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カップウィズハンドルとは?FX初心者でも実践できるトレード戦略を徹底解説!

FXトレードにおいてエントリーチャンスの1つとして人気の高いパターン「カップウィズハンドル」について徹底解説!

カップウィズハンドルとはどんなパターンなのか、・見つけ方・見分け方や注意点、エントリー戦略などについてまとめました。

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目次

カップウィズハンドルとは何か?【FX初心者向け解説】

カップアンドハンドルの名前の由来

「カップウィズハンドル(Cup With Handle)」は、チャートパターンの一種で、その形状がまるで取っ手付きのカップのように見えることから名づけられました。

このパターンは、上昇トレンド中の一時的な調整とエネルギー蓄積を表しており、再上昇の兆しを示すと考えられています。

株式市場で広く使われてきたこのパターンは、FX(外国為替証拠金取引)や商品先物、CFDなどでも応用され、多くのトレーダーに重宝されているテクニカル分析のツールのひとつです。

特徴的なのは、価格がいったん下落してU字型に回復したあと、右肩部分で小さな横ばいや調整が入り、最終的に再度上昇に転じるという流れ。

この形状がコーヒーカップとその取っ手に見えるため、直感的にパターンを把握しやすいという利点もあります。

初心者でも目視で見つけやすく、トレンドの継続局面を狙うエントリーポイントとして活用できるのが魅力です。

株やFXで使われるチャートパターンの一種

カップウィズハンドルは、もともと株式市場で「ウィリアム・オニール氏」が提唱したチャートパターンですが、FX市場でも有効に機能することが多く、多くのトレーダーに活用されています。

このパターンは、トレンド継続型のテクニカルパターンに分類されます。

つまり、すでに発生している上昇トレンドの中で、一時的な調整や売り圧力が弱まり、再度買いの勢いが復活するタイミングを示すものです。

この「調整→持ち直し→再上昇」の流れは、通貨ペアや金(ゴールド)、株価指数(例:US100やS&P500)など、幅広い金融商品で観察される普遍的な価格の動きでもあります。

特にFXにおいては、米ドル円(USDJPY)やユーロドル(EURUSD)など、流動性が高くボラティリティがある通貨ペアで、カップウィズハンドルが出現すると、その後に大きな値動きが期待できる場面もあるため注目されています。

このように、チャートの形状を視覚的に捉えるパターン認識手法のひとつとして、初心者から中級者まで幅広く使われているのが、このカップウィズハンドルです。

カップウィズハンドルの構造と見分け方

カップ部分の特徴(U字型)

カップウィズハンドルの「カップ部分」は、チャート上でU字型の谷を描く価格の動きを意味します。

これは、ある高値から徐々に下落し、その後ゆるやかに底を打って再び上昇していく動きです。重要なのは、「V字型」ではなく「U字型」であること。

このU字の底では、売り圧力が徐々に弱まり、買い手が増えていく過程が反映されており、市場のセンチメントが売りから買いに変化していることを示しています。

急激な反発ではなく、ゆっくりと時間をかけて価格が回復していく点が、信頼性の高いカップ形成の条件です。

また、底値付近で出来高が減少し、上昇とともに再び増えていく場合、より信頼性の高いパターンとされます。

FXでは出来高データが限定されることもありますが、ローソク足の動きやボラティリティで判断が可能です。

このU字型のカップがしっかりと形成されているかを確認することが、パターン認識の第一歩です。

ハンドル部分の特徴(小さな押し目)

カップウィズハンドルの「ハンドル部分」とは、U字型のカップを形成した後に生じる小さな調整の動き(押し目)を指します。

この部分が「取っ手(ハンドル)」と呼ばれる所以です。

具体的には、カップの右端で価格が一度上昇の勢いを弱め、小さなレンジ相場や軽い下落を伴う押し目が発生することで、取引市場全体に「様子見ムード」が漂うような時間帯です。

この間、買い手が息を整え、次のブレイクアウト(上昇)に備えるという心理が背景にあります。

初心者が混同しやすいのは、「調整幅の大きすぎるハンドル」は逆に弱気サインとみなされる点です。

ハンドルの下落幅は、カップの深さに対して15%〜30%程度が理想的とされており、それ以上下落してしまうと「形が崩れている」と判断されます。

また、ハンドル内での動きは「フラッグ(旗)やペナント(三角持ち合い)」などのチャートパターンを形成することも多く、ブレイクアウトの直前には出来高の増加やボラティリティの拡大が見られることもあります。

このように、ハンドル部分は「次の上昇に向けたエネルギーを溜める準備期間」として、エントリーのタイミングを見極める重要な目安となります。

形成の流れを図で解説(※テキストによる図解)

カップウィズハンドルのパターンを視覚的に理解するため、以下のような価格推移をイメージしてください。


このように、価格は一度高値を付けた後、ゆるやかに下落していき「U字型」のカップを形成します。

続いて右肩で軽い押し目を作り、「ハンドル」を形成。その後、カップの右端(前回の高値)を超える動きが出るとエントリーサインになります。

ポイントは次の3つです

  • カップの形が滑らかでV字ではないこと
  • ハンドルが深すぎず、浅いレンジや小幅な下落であること
  • ハンドルの終盤でブレイクすること(=買いサイン)

視覚的に確認できるパターンなので、ローソク足チャートに慣れていない初心者でも比較的認識しやすく、練習することで再現性のあるエントリー戦略を組み立てやすくなります。

なぜカップウィズハンドルが注目されるのか?

トレンド継続の可能性を示す理由

カップウィズハンドルが注目される最大の理由は、そのパターンが「上昇トレンドの継続サイン」であることです。

市場ではトレンドの持続性を見極めることが重要視されますが、このパターンは「一時的な売り」と「再び買いの勢いが戻る」過程を可視化してくれます。

特にFXでは、ニュースや経済指標などで価格が上下しやすく、トレンドの方向感をつかむのが難しい場面も多いですが、カップウィズハンドルがきれいに形成される場面は、心理的な安定と次の大きな波を読み取るチャンスとされています。

このパターンは以下のような局面で機能しやすいです

  • 経済指標発表後のリバウンド局面
  • サポート・レジスタンスラインに挟まれた中での推移
  • 長期移動平均線に支えられた上昇相場中

また、ハンドル部分で一度小休止を挟むことで、エネルギーが蓄積され、ブレイクアウト時には強い上昇が起きやすいのも特徴。

エントリータイミングが比較的明確で、損切りや利確の設定もしやすいため、戦略を立てやすいのも利点です。

投資家心理とチャートの関係

カップウィズハンドルというチャートパターンは、単なる「形」ではなく、投資家たちの心理状態が価格に表れたものとして理解することが大切です。

まず、カップ部分においては、以前の高値からの下落により「売り」が優勢になります。

しかし、下落が進むにつれて売りが一巡し、底打ち感が出てくると慎重ながらも買いが少しずつ増えていきます

この段階ではまだ多くのトレーダーが警戒しているため、急激な反発ではなく、なだらかな上昇=U字型となるのが特徴です。

続いてハンドル部分では、一度回復した価格が再び軽く下がることで、「やっぱり下がるのでは?」という不安や疑念が市場に広がるフェーズです。

しかしここで大きく崩れずに再度持ち直すことで、「やっぱり上がる」という買い安心感が広がり、最後のブレイクアウト=買いの集中が起きるのです。

このように、カップウィズハンドルは恐怖と希望、慎重さと期待が交差する“人間の感情の揺れ”を反映したパターンです。

したがって、ただ形を見て真似るのではなく、背景にある心理的な意味を理解することが、FX初心者にとって大きな学びとなります。

カップウィズハンドルのトレード戦略

エントリーポイントとタイミング

カップウィズハンドルで最も注目すべきは、「ハンドル部分の上抜け(ブレイクアウト)」の瞬間です。

ここがエントリーの基本ポイントとなります。

ブレイクアウトとは、ハンドル部分の高値やカップ右端の高値(レジスタンス)を、ローソク足が明確に抜けて終値をつけた状態を指します。

その後にローソク足の実体が続けば「買いサイン」とされ、トレーダーたちはこのタイミングでロング(買い)ポジションを持ちます。

具体的なエントリー手順は以下の通り

  • カップとハンドルが明確に形成されていることを確認
  • ハンドル部分での小幅な調整やフラッグ形成を観察
  • レジスタンスラインの上抜けをローソク足で確認
  • ブレイクアウト直後に買いエントリー

エントリーの根拠を強めるためには、移動平均線(MA)や出来高、RSIなどのインジケーターとの併用も有効です。

とくに「出来高がブレイクアウトと同時に急増」している場合は、信頼度が一段と高まります。

また、直前に経済指標発表などのイベントがないか確認することも大切です。

ブレイクアウトの勢いが「だまし」になるリスクもあるため、リスク管理とセットで活用しましょう。

利確のタイミングとその判断基準

利確(利益確定)のタイミングは、FXトレードにおいて最も悩ましいポイントのひとつですが、カップウィズハンドルの場合は比較的明確な目安を持ちやすいのが特徴です。

一般的な利確の目安としては、以下の方法が活用されます

  1. カップの深さをそのまま上に加える
    • 例えば、カップの底値が100円、右肩の高値が110円だった場合、カップの深さは10円
    • 110円のブレイクアウト後、+10円=120円あたりが利確目安になります
    • これは「パターンターゲット」と呼ばれるテクニカルな手法です
  2. 直近の高値・レジスタンスライン
    • より長期足(4時間足や日足など)で見た際のレジスタンスや高値水準まで引っ張るのも一つの戦略です
    • 長期的に上昇トレンドが続く局面では、利確を引き延ばすことでリスクリワードが向上します
  3. トレーリングストップを活用する
    • ポジションが含み益になった後、逆指値(ストップロス)をエントリー価格より上にずらしていく手法です
    • これにより利益を確保しながら、さらに上昇した場合は利益を伸ばすことが可能になります

FX初心者にとっては「いつ利確すればいいか」が非常に難しい問題ですが、事前に利確ポイントをルール化しておくことで感情的な判断を避けることができます。

カップウィズハンドルの売り時・注意点

カップウィズハンドルは「上昇トレンド継続型」のパターンですが、万能ではなく“売り時”や“注意点”を見極めることが重要です。

パターンが崩れた場合や、すでに上昇の勢いが衰えてきた場合には、無理に保有を続けずに利確や撤退する判断も求められます。

以下のような場面では、売り(ポジションの解消)を検討するタイミングです。

  • ブレイクアウト後の急落
    • エントリー直後に大きな陰線で価格が戻される場合、「だまし」の可能性があります
  • ハンドル形成後に下落トレンドへ移行
    • 本来、ハンドルは浅い押し目であるべきですが、それが深くなりカップの半分以上まで下がると、パターン無効と判断されます
  • 経済イベントやファンダメンタルズの変化
    • 例:FOMCや雇用統計の発表後に市場の方向性が急変するケース

また、カップウィズハンドルが機能しにくい条件は以下のとおりです。

  • ボラティリティが極端に低い
  • 出来高や勢いが伴わないブレイクアウト
  • 中長期のトレンドと逆行している

このような局面では、見た目だけで判断せず、「背景のトレンド」「市場の状況」「時間足」なども総合的に判断する必要があります。

初心者がパターンに頼りすぎると、トレードの柔軟性が失われる恐れがあるため、常に損切り・利確ラインを明確にし、戦略的にポジション管理を行うことが重要です。

初心者がカップウィズハンドルを見つけるコツ

実際のチャートからの探し方

カップウィズハンドルを実際のチャート上で見つけるためには、以下のようなステップを意識すると初心者でも比較的簡単にパターンを認識できます。

  1. ローソク足チャートの表示
    • まずは1時間足や4時間足、日足といった中長期足を表示させ、細かすぎるノイズの少ないチャートを確認しましょう
  2. U字型のカップを探す
    • 高値 → 下落 → 底打ち → 再上昇という緩やかなU字型の価格の動きを探します
    • 急激なV字反発ではなく、時間をかけてゆっくりと反転していることが重要です
  3. 右肩での軽い調整(ハンドル)を確認
    • 上昇後、数本のローソク足で軽い押し目が発生している場合、それがハンドルになります
    • このハンドル部分が深すぎず、レンジのような形になっていると理想的です
  4. ブレイクアウトを狙う
    • ハンドル部分の高値、またはカップ右端の高値を明確にブレイクする動きを待ちましょう
    • ローソク足の実体でブレイクすることがエントリーの目安です
  5. インジケーターの補助を使う
    • 移動平均線(MA)、RSI、MACDなどのインジケーターと併用することで、ブレイクの信頼度やタイミングをより正確に把握できます

このように、“形”だけでなく“状況”や“時間軸”にも注目して探すことで、初心者でも無理なくカップウィズハンドルを実践に活かせるようになります。

カップウィズハンドル手法のチェックリスト

最後にカップウィズハンドル手法でエントリーするまでに確認しておきたいチェックリストをまとめました。

チェック項目内容確認済み
カップの形がきれいに形成されているか?V字ではなく、U字型のなだらかなカーブになっているか?
カップ右端と左端の高値がほぼ同じ水準か?左右対称に近い形が望ましい。
ハンドル部分が浅めの押し目になっているか?深すぎる下落や高いボラティリティはNG。
ブレイクアウトポイント(レジスタンスライン)を明確に特定しているか?カップ右端 or ハンドル上端をラインとして確認済みか?
出来高やインジケーターで勢いを確認したか?ブレイク時に出来高が増加、またはMACD・RSIなどが追随しているか?
経済指標や要人発言などの影響はないか?発表直前・直後のトレードは避ける。スケジュールの確認必須。
損切りラインと利確目標を事前に決めているか?カップの深さや直近のサポート・レジスタンスを基準に明確に設定。
1回のエントリーに使う資金は適切か?リスク管理(損失許容額)に基づいたロット数を算出しているか?

まとめ

カップウィズハンドルは、視覚的にも分かりやすく、初心者でも再現性の高いトレード戦略を組み立てやすいチャートパターンです。

U字型のカップと、その後に現れる小さな押し目(ハンドル)という構造は、投資家の不安と期待、そして買いの再集中といった心理の流れが表現されており、テクニカル分析の学習においても極めて有益な教材といえます。

ただし、完璧なパターンばかりではなく、「だまし」や背景トレンドの強弱によって機能しにくい場面もあります。

しっかりと背景の相場環境を分析し、リスクリワードや損切りラインを明確に設定することで、より安定した取引が可能になります。

今回紹介したように、カップウィズハンドルはFXや株式市場でも共通して使われる重要なパターンです。

ぜひ、自身のトレードルールに組み込み、“感覚に頼らない戦略的なエントリー”を実践してみてください。継続的な練習と検証が、トレードスキル向上の鍵です。

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