
・TitanFXのロスカット水準は何%?
・証拠金維持率はいくらまで下がると危険?
・強制ロスカットを回避する方法はある?



TitanFXは証拠金維持率90%未満でマージンコール、20%以下で強制ロスカットです。余裕を持ったロット設定と早めの損切りで回避しましょう!
TitanFXのロスカット
- 【結論】証拠金維持率20%以下で強制ロスカット
- 【警告】証拠金維持率90%未満でマージンコール
- 【対策】ロットを抑えて損切り注文を設定する
- 【注意点】20%ちょうどで決済される保証はない
- TitanFXのロスカット水準
- 証拠金維持率の計算方法
- マージンコールから強制決済までの流れ
- ロスカットを避けるための対策
- ロスカットとゼロカットの違い
TitanFXでは、取引口座の証拠金維持率が20%以下になると強制ロスカットが発動します。
ロスカットは損失の拡大を抑えるための仕組みですが、20%まで保有し続けることを良しとする制度ではありません。相場が急変すると20%を下回った時点の価格で強制決済され、預けた資金の大部分を失うリスクがあります。
強制ロスカットを防ぐには、証拠金維持率だけを見るのではなく、ロット数、損切り価格、重要な経済指標の予定まで確認することが重要です。
そこでここでは、TitanFXのロスカット水準と計算方法、マージンコールから強制決済までの流れ、ロスカットを避ける方法を解説します。
TitanFXのロスカット水準は証拠金維持率20%
TitanFXでは、口座全体の証拠金維持率が20%以下になった時点で強制ロスカットが発動します。
| 証拠金維持率 | 口座の状態 |
|---|---|
| 90%以上 | 通常の状態 |
| 90%未満 | マージンコール |
| 20%以下 | 強制ロスカット |
マージンコールは、証拠金が減少してロスカットに近づいていることを知らせる警告です。証拠金維持率が90%を下回っただけで、すぐにポジションが強制決済されるわけではありません。
なお、90%から20%まで下がる余地があるから安全という意味でもありません。保有ロットが大きい場合や値動きの激しい銘柄を取引している場合は、短時間でロスカット水準に達します。
ちなみに、マージンコールとロスカットは口座単位で判定されます。同じクライアントキャビネット内に複数の取引口座があっても、証拠金維持率は合算されません。
TitanFXの各口座タイプのロスカット水準
TitanFXのロスカット水準は、Zeroスタンダード、Zeroブレード、Zeroマイクロ口座のいずれも証拠金維持率20%です。
| 口座タイプ | マージンコール | ロスカット |
|---|---|---|
| Zeroスタンダード | 90%未満 | 20%以下 |
| Zeroブレード | 90%未満 | 20%以下 |
| Zeroマイクロ | 90%未満 | 20%以下 |
口座タイプによってスプレッド、取引手数料、最大レバレッジ、最小取引数量などは異なりますが、強制ロスカットが発動する基準は変わりません。
最大レバレッジが高い口座ほどロスカット水準が低くなるわけでもありません。高いレバレッジを利用すると必要証拠金を減らせますが、余った証拠金でロットを増やせば損失の拡大も速くなります。
TitanFXの証拠金維持率を計算する方法
TitanFXの証拠金維持率は、次の計算式で求めます。
証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 残高 | 確定した損益を反映した口座資金 |
| 有効証拠金 | 残高に保有ポジションの含み損益などを反映した金額 |
| 必要証拠金 | ポジションを保有するために拘束される証拠金 |
| 余剰証拠金 | 有効証拠金から必要証拠金を差し引いた金額 |
| 証拠金維持率 | 必要証拠金に対して有効証拠金がどれだけ残っているかを示す割合 |
たとえば、有効証拠金が5万円、必要証拠金が2万円の場合は次のように計算します。
5万円÷2万円×100=250%
この時点の証拠金維持率は250%です。その後、含み損によって有効証拠金が4,000円まで減ると、証拠金維持率は20%になります。
4,000円÷2万円×100=20%
この状態になると、TitanFXの強制ロスカットが発動します。
実際の証拠金維持率は、MT4・MT5の取引画面に表示されます。含み損益によって常に変動するため、ポジション保有中は定期的に確認しましょう。
TitanFXで強制ロスカットされるまでの流れ
- 相場の逆行によって含み損が増える
- 証拠金維持率90%未満でマージンコールになる
- 証拠金維持率20%以下で強制ロスカットが始まる
- 証拠金維持率が回復するまでポジションが決済される
相場の逆行によって含み損が増える
保有ポジションに含み損が発生すると、有効証拠金が減少します。必要証拠金が変わらない状態で有効証拠金だけが減るため、証拠金維持率も低下します。
複数のポジションを持っている場合は、口座内の含み損益を合計した有効証拠金で判定されます。



絶対的な基準ではありませんが、証拠金維持率が300~500%を切ってきたら対応を検討することをおすすめします。
証拠金維持率90%未満でマージンコールになる
証拠金維持率が90%を下回ると、マージンコールの状態になります。
これは強制決済ではなく、証拠金が不足し始めていることを知らせる警告です。追加資金を入れる、ポジションを減らす、損切りするといった対応を実行する段階です。



警告を発してくれるのはありがたいのですが、ここまでくるとトレードでの挽回は厳しい状況です。あきらめる・祈る、または、どうしてもロスカットが嫌なら追い金するなどの対応が必要になります。
証拠金維持率20%以下で強制ロスカットが始まる
含み損がさらに増え、証拠金維持率が20%以下になると強制ロスカットが発動します。
ロスカットはシステムによって自動執行されるため、トレーダーが決済を拒否したり、解除したりすることはできません。
証拠金維持率が回復するまでポジションが決済される
複数のポジションがある場合は、最も含み損の大きいポジションから自動決済されます。
ポジションの決済によって必要証拠金が減り、証拠金維持率が20%を上回れば、残りのポジションは維持されます。最初から全ポジションが一括で決済されるわけではありません。



マージンコールが出てから対応するのでは遅いです。保有中も余裕のある証拠金維持率を保ち、エントリー時点で損切り価格を決めておきましょう。
ロスカットされる金額の計算例
ロスカットが発動する有効証拠金は、必要証拠金から逆算できます。
ロスカット時の有効証拠金=必要証拠金×20%
口座残高10万円、必要証拠金2万円、ほかに損益へ影響する手数料などがない場合を例に計算します。
| 口座残高 | 10万円 |
|---|---|
| 必要証拠金 | 2万円 |
| ロスカット水準 | 20% |
| ロスカット時の有効証拠金 | 4,000円 |
| 計算上の含み損 | 9万6,000円 |
この条件では、有効証拠金が4,000円まで減ると証拠金維持率が20%に達します。
ただし、実際のロスカット価格はスプレッド、取引手数料、スワップポイント、為替レート、保有ポジション数などによって変わります。相場急変時は価格が飛ぶため、計算上の金額より損失が大きくなることもあります。
TitanFXでロスカットを回避する方法
- 取引ロットを抑える
- 損切り注文を設定する
- 一部のポジションを早めに決済する
- 口座へ追加資金を入れる
- 重要な経済指標の前にポジションを調整する
- 週末のポジション持ち越しを慎重に判断する
取引ロットを抑える
同じ口座資金でも、取引ロットが大きいほど必要証拠金と値動きによる損益が大きくなります。
高いレバレッジを設定しても、実際の取引ロットを抑えれば過度なリスクは避けられます。最大レバレッジまで取引するのではなく、損切り時の金額からロットを逆算しましょう。
損切り注文を設定する
強制ロスカットは、口座資金の大部分を失ってから発動する最終的な仕組みです。
エントリー時に損切り注文を設定し、証拠金維持率が20%へ近づく前に自分で損失を確定させましょう。ただし、相場急変時や週明けの窓開けでは、設定価格より不利な価格で約定することがあります。
一部のポジションを早めに決済する
複数のポジションを持っている場合は、一部を決済すると必要証拠金を減らせます。
含み損のあるポジションを決済すると損失は確定しますが、同時に拘束されていた必要証拠金が解放されるため、残ったポジションの証拠金維持率は改善します。
口座へ追加資金を入れる
取引口座へ追加資金を入れると有効証拠金が増え、証拠金維持率が上がります。
ただし、入金処理中にも相場は動きます。ロスカット直前に入金を始めても、反映される前に強制決済される可能性があります。追加資金だけに頼らず、ポジション縮小や損切りも同時に検討しましょう。
重要な経済指標の前にポジションを調整する
米国雇用統計、消費者物価指数、政策金利などの発表前後は、価格が急変しやすくなります。
発表前にロットを減らすかポジションを決済しておけば、急変による強制ロスカットのリスクを抑えられます。
週末のポジション持ち越しを慎重に判断する
週末に重要なニュースが発生すると、月曜日の始値が前週金曜日の終値から大きく離れることがあります。
取引できない価格帯を飛び越える窓開けが起きた場合、損切り注文やロスカットは次に取引できる価格で執行されます。週末をまたぐ場合は、平日より余裕のある証拠金を確保しましょう。



TitanFXでは、少額の取引からロット数と証拠金維持率を確認できます。
TitanFXのロスカットとゼロカットの違い
| 比較項目 | ロスカット | ゼロカット |
|---|---|---|
| 目的 | 損失拡大を抑える | マイナス残高をゼロへ戻す |
| 発動・処理条件 | 証拠金維持率20%以下 | 急変などにより残高がマイナスになった場合 |
| 処理内容 | 保有ポジションを強制決済 | TitanFXがマイナス分を補填 |
| 処理時期 | 条件到達後に自動執行 | 翌営業日以降に順次処理 |
ロスカットとゼロカットは、同じ制度ではありません。
ロスカットは、証拠金維持率が20%以下になったときにポジションを強制決済する仕組みです。一方、ゼロカットは急激な相場変動などによって口座残高がマイナスになった場合に、マイナス分をTitanFXが補填して残高をゼロへ戻す仕組みです。
通常はロスカットによって損失拡大を抑えますが、相場が急変して価格が飛ぶと、決済処理が20%の水準に間に合わず残高がマイナスになることがあります。
マイナス残高は翌営業日以降に順次処理されます。ただし、ゼロカット制度の乱用や悪用と判断された取引は補填されない可能性があります。
ゼロカットがあるから損失管理が不要ということではありません。残高がゼロになるまで損失を受ける点は変わらないため、ロット管理と損切りは必要です。
ロスカット水準が20%でも安全とは限らない
- 20%ちょうどで決済されるとは限らない
- 損切り注文も設定価格から滑ることがある
- スプレッド拡大で維持率が急低下することがある
- 複数ポジションは口座全体で判定される
20%ちょうどで決済されるとは限らない
証拠金維持率20%は、強制決済の処理が始まる基準です。口座資金が必ず20%残るという意味ではありません。
相場急変時には、ロスカットの判定から注文が約定するまでに価格が動き、20%を下回った状態で決済されることがあります。
損切り注文も設定価格から滑ることがある
損切り注文を設定していても、その価格での約定が保証されるわけではありません。
価格が急変した場合は、設定価格を通過したあとの取引可能な価格で決済されます。ロット数を決める際は、スリッページによって想定損失を上回る可能性も考慮しましょう。
スプレッド拡大で維持率が急低下することがある
早朝や重要指標の前後は、買値と売値の差であるスプレッドが広がります。
スプレッドが広がると含み損が一時的に増えるため、相場の方向が大きく変わっていなくても証拠金維持率が低下し、ロスカットにつながることがあります。
複数ポジションは口座全体で判定される
ロスカットはポジションごとではなく、同じ取引口座内の有効証拠金と必要証拠金を使って判定されます。
利益が出ているポジションがあっても、ほかのポジションの含み損が大きければ口座全体の証拠金維持率は低下します。
TitanFXのロスカットに関するよくある質問
まとめ
TitanFXのロスカット水準について解説しました。
TitanFXでは、証拠金維持率が90%未満になるとマージンコール、20%以下になると強制ロスカットが発動します。
ロスカット水準は、Zeroスタンダード、Zeroブレード、Zeroマイクロ口座のすべてで共通です。
証拠金維持率は「有効証拠金÷必要証拠金×100」で計算できます。含み損の増加、スプレッドの拡大、スワップポイントや取引手数料の反映によって低下するため、MT4・MT5で定期的に確認しましょう。
ロスカットは損失を一定額に限定する仕組みではありません。相場急変時には20%を下回ってから決済され、口座残高がマイナスになることもあります。
ロットを抑える、損切り注文を設定する、重要指標前にポジションを調整するといった対策を取り、強制ロスカットに頼らない資金管理を行いましょう。

