FX投資で勝つために避けては通れないのが損切りです。
損切りとは損失を受け入れる(確定させる)こと。
負けを受け入れるわけですので、勝利とは真逆の行為だと感じている人がいるかもしれませんね。
そして、FX投資をツールや他人任せにできる自動売買サービス。
FX業者が提供しているもの、民間企業や個人が開発しリリースしているものなどさまざまですが、FX自動売買で勝つためにも損切りは重要です。
そこで、FXトレードの損切り基準や、自動売買ツール(EA)やサービス利用時の損切り、損切り機能搭載のサービスについて解説していきます。
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FXトレードにおける損切りの重要性とは?

冒頭で触れたように、FXトレードで勝つために必須とも言えるほど重要な要素が「損切り」です。
初心者の方が大損する原因の1つは、相場が逆行しても損切りできず、ずるずるとポジションを保有し続けて最後にはロスカットされてしまうパターンです。
私自身もFX投資を始めた初期に損切りできず200万円以上の大損を経験しました。
また、プロトレーダー(自称)にお任せするFX自動売買サービスを契約したときも、そのトレーダーが損切りできずほぼ全損させられたこともあります。
為替相場を100%読めるトレーダーは存在しません(断言)。
必ず予想が外れてマイナスになるシーンがあります。
そのとき、負けを受け入れて損切りできること。
この決断を実行することで損失を最小限に抑えられるトレーダーでなければ、長期にわたって勝ち続けることはできないでしょう。
ただし、FX自動売買においては、ツール(EA)やお任せするトレーダーしだいとなります。
そこで、FX自動売買サービスの種類ごとに損切りのやり方やポイントを解説していきます。
FX自動売買の種類別 損切りの仕組み

FX自動売買サービスには、主に次の種類があり、それぞれ損切りの対応が異なります。
自動売買 の種類 | お任せで 損切り | 自分で 損切り | 仕組み |
---|---|---|---|
FX自動売買ツール (EA) | EAによる | 可能 | プログラム制御 |
コピートレード (ミラートレード) | トレーダー任せ | 可能 | 契約トレーダーの取引を あなたの口座にコピー |
MAM(マム) | トレーダー任せ | 不可 | プロトレーダーが 専用口座でトレード 顧客口座の資金に応じて 手数料を徴収して反映 (取引状況は確認可能) |
PAMM(パム) | トレーダー任せ | 不可 | MAMと同じ仕組み (取引状況は確認不可) |
FX自動売買ツール(EA)の損切り方法

FX自動売買ツール(EA)は、あなたが取引ツールにセットして、あなたのFX口座資金で稼働させるものです。
自動売買ツール(EA)が注文したポジションは、あなた自身で決済することもできます。
方法としては、最初から損切り機能が搭載されているEAを利用するか、自分で実施する2パターンです。
損切り機能搭載のFX自動売買ツール(EA)について
FX自動売買ツール(EA)ごとにロジックが異なるため、すべてに損切り機能が搭載されているわけではありません。
でも、せっかく自動売買ツール(EA)を使うのであれば、損切りも自動が良いと思っている方もいることでしょう。
自動売買ツール(EA)の主なロジックには、次のようなタイプがあります。
- ピンポイントで1ポジションだけエントリー
- 逆張り(順張り)でナンピン
ピンポイントで1ポジションだけエントリー
EAのロジックの中でもピンポイントで1ポジションだけエントリーするタイプのツールは、利確(プラスで決済)する価格、損切り(マイナスで決済)する価格を設定することが多いです。
確実に大損を防ぎたい方は、1ポジションだけエントリーするロジックのEAをおすすめします。
ただし、あまり稼げるツールがないと感じています。
逆張り(順張り)でナンピン
世に出ている自動売買ツール(EA)は、ナンピン式ロジックであることが多い印象です。
(編集部の観測範囲内において)
ナンピンとは、相場が一方向だけに動き続けたときにポジションを追加注文していくロジック。
為替相場が一方的に動いたとしても、ずっと一方向に動くことはありません。
必ず戻ってくるタイミングがあるため、その戻りを狙って稼ぐロジックです。
逆張りであれば、相場が戻って全ポジションが含み益になれば全決済。
順張りであれば、一方的な伸びが終わったと判断すれば全決済します。
なお、ナンピン式ロジックのFX自動売買ツールで、損切り機能搭載のEAは有料であることが多いです。
インターネット上には無料のEAを数多く見かけますが、損切り機能を搭載したナンピン式ツールは見かけません。
(海外FX対応EAを利用する編集部の観測範囲内)
損切り機能搭載のEAが欲しい方は、有料版から探すことになる可能性が高いでしょう。
なお、現在編集部では、有料の損切り機能付き自動売買ツールを稼働中です。
ただし、価格が30万円ほどするため万人にはおすすめできません。
これからEAの利用を考えている方には、現在利用しているEAの無料版をおすすめしています。
無料版でも両建て機能が搭載されているためロスカットによる大損を防ぐことができますし、両建て機能が発動したら手動になりますが一括で決済することも可能です。
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無料版についてはこちらでレビューしていますのでご一読ください。
コピートレード(ミラートレード)の損切り方法

FX自動売買の1種であるコピートレード(ミラートレード)は、契約したトレーダーの取引を、あなたのFX口座上にコピーするものです。
そのため、損切り方法は、契約トレーダー自身が決済するか、あなたが口座上で自分の判断で実行することになります。
コピー元のトレーダーとして登録するレベルの方であれば、判断力や実行力もあると思います。
ですが、絶対ではありません。
コピートレードは、初心者が手軽にできるFX投資方法の1つでもあるため、知識がない方もいることでしょう。
そんな初心者の方に対して「トレード手法を勉強して損切りできるようになりましょう!」といったところで難しいと思います。
現実的には、選んだトレーダーを信じて任せることになるでしょう。
そして、コピートレード元のトレーダーを選ぶ時に、できるだけリスクの低い成績の方を選ぶようにしましょう。
それでも残高が減ってしまった場合は、契約を打ち切るだけです。
ほか、簡単なルールを作って守ることも1つの方法です。
損失があなたが用意したトレード資金(口座残高)の2割に達したら損切りする、など自分ルールを決めて実行するだけです。
ただし、いざ実行する場面になるとなかなか決済ボタンが押せないこともあると思いますので、トレーダーに任せて信じることをおすすめします。
MAM(マム)の損切り方法

MAM(マム)とは、プロトレーダーの収益に応じてトレーダー口座に還元される仕組みです。
FX市場は24時間開いているため、複数人のトレーダーが交代でフルタイム取引するサービスもあります。
MAMはトレーダーの注文したポジションを投資家側でも確認できます。
そのため、自分で損切りできそうに感じるかもしれませんが、取引に一切関与することはできません。
完全にトレーダー任せになる仕組みです。
ですので、損切りはトレーダーの判断でしかできません。
なお、MAM提供側のルールしだいで、トレード中でも一定金額までなら出金できるかもしれません。
(編集部で利用したMAMはポジションがない時のみの出金可能でした)
もしそれが可能であれば、出金可能な最大金額を出金してしまうことで実質的な損切りとすることもできるでしょう。
PAMM(パム)の損切り方法
前述したMAM(マム)と似た名前のPAMM(パム)ですが、仕組みはほぼ同じです。
業者の口座で参加する投資家の資金を預かり、紐づけされたプロトレーダーの成果に応じて手数料を差し引いた金額が反映される形式です。
最大の違いは取引状況がわからないこと。
どんなポジションを持っているのか、含み益や含み損はいくらなのか、といった情報がブラックボックス化しています。
損切りはトレーダー任せになりますが、そもそもどんな状態なのかすら不明です。
当然ながら、自分で損切りすることはできません。
私自身も過去にPAMMを利用していたことがありますが、かなり無謀な投資だと思わされました。
非常に提供側に都合が良すぎる仕組みですので、FX自動売買を利用されるのであれば、PAMMはおすすめしません。
同時にMAMもおすすめしません。
MAM/PAMMを募集する側は、ものすごいトレーダーがあなたの代わりに取引してくれる、といった宣伝文句を使うケースを見かけます。
ですが、具体的なトレーダーの名前や、どんな実績があるのか、などをハッキリ公開しないこともあります。
その時点で詐欺商材です。
また、そもそもお金を1か所に集める仕組み自体、詐欺のしやすい状況です。
当サイトでは、MAM/PAMM形式のFX自動売買サービスはおすすめしません。
利用されるなら、EAやコピートレードをおすすめします。
ここまで、FX自動売買の損切り方法について解説してきました。
つづいて、損切りについてもう少し詳しく解説していきます。
FXの損切り基準は?
損切り基準はトレーダーの考え方しだいです。
ここでは、よくある事例を紹介します。
残高の〇%で損切り
わかりやすいルールとしては、保有ポジションの含み損が資金の〇%に達したら損切りする、といったものがあります。
2~10%くらいを設定しているトレーダーが多い印象です。
ルールが3%であれば、口座残高が100万円あるときに含み損が3万円に達したら損切りを実行します。
ルールに達した時点で感情を入れず決済するメンタルの強さも求められます。
「もう少し待てば価格が戻ってきそう」などと根拠のない希望にすがってしまえば、勝てないトレーダーの仲間入りとなるでしょう。
ルール順守は絶対です。
テクニカル分析の結果に応じて損切り
チャートを分析し、ラインを引いたり分析ツールを活用して損切り価格を決めるトレーダーも多いです。
これに関しては、トレーダーの手法しだいとしか言えません。
1つ例を挙げるのであれば、直近の最高値(最安値)に設定するトレーダーは割と多いでしょう。
USDJPY(日足)チャートの損切り価格設定の例

上昇傾向が続いているUSDJPYの日足チャートにおいて、目立つ安値を結んだ上昇トレンドラインを引いた状態です。
このトレンドラインを一旦下にブレイクし、戻ってきている状態ですね。
このときに、再びトレンドラインにタッチしたら反発するだろうと判断し、売り(ショート/下方向)の注文を入れしようと考えているとします。
そして、予想通りラインにタッチしたときどこに損切りポイントを設定するのか?ですが、上画像のように直近の最高値に設定するトレーダーは多いでしょう。
トレーダーによっては、直近最高値の少し超えたところや手前に設定する方もいることでしょう。
それは自由ですが、チャート分析において直近の目立つ高値(安値)は非常に意識されるポイントです。
損切り機能のないFX自動売買ツール(EA)を利用される方は、こういったポイントで自分の手で実行することも間違いではないでしょう。
FXの損切りに関するトレーダーの声
インターネット上には、トレーダーたちの損切りに関する考え方が数多く投稿されています。
そんな中で印象に残った声をピックアップしてまとめました。
そのままコピペは規約違反になることもあるため、内容を簡略化しています。
- 損切りして大損したのでFX辞めます
- 損切りを減らすことが勝つためのポイント
- アラート鳴らず損切りドテンした
- もうすぐ損切り・・・とまって!
- とにかく損切りの判断が遅い
損切りして大損したのでFX辞めます
これも良い判断だと思います。
(上から目線みたいになりますが…)
ロスカットされるまで決断できないのではなく、損切りを実行できたことが良いですね。
自分に合わないと判断したなら、スパッと引退して次を探したほうが、新しい稼ぎ方に出会える可能性も高くなるはずです。
損切りを減らすことが勝つためのポイント
そのとおりですね。
そのためにはチャートを見続けてスキルアップあるのみです。
ただし、FX自動売買を利用する方は時間がない場合もあると思います。
その場合は、コピートレードで損切りの少ないトレーダーを選ぶのも方法の1つです。
アラート鳴らず損切りドテンした
アラート設定は便利ですのでぜひ活用していきましょう。
何か判断するポイントに到達したらアラートが鳴るようにしておくことは有効です。
ただし、毎回設定するのも面倒に感じるかもしれませんし、個人的にはエントリーした時点で損切りなどの価格を設定しておくことをおすすめします。
なお、ドテンとは保有しているポジションを決済してすぐに逆方向で注文することです。
このケースがその後どうなったかは不明ですが、判断の早さも大事ですね。
もうすぐ損切り・・・とまって!
祈るような状況になっているトレーダーの声です。
ネット上にはこのような悲痛の叫びが数多く見られます。
損切り価格を設定していることからロスカットされるような大損ではありませんし、痛みはあってもトレードは継続できるのだと思います。
とはいえ、トレードに感情は持ち込まないほうが理想的ではあります。
損切り価格を設定したらチャートを見ないくらいでもいいですね。
とにかく損切りの判断が遅い
指標発表などがあれば、わずか1秒で損失が大きくなることもあります。
手動で実行するのであれば、判断の早さは大事ですね。
個人的にはエントリーする時点で設定しておくことをおすすめしますが、自動売買を使う場合はそうもいきません。
自分なりのルールを決めて、トレード状況を見守るようにすることをおすすめします。
ほんの少しだけトレーダーの声を紹介しました。
「FX 損切り」で検索すればいくらでも出てくるため、ぜひご自身でもチェックしてみてください。
トレーダーがボソッとつぶやいている内容から、ハッと思わされるありがたい言葉に出会えるかもしれませんよ。
FX自動売買の損切りに関するQ&A
まとめ
FX自動売買の損切り方法について解説しました。
FX投資で稼ぐため、勝てるトレーダーになるためには損切りは避けては通れない必須事項です。
でも、トレード知識がない初心者の方が自動売買に手を出すシーンも多いと思います。
実行できるようになるにはメンタルの強化も必要ですし、ハードルは高いです。
(苦も無くできる人もいます)
できるだけ、損切りを意識しなくても良い自動売買ツール(EA)やサービスを選びましょう。
自動売買ツール(EA)であれば損切り機能搭載のもの、コピートレードであれば実績データからリスクの引くトレーダーを選ぶことをおすすめします。