FX通貨ペアとは?初心者向けの選び方とおすすめ銘柄を解説

FX通貨ペア アイキャッチ画像

・通貨ペアって何?
・初心者はどれを選べばいい?
・ドル円とユーロドルは何が違う?

【3秒でわかる】
FX通貨ペア
  • 【結論】FXの通貨ペアは、売買する2つの通貨を組み合わせたもの
  • 【おすすめ】初心者はドル円(USD/JPY)かユーロドル(EUR/USD)がおすすめ
  • 【注意点】値動きが大きい通貨ペアほど稼ぎやすいわけではなく損失も膨らみやすい
この記事を読むとわかること
  • 通貨ペアの意味と見方
  • メジャー・マイナー、ドルストレート・クロス通貨の違い
  • 初心者向け通貨ペアの選び方
  • トレードスタイル別の注意点

FXトレードするとき、さまざまな銘柄(通貨ペア)から選ぶことになります。

通貨ペアという名のとおり、2つの通貨をワンセットにした銘柄です。

アメリカドルと日本円(USD/JPY)、ユーロとアメリカドル(EUR/USD)など数十銘柄あり、FX業者ごとに取り扱う通貨ペア数は異なります。

FXは手軽に始められる金融商品ですが、通貨ペアによってハイリスクハイリターンな仕組みになることも…。

本来は基礎を理解してから始めたい取引ですが、実際に少額でトレードしながら覚える人も多いでしょう。私自身も、最初は十分に理解しないままFX口座へ入金してトレードした記憶があります。

ですが、FXはそれで勝てるほど甘くありません。

そこで、ここではFXの通貨ペアについて基礎から徹底解説。初心者がどの通貨ペアを選んだらいいのか?おすすめも紹介します。

目次

FX通貨ペアの基礎知識

FX通貨ペア 基礎知識

FXの通貨ペアとは?

FX(外国為替証拠金取引)は、2つの通貨を売買し、為替レートの変動による差益を狙う取引です。

そして、2つの法定通貨を1つにした銘柄(ドル円ならUSDJPY)にしたものを通貨ペアと呼びます。

そのため、日本円だけで売買する、米ドルだけで売買するといったトレード方法ではありません。

FXの取引は「通貨ペアの価格が上がるか下がるか」を見て売買する仕組みです。

たとえばUSDJPY(ドル円)なら、

価格が上がる=USD(米ドル)が買われる=JPY(日本円)が売られる
価格が下がる=JPY(日本円)が買われる=USD(米ドル)が売られる

となります。

通貨ペアの前後の関係

2国の通貨が1つになっている通貨ペアは、基軸通貨と決済通貨に分けられます。

USDJPY(米ドル/日本円)であれば、前にある米ドル(USD)が基軸通貨、後ろ側の日本円(JPY)が決済通貨です。

通貨ペアは、通常「左 / 右」で表示されます。

「USD/JPY」は、

左側のUSD:基軸通貨
右側のJPY:決済通貨

です。

USD/JPYが150.00の場合、1米ドル = 150円という意味です。

1ドル=150円の時にUSDJPYを買い注文するとき、基軸通貨を決済通貨で買う(150円)ことになります。売り注文では米ドルを売り、日本円を買う方向の取引になります。

通貨ペアの価格は、基軸通貨1単位が決済通貨でいくらになるかを示します。

とはいえ、利用するFX業者の口座側でUSD(米ドル)、EUR(ユーロ)、JPY(日本円)など通貨の種類を選べるため、どの通貨ペアを取引しても選んだ通貨で売買できます。

通貨ペアの種類と読み方

FX通貨ペア 種類と読み方

法定通貨は世界各国で発行されていますが、FXトレードできるものは口座開設した業者で扱っているものだけとなります。

たとえば中国人民元やロシアルーブルなどは、取り扱いのないFX業者もあります。

通貨や通貨ペアは、一般にメジャー・マイナー・エキゾチックなどに分類されますが、世界共通の厳密な定義があるわけではなく、FX業者によって分類が異なるケースもあります。

メジャー通貨

メジャー通貨の読み方と種類
  • 米ドル/アメリカドル(USD)
  • ユーロ(EUR)
  • 日本円(JPY)
  • 英ポンド/イギリスポンド(GBP)
  • 豪ドル/オーストラリアドル(AUD)
  • スイスフラン(CHF)
  • カナダドル(CAD)

下3種類は業者によって分類が異なることもありますが、これらの取引量が多いものはメジャー通貨に分類されます。

日々各国で活発に貿易があり取引量が多いため、割と価格変動の安定性が高い傾向です。

たとえば仮想通貨ビットコインでは「クジラ」と呼ばれる大口投資家が大きな量を売買すれば相場に急変動が起こりますが、これらメジャー通貨は影響が小さくなります。

また、取引量が多いことからスプレッド(取引時の手数料的もの)のコストが安くなる傾向もあります。

FXトレードで稼ぐには、自分なりの分析手法の確立が必須ですので、再現性のあるチャートパターンを見つける上でもメジャー通貨はおすすめです。

マイナー通貨

マイナー通貨の種類
  • トルコリラ(TRY)
  • 南アフリカランド(ZAR)
  • ブラジルレアル(BRL)
  • メキシコペソ(MXN)
  • 人民元(CNH)
  • 香港ドル(HKD)
  • シンガポールドル(SGD)
  • ノルウェークローネ(NOK)
    など

取引量が少ないため、大口トレーダーの注文が入れば急激な価格変動が起こりやすい傾向があります。

流動性が低い通貨はスプレッドが広がりやすく、注文価格と約定価格がずれる場合もあるため、初心者は慎重に扱いましょう。

なお、FXでは1日1回スワップという通貨ペア間の金利差が注文したポジションに加算されるのですが、マイナー通貨はこのスワップ金額が大きい傾向があります。

南アフリカランド(ZAR)やトルコリラ(TRY)は高金利通貨として注目されることがありますが、為替差損がスワップ収益を上回る可能性があります。

中国人民元は新興国通貨に分類されることが多い一方、世界の外国為替市場での取引シェアは拡大しています。

BIS(国際決済銀行)による2025年調査では、中国人民元は通貨別取引シェアで世界5位でした。ですが、中国当局による為替管理など、米ドルやユーロとは異なる特徴があります。分類名だけで安全性を判断せず、流動性、スプレッド、値動きに影響する制度やニュースを確認しましょう。

ここまで紹介してきたマイナー通貨は、FX初心者の人にはおすすめしません。

なお、メジャー・マイナーのほかにストレートとクロス通貨という分け方もあります。

ドルストレート

これは米ドル(USD)と別の法定通貨のペアのことです。

ドルストレートとも呼ばれます。

ドルストレート銘柄の種類
  • USDJPY(米ドル/日本円)
  • EURUSD(ユーロ/米ドル)
  • USDCHF(米ドル/スイスフラン)
  • USDCAD(米ドル/カナダドル)
  • AUDUSD(オーストラリアドル/米ドル)
  • GBPUSD(英ポンド/米ドル)
    など

このように米ドル(USD)が含まれていればドルストレートです。

何がストレートなのか?ですが、通貨ペア内に含まれる米ドル(USD)で直接売買しているためです。

クロス円

クロス円の種類
  • EURJPY(ユーロ/日本円)
  • GBPJPY(英ポンド/日本円)
  • CHFJPY(スイスフラン/日本円)
    など

これら銘柄は「クロス円」と呼ばれます。

クロス円は、日本円(JPY)を含み、米ドル(USD)を含まない通貨ペアです。

よって「USDJPY(米ドル日本円)」だけはドルストレートのためクロス円には含まれません。

クロス通貨

米ドルが含まれていないペアをクロス通貨といいます。

クロス通貨の種類
  • GBPJPY(英ポンド/日本円)
  • CHFJPY(スイスフラン/日本円)
  • EURGBP(ユーロ/英ポンド)
  • AUDNZD(オーストラリアドル/ニュージーランドドル)
    など

クロス通貨のレートは、一般に米ドルを介した2つの為替レートから算出されるため「クロス」と呼ばれます。

たとえば、英ポンド日本円(GBPJPY)なら、英ポンドと日本円を直接売買しているわけではありません。

たとえばGBP/JPYの理論レートは、GBP/USDとUSD/JPYのレートを掛け合わせて求められます。

米ドルを含まない表示でも、基準となる米ドル相場の影響を受けます。

FXで通貨ペア選びが重要な理由

FXで通貨ペア選びが重要なのはそれぞれ性格が違うためで、次のような違いがあります。

主な違い
  • 値動きの大きさ
  • スプレッドの狭さ
  • 情報の集めやすさ
  • 取引量の多さ
  • 取引しやすい時間帯
  • 経済指標やニュースの影響の受け方
    など

FX初心者が特徴を確認せずに通貨ペアを選ぶと、想定以上の値動きや取引コストに戸惑う可能性があります。

FX通貨ペアを選ぶ時のポイント

FX通貨ペア 選び方

FXトレード初心者の方は、次のポイントに注目して選ぶことをおすすめします。

選ぶポイント
  1. 取引量が多い
  2. スプレッドが狭い(手数料安い)
  3. 適度なボラティリティ(変動率)がある

1つ1つ解説していきます。

選ぶポイント

取引量が多い

前述したメジャー通貨は世界中で取引されています。それぞれの発行国の経済規模が大きく、貿易も活発で動くお金の量が違ってきます。

とくに取引量が多いのは米ドル(USD)、ユーロ(EUR)、日本円(JPY)の3つ。

米ドルは地球経済の中心的存在ですので取引量トップ。

ユーロもヨーロッパの多くの国で使われていることから、米ドルに次いで取引量が多いです。

そして日本円が続いています。

初心者の方は、まずこれらの取引量が多く、価格変動が安定している通貨ペアを中心にトレードしていくことをおすすめします。

選ぶポイント

スプレッドが狭い(手数料安い)

FX業者が独自設定している取引手数料の1つ「スプレッド」。

FXでは通貨ペアによってスプレッド(売りと買いの価格差=FX業者への手数料)が発生します。スプレッドが狭いほど、注文直後に抱える取引コストを抑えられます。ただし、勝率そのものが上がるわけではありません。

スプレッドは上の項目で紹介した取引量が多いほど狭くなる(手数料が安くなる)傾向があるため、選ぶときの1つの選考基準として見ておきたい部分です。

なお、スプレッドはFX業者によってもかなり違ってきます。

私が普段使っているXMトレーディングはややスプレッドが広めの海外FX業者です。
(口座タイプにもよります)

信頼性や使いやすさなど、それ以外の部分で魅力が強いため使っていますが、スプレッドだけにこだわるのであれば別のFX業者をおすすめします。

実際のスプレッドは、FX業者、口座タイプ、時間帯、市場の状況によって変動します。平均値だけでなく、取引する時間帯の実測値も確認しましょう。

選ぶポイント

適度なボラティリティ(変動率)がある

取引量が少ない通貨ペアは、必ずしも値動きが小さいわけではありません。流動性が低いため、平常時は動きが乏しくても、ニュースや大口注文で急変することがあります。

スキャルピングやデイトレードでは一定の値動きが必要ですが、ボラティリティが高すぎると損切り幅や必要証拠金も大きくなります。

また、注文してから相場が逆行し、しばらく待てばまた戻るだろうと考えポジションをキープした状態でいるとき、じりじりと待たされることになるでしょう。「いずれ戻る」と根拠なく保有を続けず、エントリー前に損切り位置と許容損失額を決めておきましょう。

スワップポイントで稼ぐことを目的にボラティリティ少なめのマイナー通貨をあえて選ぶ、などの事情がない場合は取引量の多いメジャー通貨を選んでトレードすることをおすすめします。

ここまでの解説で、初心者の方でもこれからトレードする通貨ペアがある程度決まったのではないかと思います。

次からは、初心者におすすめの通貨ペアとその特徴を紹介していきます。

FX初心者ならこの通貨ペア!おすすめは?

FX通貨ペア 初心者向け

FX初心者におすすめの通貨ペアは次のとおりです。

おすすめ通貨ペア
  • ドル円(USDJPY)
  • ユーロ円(EURJPY)
  • 豪ドル円(AUDJPY)
  • ユーロドル(EURUSD)

日本人ならイチ推しの「ドル円(USDJPY)」

もっとも日本人に身近な銘柄は、何と言っても「ドル円(USDJPY)」です。

USDJPYは、日本の通貨である日本円とアメリカドルの交換レートで取引するものなのは言うまでもないでしょう。

価格変動に影響のある経済ニュースは、テレビやネットニュースで頻繁に目に入ってきます。経済ニュースでは触れられない日はないほど重要なもので、「円高」「円安」のフレーズはどこかできいているはず。それでも全く意識しなければ記憶に残らないと思いますが、FXトレードしていれば自然と意識的に情報を取り入れるようになるでしょう。

また、取引量も多く安定性が高い点は大きな魅力です。

情報を集めやすく流動性も高いため、初心者が値動きを学びやすい通貨ペアと言えます。ただし、ドル円でも急変や損失のリスクはあります。

FX自動売買ツールでもドル円を扱うツールは多いため、選択肢も多く有利です。

日本人向けで取引量も多い「ユーロ円(EURJPY)」

ユーロ円(EURJPY)もおすすめです。

EUの共通通貨であるユーロ(EUR)も、貿易の決済で利用されることが多いため高い流動性を持っています。日本人にとっての重要性はアメリカドルには劣るものの、取引量も多く値動きも安定感があります。

こちらもFX初心者の方におすすめです。

編集部

以前までドル円(USDJPY)に比べて値動きが若干大きかったのですが、ここ数年ではドル円の変動幅の方が激しくなった印象です。いまなら、ユーロ円のほうがリスクは低いと感じます(感じ方はトレーダーによりますが)。

スワップも狙える「豪ドル円(AUDJPY)」

日本との貿易も活発なオーストラリアの豪ドルと日本円のペア「豪ドル円(AUDJPY)」もおすすめです。

豪ドル円は、スワップポイントも狙える銘柄です。

使っている業者でスワップがプラスになっているなら、長期保有による稼ぎも狙えます。

スワップポイントは注文したポジションを保有している限り毎日積み上げられていく利益ですので、この点に魅力に感じて豪ドル円を保有しているトレーダーもいます。

取引量が多い「ユーロドル(EURUSD)」

日本円を含まない通貨ペアでおすすめは「ユーロドル(EURUSD)」です。

アメリカドルとEUのユーロを組み合わせたもっとも取引量の多い通貨ペアで、日本円を含む銘柄とは異なる動き方をしています。

複数のクロス円銘柄でトレードしている場合、似たような値動きになることが多いです。

すると、相場が逆行してしまえばすべてのクロス円銘柄でハマってしまう可能性もあるでしょう。

ただし、複数の通貨ペアを同時に持つだけではリスク分散になりません。EUR/JPYとUSD/JPYのように同じ円売りの影響を受けるポジションを重ねると、実質的なリスクが大きくなる場合があります。

日本では円や米ドル関連のニュースほど報じられていない、意識的に情報を取に行くことは必要になるでしょう。

なお、ユーロドルを扱うFX自動売買ツールもありますが、ドル円に比べると少なめです。

この中ならどれがおすすめ?

日本在住者ならドル円をおすすめします。

慣れるまではドル円1本でもまったく問題ありません。

編集部

私も複数の銘柄を監視しますが、最初から全部を取引する必要はありません。まず1つの通貨ペアで、よく動く時間帯や指標発表時の癖を記録するほうが上達しやすいでしょう。

取引量が多く、需要と供給のバランスが安定しているためトレードしやすい傾向があります。

このほかのペアはドル円より手数料が高くなっていることが多いですし、特別な目的がなければ選ぶメリットもないでしょう。

ドル円以外を扱いたい方は、ここで取り上げた主要国の通貨ペアから始めてみましょう。

すべての通貨に共通して言えるのは、主要国通貨の方が安定性が高いということです。

つづいて、トレードスタイルごとにおすすめの通貨ペアを紹介していきます。

FXトレードスタイル別のおすすめ通貨ペア

FX通貨ペア おすすめ通貨ペア

FX通貨ペアは数多くありますが、利用するFX業者によって数が異なります。

そして、業者によって銘柄ごとに手数料コストも異なるため、すべての業者で共通のおすすめ銘柄になるとは限りません。

ですが、細かな違いは一旦置いておき、ここでは次のトレードスタイルごとにおすすめの通貨ペアをまとめました。

【トレードスタイル別】おすすめ通貨ペア
  • スキャルピング向け
  • デイトレード向け
  • スイングトレード向け
  • ポジショントレード向け
  • スワップポイント狙い向け
  • FX自動売買ツール向け

スキャルピング向けのおすすめ通貨ペア

スキャルピングでは、EUR/USDやUSD/JPYなど、流動性が高くスプレッドが比較的狭い通貨ペアが候補になります。

GBPを含む通貨ペアは値動きが大きく、ゴールド(XAU/USD)も短時間で急変することがあります。ただし、ゴールドは法定通貨同士の通貨ペアではなく貴金属CFDです。

どちらも損切りの遅れやスリッページによる損失が膨らみやすいため、初心者向けとは言えません。

デイトレード向けのおすすめ通貨ペア

スキャルピングより少し期間が長いデイトレードは、数分~数時間単位で売買し、基本的に1日以内に清算するスタイルです。

デイトレードをされる方には、このページで紹介したメジャー通貨をおすすめします。

また、スキャルピングの項目で紹介したGBP(英ポンド)やゴールド銘柄もおすすめですが、初心者の方にはおすすめしません。

スイングトレード向けのおすすめ通貨ペア

1日以上~数週間程度の間隔で売買するスイングトレードでは、メジャー通貨をおすすめします。

また、比較的長期保有するため、スワップポイントの多い銘柄もおすすめです。

ポジショントレード向けのおすすめ通貨ペア

数か月か年単位でポジションを保有するポジショントレードは、スワップポイント狙いにおすすめです。

狙い目の銘柄は次の項目で紹介しますが、できるだけ値動きが安定していてスワップポイントが多い銘柄を狙っていきたいですね。

長期保有では、値動きだけでなくスワップポイント、政策金利、政治・経済リスクも確認しましょう。資金を多く用意しても損失リスクはなくならないため、損切り基準が必要です。

スワップポイント狙い向けのおすすめ通貨ペア

USD/ZAR(米ドル/南アフリカランド)やUSD/TRY(米ドル/トルコリラ)などの高金利通貨を含むペアは、売買方向によって大きなスワップポイントが付きやすいです。

業者によってはGBP(英ポンド)やCHF(スイスフラン)を含む通貨ペアもスワップポイントが多くなっているところがあります。

ただし、スワップの受取方向や金額はFX業者と時期によって変わり、為替差損が受取額を上回ることもあります。取引前に最新条件を確認してください。

FX自動売買ツール向けのおすすめ通貨ペア

自分でツールを作成するのでなければ、リリースされているFX自動売買ツールから選ぶことになります。

自動売買ツールにはさまざまなロジックがあり、スキャルピングスタイルならゴールドや英ポンド(GBP)などおすすめも変わってきます。

ただし、ツールは最初からトレードする通貨ペアが決まっていることが多いため、ユーザー側で選べない可能性が高いです。

自動売買ツールを選ぶ時は、バックテストの結果や、実際に稼働されているトレーダーの実績を見て選びましょう。

よって、通貨ペアで選ぶのではなく、実績から選ばれることをおすすめします。

FXで稼ぎやすい通貨ペアはある?

取引しやすさを判断する基準
  • 流動性が高く、スプレッドが狭い
  • 取引する時間帯に適度な値動きがある
  • 経済指標やニュースを確認しやすい

誰にとっても稼ぎやすい通貨ペアはありません。値動きが大きければ利益の機会は増えますが、同じだけ損失も拡大しやすくなります。

初心者は、EUR/USDやUSD/JPYなど流動性の高い主要通貨ペアをおすすめします。トレードする際は、できるだけ同じ時間帯・同じルールで検証してみましょう。

GBPを含む通貨ペアは短時間に大きく動くことがありますが、通貨ペアだけで収益性は決まりません。手法との相性、スプレッド、取引時間、損切り幅、ロット管理を含めて判断してください。

また、勝率が50%を超えていても、平均損失が平均利益より大きければ収支はマイナスになります。勝率だけでなく、損益率と最大損失も確認しましょう。

いくらボラティリティが高いとはいえ、資金を多めに用意して小さなロットでトレードしていればリスクを抑えられます。

FXでは資金に見合った注文ロット数でトレードしていくことが何より大事です。

初心者の方ほど稼ぎたい気持ちが強すぎて高ロットエントリーしがちですが、自分の感情をコントロールする術を身につけることが最初のハードルと言えるでしょう。

FX業者によって取扱通貨ペア数は異なる

FX通貨ペア 一覧

国内FX業者の通貨ペア数を比較

以下は各社の公表内容をもとにした参考値です。通貨ペア数や取扱銘柄は変更されるため、口座開設前に各社の公式サイトや取引画面で最新情報をご確認ください。

主要な国内FX業者の銘柄数
  • 155銘柄・・・サクソバンク証券
  • 98銘柄・・・IG証券
  • 71銘柄・・・OANDA証券
  • 54銘柄・・・LION FX(ヒロセ通商)
  • 41銘柄・・・MATRIX TRADER(JFX)
  • 34銘柄・・・SBI FX(SBI証券)
  • 33銘柄・・・みんなのFX(トレイダーズ証券)
  • 33銘柄・・・LIGHT FX(トレイダーズ証券)
  • 30銘柄・・・外貨ネクストネオ(外為どっとコム)
  • 28銘柄・・・ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF)
  • 26銘柄・・・外為オンライン
  • 26銘柄・・・auカブコムFX
  • 25銘柄・・・FXダイレクトプラス(セントラル短資FX)
  • 24銘柄・・・アイネット証券
  • 24銘柄・・・FXブロードネット
  • 24銘柄・・・ひまわり証券
  • 24銘柄・・・楽天証券
  • 23銘柄・・・LINE FX
  • 21銘柄・・・マネーパートナーズ
  • 21銘柄・・・DMM FX
  • 20銘柄・・・FXネオ(GMOクリック証券)
  • 20銘柄・・・松井証券
  • 20銘柄・・・トライオートFX(インヴァスト証券)
  • 16銘柄・・・FX PLUS(マネックス証券)

海外FX業者の通貨ペア数を比較

以下は各社の公表内容をもとにした参考値です。同じブランドでも、利用する運営法人や取引プラットフォームによって取扱数が異なる場合があります。

主要な海外業者の銘柄数
  • 119銘柄・・・Exness
  • 61銘柄・・・AXIORY
  • 60銘柄・・・TitanFX
  • 60銘柄・・・ThreeTrader
  • 57銘柄・・・XMトレーディング
  • 54銘柄・・・FXGT
  • 53銘柄・・・HFM
  • 52銘柄・・・BigBoss

ここでは法定通貨同士のFX通貨ペア数を掲載しています。ゴールドなどの貴金属CFDや暗号資産CFDは通貨ペア数に含めません。

FX通貨ペアに関するよくある質問

最初はどれを選べばいい?

初心者の方にはドル円(USDJPY)をおすすめします。

日本在住者にとって関連ニュースを入手しやすく、値動きの背景を学びやすい通貨ペアです。ただし、価格を簡単に予測できるわけではありません。

なぜペアになっている?

外国為替取引は、ある通貨を買うと同時に別の通貨を売る取引だからです。

たとえばUSD/JPYを買う場合は、米ドルを買い、日本円を売る方向の取引になります。

ニッチな通貨ペアは稼げる?

そうとは言えません。

ギャンブルトレードするのであればどれでもいいのですが、取引量の少ない銘柄は急変動する可能性も高くなりリスクがあります。メジャーな銘柄をおすすめします。

何種類くらいある?

FX業者によって異なります。

具体的な数はこの記事内の「FX業者が扱う通貨ペア数一覧」の項目をご覧ください。

稼ぎやすい通貨ペアはどれ?

誰にとっても稼ぎやすい通貨ペアはありません。初心者は、流動性が高く情報を集めやすいUSD/JPYやEUR/USDから検討するとよいでしょう。

GBPを含む通貨ペアは値動きが大きい反面、損失も膨らみやすいため、経験を積んでから少額で試しましょう。

まとめ

FX通貨ペアの特徴やおすすめを紹介しました。

初心者の方は、流動性が高く、スプレッドや関連情報を確認しやすい通貨ペアから始めることをおすすめします。

ある程度経験を積み重ね、自分なりのトレードスタイルが確立できてから、相性のいい通貨ペアを探していきましょう。

通貨ペアを増やすときは、値動きの相関も確認し、同じ通貨への買い・売りが重なりすぎないように注意してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次