
XMで両建てはできるの?
XMで禁止されている両建ては?
両建てすると証拠金やロスカットはどうなる?
XMの両建てのポイント
- 【結論】XMでは同一口座内の両建てはできる
- おすすめ:複数口座・他人口座・他社口座との両建ては避ける
- メリット:一時的に含み損益の変動を抑えられる
- 注意点:解除タイミングが難しく、スワップやスプレッドのコストもかかる
- XMで認められている両建て
- XMで禁止されている両建て
- 両建てしたときの証拠金
- 両建てのメリット・デメリット
- 両建てを解除するときの注意点
こんな疑問を感じていませんか?
海外FX「XMトレーディング」では両建てトレードも可能です。
ただし、どんな取引も認められているわけではありません。
一部禁止されているやり方もあります。
間違ってやってしまえば、最悪アカウント凍結&利益没収されるリスクも…。
そこで、XMで禁止されている両建てトレードと問題ない両建てについて解説していきます。
XMの両建てルールを徹底解説


両建てとは?
FX取引では特定の銘柄=通貨ペア(ドル円・ユーロドルなど)をトレードするとき売りと買い注文から選びます。
そこで、同じ銘柄・通貨ペアの売りと買いポジションを両方同時に持っている状態を両建てと言います。
【例】USDJPY(ドル円)の場合
・売り注文=0.01ロット
・買い注文=0.01ロット
1つの口座上でこれら2つを注文し保有している状態が両建てです。
※XMでは複数の口座を開設できるため、2つ以上口座を持っている状態で別の口座で1つづつ保有することもできますが規約違反となります(片方が他社の口座でもNG)
※ロット数が異なる場合も両建てですが買いと売りの差分だけ価格変動の影響を受けます
同じ銘柄で同じロット数の買いと売りを保有すると、価格変動による含み損益の増減は相殺されます。
ただし、スプレッド、スワップ、取引手数料などのコストは発生します
使いどころは難しいのですが、間違って注文してしまい相場変動が読めず一時的に様子見したいときなどに活用できます。
XMで禁止されていない両建てトレード


XMでは両建ては禁止されていません。
ただし、1つの口座内でするときだけ認められています。
XMでは一人につき1アカウントまでしか持てませんが、1アカウント内で8つまで口座開設可能です。
そして、最大8つの中でそれぞれ同一の口座内での両建てならOKとなっています。
同じ口座内で両建てすれば含み損益が相殺されます。
売りと買い注文それぞれが同じロット数であれば完全に均衡状態になるでしょう。
(スプレッド=手数料やスワップ分だけマイナスになりますが)



同一口座内の両建ては、一時的に含み損益の変動を抑える方法として使えます。私も過去に損切りできず失敗トレードしたときに両建てで様子見したことがあります(結局溶けましたが)。両建てしてしまえば、それ以上損失は膨らんでいかないため相場が落ち着くまで様子見できますからね。ですが、損失が消えるわけではありません。解除タイミングを間違えると損失が再び広がるため、基本的には損切りやロット管理を優先しましょう。
つづいて、XMで禁止されている両建て方法について解説していきます。
禁止されている両建てに該当すると、利益取消や口座制限の対象になる可能性があります。
発覚するかどうかではなく、規約で禁止されている取引は避けましょう。
XMで禁止されている両建て方法


XMの利用規約を読むと両建ては問題なくできます。
ただし条件があり、違う口座間では禁止されています。
XMトレーディングの利用規約内の禁止事項で両建てについて書かれていますが、全部英語表記になっているため厳しいかもしれません。


というわけで、興味ある方は「XMマイページにログイン」→「口座」→「法的文書」からチェックしてみてください。
なお、XM利用規約に書かれていた禁止されている両建てには次のものがあります。
- XM内の違う口座間
- 他人の口座との間
- 他社口座との間
XM内の違う口座間
XMでは1つの口座内でのみ許可されている両建てですが、2つ以上口座を持っているトレーダーが別々に売りと買いポジションを注文することは禁止されています。
片方がスタンダード、もう一方がXMゼロ口座のようにタイプを分けていてもNGです。
他人の口座との間
あなたと他人が協力して両建てする行為も禁止されています。
XMの1アカウント内ではありませんが、知人とタッグを組んで違う口座で売り・買いポジションをそれぞれが保有する行為もNGです。
他社口座との間
世界にFX業者は100社以上あります。
そして、XMだけでなく複数の業者で口座開設しているしているトレーダーも多いです。
そこで、XMと違うFX業者の口座間で両建てポジションを持つことも禁止されています。
XMでは、他社口座と組み合わせた両建ても禁止されています。



複数の業者を使っている場合、同一銘柄で意図せず反対ポジションを持たないように注意しましょう。
両建ての扱いは業者ごとに異なります。
複数の業者を利用する場合は、それぞれの最新の取引ルールを確認しましょう。
では、なぜXMではこのパターンが禁止されているのでしょうか?
XMが異なる口座間での両建てを禁止する理由


XMにはゼロカットというマイナス残高を帳消し(追証なし)にしてくれるサービスがあります。
日本のFX業者は金融庁の定める法律でこのサービスを提供できないため、海外FX業者ならではのメリットですね。
そして、アカウント登録時や入金時にボーナスも配布しています。
そこで、ボーナスを使いゼロカット制度を悪用して低リスクで稼ごうとするトレーダーがいるためXMでは禁止としています。
ほかのボーナスがない海外FX業者では、違う口座間での両建てをOKとしているところもあるため、この2つが揃っていると大抵禁止されています。
ゼロカットやボーナスを悪用した両建ては禁止
XMでは、ゼロカットやボーナスを悪用する目的で、複数口座や他社口座を使って反対売買を行うことは禁止されています。
重要指標発表時など相場が大きく動きやすいタイミングだけを狙った高ロットの両建てトレードは、規約違反と判断される可能性が高いです。
具体的な手順を知ることよりも、禁止されている取引を避けることが重要です。
禁止事項を破れば当然ペナルティが待っています。
XMで禁止されている両建ては口座凍結される恐れあり


違う口座での両建てはXMが定める禁止事項に違反しているため、ペナルティとして、利益取消、取引取消、出金保留、口座制限、口座凍結などの対象になる可能性があります。
編集部や周囲のトレーダーに口座凍結された事例がないため具体的にはわかりませんが、禁止行為により凍結されれば復活は厳しいですね。
厳しいというか、おそらく復活は無理でしょう。
規約違反によって口座凍結されたなら、自己判断で再登録するのではなく、XMサポートへ理由と今後の対応を確認しましょう。
なお、XMでは口座凍結より緩い休眠口座というパターンもあります。
こちらは残高が残っている状態で90日以上何もせず放置しておくと適用されるもの。
休眠状態からであれば復帰できますが、ペナルティによる口座凍結はあきらめたほうが良いです。
なお、違う口座間での両建ても可能な「Exness」のような海外FXもあります。
どうしてもやってみたい方はExnessを利用しましょう。
つづいて、XMで両建てするメリットとデメリットを紹介します。
XMで両建てトレードするメリット・デメリット
メリット


- 証拠金維持率が回復する
- 相場の急変動時でも穏やかな精神状態でいられる
- 相場をゆっくり観察できる
- ロスカット回避に使える
- ロイヤリティポイント(XMP)を貯めやすい
証拠金維持率が回復する
両建てすることで値動きによる損失の増加は減らせます。
(同じロット数で注文すれば増減しなくなる)
また、売りと買いポジションのロット数の違いに応じて証拠金維持率も回復します。
XMでは、FX/ゴールド/シルバー銘柄の両建てポジションは必要証拠金がゼロです。
その他の銘柄では、ヘッジポジションの必要証拠金は50%です。
ただし、両建てを解除すると必要証拠金や証拠金維持率が大きく変わる場合があるため、解除前に余力を確認しましょう。
相場の急変動時でも穏やかな精神状態でいられる
売りと買い同じロット数で両建てすればたとえフラッシュクラッシュのような急変動が起こっても現在の含み損益は変わりません。
損切りできず塩漬け中のポジションを持っているとき、スイング・ポジショントレード中のときなど一時的に両建てしておけばどちらに為替が動いても落ち着いていられます。
相場をゆっくり観察できる
完全に為替の値動きによる含み損益が固定されるため、あせらずどっしりと構えて相場を観察できます。
また、どうしてもチャートをみられない場合があれば、一時的に両建てしておくことで仮に相場が急変しても影響を減らせます。
証拠金維持率がピンチでチャートから離れられないときにも使えます。



ただし、スワップやスプレッドのコストは発生するので放置せず定期的に状況を確認してくださいね。
ロスカット回避に使える
証拠金維持率が1000%を切ったあたりで、そのトレードは黄色信号が灯りはじめます。
人によっては500%や300%で対処するという方もいますが、1000%を切るようなトレードは精神的にストレスを受けるためあまりおすすめしません。
そして、黄色信号が灯ったらそろそろロスカットが近づいた状態。
そして、そんな状態になっていることから、おそらく損切りできなかった可能性が高いでしょう。
でも、為替相場に強いトレンドが起こっているとそのまま逆行し続けることも多いです。
そういったピンチの状況で一旦両建てしておけば、一時的に含み損益の変動を抑えやすくなります。
ただし、両建てを始めたらすぐ為替が戻ることもありますし、清算するタイミングはかなり難しいですね。
損失そのものが消えるわけではないので、解除タイミングを間違えると再びロスカットリスクが高まります。
証拠金維持率が○○%以下になったら実行する、と自分ルールを決めておくのも有効ですが、それなら損切りルールを設定しておくことをおすすめします。



FXでは、損切りできるかできないか?は稼げるトレーダーになるために大事なポイントと言えるでしょう。
ロイヤリティポイント(XMP)を貯めやすい
XMの独自ポイント還元制度「ロイヤリティポイント(XMP)」では、注文したロット数に応じてXMポイントが受け取れます。
同一口座内の両建てでも、通常の取引条件を満たせばXMPの対象になる場合があります。
ただし、XMP獲得だけを目的に不自然な両建てを繰り返すと、ボーナスやポイントの悪用と判断される可能性があるため、通常の取引ルールの範囲で利用しましょう。
だからといって使いどころはあまりありませんが、値動きが一定の範囲内で上下するだけのレンジ相場なら最初から両建てでトレードする手法もありでしょう。
たとえば、為替相場に影響の強い指標発表が予定されていない時間帯や市場オープン・クローズから遠い時間帯などはレンジ相場になりやすいタイミング。
そこで売りと買い1ロットづつ両建てして程よいところでそれぞれを決済する、といった方法もできます。
デメリット


- 禁止事項に触れるとアカウント凍結される
- 経済指標発表時のトレードは危険
- 窓開け時のトレードは危険
- 解除するタイミングが難しい
- 両建て解除後に証拠金維持率が変わる
- スワップポイントはマイナスになる
- 実際の証拠金維持率がわからなくなる
禁止事項に触れるとアカウント凍結される
XM利用規約で禁止されている行為をすればあなたのXMアカウントは凍結されます。
上で紹介したように両建てであれば違う口座間で実施することですね。
とはいえ、人間なのでたまたま間違えて違う口座間でやってしまわないとも限りません。
そんなときはすぐ片方を決済しましょう。
また万全を期すならXMサポートに間違えて注文したことを伝えておきましょう。
経済指標発表時のトレードは危険
XMでは相場に影響力のある経済指標発表時にトレードすることが禁止されているわけではありません。
また、そういった時間帯にトレードすることは危険ではありますが、稼ぐチャンスでもあります。
ただし、XMで経済指標発表時だけを狙って高ロットトレードを繰り返す行為は禁止されています。
判断はXM側次第ですが、NGと判断されればアカウント凍結されてしまう危険性がでてきます。
窓開け時のトレードは危険
上で紹介した経済指標発表時と同様に、窓開け時のトレードもアカウント凍結される危険性があります。
XMでは窓開け時のトレード自体が禁止されているわけではありませんが、このタイミングだけを狙った高ロットトレードは凍結されてしまうでしょう。
解除するタイミングが難しい
ピンチの時に両建てすると一旦落ち着けます。
ただし、持ってしまったポジションをいつ精算するのか?その解除タイミングが難しいんです。
逆行した相場が戻ってくれるなら早めに損切りしなければいけませんし、そのまま逆行し続けるならずっとキープしておかなければロスカットが早まります。
結局はチャートがどう動くのか予測できなければ良いタイミングで解除できません。
運要素が強くなってしまいます。
また、チャートから離れられなくなるでしょう。
かなりギャンブル要素の強いやり方です。
そもそも精度の高いチャート分析ができるのであればピンチになっていないはず。
予測したところでどうなるとも言えません。
ですが、まずは時間足が大きなチャートを分析し、流れを予測しましょう。
インジケータを使ったりいくつかトレンドラインを引き、複数が重なるポイントで解除するしかないでしょう。
両建て解除後に証拠金維持率が変わる
XMでは、FX通貨ペア、貴金属のゴールドとシルバー銘柄は同一口座内の両建てポジションの必要証拠金がゼロ、その他の銘柄は必要証拠金は50%となっています。
ただし、両建てを解除すると片側ポジションだけが残り、必要証拠金や証拠金維持率が大きく変わることも…。
維持率に余裕がなければ、ロスカットされてしまうリスクがでてきます。
解除前には残るポジションの必要証拠金とロスカット水準を確認しましょう。
スワップポイントはマイナスになる
両建て中は含み損益の上下も緩やかになりメンタル的に落ち着けます。
ただし、ポジションを保有中は毎日スワップポイントという金利が加算されていきます。
通貨ペアによってはこの金利がプラスの場合もあるため利益が増えることも。
でも、世の中そんな旨い話ばかりではありません。
売りと買いのどちらかは必ずマイナス金利になっていますし、XMへの手数料もあるためプラスよりマイナスの方が高くなっています。
両建て中は、買いと売りの両方でスワップが発生します。
多くの場合、売買合計ではマイナスになりやすいため、長期間保有するとコストが増える点に注意しましょう。
実際の証拠金維持率がわからなくなる
売りと買い注文が完全に同じロット数の場合、証拠金維持率が表示されなくなります。
その時点ではわからなくても問題ありませんが、いざポジションを精算したら、ロスカット寸前になっている可能性もありえます。
(XMのロスカット水準は20%)
ピンチに両建てした場合はできるだけ早めに切り上げることをおすすめします。
このようにメリットもデメリットもある両建てですが、使いどころはどこにあるのでしょうか。
主なシチュエーションを紹介していきます。
FXトレードにおける両建ての使いどころは?


両建てを使うシチュエーション
- トレンド相場で様子見したいとき
- レンジ相場
- 含み益を確定させつつ相場を様子見したいとき
- ロスカットされそうなとき
トレンド相場で様子見したいとき
急激な上昇または下降の波が発生しているトレンド相場においては両建てして一旦様子見するのに使えます。
すでにポジションを持っている状態なら個人的に損切りをおすすめしますが、いずれまた反転する、と思えるなら両建てで凌ぐのも1つの方法です
ただし、レンジがいつ崩れるかは分からず、両建てをしても利益が保証されるわけではありません。
エントリー前に、損切り位置と解除ルールを決めておきましょう。



また、トレンドだけを狙った違う口座での両建てトレードはXMの利用規約的に禁止されているためやらないでくださいね。
レンジ相場
レンジ相場とは値動きが一定の範囲内で上下している状態です。
価格が上下しているうちは、両建てトレードが活かしやすくなるでしょう。
たとえば、ドル円(USDJPY)で110~111円の間でレンジ相場を形成しているときに110.5円で両建て注文します。
片方が価格帯の天井か下限に近付いたら決済して利確、残ったポジションは注文した価格に戻ってきたらほどよいところで決済するだけです。
だけです、と簡単そうに言っていますが、レンジ相場がいつまで続くかは誰にもわかりませんのでご注意ください。
含み益を確定させつつ相場を様子見したいとき
すでに含み益がでているポジションを保有中なら、その位置で両建てポジションをとることで相場がどう動こうと利益を確定できます。
FXチャートの波の性質上、かならず上下しながら動くためその後もどちらかには動いていくでしょう。
しばらく待ち、両建てポジションあたりまで戻ってきてさらに伸びそうな雰囲気なら1方向を精算してさらに利益を狙っていくのもありです。
ロスカットされそうなとき
XMなら証拠金維持率20%以下になればロスカット(強制決済)されてしまいます。
こうなるとわずかな残高を残して全ポジション決済されることがほとんどです。
ここまでくると元の残高に戻すのはほぼ無理でしょう。
よってロスカット手前まで行きそうなシチュエーションにおいて両建てすることで含み損の増加を一旦止めます。
相場がそのまま逆行し続けてもしばらくはロスカットされません。
ただし、結局は戻ってくれないと凌げないため運を天に任せることになります。
ひたすらメンタルを削りつつ「戻ってくれ!」と祈るしかないでしょう。
XMでの両建てに関するQ&A
まとめ
XMトレーディングの両建てトレードについて解説しました。
禁止はされていませんが、同一口座内だけと限定的です。
また、相場変動が大きいタイミングだけを狙う高ロットトレードやゼロカットを悪用できる使い方も禁止されています。
両建ては一時的に含み損益の変動を抑える方法として使えますが、損失が消えるわけではありません。
スワップやスプレッドのコスト、解除タイミングの難しさもあるため、基本的には損切りやロット管理を優先しましょう。








