
・FXとはそもそも何?
・どうやって利益や損失が出る?
・レバレッジや証拠金はどんな仕組み?



FXは、2つの通貨の交換レートが上がるか下がるかを予測し、売買差益やスワップポイントを狙う証拠金取引です。
FXの仕組み
- 【結論】2つの通貨を売買し、交換レートの差額による利益を狙う
- 【利益】安く買って高く売るほか、高く売って安く買い戻しても利益になる
- 【特徴】証拠金とレバレッジにより、預けた資金を上回る金額を取引できる
- 【注意点】レバレッジは利益だけでなく損失も同じ割合で拡大させる
- トレード(売買)の仕組み
- FXで利益を得る仕組み
- FXで損失や追証が発生する仕組み
- ブローカー(業者)側はどのように稼いでいるのか
FXは値動きの方向を当てるだけの取引ではありません。通貨ペア、証拠金、レバレッジ、スプレッド、ロスカット、注文処理まで理解して初めて、利益とリスクの関係が見えてきます。
そこでここでは、FX初心者向けに売買から損益が確定するまでの仕組みを順番に解説します。
FXトレード(売買)の仕組みとは?
FXとは?


FXとは、2つの通貨を組み合わせた通貨ペアを売買し、交換レートの変動や金利差による利益を狙う証拠金取引です。
FXは「Foreign Exchange」に由来する呼び方で、日本では外国為替証拠金取引とも呼ばれます。
外国とありますが、日本円も含めて市場で利用されている世界各国の法定通貨を売買します。
為替(かわせ)…現金を直接受け渡さず、振込などで送金・決済する仕組み
外国為替…異なる通貨を交換する取引
通貨ペア…売買する2つの通貨の組み合わせ
売買できる世界の主な法定通貨(通貨コード)


- JPY(日本円)
- USD(アメリカドル)
- EUR(ユーロ)
- GBP(イギリスポンド)
- AUD(オーストラリアドル)
- NZD(ニュージーランドドル)
- CHF(スイスフラン)
- CAD(カナダドル)
- SGD(シンガポールドル)
- ZAR(南アフリカランド)
- TRY(トルコリラ)
- MXN(メキシコペソ)
- INR(インドルピー)
- KRW(韓国ウォン)
- BRL(ブラジルレアル)
- RUB(ロシアルーブル)
など
アルファベット3文字の表記は、国際標準化機構(ISO)の規格「ISO 4217」に基づく通貨コードです。
FXでは、USD・EUR・JPY・GBPなどの主要通貨を中心に、3文字の通貨コードで通貨ペアを表します。
取り扱う通貨ペアはFX業者によって異なります。
日本で人気のFX業者では、インドルピー、韓国ウォン、ブラジルレアル、ロシアルーブルはほとんど見かけません。
証拠金取引の仕組み


証拠金取引とは、FX業者へ担保となる資金を預け、その証拠金を基準に通貨ペアを取引する仕組みです。
FX口座へ入金した資金のうち、ポジションを保有するために必要な金額を必要証拠金といいます。
国内の店頭FXを含む一般的なFXは、顧客とFX業者が取引する相対取引です。顧客は通貨そのものを受け取らず、建てたポジションを反対売買して差額を決済します。
そのため、現物の米ドルや日本円を受け渡すことなく、買いからも売りからも取引を始められます。
個人はFX業者の提示する売値と買値を使い、取引ツールから注文します。
両替店で外国通貨と日本円を交換⇔為替レートが変動したらまた日本円に交換する、の流れを繰り返せば一応それっぽいことは可能ですが、手数料は高くつきますし何より手間がかかります。
また、大きな金額でなければ1円、2円動いたくらいでは大した稼ぎになりません。
ガッツリ稼ごうと思っても銀行や両替店で数百万・数千万単位のお金を手軽に頻度高く交換はしてくれないでしょう。
FX業者へ証拠金を預けることで、スマホやパソコンの取引ツールから通貨ペアを売買できます。
こうすることで、スマホなどの端末上でボタン1つポチっと押すだけで売り買いが完了してしまいます。
これが証拠金取引するときのおおまかな仕組みです。
この仕組みは日本ではインターネットが広まりだした1998年にスタートし、個人投資家が参入できるようになりました。
それ以降スマホが普及しアプリでも気軽に売買できる仕組みが整ったことでユーザー数が急増しています。



FXは差金決済なので、通貨を保有していなくても売り注文から始められます。下落相場でも利益を狙える点が現物の外貨預金との大きな違いです。
外国為替を売買する仕組み(取引ツール)


外国為替の売買にFX業者を使うのは前述したとおりです。
FXの売買は、FX業者が提供する取引ツールから通貨ペア、取引量、注文方法を指定して行います。
海外FXでは、MetaQuotes社が開発したMetaTrader 4(MT4)・MetaTrader 5(MT5)が広く使われています。ほかにも、FX業者独自のアプリやcTraderなどがあります。
メタトレーダー(MT)にはMT4とMT5という2つのバージョンが用意されていて、数字の大きいほうが新しいバージョンです。
MT4は現在も利用されていますが、新しく始めるなら動作速度、時間足、注文機能、対応銘柄の拡張性で優れるMT5がおすすめです。
ただし、昔から使われている分、ユーザーが独自開発したカスタムインジケータという分析ツールが充実しています。
この独自インジケータがあるため、いまでもMT4を愛用するトレーダーは多いです。
とはいえ、FX初心者ならMT5をおすすめします。
取引ツールの使い方や仕組みはこの記事の本題から少し外れるため、次の別記事を参考にしてください。
※XMは海外のFX業者の1つ
FXで利益を得る仕組みとは?


FXの利益は、為替レートの変動による売買差益と、通貨間の金利差などを反映したスワップポイントから生まれます。
- 為替レートの変動(キャピタルゲイン)
- 各通貨の金利差(スワップ)(インカムゲイン)
そのほか、自動売買ツールを売る、塾を運営する、アフィリエイト制度を利用する、といった間接的な稼ぎ方もありますが、ここではあくまでFXのトレードで利益を得る方法に絞って紹介します。
短期売買では為替差益が中心で、ポジションを翌営業日へ持ち越す取引ではスワップポイントも損益に加わります。
一部スワップ金利狙いがメインのトレーダーもいますが少数派ですし、あくまでメインは為替差益狙いです。
そこで、まず為替レートで利益を得る仕組みを見ていきましょう。
為替レートで利益を出す仕組み


為替差益は、買値より高く売るか、売値より安く買い戻すことで発生します。
為替レートは、2つの通貨を交換するときの比率で、需給や金利、経済指標などを受けて変動します。
でも、FXでは高く売って安く買い戻すことでも利益をゲットできます。
売りから始める取引は、価格の下落を見込んで先に売り、下がったところで買い戻す仕組みです。
株式でも信用取引などを利用すれば、株を保有していない状態から空売りできます。
ですが、FXではブローカー側で売りも買いも自由に取引させてくれます。
USDJPY(ドル円)でトレードした場合の参考例
例として日本円(JPY)と米ドル(USD)でFXトレードするとします。
(手数料は除外)
1ドル100円のときに1ドルを買い、110円になったときに売れば10円の利益です。
トレーダーはFXブローカーに証拠金を預けてツール上で売買ボタンを押すだけでいいため、それぞれの通貨を保有することはありません。
為替レートは平時に1日で5円や10円動くことは稀です。
主要通貨の多くは変動相場制で、外国為替市場の需給によってレートが決まります。中央銀行の政策や市場介入が値動きへ影響することもあります。日本やアメリカ・ヨーロッパなど先進国の通貨であれば、急激に為替レートが変動することはほとんどありません。
(大きな指標発表があれば別ですが)
ただし、為替レートの変動幅が小さければ、為替差益も少額になってしまいます。となると、大きく稼ぐには大金が必要になってきます。
ドル円の為替レート1円分の動きで10万円稼ごうと思ったら1ドル100円の場合は1000万円ほど必要です。でも、一般人が簡単に用意できる金額ではありません。
そこで、FXブローカーが注文する通貨単位を大きくしたりレバレッジ制度を用意しています。
これについては後述します。
金利差(スワップ)で稼ぐ仕組み


スワップポイントとは、通貨ペアを翌営業日へ持ち越したときに受け取る、または支払う調整額です。
そして、FXでは2つの通貨の売り買いによる為替差益で稼ぐほか、2つの通貨の金利差(スワップ)を利用して稼ぐ方法もあります。
一般に高金利通貨を買い、低金利通貨を売る方向ではプラスになりやすいものの、実際の金額や付与時刻、曜日はFX業者と銘柄によって異なります。反対方向ではマイナススワップが発生します。
スワップポイントは政策金利差だけで一律に決まるものではなく、FX業者の資金調達コストや調整分も反映されるため、同じ通貨ペアでも業者ごとに異なります。
また、業者が用意する口座の種類によっても手数料が異なります。スワップで稼ぐのであれば少しでも利益が大きくなるところを選びましょう。
一般的に借金をすれば金利を負担しなければならず、逆に誰かにお金を貸せば利息を得られます。
各通貨ごとで金利に違いがあるため、たとえば金利の低い通貨を借りて高金利の通貨を預けることでも利益を得ることが可能です。
銀行の外貨預金のサービスで、高金利の外貨で運用することで利益が得られるという宣伝文句を目にしますが、基本的な考え方はこれと同じです。
となると金利差を活用すれば、日本円などを借金して外貨預金を利用するだけで簡単に利益が得られると思うかもしれません。
でも、日本円など世界的に主要な通貨の金利はほとんどが数%未満。
利益を得られたとしても少額すぎるため稼ぎやすいとは言えません。
スワップで稼ぐ方法
スワップ収益を狙う場合は、受取額がプラスになる方向でポジションを保有します。
金利の高い通貨には、次のものがあります。
- トルコリラ(TRY)
- 南アフリカランド(ZAR)
- メキシコペソ(MXN)
たとえば、トルコリラの金利が高く、日本円の金利が低い場合、TRYJPY(トルコリラ/日本円)を買い注文することで、金利差はプラスの状態です。
この場合、FX業者の買いスワップがプラスなら、所定の付与時刻をまたぐたびにスワップポイントを受け取れます。
もちろん為替レートの影響もあるため、トルコリラ安・円高が続くようだと、せっかくのスワップポイントも為替損で帳消しにされますが…。
前述したように、スワップポイントはFX業者によって手数料が異なるため多少違います。
スワップの仕組みで稼ぐことを狙うなら、通貨選びだけでなく少しでも稼げるFX業者を選ぶことが大事です。
FXで借金が発生する仕組みとは?
グーグルで「FX 借金」と検索するとこんな候補キーワードがでてきます。


「借金 返せない」「借金 取り立て」「借金 自己破産」など心臓に悪いフレーズが出ていますね。
FXで借金が発生する主な原因は、借入金で取引することと、急変時にロスカットが間に合わず口座残高がマイナスになることです。
借金になってしまう主な仕組み
- FX業者の破綻で預けた資金を回収できない
- 相場急変時にロスカットが間に合わず追証が発生する
- 借入金や生活費をトレード資金に使う
これらが主な原因です。
FXをネタにしたマルチ商法に騙された、などトレード以外の事情は省きます。
それぞれの借金発生の仕組みについて見ていきましょう。
業者の経営破綻で出金できなくなる
海外FXでは、過去に業者の経営悪化やサービス停止によって出金が滞った事例があります。
これは取引による損失ではありませんが、預けた資金を生活費や返済へ充てる予定だった場合は、資金繰りが悪化する原因になります。
国内登録業者には顧客資産の区分管理や信託保全が義務付けられています。海外業者は登録国と運営法人によって保護内容が異なるため、補償制度の有無だけでなく適用対象まで確認してください。
FX業者が破綻すると、資金管理の方法や補償制度によっては預けた資金を回収できないことがあります。
もともと余剰資金でトレードしていれば直接的に借金にはなりませんが、口座資金を引き出せば問題ないだろうと考えてお金を使っていると、それが借金として残ってしまうことはあるでしょう。
業者を選ぶときは、運営会社の金融ライセンス、顧客資金の分別管理、信託保全や補償制度の対象・上限を確認してください。損害賠償責任保険は、業者が破綻した際に顧客資金を全額補償する制度とは限りません。
トレード資金を借り入れて全損する
これはFXが原因ではありますが、FXのせいではないですね。
FXに限らず投資は余剰資金でやるのが鉄則です。
「食べていけないからFXでどうにか稼いでやる!」といった状況でやる投資ではありません。
生活費にすら困っているなら、FXではなく労働収入を考えましょう。
そうでなければただのギャンブルになってしまいますし、ギャンブルはほぼほぼ負けるようにできています。
FXは基本的に為替が上がるか下がるかの2択でしかありませんので、簡単そうに感じてしまうのでしょう。
また、ネットで見かける宣伝文句も簡単に稼げそうなフレーズを使っていたりします(法的にNGですが)。
そんな魅惑的な誘いに乗って借金で資金を用意してしまえば悲惨な未来が待っているだけです。
相場の急変でやられる
相場が急変すると、ロスカットの約定価格が想定より不利になり、預けた証拠金を超える損失が発生することがあります。
そして、FX業者は預かったお金(証拠金)の範囲内で売買代行してくれます。
ただし、一度注文してしまえば決済しない限り損益は膨らみ続けていきます。
その後、証拠金でカバーできないだけ損失が膨らんでしまえばマイナスになりますね。
でも、通常はFX業者側で設定されているロスカットという仕組みによって証拠金がなくなる前に強制決済してくれます。
通常はロスカットによって損失の拡大を抑えますが、ロスカットは損失額や約定価格を保証する制度ではありません。
それなら安心!と油断していると、思わぬ落とし穴にハマることも。
ロスカットは、日本や世界のどこかにある業者のサーバー上でプログラムが処理する仕組み。
重要指標、金融危機、週明けの窓開けなどで価格が飛ぶと、設定水準で約定できず、次に取引できる価格で強制決済される場合があります。
この価格差をスリッページといい、損失が口座残高を上回る原因になります。
そうなると、ロスカット処理が遅延している間に膨らんだ損失によって口座残高がマイナスになってしまうことも。
国内FXでは、口座残高を超えた不足額を追加で入金するよう請求されることがあります。これが追証です。
内部の仕組みはわかりませんが、名目上はFX業者がマイナス分を立て替えている状態ですからね。
これを追証(おいしょう)といい、これによって破産したトレーダーの声をネット上で見かけます。
でも、FX業者によっては借金リスクがなくなる「追証なし」の業者もあります。
追証の仕組みがないFX業者を選ぼう
追証リスクを避けるなら、利用規約でゼロカットの対象条件が明記された業者を選びます。
海外FX業者の多くは、残高がマイナスになった際にゼロへ戻す「ゼロカット」を採用しています。ただし、すべての海外業者が採用しているわけではなく、規約違反時などは適用されない場合があります。
ゼロカットは相場急変時の追証を防ぎますが、入金した資金を失うリスクまでなくす制度ではありません。
国内FXがゼロカットを導入しない理由
なぜ国内FXはゼロカットを取り入れないのか。
国内FXでゼロカットを導入できない理由は、金融商品取引法が顧客の損失補填を原則として禁止しているためです。
国内FXではロスカットルールが義務付けられていますが、相場急変時には証拠金を上回る損失が生じる可能性があります。
海外FXを選ぶ場合も、ゼロカットだけで判断せず、運営会社のライセンスと資金管理を確認してください。
なお海外FXといってもたくさんありますが、当サイトで紹介している業者はすべてゼロカットを導入しています。
でも、過去にゼロカットありと言いつつ追証請求してきた業者もいるんです。
少なくともそんな詐欺業者は選ばないようにしなければ意味がありません。
それなら日本人の口座開設数トップでゼロカット対応の実績もあるXMトレーディングを推奨します。
業者の信頼性は資金の安全性や出金対応に関わりますが、トレードの勝率を高めるものではありません。
FX業者側はどういう仕組みで稼いでいる?


FX業者の主な収益源は、スプレッド、取引手数料、スワップポイントに含まれる調整分です。
業者の注文処理モデルによっては、顧客注文を外部へカバーした際の価格差や、顧客との相対取引による損益も収益へ影響します。
収益構造は業者ごとに異なるため、DD・NDDという名称だけで安全性や透明性を判断することはできません。
スプレッドやスワップポイントは会社ごとに違いがあり、ユーザー側からすれば少しでも安い方がお得なのは間違いありません。
どの業者で口座開設するのか?は利益を最大化させるためにも大事です。
とはいっても、多少割高でも信頼性の高い海外FX「XMトレーディング」をおすすめします。
スペックは十分ですし、安心感には代えられません。
というわけで、FX業者が手数料で利益を得るためにはトレーダーを1人でも多く獲得しなければいけません。
もちろん大口トレーダーがバンバン取引してくれれば稼ぎやすいんですが、負けて資金を失ってしまえばトレードをやめてしまう可能性大。
安定的に利益を得るにはユーザー数を増やしつつ継続的にトレードしてもらうしかありません。
そこで、FX業者はいろいろな付加価値を付けて口座開設してもらえるようにしています。
FX業者の提供するサービス
集客するための仕組みとして主に以下のサービスを提供しています。
- レバレッジ制度の導入
- ゼロカット制度の導入(海外FXのみ)
- ボーナスの配布
レバレッジ制度の導入


為替差を利用して大きな利益を得るためには、多額の売買をしなければなりません。
そのためには大きな資金が必要になります。
FXではレバレッジにより、証拠金より大きな取引金額のポジションを持てます。
銀行の外貨預金サービスは口座の残高分でしか取引ができませんが、FX業者はレバレッジという仕組みを導入しています。
レバレッジとは、預けた証拠金に対して何倍の取引金額を扱うかを示す仕組みです。FX業者から現金を借りて口座残高が増えるわけではありません。
レバレッジを使うと少ない証拠金で大きな取引ができますが、利益と損失の金額は取引量に応じて同じように拡大します。
そして、為替レートの変動が小さな通貨同士の取引でも大きく稼ぐチャンスが得られるわけです。
なお、国内ブローカーはレバレッジ最大25倍まで、海外FX業者は1000倍が一般的です。
(一部5000倍以上のブローカーもあります)
単純に考えると、海外FXなら1万円あれば1000万円の注文ができるわけですね。
(残高に余裕も必要ですので厳密にはもっと多くなります)
例えば、1万円の資金で取引に参加する場合、銀行の外貨預金口座であれば1万円分の売買取引しかできません。
米ドルを1ドル=100円のときに1万円分買ったなら、1ドルあたりのレートが1円分だけ値上がりして売ったとしても得られる利益はたったの100円です。
これに対して、1万円の証拠金で10万円分を取引し、米ドルが1円上昇すれば利益は約1,000円です。1円下落すれば約1,000円の損失になります。
最大レバレッジまで取引する必要はありません。実際のリスクは設定値ではなく、保有するロット数と損切り幅で決まります。
レバレッジは利益を生む機能ではなく、必要証拠金を抑える仕組みとして使います。
ゼロカット制度の導入(海外FXのみ)
海外FX業者の多くはゼロカットを採用しています。
ゼロカットとは、相場急変などで口座残高がマイナスになった際に、業者が残高をゼロへ戻す仕組みです。
追証リスクは抑えられますが、適用条件は業者ごとに異なり、入金額を失うリスクは残ります。
ボーナスの配布
業者によってはさまざまなボーナスを配布しています。
現金ではないため、もらってすぐ出金することはできませんが、トレード資金(証拠金)として機能します。
(口座上では現金とは別にクレジットとして分けて管理されています)
あまり資金を用意できない方にとっては大きな助けになってくれるでしょう。
FX業者の注文処理の仕組み
業者で口座を開設すれば、24時間トレードできるようになります。
ではトレーダーの注文はどのような仕組みで処理されているのでしょうか。
処理の仕組みは大きく分けて次の2種類あります。
- DD方式
- NDD方式
DD方式の仕組み
DD方式は、FX業者が顧客の取引相手となり、注文を社内で処理する方式です。
B-bookとも呼ばれます。
業者は顧客同士の注文を相殺し、残ったリスクを外部へカバーするなどして管理します。
顧客からは個々の注文がどのようにカバーされたか見えにくい一方、固定スプレッドや高い約定力を提供しやすい面もあります。
DD方式だから信頼性が低いとは断定できません。業者の登録状況、約定方針、取引実績を含めて判断します。
なお、金融市場に流さないため、処理は速くなります。
DD方式は、日本国内の店頭FX業者でも採用されています。
NDD方式の仕組み
NDD方式は、ディーラーが顧客注文へ手動で介入せず、電子的に執行する方式です。
A-bookとも呼ばれます。
注文は流動性提供者へカバーされる場合もあれば、業者の仕組みの中で処理される場合もあります。「NDD」という表示だけでは、すべての注文が外部市場へ直接流れるとは限りません。
約定速度は方式名だけで決まらず、サーバー、通信距離、流動性、相場状況によって変わります。
スキャルピングでは、DD・NDDの名称よりも実測スプレッド、取引手数料、約定速度、スリッページを比較してください。
海外FX業者はこちらの仕組みを採用している業者が多いのです。
なお、NDDと言っていても、すべてのオーダーをこの仕組みで処理していないこともあります。
FXはギャンブルなの?
この点を気になっている人も多いのでは?
FXは金融取引ですが、資金管理や損切りのルールを持たず一発逆転を狙えばギャンブルになります。
ですが、ルールなしで感情的に取引すればギャンブルに近くなります。
とくに高いレバレッジの海外FX業者を使えば、よりギャンブルかのように感じられるでしょう。
ただし、ギャンブルかどうかはやり方しだいです。
- 根拠なくエントリーする
- 損切りしない
- 大きすぎるロットで取引する
- 一発逆転を狙う
こんなトレードをしているならギャンブルと言えるでしょう。
そうならないためにも以下の点を確立してからFXリアルトレードを始めましょう。
- 根拠を持って入る
- 損切りを決める
- ロット管理をする
- ルールを守る
FXの仕組みに関するよくある質問
まとめ
FXトレードのさまざまな仕組みとして利益が出る仕組み、借金になってしまう仕組み、業者側が儲ける仕組みについて解説しました。
稼ぐためにはスワップで稼ぐ方法もありますが、基本的には為替レートの差益ですね。
借入金を使わず、取引量と損切りを管理し、ゼロカットの条件や業者の資金管理まで確認することが重要です。
この記事を業者選びの参考にしてもらえれば幸いです。










