4タイプと比較して、100分の1サイズの取引金額しかありません。
単純に100分の1しか稼げないとも言えます。
(注文するロット数しだいですが)
10万通貨単位のほか4タイプなら、たとえばドル円(USDJPY)を1ロット注文し、1円分の値動きがでれば10万円稼げます。
セントタイプで1ロット注文したとしても、100分の1の1000円しか稼げません。
HFMのような海外FX業者を選ぶ理由として、高いレバレッジ環境で大きく稼ぎやすい点が挙げられます。
セントタイプでは、このメリットを十分に活かせないでしょう。
ハイレバレッジ環境のHFMでセントタイプを選ぶメリットはあまりない
HFMでは最大2000倍レバレッジに対応しています。
要するに資金が2000分の1あれば、同等の金額を取引できるわけです。
たとえば、2000万円注文するためには1万円の資金があればできてしまいます。
この環境を最大限活用するには、取引単位が大きい方が有利です。
「セント」タイプの1000通貨単位では、ほか4つの口座タイプほど活用できないでしょう。
ボーナスが適用されない
「セント」タイプではボーナスが適用されません。
あまりトレード資金を準備できない方にとって、不利な状態でのスタートとなります。
なお、ボーナスプロモーションを最大限活用したい方は、HFMより金額が多いXMやFXGTをおすすめします。
ボーナス比較情報はこちらの記事をご覧ください。
セント口座がおすすめの人
FXのことをほとんど知らない超初心者におすすめです。デモトレードでは一切稼げないため、少額でも稼ぎながら練習したい方に最適です。慣れてきたらほかの4タイプに切り替えていきましょう。
HFMプロ口座の特徴
プロ口座のスペック
初心者 | △ |
---|---|
中/上級者 | 〇 |
ボーナス適用 | × |
最大レバレッジ | 2000倍 |
平均スプレッド | 0.6pips |
取引手数料 | なし(銘柄による) |
スワップフリー | 銘柄ごと |
最小注文ロット数 | 0.01 |
最大注文ロット数 | 60 |
最大ポジション数 | 500 |
通貨単位 | 10万通貨 |
EAの利用 | 〇 |
コピートレード | 〇 |
対応銘柄 | FX/メタル/エネルギー/株式/株価指数/債権/コモディティ/ETF/暗号通貨 |
最低入金額 | 0ドル |
2023年5月に誕生したプロ口座は、HFMで一番新しいタイプです。
最新ニーズに対応しているため、低スプレッドでスワップフリーなどスペックも充実。
当サイトでもっともおすすめしています。
プロ口座のメリット
- スプレッドが狭く取引コストが安い
- スキャルピングにも使える
- コピートレード対応
スプレッドが狭く取引コストが安い
スキャルピング用のゼロ口座よりスプレッド幅が広い(手数料が高い)ものの、固定で発生する取引手数料がかかりません。
その分、プロのほうがコストを抑えてトレード可能です。
取引コストを抑えてFXトレードしたい方におすすめです。
また、あまりスキャルピングトレードをやらない、ボーナス不要なのであれば、プロが最有力候補です。
スキャルピングにも使える
ゼロ以外はスキャルピング向け仕様ではありませんが、たまにやるくらいであればプロ口座でも問題ないでしょう。
むしろ、取引コストはこちらのほうが抑えられます。
取引回数が多くなるスキャルピングでも、メリットは十分感じられるでしょう。
コピートレード対応
プロ口座はコピートレードにも対応しています。
本業が忙しくてFXを勉強する時間がない方にもおすすめです。
プロ口座のデメリット
- ボーナスが適用されない
- 対応するEAをあまりみかけない
ボーナスが適用されない
プロ口座ではボーナスが適用されません。
現在HFMで開催されているプロモーションは20%入金ボーナスだけですが、それでもトレード資金が2割増えることを考えれば十分魅力的です。
ボーナスが欲しい方は「トップアップボーナス」タイプを選びましょう。
対応するEAをあまりみかけない
EA(FX自動売買ツール)は、開発者側で口座タイプを指定していることが多いです。
編集部でもHFM対応のEAを使っていたことがありますが、プレミアム専用でした。
EAの多くは、リリースした側に報酬が入るよう紐づけされた口座しか稼働できないようになっています。
紐づけ状況を確認する際に、あなたが違うタイプで口座開設していれば稼働できないでしょう。
また、登場してからそれほど期間が経っていないため、プロ対応のEAは数が少ないでしょう。
プロ口座がおすすめの人
取引コストを抑えたい方に最適です。また、秒単位で売買するスキャルピングトレードがメインの方以外であれば、ほとんどの方におすすめです。当サイトではこのタイプを1番おすすめしています。
HFMゼロ口座の特徴
ゼロ口座のスペック
初心者 | △ |
---|---|
中/上級者 | 〇 |
ボーナス適用 | × |
最大レバレッジ | 2000倍 |
平均スプレッド | 0pips |
取引手数料 | 6ドル |
スワップフリー | 銘柄ごと |
最小注文ロット数 | 0.01 |
最大注文ロット数 | 60 |
最大ポジション数 | 500 |
通貨単位 | 10万通貨 |
EAの利用 | 〇 |
コピートレード | × |
対応銘柄 | FX/メタル/エネルギー/株式/株価指数/債権/コモディティ/ETF/暗号通貨 |
最低入金額 | 100ドル 100ユーロ 13000円 50000ナイジェリアナイラ ※記事投稿時点 |
ゼロ口座は、超短期売買手法のスキャルピング向けの環境が整えられているタイプです。
ゼロ口座のメリット
- スプレッドが狭い
- スキャルピングに最適
- 注文処理方法の信頼性が高い
スプレッドが狭い
スプレッドの狭さではHFMでトップです。
1回の取引ごとの手数料を気にする方には有利でしょう。
ただし、固定で1ロットごとに6ドルの手数料が別途発生するためご注意ください。
スキャルピングに最適
HFMで唯一のスキャルピング仕様になっている口座タイプです。
NDD/ECN方式という注文処理方式になっているため、トレーダーのオーダーに余計な手を加えることなく金融市場に流してくれます。
また、余計な処理を加えないことから処理速度も早くなります。
秒単位でたくさん注文することになるスキャルピングに最適といえるでしょう。
注文処理方法の信頼性が高い
NDD/ECN方式は、FX業者の注文処理方式で最も信頼性が高いものです。
あなたがオーダーした注文にHFM側で処理を加えないことから、処理速度が早くなるだけでなく、信頼性も高くなります。
日本国内のFX業者に多いのですが、DD方式という業者内で注文を処理してしまうタイプもあります。
ユーザー側からは、自分の注文にどんな手を加えられているか全くわからないブラックボックス状態のため、DD方式の信頼性は低くなります。
対して、NDD/ECN方式のゼロ口座であれば安心してトレードできるでしょう。
ゼロ口座のデメリット
- 1ロットごとに固定の手数料がかかる
- 初回最低入金額が100ドル
- ボーナスが適用されない
- 取引コストではプロより劣る
- コピートレード非対応
1ロットごとに固定の手数料がかかる
ほかの4タイプは取引1回ごとにスプレッドとして手数料を取っています。
ですが、「ゼロ」タイプはNDD/ECN方式であるため、あなたの注文に手を加えず金融市場に流すことから手数料を徴収できません。
そこで、トレードとは別のところで1ロットの取引量ごとに6ドルの手数料を徴収しています。
それでも、プレミアムやセント口座より取引コストは安くなりますが、プロより割高です。
初回最低入金額が100ドル
このタイプだけは、最低入金額が100ドルに設定されています。
FXトレードするための資金としては少ないため、あまり気にする部分ではありません。
ですが、100ドル未満の少額でお試し利用してみたい方は利用できないため、ほかの4タイプから選びましょう。
ボーナスが適用されない
ゼロ口座はボーナス対象外です。
現在は20%入金ボーナスキャンペーンだけですが、HFMは過去にさまざまなボーナスを配布していました。
今後魅力的なキャンペーンが開催されても、このタイプではボーナスを受け取れません。
どうしても欲しいボーナスがある際は、その時だけトップアップボーナス口座を開設して受け取りましょう。
なお、トップアップボーナスからゼロ口座へのボーナス移動はできませんのでご注意ください。
取引コストではプロより劣る
銘柄にもよりますが、HFMでもっとも取引コストを抑えられるのは「プロ」タイプです。
プレミアム/セント/トップアップボーナスタイプよりは有利ですが、コストを気にされる方にはおすすめしません。
コピートレード非対応
ゼロ口座ではコピートレードができません。
コピートレードをやりたい方は、プレミアム/セント/プロから選択しましょう。
おすすめは取引コストが安いプロです。
ゼロ口座がおすすめの人
スキャルピングトレーダー向けです。それ以外のトレードスタイルの方はプロを、ボーナスが欲しい方はトップアップボーナス口座をおすすめします。
HFMトップアップボーナス口座の特徴
トップアップボーナス口座のスペック
初心者 | 〇 |
---|---|
中/上級者 | △ |
ボーナス適用 | 〇 |
最大レバレッジ | 1000倍 |
平均スプレッド | 1.4pips |
取引手数料 | なし |
スワップフリー | 銘柄ごと |
最小注文ロット数 | 0.01 |
最大注文ロット数 | 60 |
最大ポジション数 | 500 |
通貨単位 | 10万通貨 |
EAの利用 | 〇 |
コピートレード | × |
対応銘柄 | FX/メタル/エネルギー/株式/株価指数/債権/コモディティ/ETF/暗号通貨 |
最低入金額 | 0ドル |
HFMで唯一ボーナスが適用されるタイプです。
トップアップボーナス口座のメリット
- 唯一ボーナスがもらえる
- 1000倍レバレッジ環境でトレードできる
- ゼロカット環境でトレードできる
唯一ボーナスがもらえる
HFMでボーナスが適用されるのは、トップアップボーナス口座だけです。
現在開催中のプロモーション「20%入金ボーナス」を活用したい方はこのタイプを選びましょう。
1000倍レバレッジ環境でトレードできる
HFM内でほかの4タイプと比較すればスペック的に劣りますが、ほかのFX業者との比較であれば充分ハイスペックです。
日本国内のFX業者は最大レバレッジ25倍のため、実に40倍の差があります。
1000万円分を注文するなら、日本の業者は40万円必要ですが、トップアップボーナスならわずか10000円で注文可能です。
HFMのボーナスも活用しつつ、ハイレバレッジ環境を存分に利用できる点では魅力的と言えるでしょう。
ゼロカット環境でトレードできる
HFMにはゼロカット制度があります。
ゼロカットとは、トレードに負けて残高がマイナスになったときにゼロ円にしてくれる仕組みのこと。
日本のFX業者では、残高マイナス状態になったとき不足分を請求してきます(追証/おいしょう、という)。
ですが、HFMならゼロカットにより追証がありません。
要するに、トレードに大負けしても借金を抱えるリスクがなくなります。
海外FX業界では比較的メジャーなサービスですが、日本の業者と比べたときにメリットがでてきます。
トップアップボーナス口座のデメリット
- スプレッドが広い(手数料が高い)
- 最大レバレッジが低い
- 他社と比較してボーナス特典は弱め
- コピートレード非対応
スプレッドが広い(手数料が高い)
ボーナス特典が適用されるかわりに、スプレッドが若干広めに設定されています。
ボーナスを支払うことによるHFM側のコスト増を、取引手数料で補っているのでしょう。
そのため、入金時は20%ボーナスで潤いますが、長く続けていくうちにそのメリットは感じられなくなっていきます。
また、入金しなければボーナスがないため、トレードで稼げる方は入金することもなくなり特典は得られません。
ほかのタイプに乗り換えることをおすすめします。
最大レバレッジが低い
このタイプだけは最大レバレッジは1000倍に制限されています。
それでも十分にハイレバレッジ環境ですが、ほかの4タイプが2000倍である点と比較すると劣ってしまうでしょう。
また、2000倍レバレッジはHFMの魅力の1つでもありますし、1000倍レバレッジではほかの海外FX業者と同水準でしかありません。
そうであれば、よりボーナスが魅力的な海外FXを選んだほうが有利と言えるでしょう。
他社と比較してボーナス特典は弱め
HFMにもボーナスキャンペーンはありますが、現在開催中のプロモーションでトレード資金を増やせるものは20%入金ボーナスだけです。
ほかの海外FX業者には、新規口座開設だけで1万円以上、初回入金100%ボーナス、2回目以降もボーナスあり、といった魅力的なプロモーションがあります。
それらと比較すると、見劣りしてしまうでしょう。
ボーナスが多い業者を探している方は、こちらの記事をご覧ください。
コピートレード非対応
トップアップボーナス口座は、コピートレードに対応していません。
コピートレードをしたい方は、プレミアムかプロをおすすめします。
トップアップボーナス口座がおすすめの人
ボーナスが欲しい方、初心者やトレード資金をあまり用意できない方におすすめです。20%入金ボーナス(最大67万円)を有効活用していきましょう。
ここまで、5つの口座タイプの特徴を紹介してきました。
どれか1つに決まった方は、HFM公式サイトから開設しましょう。
HFM口座タイプの選び方ガイド
目的別のおすすめ
ボーナスが欲しい
「トップアップボーナス」タイプ一択です。
このタイプしかボーナスは適用されません。
手数料を抑えたい
「プロ」タイプがおすすめです。
1回のトレードごとに発生するスプレッドによる手数料が安く、その他の手数料もかかりません。
コストを気にされる方には最適です。
少ない資金で始めたい
最低入金額が低い「プレミアム/セント/プロ/トップアップボーナス」の4タイプがおすすめです。
トレード資金を少しでも増やしたい方は、20%入金ボーナスがもらえる「トップアップボーナス」タイプをおすすめします。
EAを使いたい
HFMでは、全てのタイプでEA(FX自動売買ツール)を利用できます。
ただし、EA側の対応状況を見る限り、「プレミアム」をおすすめします。
コピートレードを利用したい
HFMでコピートレードに対応するのは、「プレミアム/セント/プロ」の3タイプです。
この中では「プロ」が取引コストも安くおすすめです。
トレードスタイル別のおすすめ
スキャルピングトレード
秒単位でトレードするスキャルピングトレードの場合は、HFMで唯一NDD/ECN方式に対応する「ゼロ」タイプをおすすめします。
ゼロだけはスキャルピングトレード用の環境が整っています。
デイトレード
1日以内に売買を終えるデイトレードスタイルは、5つ全てのタイプで利用できます。
安全性重視ならセント、手数料を抑えたいならプロ、ボーナスが欲しいならトップアップボーナスをおすすめします。
スイングトレード
数週~数か月程度の期間で売買するスイングトレードスタイルは、5タイプすべてで可能です。
デイトレード同様に、安全性を重要視するならセントを、取引コストを節約するならプロを、ボーナス目当てならトップアップボーナスがおすすめです。
ポジショントレード
数か月~数年単位で売買するポジショントレードスタイルは、どのタイプでも問題ありません。
取引回数が少ないため、負担する手数料も大きな差にはならないでしょう。
それより、毎日発生するスワップ負担に注意です。
HFMでは、全タイプでスワップフリーに対応していますが、銘柄によって非対応です。
スワップポイントの状況をHFMで確認して、その都度最適な口座タイプを開設して取引することをおすすめします。
面倒であれば「プレミアム」をおすすめします。
HFM口座を違うタイプに変更する方法
HFMでは、開設済み口座のタイプを変更することはできません。
ただし、10個まで口座を開設できます。
そこで、目的のタイプを追加で開設して資金移動すれば、実質的にタイプ変更したことになります。
具体的な手順は以下のとおりです。
- HFM公式のログイン
- マイページ内にある「取引口座開設」を押す
- 切り替えたい口座タイプを選択
- 開設手続きを済ませる
- (不要なら元の口座を削除)
【手順1】HFM公式のログイン
手続きはHFMマイページ内で行います。
まずはHFM公式ページにアクセスし、ログインしましょう。
\こちらから/
【手順2】マイページ内にある「取引口座開設」を押す
ログイン後に表示されるトップページ内にある「取引口座開設」ボタンを押してください。
【手順3】切り替えたい口座タイプを選択
タイプ選択画面が表示されるため、切り替えたい口座タイプを選択しましょう。
【手順4】開設手続きを済ませる
あとは、初めて開設したときと同じように、レバレッジなど口座の仕様を選択していきます。
【手順5】(不要なら元の口座を削除)
元の口座はそのままでも問題ありませんが、削除したい方は次の項目を参考に手続きしましょう。
間違えて開設/不要なHFM口座の削除(解約)方法
HFMマイページ内で削除する方法はありません。
削除するためには、HFMサポートに連絡することになります。
ライブチャットやメールで、削除したい口座番号を伝えましょう。
なお、アカウントの解約もHFMサポートへの連絡です。
間違えてアカウントそのものを解約してしまわないよう注意してください。
HFM口座タイプ比較に関するQ&A
- どの口座タイプでもボーナスはもらえますか?
- タイプの切り替えは可能ですか?
- EA(FX自動売買ツール)は使えますか?
- コピートレードは可能ですか?
どの口座タイプでもボーナスはもらえますか?
トップアップボーナス口座のみボーナスがもらえます。プレミアム/セント/プロ/ゼロの4タイプは対象外です。
タイプの切り替えは可能ですか?
直接切り替えることはできません。ただし、追加口座を開設することで実質的にタイプ変更は可能です。
EA(FX自動売買ツール)は使えますか?
全てのタイプで利用可能です。
コピートレードは可能ですか?
プレミアム/セント/プロの3タイプで対応しています。
まとめ
HFMの口座タイプを比較しました。
それぞれ特徴がハッキリしているため、あなたのトレードスタイルや目的に応じてお選びください。
解説を読んでも1つに決められなかった方には、取引手数料が安いプロ、またはボーナス対象のトップアップボーナス口座をおすすめします。
どちらか好みのタイプを選んで開設していきましょう。