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FXのリスクリワードとは?初心者向けに意味・目安・勝率との関係・実践での使い方を解説

・リスクリワードってそもそも何のこと?
・勝ってるのにお金が増えない…
・初心者でも考えたほうがいいの?

編集部

・損失と利益のバランスのことです
・勝率だけでなく、この比率が悪いと資金は増えにくいです
・初心者ほど早い段階で知っておきたい知識です

・リスクリワードの目安は?
・勝率が低くても勝てる?
・損切り幅と利確幅はどうやって決めるのが良い?

編集部

・目安はありますが相場や手法で変わります
・勝率が低くても、条件次第で十分稼げます
・先に根拠を決めてから比率を決めましょう

この記事を読むとわかること
  • FXのリスクリワードとは何か
  • リスクリワードがなぜ重要なのか
  • 勝率とどう関係するのか
  • 目安の考え方
  • 損切り幅と利確幅の決め方
  • リスクリワードが崩れやすい原因
  • 実戦で安定させる考え方
  • 初心者がどう活かせばよいのか

「FXのリスクリワードって何?」「勝率が高ければそれで十分じゃないの?」「損切りと利確をどう決めればいいのかわからない」なんて感じていませんか。

リスクリワードとは、簡単に言えば1回のトレードでどれだけ損する可能性があり(リスク)、どれだけ利益を狙うか(リワード)のバランスです。

これを意識しないままトレードすると「勝っているのに増えない」「負けるときだけ大きい」という状態になることも…。

FXは勝つ回数だけを見ていても資金は思うように増えません。

たとえば、何度も小さく勝っていても、1回の大きな負けでそれまでの利益が消えてしまうことがあります。

ここで重要になるのがリスクリワードなんですね。

FX初心者ほど、エントリーの形やインジケーターに目が向きやすいですが、実際には資金管理の考え方がとても大切です。

そこでここでは、FXのリスクリワードとは何か、勝率との関係、比率の目安とその決め方、実戦での使い方、FX初心者が意識したいポイントなどについて解説していきます。

編集部

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目次

FXのリスクリワードとは?

FXのリスクリワードとは、1回のトレードで許容する損失と、狙う利益の比率のことです。

たとえば、10pipsの損失を許容して20pipsの利益を狙うなら、リスク1に対してリワード2です。

この場合、リスクリワードは「1:2」と表現されます。

ここでのリスクは「損失額」、リワードは「利益額」です。

つまりリスクリワード比率を見れば、そのトレードが「どれくらいの損失を前提に、どれくらいの利益を狙っているか」がわかるわけですね。

FX初心者が最初に押さえたいのは、リスクリワードはあとから結果を見て考えるものではなく、エントリー前に決めておくものということ。

自分のトレードルールに組み込んでおくものです。

編集部

エントリーしたあとに気分で損切りや利確を動かしてしまうとリスクリワードが簡単に崩れるのであまりやらないようにしましょう!とくに逆行しているときに損切り位置を変えるのは絶対NGです。

リスクとリワードの意味

繰り返しになりますが重要なのでもう一度。

リスクは、損切りにかかったときに失う金額や値幅を指します。

リワードは、利確できたときに得られる金額や値幅です。

たとえば、

  • 損切りまで15pips
  • 利確まで30pips

なら、リスク15に対してリワード30なので、リスクリワードは1:2です。

この比率があると、単に「勝つか負けるか」ではなく、「勝ったときと負けたときの大きさ」まで考えられるようになります。

FX初心者ほど意識して取り入れよう!

FX初心者ほどリスクリワードが重要です。

これを意識する必要があるのは、勝率だけで判断しやすいから。

たとえば、10回中7回勝っているならかなり良い成績に見えませんか?

ですが、7回の勝ちが微益、3回の負けが大損なら、全体ではマイナスになることも…。

反対に、10回中3回しか勝てなくても、1回の勝ちが大きく、負けが小さければトータルでプラスになるるんです。

要するに、リスクリワードを決めることで「勝率では見えないトレードの中身」が変わってくる=利益を残しやすくなると言えるでしょう。

編集部

大事なのは勝率ではなく稼ぐこと、利益を残すことですからね!

なぜリスクリワードが重要なのか?

リスクリワードが重要なのは、資金が増えるかどうかを左右するから。

FXではどんなに良い分析をしても、損切りと利確のバランスが悪ければ資金は残りにくくなります。

そこでリスクリワードが重要となる理由をまとめます。

重要な理由
  • 勝率だけでは不十分だから
  • 感情的なトレードを防ぎやすいから

勝率だけでは不十分だから

勝率だけを見ていると、トレードの本当の強さが見えません。

たとえば、勝率80%でも、勝つときは5pips、負けるときは30pipsなら、数回の負けで利益が飛びやすいでしょう。

対して、勝率40%でも、勝つときは30pips、負けるときは10pipsなら、全体ではプラスにできる可能性があります。

この違いを作るのがリスクリワードです。

感情的なトレードを防ぎやすいから

リスクリワードを先に決めておくと、感情で動きにくくなります。

FX初心者ほどトレード中は、

  • もう少し持てば伸びるかも
  • 損切りしたくない
  • 小さくても今のうちに利確したい

といった気持ちが出やすいです。

でも、これら勝ちトレーダーとはほど遠い行動をとっているうちは稼げません。

ですが、事前に「ここで切る」「ここで利確する」と決めておけば、ブレにくくなります。

このように、リスクリワードは単なる比率ではなく、自分を守るルールでもあるんですね。

リスクリワードと勝率の関係性

リスクリワードは、勝率とセットで考えることが大事です。

この2つは別々の数字ではなく、トレード成績のバランスを一緒に作る友人的関係ですね。

2つの関係性
  • 勝率が高くても負けることはある
  • 勝率が低くても勝てることはある
  • 勝率とリスクリワードの両方で考える

勝率が高くても負けることはある

ここまで何度も触れてきたので詳しくは触れませんが、たとえばリスクリワードが2:1だったなら勝率がかなり高くないとプラスになりにくいです。

単純に1回の負けを取り返すのに2回以上の勝ちが必要になるからですね。

こんな感じで、リスクの割合が高いほど高い勝率が求められます。

勝率が低くても勝てることはある

逆に、リスクリワードが1:2なら、勝率が低くても利益プラスを狙えます。

この場合、勝率が4割以下でも利益をプラスにすることができるでしょう。

このように、リワードが良い手法は勝率が低くても稼げるわけですね。

勝率とリスクリワードの両方で考える

初心者が大事にしたいのは、「勝率が高いか」か「リスクリワードが良いか」のどちらか片方だけで判断しないことです。

本当に見るべきなのは利益がプラスになることです。

稼げなければFXトレードする意味がありません。

ギャンブルとして楽しむなど目的がある人は別ですが、ほとんどいないはず。

稼いでなんぼでしょう。

よって「どのくらいの勝率があるのか」「1回の勝ちと負けの大きさはどうか」の両方を見ていきましょう。

利益が残るようにバランスを管理するゲームみたいな感じですね。

リスクリワード比率の目安

FX初心者が求めるのは具体的な目安の比率でしょう。

自分でトレードルールを作って利益が残るように自分で比率を決めましょう、と言われてもほとんどの人は「そんなのできるわけない」となるはず。

編集部ではリスク1に対してリワード2以上狙えるポイントでしかエントリーを検討しないルールでやっています。

これなら理論上は勝率34%で利益が残る計算です。

とはいえ、この比率はトレード手法しだいでもあります。

そこでここでは、よく目安にされる比率を見ていきましょう。

よく目安にされやすい比率

一般的によく目安にされるのは、次のような比率です。

  • 1:1
  • 1:1.5
  • 1:2

このあたりは比較的使いやすい目安です。

とくにFX初心者は、最低でも1:1以上を意識したほうが損大利小になりにくいでしょう。

目安だけで決めすぎないほうがよい理由

比率の目安を教えておいて「目安だけで決めるな」なんて意味不明に感じるかもしれませんね…。

ただし「何でも1:1以上にすればよい」というわけではありません。

相場はナマモノなので、その時々で状況が変化します。

自分の分析手法で予測したシナリオがあきらかに崩れたなら、早めの撤退・利確も必要です。

思ったより伸びないときに放置すれば、微益で逃げられたものが損切りになることもあります。

とはいえ、毎回それをやっていては損大利小になり典型的な稼げないトレードになってしまいます。

あきらかに崩れていないなら当初予定していた損切り価格に引っかかるまで持ち続ける、この辺のバランス管理が重要になるでしょう。

リスクリワードはどうやって決める?手順を解説

注文する前に決めておかなければいけないリスクリワード。

ここではどうやって決めるのか?その根拠と手順を解説していきます。

リスクリワードを決める手順
  • まず損切り位置を決める
  • 次に利確位置を決める
  • 比率はあとから確認する

STEP
まず損切り位置を決める

最初に「どこまで来たら自分のシナリオが崩れるか」を考えます。

ここが損切り位置・価格になります。

一例として、

  • 直近安値を明確に割ったら上昇シナリオは崩れる
  • 高値を超えたら下落シナリオは崩れる

といった考え方で決めます。

損切りは「損したくないからエントリーポイントの近くに置く」のではなく、根拠が崩れる場所に置くのが基本です。

初心者には少し難しい部分ですが、裁量トレードでやっていくには自分ルール作りは必須です。

STEP
次に利確位置を決める

次に、「どこまで伸びる可能性があるか」を考えます。

  • 直近の高値/安値
  • レジスタンス/サポートライン
  • トレンドライン/チャネルライン
  • 価格の節目
  • 移動平均線(MA)

などが利確位置の候補としてよく使われます。

大事なのは、こうなって欲しいという願望ではなくチャート上の根拠です。

これくらいの利益が欲しいな、で狙うのではなく、「届く可能性がある現実的な目標価格」を検討しましょう。

STEP
比率はあとから確認する

ここまでで損切りと利確の候補が決まったので、最後に比率を見ましょう。

ここでリスクリワードがあまりにも悪ければ、そのトレードは見送る方が良いです。

というか、自分で決めたルール未満の比率ならエントリーをスルーすべきポイントですね。

このように、

根拠を元に損切りと利確位置を決める
⇒比率を確認
⇒悪ければ見送る

という流れが基本です。

リスクリワードが崩れやすい原因

リスクリワードは、最初に決めても途中で崩れやすいです。

FX初心者ほどやらかしがちなので、ここでよくある失敗を予習して予防に役立ててください。

崩れる原因
  • 損切りをずらす
  • 利確を早めすぎる
  • エントリーが遅い

損切りをずらす

一番やってはいけない行為がこれです。

エントリーした方向に伸びた結果、プラス方向に切り上げていくのは問題ありません。

ですが、逆行した結果「もう少し待てば戻るかも」と損切り位置をマイナス側に移動させると、最初に決めたリスクが大きくなります。

これではリスクリワードが一気に悪化しますし、最初に決めた意味もなくなります。

利確を早めすぎる

損切りをずらし程ではありませんが、早く利確してしまうい行為も良くありません。

経験を積んで慣れるまで「利益が減るのが怖い」と思ってしまうとは思いますが、早く利確しすぎるとリワードが小さくなります。

これをやり続ければ損大利小に繋がるため、勝率の割に利益が残らないでしょう。

エントリーが遅い

本来の想定より遅れて入ると、損切り位置は同じでも利確までの余地が減ります。

するとリスクリワードが悪くなりやすいでしょう。

遅くエントリーするリスクを許容した上でのエントリーならまだいいのですが、場当たり的にリスクを考慮せず入る行為はNGです。

リスクリワードを安定させるために知っておきたいこと

ここまででリスクリワードの考え方は理解してもらえたかと思います。

ですが、意味を理解するだけでは実戦で安定しません。

そこで、実践で安定させるために気を付けたいポイントを解説していきます。

安定させるためのポイント
  • 再現性が大切
  • 時間足によって考え方は変わる
  • エントリー位置が悪いとリスクリワードは一気に崩れる
  • 相場環境によっては見送る勇気も必要
  • トレード後の振り返りも必要

再現性が大切

FX初心者は「1:2が理想」「1:3を狙ったほうがいい」といった数字に引っ張られやすい傾向があります。

もちろん目安を持つのは大事ですが、実戦では高い比率を無理に狙うことより、再現しやすい比率を続けることのほうが重要です
(2:1など分の悪い比率はおすすめしませんが…)

たとえば、毎回1:3を狙おうとして利確に届かず建値撤退や微益撤退ばかりになるなら、その人にとってはまだ合っていないかもしれません。

逆に、1:1.5でも安定して狙えるなら、そのほうが成績は安定しやすいでしょう。

リスクリワードは「高ければ正義」ではなく、自分の手法・時間足・相場環境で無理なく再現できるかが大切です。

時間足によって考え方は変わる

リスクリワードは、どの時間足を軸にするかでも考え方が変わります。

短期足中心のスキャルピングトレードでは、1回エントリーするごとの値幅が小さいため、スプレッドや滑りの影響を受けやすく思ったほどきれいな比率にならないことがあります。

対して、4時間足や日足のような大きめの時間足でトレードする場合、損切り幅も利確幅も広くなりやすくリスクリワードを安定させやすくなります。

「理想のリスクリワード」は時間足や手法によっても変わるため、他人の目安をそのまま当てはめすぎないことが大切です。

エントリー位置が悪いとリスクリワードは一気に崩れる

エントリー位置そのものもリスクリワード比率に直結します。

同じ損切り位置、同じ利確目標でも、入る場所が悪いだけで比率は簡単に悪化します

たとえば、押し目買いを狙っていたのに、待てずに上昇してから飛び乗ったとします。

すると、当然リスクリワード比率が悪化します。

想定より損切りまでの距離は長くなり、利確までの余地が短くなるので当然ですね。

相場環境によっては見送る勇気も必要

リスクリワードの考え方を身につけると、「入れるかどうか」を数字で冷静に見やすくなります。

比率を満たしていなければどんなにいいパターンだったとしてもスルーする、これができるようになるでしょう

裁量トレードで稼ぐのであれば、自分なりのルールは必須です。

そしてルールを守れなければ価値がなくなります。

ルールを守る上でも比率を決めることは重要な要素です。

FX初心者はエントリーしたがりな傾向があるため、こういった見送るためのルール作りも必要と言えるでしょう。

トレード後の振り返りも必要

リスクリワードを安定させたいなら、トレード記録を見返すことも大切です。

単に勝った・負けたを見るだけでなく、

  • 当初の損切り幅と利確幅は適切だったか
  • 途中で損切りを広げていないか
  • 利確を早めすぎていないか
  • そもそもエントリー位置が悪くなかったか

を見直すと次からのトレードに活かせます。

リスクリワードは、1回覚えたら終わりの知識ではありません。

毎回のトレードの中で崩れやすい部分を見つけて直していくことで、少しずつ安定していきます

FX初心者は、どうしても「勝てそうな形」に目が向きやすいです。

ですが、FXで大切なのは長期目線で見て資金が増えやすいか?です。

ここで効いてくるのがリスクリワードです。

リスクリワードは、成績を安定させやすい土台として考えておくとよいでしょう。

FX初心者の実戦での活用方法

リスクリワードを知っていても、実戦で使えなければ意味がありません。

FX初心者はまず次のように使ってみてください。

エントリー前にメモする

  • エントリー価格
  • 損切り位置
  • 利確位置
  • リスクリワード

この4つを事前に書いておくだけでも、かなり安定性は高くなるでしょう。

悪い比率なら見送る

「勝てそうだから入る」だけではなく、「比率が悪いから見送る」という判断も大切です。

無駄なエントリーを減らすことは利益を残すことに繋がります。

入らないことも立派なトレードと言えるでしょう。

勝率だけで反省しない

トレード記録を見返すときは、勝ったか負けたかだけでなく「リスクリワードどおりにできたか」も確認しましょう。

こちらの方が重要です。

FXのリスクリワードに関するQ&A

リスクリワードは高ければ高いほどいい?

必ずしもそうではありません。高すぎる利確は届きにくくなり、勝率が下がることもあります。

FX初心者は最低どのくらいを目安にすればいい?

1:1以上を目指してみましょう。リスクの比率が大きいパターンはおすすめしません。ちなみに編集部では1:2でやっています。これくらいならエントリーチャンスもそれなりにあるため狙いやすいでしょう。

リスクリワードが悪いトレードは全部見送るべき?

見送ってください。比率の悪いエントリーポイントは、そもそも狙うべきではないでしょう。エントリーが遅れてそうなってしまった場合も見送ります。

まとめ

FXのリスクリワードについて紹介しました。

裁量トレードでやっていくトレーダーにとって、この比率は必須項目と言えるもの。

これを決めずにその場の雰囲気でトレードしていては、勝てるトレーダーへの道は遠ざかるばかりです。

自分なりのトレードルールを作る際に、リスクリワードは必ず決めておきましょう。

また、エントリーしたら見直す習慣も重要です。

全部のエントリーが文句なし・完璧であればいうことなしですが、そんなトレードはまずありません。

感情が入った、都合よく受け取ってしまった、など毎回何かしらの反省点は見つかるものです。

見直しをひたすら繰り返すほどに、リスクリワードの比率と成績も安定していくはずです。

リスクリワードは難しい理論ではなく、資金を守りながら増やすための基本ルールとして付き合っていきましょう。

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