FXの利確のやり方とは?タイミング・目安・早すぎる利確を防ぐポイントまとめ

FXの利確 アイキャッチ画像

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・利確って結局どのタイミングですればいい?
・利益が出るとすぐ決済したくなる…
・利確が早すぎて利益を伸ばせない…

編集部

利確は利益が出たポジションを決済して利益確定することです。大切なのは気分ではなく、あらかじめ決めたルールや目標に沿って利確すること。早すぎる利確を減らすには、エントリー前に利確目標を決めておくことがポイントです。

【3秒でわかる】FXの利確
  • 【結論】利確とは含み益が出ているポジションを決済し利益確定すること
  • 【おすすめ】直近高値・安値やサポート・レジスタンスの少し手前を目安にする
  • 【メリット】エントリー前に目標を決めると、感情による早すぎる利確を防ぎやすい
  • 【注意点】利確幅だけでなく、損切り幅とのバランスも確認する
この記事を読むとわかること
  • FXの利確とは何か
  • 利確と損切りの違い
  • 利確が重要な理由
  • 利確が早すぎる人の特徴
  • 利益を伸ばすコツ

FXトレードの利確=利益確定とは、注文したポジションをプラスの状態で決済することです。
(マイナスの場合は損切り)

FXではエントリータイミングが注目されがちですが、どこで利確するか?も同じくらい大事です。どんなに良い場面でエントリーできても、利確が早すぎれば利益が少なくなります。

とはいえ、FX初心者ほど少し利益がでたら早く利確して安心を欲しがるもの。逆に、欲張りすぎて利確が遅れ結局利益を減らしてしまうこともあるあるです。

利確は早すぎても遅すぎても問題になりやすいわけですね。

そこでこの記事では、FXの利確について徹底解説!

利確とは何か、損切りとの違い、利確が重要な理由、FX初心者がやりがちな失敗、利益を伸ばしやすくするコツなどについてまとめました。

目次

FXの利確とは?

FXの利確とは利益確定の略で、利益が出ているポジションを決済して、その利益を確定させることです。

安く買って高く売れたとき、高く売って安く買い戻せたときに、そこでポジションを閉じると利益が確定します。

これが利確です。

FXトレーダーとしては一番ホッとする嬉しい瞬間ですね。

ちなみに、含み益と混同する人もいるかもしれませんが別物です。

含み益との違い

含み益は、まだ決済していないポジションが現在の価格で見ればプラスになっている状態です。

相場は今後いくらでも変動するため、安心感はありますが不安もある状態ですね。

利確はそのポジションを決済して利益を確定しているため安心しきって幸福感に包まれているはず。

この違いはかなり大きく、相場変動に一喜一憂しやすい初心者だと少しでも早く安心したいがために薄利で利確してしまうケースも…。

これがそういう戦略だったり自分ルールどおりなら問題ないのですが、不安からくる焦り・恐怖で判断しているようだと勝てるトレーダーにはなれないでしょう。

また、含み益が減ってしまってから利確した際に「さっきは利益が多かったのに少なくなった…」と、まるで損した気分になっているようだと良くないですね。

このような感情的なトレードを繰り返していると、いつまでたっても稼げるようにならないでしょう。

編集部

感情トレードを防ぐには自分ルール作りが欠かせません。ルールどおりトレードしていれば勝手に稼げる、くらいのレベルになるまでブラッシュアップしたルールを作り上げる必要があります。

FXでは、エントリーしただけでは勝ち負けは決まりません。最終的に利益を得られるかどうか?は決済して初めて確定します。

その意味で、利確は勝ちトレードを完成させるための最後の行動とも言えます。

初心者はどうしても「どこで入るか」に注目しがちですが、実際には「どこで出るか」まで含めて1回のトレードとして考えることが重要です。

利確と損切りの違い

利確と一緒によく聞かれる言葉が「損切り」です。

どちらもポジションを決済する行為ですが、意味は正反対です。

個人的には損切りの方が優先順位は高いと言えます。

利確は利益を確定すること

利確は、利益が出ている状態でポジションを決済すること。

含み益のポジションをプラスで確定させる行為です。

損切りは損失を確定すること

損切りは、損失が広がりすぎないようにマイナスの状態でポジションを決済することです。

含み損状態のポジションを、マイナスで確定させる行為です。こちらのほうが負担が大きいため、なかなかできないトレーダーも多いです。

FX初心者は「利確はうれしい決済」「損切りはつらい決済」と感じやすいものですが、どちらもトレードには必要です。利確だけうまくても、損切りが雑なら資金は残りにくいでしょう。逆も同様です。

利確と損切りは常にセットで考える必要があります。FXトレードで勝つには、リスクリワードという考え方が大事になりますが、この2つが深くかかわってきます。

FXで利確が重要な理由

当たり前のことですが、利確が重要なのはどれだけ含み益が伸びても決済しなければ利益にはならないからです。

ですが、それ以外にも次のように重要なポイントがあります。

重要なポイント
  • 勝っているのに増えない原因になりやすい
  • 感情が出やすい部分だから

勝っているのに増えない原因になりやすい

FX初心者あるあるなのが「勝率は悪くないのにお金が増えない」という状態です。

この原因となるのが利益が伸びる前に利確してしまう行為です。

不安だったり安心したいがために毎回小さく利確していると、1回の利益も小さくなります。そういうことをしているトレーダーに限って、損切りはできずに1回の負けによる損失が大きくなりがちです。

となると、損切り1回で何回分もの小さな勝ちが消えてしまうことに…。結果、たくさん勝っていても口座残高は増えていかない悪循環になります。

感情が出やすい部分だから

利確するという行為は、損切り同様に感情が出やすい部分です。

含み益があると「今のうちに確定したい」「利益が減るのが嫌」という気持ちが強くなりやすいです。

これは実際トレードしたことがある人なら共感できるのではないでしょうか。

この感情に流されると、本来もっと伸ばせる場面でも早く決済してしまい、利益が小さく終わってしまうことになります。

利確はメンタル面でも重要なテーマと言えるでしょう。

FXで利確するタイミングの決め方

利確を感情で決めないためには、次のようなルールを作っておくことが大切です。

主なルール
  • チャート上の節目から利確位置を決める
  • pips数や利益額を基準にする
  • 損切りとのバランスで見る
  • 相場環境に合った目標にする

チャート上の節目から利確位置を決める

もっとも大事なのは、エントリーする前にどこで利確するかを決めておくことです。

エントリーしてから考えると、相場の動きや感情に引っ張られやすくなります。

目安としては、以下のものがよく使われます。

よく使われる目安
  • 直近高値・安値
  • レジスタンスやサポートライン
  • 節目の価格
  • チャネルライン
  • 移動平均線(MA)

これらが重なるポイントがあればさらに有効でしょう。

編集部

実際は、目安となるポイントの少し手前に利確ポイントを置くと安定しやすいです。

目標を決めたら、エントリーと同時に利益確定注文を設定しておくと、含み益を見て焦って決済する行動を防ぎやすくなります。

pips数や利益額を基準にする

「20pips動いたら利確する」「1回の利益が5,000円になったら利確する」のように、値幅や利益額を基準にする方法もあります。

判断基準がわかりやすい一方、通貨ペアや時間帯によって値動きの大きさは異なり、同じpips数でもロット数によって利益額が変わります。

相場環境を無視して毎回同じ数値に固定するのではなく、過去のトレード結果を検証して現実的な目安を決めましょう。

損切りとのバランスで見る

利確は単独で考えるより、損切り位置とのバランスで見ることが大切です。

ここで重要になるのがリスクリワードです。

たとえば、10pipsの損切りに対して20pipsの利確を狙うなら、リスクリワードは1:2となります。

このように、利確の大きさは損切りとの関係で考えると整理しやすくなります。

相場環境に合った目標にする

利確する位置は遠ければ遠いほどいいわけではありません。

相場の勢いが弱いのに無理な目標を置けば、届かずに戻されてしまうでしょう。

それでも微益で逃げられればいいのですが、損失になれば激しく後悔することになるはずです。

反対に、強いトレンドなのに近すぎる利確だと、伸びる利益を取り逃がしやすいです。

そのため、相場の流れと利確目標の現実性を合わせて考えることが大切です。

利確が早すぎる人の特徴

利確に悩むFX初心者の多くは「利確が遅すぎる」より「利確が早すぎる」ことに悩みがちです。

ではどんな不安を感じているのでしょうか。

利確が早い人が感じている不安
  • 利益が減るのが怖い
  • 負けトレードの印象が強い
  • そもそも目標が決まっていない

利益が減るのが怖い

一番多いのはこれと言えるでしょう。

含み益が出ると「せっかくの利益を失いたくない」と感じて、思っていたより早く決済してしまいます。

これが癖になってしまうとなかなか改善できないでしょう。

負けトレードの印象が強い

過去に「含み益があったのに持ちすぎて利益を失った」経験があると、その印象が強く残ります。その結果、少しでもプラスになればすぐ利確してしまいやすくなります。

スポーツ選手がなるイップス的な感じとも言えますね。

これも改善は簡単ではありません。

そもそも目標が決まっていない

エントリー前に利確位置を決めていない場合、含み益が出れば判断がブレやすくなります。

早すぎる利確の原因は、メンタルだけでなく準備不足にもあります。

利益を伸ばすためのコツ

早い利確を改善したいなら、ただ「我慢しよう」とするだけでは続かないでしょう。

ルールを作る、エントリー時に設定しておくなど事前準備がポイントです。

利益を伸ばすためのコツ
  • 分割利確を使う
  • 建値ストップを活用する
  • 毎回同じルールで振り返る

分割利確を使う

一度に全部を決済せず、一部を利確して残りを伸ばす方法です。

これなら、ある程度利益を確定させつつ、残りで伸びる可能性も残せます。FX初心者にとっては、気持ちの負担を減らしやすい方法と言えるでしょう。

または、最初から2ポジション以上注文するのもおすすめです。
(個人的にはこちらでやっています)

エントリーするロット数が1ロットの予定なら、0.5ロットを2ポジション注文するだけですね。

建値ストップを活用する

ある程度含み益が伸びたら、損切り位置を建値付近まで引き上げる考え方です。

こうすることで、利益が全部消える不安を減らしながら、さらに伸ばせる可能性がでてきます。

編集部

編集部では、ダウ理論に沿って、買いポジションなら安値を切り上げたとき、売りポジションなら高値を切り下げたときに、損切り位置を段階的に移しています。

毎回同じルールで振り返る

利確が早かったのか?適切だったのか?を振り返るには、毎回同じ基準で記録しておく必要があります。

その場の感覚だけで終わらせず、結果とルールを照らし合わせることが改善につながります。

利確でやってはいけないこと

ここまでにも触れてきましたが、利確するときにやってはいけないことを再確認しておきましょう。

やってはいけないこと
  • 毎回気分で決済する
  • 欲張って利確を遅らせすぎる
  • 損切りとのバランスを無視する

毎回気分で決済する

「なんとなく」「そろそろ」「少し不安だから」という感覚だけで決済すると、一貫性がなくなります。

一貫性のないトレードは後から振り返っても得られるものがほとんどありません。

こういった感情トレードをしている限り、いつまで経っても勝てるトレーダーにはなれないでしょう。

欲張って利確を遅らせすぎる

「もっと伸びるはず」と欲張りすぎると、せっかくの含み益を減らしやすくなります。

最初に利確位置を決めておくようにしましょう。

損切りとのバランスを無視する

利確だけを極端に小さくしたり、遠くしすぎたりすると、リスクリワード比率が悪くなり稼ぎにくくなります。

利確は損切りとセットで考えることが大切です。

おすすめの目安はリスク:リワード=1:2以上ですが、自分のトレードルールに沿って決めましょう。

FXの利確に関するよくある質問

利確は早いほうが安全?

早めに利益を確定するため、含み益を失うリスクは下がります。

ただし、毎回早すぎると利益が小さくなります。事前に決めた利確目標と相場状況に沿って判断しましょう。

利確目標は毎回決めるべき?

基本的には毎回決めることをおすすめします。

とくに、決済まで時間がかかるデイトレードやスイングトレードでは、エントリー前に利確目標を設定しておきましょう。

利確と損切りはどちらが大事?

どちらも大事ですが、資金を守るうえでは損切りを優先します。

エントリー時に逆指値注文を設定しておけば、相場が急変したときの想定外の損失を抑えやすくなります。

利確が苦手なFX初心者はどうすればいい?

まずはエントリー時に目標を決めましょう。

そして、そこに至るまでは分割決済を使ったり、損切りラインの切り上げ(切り下げ)をしていきましょう。

まとめ

FXの利確についてまとめました。

損切りよりは負担の少ない行為ですが、早く決済してしまう、利益を伸ばせない、など悪い習慣がついてしまうと厄介です。

利確は、ただプラスで終わればよいというものではありません。

そうならないためにも、エントリー前に利確目標を決めて、損切りとのバランスも含めて考えることが大切です。

FX初心者ほど、その場の感情で判断せず、事前に決めたルールに沿って利確することが大切です。

「絶対に利確位置を決めてからエントリーする」これをルールにして守れるように練習していきましょう。

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