
・ブルネイでFXトレードはできる?
・ブルネイに移住するとFXの税金は安くなる?
・日本人がブルネイで海外FX口座を開設できる?
ブルネイでFXのポイント
- 【結論】ブルネイ在住者でも、対応している海外FX業者を使えばFXできる
- 【準備】移住前に税務上の居住地、ビザ、口座開設条件を確認する
- 【メリット】ブルネイには個人所得税やキャピタルゲイン税がない
- 【注意点】:日本の居住者のままなら海外FXの利益も日本で申告対象になる
- ブルネイでFXを始める方法
- ブルネイの税制とFX利益の扱い
- 日本人がブルネイ移住で注意すべき税務ポイント
- ブルネイで使える海外FX業者の選び方
- ブルネイ移住のメリット・デメリット
ブルネイ(ブルネイ・ダルサラーム/Brunei Darussalam)は、マレーシアのあるボルネオ島北部にある小さな国です。
日本人移住者数は決して多くありませんが、英語学習の留学先にもなっています。
ここは石油・天然ガス資源に支えられた豊かな国として有名で、個人所得税やキャピタルゲイン税がない点も特徴です。
そのため、FXトレーダーの中には、ブルネイ移住による節税に興味を持つ人もいることでしょう。
そこでここでは、ブルネイでFXを始める方法、FX利益に関する税金、ブルネイ移住のメリット・デメリット、利用しやすい海外FX業者を紹介します。
ブルネイでFXトレードする前に知っておきたい基本情報


- ブルネイ当局の見解
- FXへの税金はブルネイの方が圧倒的に安い
- 納税先は利用業者ではなく税務上の居住地で判断する
- 基本的に日本のFX業者は使えない
ブルネイ当局の見解
ブルネイ当局「Brunei Darussalam Central Bank(BDCB)」は、ライセンスが必要な規制対象として通貨オプションや金融投資の提供などを挙げています。
これは日本の金融庁と同じですね。
また、無許可業者に関わると法的保護が受けられませんとの案内もあり。
海外FX業者の利用をNGとは明記していないようですが、その業者が違法行為をしている場合は利用者側も違法活動を幇助したとして問われる可能性がゼロではありません。
ブルネイ移住して海外FX業者を利用するときは、信頼性の高いところを選んでおきましょう。
FXへの税金はブルネイの方が圧倒的に安い
ブルネイのFX収益に対する税金は、日本の税率より低くゼロに設定されています。
ブルネイには個人所得税やキャピタルゲイン税がないため、ブルネイの税務上の居住者として扱われる個人のトレード利益は、日本より税負担が軽くなる可能性があります。
ただし、日本の居住者に該当する間は日本で申告対象になる可能性があるため注意しましょう。
納税先は利用業者ではなく税務上の居住地で判断する
FX利益の納税先は、どのFX業者を使っているかだけで決まるわけではありません。
基本的には、その年に自分がどの国の税務上の居住者に該当するかで判断します。
日本の居住者に該当する場合、ブルネイ滞在中に海外FXで得た利益でも、基本的に日本で申告対象になります。
対して、生活拠点をブルネイへ移し日本の非居住者に該当する場合は、現地の税制で申告することになるでしょう。
ただし、居住者・非居住者の判断は、滞在日数、住所、生活拠点、家族、資産、職業などを総合的に見て判断されます。
節税目的で移住を考える場合は、税理士などの専門家に確認しましょう。
基本的に日本のFX業者は使えない
日本のFX業者は、日本国内でしか使えない決まりがあります。
ブルネイに移住したらそのまま使い続けることはできず、解約しなければいけません。
また、上の項目でも触れましたが、海外在住者向けに特別サービスを用意している日本のFX業者もあります。
ただし、納税先は日本になるため日本の業者を無理やり利用する意味がありません。
ブルネイでトレードを始める前に知っておきたい基本情報を紹介しました。
つづいて、ブルネイ在住者向けにFXの始め方を解説していきます。
ぜひ参考にしていただいて、快適なトレード生活をスタートしてください。
ブルネイ在住者・移住者のFXの始め方


いまブルネイに住んでいる、または移住を検討中の方は、どうやってFXを始めるのか?その方法を解説していきます。
- ブルネイで本人確認(KYC)書類を揃える
- ブルネイで利用可能な海外FX業者で口座開設
- 入金してトレードを始める
ブルネイのお得な税制を適用するには、ブルネイ在住者として口座開設しなければいけません。
そこで、ブルネイの公的機関や企業が発行した本人確認書類を取得しましょう。
ブルネイでは、一定期間以上の長期滞在ビザを取得している人に対して身分証(IDカード)を発行してくれます。
これを身分証明証として提出しましょう。
また、口座開設時は住所確認書類も提出することになります。
ブルネイで暮らしていれば、何かしらの支払い明細書が発行されているはず。
水道光熱費や通信費の明細、クレジットカード明細など自分名義で住所が載っている書類を準備しましょう。
海外FX業者ならどの国でも使える、というわけではありません。
日本で一番ユーザー数の多いXMトレーディングなどは、ブルネイに対応していなかったりします。
ブルネイに対応している海外業者で口座開設しましょう。
このページの最後の方で、ブルネイでも口座開設可能なおすすめ業者を紹介しています。
参考にしつつ開設を済ませましょう。
無事口座開設できたら、銀行送金やクレジットカードなどで入金すればトレードを始められます。
ブルネイに在住している以上、同国内で使える身分証明書や住所確認書類を取得できるはずです。
口座開設時に必要になるため、まずは準備しましょう。
次に、ブルネイのFXトレード収益やさまざまな所得に対する税金情報を紹介していきます。
FXの税金だけ安くても、ほかが高ければ意味がありませんので確認しておきましょう。
ブルネイで稼いだFX収益に対する税金


これまで紹介してきたように、ブルネイに日本人が移住してトレードすることはできます。
節税効果も稼ぎが大きいほど絶大です。
ただし、トレード収益だけが税金のすべてではありません。
そこで、ブルネイで課税されるさまざまな税金について日本と比較していきます。
所得税以外の税金面も含めて節税効果があるのか確認しておきましょう。
ブルネイで短期滞在中に稼いだFX収益の税金
日本へ納税することになり、日本の高い税率が適用されます。
ブルネイ国内で稼いだとはいえ、ネット上に国境はありません。
また、同国に在住しているわけではないため、普通の日本国民です。
日本のサービスを使う以上、日本に税金を納めることになります。
日本で口座開設したブルネイ対応のFX業者で稼いだときの税金
ブルネイ在住者でも、納税先は日本です。
ブルネイでは移住者である外国人が海外で得た所得も無税です。
日本の一部FX業者が提供している海外在住者向けサービスを使えば、移住後もそのまま使えます。
ただし、日本で税金を納めなければいけません。
日本の非居住者になった後も日本で申告や納税が必要になる場合は、納税管理人の届出が必要になることがあります。
誰を納税管理人にするか、どの所得を日本で申告するかは状況によって変わるため、出国前に税務署や税理士へ確認しておきましょう。
ちなみに、現在はetaxを使えばインターネット上で申告も納税も可能です。
ですが、ブルネイに移住して日本に納税することになってはかなりの損です。
移住した初年度は仕方ありませんが、翌年度からは居住者要件を満たしたうえでブルネイ対応の海外FX業者で口座を開設&トレードすれば現地の税制を活用できるでしょう。
ブルネイ在住者のFX収益に対する税金
個人トレーダーでブルネイでの居住要件を満たしているなら税金はゼロです。
法人でトレードする場合は、利益の区分によって税金が発生することがあります。
ブルネイでのFX収益の税率(個人トレーダーの場合)
ブルネイでは個人トレーダーのFX収益への税金はゼロです。
ここで、日本との違いを比較してみましょう。
日本での概算税額
以下は、海外FX利益に対する税負担をイメージするための概算です。
実際の税額は、給与所得、各種控除、住民税、復興特別所得税、他の所得によって変わります。


住民税と合わせて最大55%も徴収される日本。
ブルネイとは圧倒的な差がありますね。
具体的に収益額で比較すると、次のようになります。
※ここでの税額は収益に税率を掛け算したもので控除分は含みません
| FX収益 | ブルネイ | 日本 |
|---|---|---|
| 100万円 | 0円 | 15万円 |
| 300万円 | 0円 | 約60万円 |
| 500万円 | 0円 | 約140万円 |
| 1000万円 | 0円 | 約360万円 |
| 2000万円 | 0円 | 約860万円 |
| 3000万円 | 0円 | 約1360万円 |
| 4000万円 | 0円 | 約1940万円 |
| 5000万円 | 0円 | 約2490万円 |
| 1億円 | 0円 | 約5240万円 |
ブルネイ側が0円ですので違いは一目瞭然です。
所得が大きくなると、日本では所得税の高い税率帯と住民税が重なり、税負担がかなり重くなる傾向です。
(所得税は超過累進税率なので、利益全体に一律で最高税率がかかるわけではありません)
稼いでいるトレーダーにとっては死活問題と言えるでしょう。
FX収益が500万円くらいなら「まだ日本でいいかな」と感じる方もいると思います。
ですが、1000万を超えてくると300万円以上節税できるようになります。
さらに、それ以上多くなるほど税金額の差が開く一方です。
ブルネイで必要な生活費は、家族構成、住居、車の有無、医療保険、教育費、帰国頻度によって大きく変わります。
移住前に、最低1年分の生活費と取引資金を分けて準備しておくと安心です。
とはいえ、トレード収益以外に食べていける資産があるなら、もう少し早めに移住するほど節税効果を得られます。
以上、トレード収益の税金面では圧倒的にブルネイが有利なことが明確になったと思います。
でも、それ以外の税金で所得が帳消しになるようでは意味がありまえん。
そこで、日本の主要な税金と税率をブルネイと比較してみました。
日本とブルネイの税率を比較


| 日本 | ブルネイ | |
|---|---|---|
| 個人所得税 | 最大45% | なし |
| 住民税 | 10% | なし |
| 法人税 | 最大23.40% (法人住民税など 含めると約33.2%) | 30% (FXは0%) |
| 相続税 | 最大55% | なし |
| 贈与税 | 20% | なし |
| 消費税 | 8~10% | なし |
ブルネイのトレード収益に対する税金額の差が圧倒的なのは、これまで紹介してきたとおりです。
そして、それ以外の税金もブルネイにはありません。
採掘資源が豊富で国が豊かなため、ブルネイでは個人向けの税金がほとんどありません。
個人トレーダーは移住すればかなりの節税効果を得られるでしょう。
ただし、法人は日本と似たような税率になります。
(それでもFX収益への税率は0%ですが)
ブルネイでの法人化は制税効果あり?
日本国内で稼ぐトレーダーに有効な節税策が法人化です。
個人の最大税率55%→33.2%程度まで節税できる効果的な方法と言えます。
とはいえ、ブルネイには法人でもトレード収益に対する税(キャピタルゲイン税)はありません。
実質的には法人も税率0%と言えるでしょう。
なお、トレード収益がどうやって得られたのか?しだいでキャピタルゲイン税として認められなければ税率30%で課税されるため注意が必要です。
個人トレーダーとして自分の資金を運用するだけなら、目的しだいですがブルネイで法人を設立する必要性はそれほど高くないでしょう。
ただし、法人化には税務、ビザ、銀行口座、事業実態、会計処理などが関係するため、必要性は専門家に確認して判断しましょう。
ここまでで、日本で稼いでいるFXトレーダーが移住するメリットが大きな国と言えるブルネイ。
さっそく移住手続きを…となる前に、そもそも日本人が移住しても快適に生活できるのでしょうか。
FXトレーダーは、トレードに集中できる環境も大事です。
実際住んでみたら細かな不満がたくさんみつかってストレスがたまるようでは良い成績も残せません。
そこで、ブルネイに移住するメリット・デメリットも紹介していきます。
在住者の方は、ブルネイ対応のおすすめ海外FX業者情報の項目まで飛ばしてください。
ブルネイ移住でFXトレード生活するメリット・デメリット
ブルネイ移住のメリット


- FXの税金がゼロ(そもそも個人所得税がない)
- 税金がかかるのは法人だけ
- 穏やかな国民性
- 治安がかなり良い
- 日本の免許でクルマを運転可能
- 日常的なケガや病気なら医療体制は十分
- 医療費・学費が安い
- 光熱費も安い
- 生活費は日本の半分程度でも暮らせる
- インフラは充実
- 年中温暖な気候
- 英語が通じる
- 時差が少なく日本が近い
- 花粉がない
FXの税金がゼロ(そもそも個人所得税がない)
移住する一番のメリットです。
トレーダーが移住を検討する=税金対策である場合がほとんどだと思います。
ブルネイは個人所得税やキャピタルゲイン税がないため、税制面では大きなメリットがあります。
ただし、実際に移住する場合は、ビザ、生活環境、医療、言語、銀行口座、税務上の居住者判定もあわせて確認する必要があります
税金がかかるのは法人だけ
ブルネイでは個人向けの所得税がありません。
法人でトレードすれば課税される可能性がゼロではありませんが、基本的にキャピタルゲイン税がないため日本ほどの税金にはならないでしょう。
穏やかな国民性
資源収益が豊富でシンガポールに次ぐGDPのブルネイは、国民の約6割が公的機関で働く公務員的なもの。
おまけに税金もないため生活は安定性が高く、生きていく上での不安が少ない国です。
その影響もあり国民性は穏やか。
また親日国でもあるため、日本人も住みやすいと言えるでしょう。
治安がかなり良い
ブルネイは比較的治安が良い国として知られています。
ただし、海外生活では地域や時間帯によって注意点が変わるため、夜間の一人歩きや貴重品管理には注意しましょう。
最近は日本も治安が悪くなってきている印象ですので、日本より安全と言えるかもしれません。
日本の免許でクルマを運転可能


ブルネイはクルマ社会です。
そして日本の免許でも運転可能です。
ビザの種類によっては申請が必要になりますが、日本と同じ右ハンドル左側通行のためすぐに馴染むでしょう。
右折時の信号ルールだけ少し特殊で、右折用の信号が青にならなければ曲がれません。
直進用の信号が青でも曲がれませんので注意が必要です。
日常的なケガや病気なら医療体制は十分
ブルネイはアジア周辺国から移住している医師が多いものの、日常的な病気や症状なら外国人移住者でも利用しやすい医療環境が整っています。
医療費・学費が安い
ブルネイ国民向けには、医療や教育で手厚い制度があります。
ただし、外国人移住者が同じ条件で利用できるとは限りません。
移住を検討する場合は、医療保険、公立・私立学校の費用、外国人向け医療費を事前に確認しましょう。
光熱費も安い
国の豊かさもあり、光熱費も安くなっています。
生活費は日本の半分程度でも暮らせる
在住者の話では、日本の物価の2/3~半分ほどと言われています。
国土が小さいため食品などは輸入だよりですが、日本♪調味料などもスーパーで買えるでしょう。
なお、コンビニ(インド系会社のもの)やマクドナルドもあります。
インフラは充実
ネット回線や電機などインフラは整備されています。
FXトレーダーでも安心して売買できるでしょう。
年中温暖な気候
熱帯雨林エリアですので、年中温暖、というより若干暑めの気候です。
寒さが苦手な方は住みやすいでしょう。
英語が通じる
公用語はマレー語ですが、ほとんど英語が通じます。
英語が話せるなら不自由なく生活できるでしょう。
時差が少なく日本が近い
日本との時差は1時間です。
飛行機に直通便がないため行き来は多少不便ですが、時差に苦しむことはないでしょう。
花粉がない
日本のように杉やヒノキなどの花粉がありません。
花粉症の方が移住すれば改善も期待できるかもしれません。
これらメリットを見て「移住してもいいかな?」と思えるかもしれません。
ただし、デメリットもありますのでしっかり確認しておきましょう。
ブルネイ移住のデメリット


- いま使っているFX業者を使えない
- 法人は税金がかかる可能性あり
- 情報が少ない
- 厳格なイスラム教国のため女性は肌の露出は控える
- 1年中高温多湿で雨も多い
- 四季がない
- 娯楽が少ない
- 宗教の影響でアルコールと豚肉は制限あり
- 経済が天然資源に依存しすぎている
- 重症時向けの高度医療が行き届いていないことがある
- 日本との直行便がない
- 申請手続きがスムーズでない
- 日本語は通じない
- 公共交通機関が少ない
- 水道水はそのまま飲まないほうが良い
- 蚊など虫が多い
- 中国の一帯一路に参加している
いま使っているFX業者を使えない
日本で使っていた業者をそのまま使うことはできません。
日本の業者なら解約することになります。
海外業者を使っていたなら、ブルネイ対応業者なら、切替できるかサポートに問い合わせてみましょう。
無理なら新規に口座開設することになります。
法人は税金がかかる可能性あり
ブルネイでは個人所得税はありませんが、法人は税金がかかります。
それでもキャピタルゲイン税がないためトレード収益は無税の可能性大です。
とはいえ、手間とコストをかけて現地で法人化する必要もないでしょう。
情報が少ない
ブルネイ国内で投資する際の規制情報などを解説しているサイトはほとんどありません。
当サイトも多少は解説していますが、細かな部分までカバーはできていないのが現状です。
移住を考えている人は、必ず現地で当局にその時点での最新情報をご確認下さい。
厳格なイスラム教国のため女性は肌の露出は控える


ブルネイは厳格なイスラム教国です。
女性の肌の露出には厳しいため、移住者でも配慮が必要です。
女性トレーダーや、一家での移住を考えている方は注意が必要な部分です。
1年中高温多湿で雨も多い
年中温暖で温かい反面、熱帯ならではの高温多湿さが合わない方もいるでしょう。
また雨も多いためじめじめしがちです。
インフラは整っているためエアコンや除湿器を使えば快適に過ごせるとしても、外出時はどうにもなりません。
気候がメンタル面に悪影響を与えるなら、トレードの勝率が悪くなる可能性もあるため大事なポイントです。
四季がない
年中温暖な国だけに、日本のように四季はありません。
過去に大雪が降った(積雪30cm)というニュースも見られますが、雪が降ることは基本的にないでしょう。
娯楽が少ない
国土の狭さやイスラム教国ということもあり、観光スポットや娯楽施設も少ないです。
ある程度自分たちで楽しめるアクティブさは必要になるでしょう。
宗教の影響でアルコールと豚肉に制限あり
ブルネイはイスラム教の影響が強く、アルコールや豚肉に関する制限があります。
外食や買い物の選択肢は日本より限られるため、飲酒習慣がある人や食生活にこだわりがある人は事前に確認しておきましょう。
経済が天然資源に依存しすぎている
資源国で豊かではありますが、頼りすぎでもあります。
資源が枯渇することはまだないとはいえ、何があれば一転する可能性もあるでしょう。
日本との直行便がない
日本の空港とブルネイ空港の直行便はありません。
マレーシアのクアラルンプール、香港、シンガポールなどの空港を経由することになります。
申請手続きがスムーズでない
年中温暖で仕事も安定し、穏やかな国民性だからか、役場の手続きはスムーズにいかないこともあります。
急ぎで何かしらの書類が欲しいときなどはストレスを感じるかもしれません。
日本語は通じない
人口約42万人のブルネイに日本人在住者は200名ほどで、和食(寿司)のチェーン店もありますが、基本的に日本語は通じません。
公共交通機関が少ない
クルマ社会で、国土が日本の三重県くらいしかないことから、あまり公共交通機関は充実していません。
水道水はそのまま飲まないほうが良い
外務省のブルネイ情報ページには、水道水は飲めないこともありませんが基本的に購入した水を飲みましょうと書かれています。
蚊など虫が多い
熱帯地域だけに蚊などの虫は年中います。
苦手な方は対策に苦労するかもしれません。
中国の一帯一路に参加している
離脱する国も増えてきている中国の一帯一路政策。
ブルネイは協力関係にあります。
今後どうなるかは不明ですし、日本との関係が良いことは間違いないため気にするほどではないのかもしれません。
ですが、世界的に立場が悪くなってきている中国との関係は不安要素です。
ここまでブルネイ移住のメリット・デメリットを見て移住しても問題なさそうに感じられたら手続きを進めていきましょう。
とはいえ、そもそも移住可能なのでしょうか。
ブルネイへの移住条件や手順は次のとおりです。
ブルネイ移住の条件と手順


ブルネイに移住するには、長期滞在ビザか永住権を取得することになります。
そこで、ブルネイで取得できるビザの種類を紹介します。
ブルネイで発行されているビザ
- 訪問査証(最長3ヶ月)
- 学生査証
- 労働許可証・就労査証(最長2年)
- 滞在許可証(最長1年)
主にこの4種類あります。
日本国籍の人は、観光などの短期滞在であれば最長30日までビザなしで滞在できます。
ただし、30日を超える滞在や就労、長期滞在を目的とする場合は、事前にビザや滞在許可の確認が必要です。
それぞれのビザについて簡単に解説しておきます。
訪問査証(最長3ヶ月)
一般向けと、専門家やビジネス用の2種類発行されています。
- 訪問先が発行する書類(招聘状)
- 写真2枚など
- 取得費用はシングルが20ブルネイドル/3ヶ月マルチプルは50ブルネイドル
学生査証
ブルネイに留学するときに発行される学生査証。
留学先の学校から申請してもらいます。
- 留学先の学校が現地の出入国管理局に申請
- 申請費用は15ブルネイドル
労働許可証・就労査証(最長2年)
ブルネイで働くときはこのビザが必要です。
の3分の1は外国人労働者だけに取得は割と簡単になっています。
- 現地の企業や身元引受人が申請
- 日本のブルネイ大使館でビザを受け取りブルネイへ入国
- 発給費用は20ブルネイドル(3ヶ月有効)
- 家族は「扶養家族用の滞在許可証」が必要
滞在許可証(最長1年)
有効期限1年で更新可能な長期滞在用のビザです。
FXトレーダーの移住は、これを取得することになるでしょう。
- ビザなし(最長14日間)で入国
- 入国後に移民局へ行き申請
- 所定の申請書と滞在目的を証明する書類が必要
問題なければ滞在期限の14日間以内に発行されるはずです。
なお、認められれば身分証明証として使えるIDカードが発行されます。
- 【イエローカード】市民用の黄色いカード
- 【パープルカード】永住権所持者用の紫色カード
- 【グリーンカード】滞在許可証所持者用の緑色カード(発給費用20ブルネイドル)
常時携帯が義務付けられていて、このカードの種類ごとに医療費などが違ってきます。
移住するFXトレーダーはグリーンカードが該当します。
費用は20ブルネイドルかかるため準備しておきましょう。
なお、ブルネイでは永住権の取得も不可能ではありません。
その方法は次のとおりです。
ブルネイの永住権を取得する方法


- ブルネイ人と結婚する
- ブルネイ人の養子になる
たまたま結婚相手がブルネイ人であれば話は早いのですが、それ以外で永住権を取得することはほぼ無理でしょう。
ここまでブルネイの長期滞在ビザや永住権の取得方法を紹介してきました。
永住権取得はかなり厳しいため、現実的には滞在許可証を取得して毎年更新していくことになるでしょう。
ちなみに、FXの節税目的で移住先を探しているなら、アジアには税金ゼロの国がいくつかあります。
ハッキリ言って、それらタックスヘイブン国のほうがFXトレーダーにはおすすめです。
それらとも比較して検討してみましょう。
FXトレーダーにおすすめの移住先
ここで紹介した国もFX収益に対する税金が日本より優遇されています。
シンガポールやドバイなどはある程度の資産も求められます。
マレーシアなら多少移住コストを抑えられるでしょう。
もちろん、住むにあたってメリット・デメリットもあるため、各記事をご確認下さい。
つづいて、ブルネイでも使える海外FX業者を紹介していきます。
ブルネイ在住者・移住者におすすめの海外FX業者
- Exness(エクスネス)
- TitanFX(タイタンFX)
- XM Global(XMグローバル)
日本国内の業者とは違い、これらの海外FX業者はブルネイに対応しています。
当サイトではほかのアジア周辺国への移住情報も紹介していますが、ブルネイはとくに対応している業者が多いです。
それぞれの特徴から、自分のトレードスタイルや好みに合ったところを選びましょう。
ブルネイ対応のおすすめ海外FX比較
| Exness | TitanFX | XM Global | |
|---|---|---|---|
| 常設ボーナス | × | × | ○ |
| 期間限定 ボーナス | × | ○ | ○ |
| スプレッド | 狭い | 狭い | 普通 |
| 最大 レバレッジ | 2000倍 (無制限) | 500倍 (マイクロは1000倍) | 1000倍 |
| 残高による レバレッジ制限 | あり $5000超~ | なし | あり $4万超~ |
| ゼロカット | 〇 | ○ | ○ |
| スキャルピング | ◎ | ◎ | ○ |
| 両建て | 〇 | △ (同一口座のみ) | △ (同一口座のみ) |
| 法人口座 | 〇 | ○ | × |
Exnessの特徴


Exnessは、銘柄数、スプレッド、レバレッジ、入出金方法などで比較されることが多い海外FX業者です。
ボーナスは基本的にありませんが、取引条件を重視する人には有力候補です。
環境が良いため初めてトレードする方にもおすすめです。
TitanFXの特徴


TitanFXは、スプレッドや約定環境を重視するトレーダーに選ばれやすい海外FX業者です。
スキャルピングや短期売買を重視する人と相性が良いでしょう。
ハイレバレッジ環境でスキャルピングトレードを思う存分やりたい方はここが有力候補になるでしょう。
XM Globalの特徴


海外FX業者でも日本人の利用者の多いXMトレーディングのグループ会社で、海外で展開しています。
口座スペックなどは一緒ですが、日本語表記には対応していません。
他社と比較すると平均的なスペックですが、既存のXMトレーディングユーザーなら慣れている分使いやすいでしょう。
また、初心者向けにボーナスを出しているため、あまり資金を準備できない初心者にはおすすめです。
\今だけ!ここから登録で軍資金13000円プレゼント/
【入力5分】XM公式
口座開設はこちら
サービス内容はXMトレーディングと一緒ですが日本語表記には対応していません。
どの海外FXがおすすめ?
超短時間の売買手法であるスキャルピング(とくにゴールド)がメインなら、もっとも低コストでトレードできるTitanFXがおすすめです。
日本にいるときにXMトレーディングを利用していた方は、XM Globalにすればほぼ同じ環境でトレードできます。
(極口座はありません)
それ以外は、Exnessをおすすめします。
ブルネイ・ダルサラームの基本情報


- 人口・・・約42万人
- 面積・・・5.765㎡(三重県くらい)
- フライト時間・・・片道6時間30分ほど
- 日本との時差・・・マイナス1時間
- 在留邦人数・・・166名(2022年10月時点)
海を隔てて2つに分かれているマレーシアの中で、東マレーシアの島の一部にブルネイがあります。
外務省HPのブルネイ情報ページ
⇒https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_014.html
ブルネイでのFXトレードに関するQ&A
まとめ
ブルネイでFXを始める方法を紹介しました。
ブルネイは個人所得税やキャピタルゲイン税がない国で、FXトレーダーにとって税制面のメリットが大きい移住先候補です。
ただし、日本人がブルネイへ行けば自動的に日本の税金がかからなくなるわけではありません。
大事なのは、日本の税務上の居住者に該当するか、ブルネイで長期滞在できるビザや生活基盤を確保できるか、の2点です。
短期滞在中のトレードや、日本の生活拠点を残し居住者判定が日本のままでは、日本で申告が必要になるでしょう。
節税目的でブルネイ移住を考える場合は、出国前に税理士へ相談し、居住者・非居住者の判定を確認しておきましょう。
また、ブルネイは治安や時差の面では魅力がありますが、ビザ、医療、交通、食生活、娯楽、言語、航空アクセスなど、日本とは違う生活上の注意点もあります。
ブルネイでFXを始める場合は、対応している海外FX業者、口座の基本通貨、入出金方法、本人確認書類、税務上の扱いを確認したうえで、生活資金と取引資金を分けて準備しましょう。







