
・Exnessでアービトラージってできるの?
・アービトラージと両建ては同じようなもの?
・どうやってやればいい?



Exnessはアービトラージ対応です。両建てとアービトラージは違う手法で、Exnessならどちらも100%禁止されていません。
プログラムを作成できるスキルがなければ難しいため、FX初心者には厳しいです。
- アービトラージとはどんなもの?
- Exnessでのアービトラージについて
- 両建てとの違い
- Exnessで使うときの注意点
- なぜ初心者向きとは言いにくいのか
- 安全に確認したいポイント
「Exnessでアービトラージってできるの?」「両建てと何が違うの?」「禁止なのか、使い方しだいなのかよくわからない」と感じていませんか。
アービトラージとは、基本的に「同じ銘柄の価格差を使って利益を狙う方法」です。
ですが、実際には人によって意味が少しずつ違います。
ある人は業者間の価格差を狙うことを指し、ある人は両建てに近い形を含めて話していることがあり混乱しやすいポイントです。
そこでここでは、Exnessのアービトラージとは何か、両建てと何が違うのか、FX初心者はできるのか、などについて解説していきます。
アービトラージとはどんなもの?
アービトラージとは、一般に同じ、または近い銘柄の価格差を利用して利益を狙う方法です。
FX投資の世界では、FX業者間の価格差、約定タイミングのズレ、相関性の高い銘柄同士の歪みなどを利用するイメージで使われることが多いですね。
たとえば、同じ商品がA社では安くB社で高い状況なら、その差を狙います。
仮にA社が100円、B社で101円だったなら、A社で買ってB社で売れば1円の利益です(手数料は除く)。
FXトレードにおいては、同じ銘柄を売りと買いで両方保有することを「両建て」と呼びますが、アービトラージは「ただの両建て」ではありません。
本質は、価格差やズレを使って利益を狙うことです。
このため、アービトラージは単に買いと売りを同時に持つことより「どこに価格差があるのか」「その差がコストを引いても利益が残るのか」がポイントになります。
ExnessとほかのFX業者で価格差が発生する理由
たとえばドル円(USDJPY)銘柄を売買するとき、Exnessと他のFX業者では常時同じ価格ではなくタイミングしだいで微妙に為替レートが異なります。
全社で完全に一緒ではないんですね。
各FX業者が提示するドル円のレートは、通信回線の違い、サーバー性能の違いなどによりミリ秒単位で差ができることがあります。
アービトラージではここを狙うわけですが、こんなシビアなタイミングを狙って人の手で売買するのは無理です。
そのため、コントロールするプログラムが作れなければアービトラージはできないでしょう。
アービトラージの種類
アービトラージには次のようにいくつかの種類があります。
- 業者間アービトラージ
- トライアングル・アービトラージ
- スワップポイント・アービトラージ
業者間アービトラージ
1つ上の段落でも触れたベーシックなパターンで、各FX会社の通信遅延やサーバー性能の違いなどにより発生するわずかな価格差を狙うものです。
仕組みは、他社より安い(遅れている)FX業者で買い、高い(早い)FX業者で同時に売ります。
そして、両社の価格差が縮まった時に決済することで差額を利益とします。
トライアングル・アービトラージ(三角裁定取引)
3つの違う通貨ペア間の為替レートの価格差を狙うアービトラージです 。
仕組みは、仮に「米ドル→日本円」「日本円→ユーロ」「ユーロ→米ドル」の3銘柄のレートにわずかなズレが発生した場合、その価格差を利用して連続売買して利益を得ます。
価格差は数秒以内に解消されることがほとんどなので、実際には自動売買(EA)などのプログラムが利用されます。
スワップポイント・アービトラージ
先に紹介した2つアービトラージのように為替差益ではなく、各国の金利差である「スワップポイント」の差を利用する仕組みです。
仕組みは、スワップポイントが高いFX業者で「買い(ロング)」注文し、同時にスワップポイントの支払い(マイナス)が少ない、または受け取れる業者で「売り(ショート)」注文します。
同じロット数での両建て状態なら為替差による損益は手数料分だけなので、ポジションを保有し続ける限り業者間の金利差分の利益が積み上がります。
両建てとアービトラージの違い
初心者が最も混同しやすいのがここですね。
両建てとアービトラージは、仕組みが似ていますが狙いは違います。
- 両建ては反対方向の注文を持つこと
- アービトラージは遅延による価格差を狙うこと
- 見た目が似ても同じではない
両建ては反対方向の注文を持つこと
両建ては同じ銘柄で買いと売りを同時に持つ状態です。
たとえばUSDJPY(ドル円)を1ロット買い、同時に1ロット売り注文する形です。
(ロット数が違っても両建てです)
Exnessではとくに規約違反とはなりませんが、システムに負荷をかけるなど不正なトレードが確認されれば厳しく対処されるでしょう。
アービトラージは遅延による価格差を狙うこと
アービトラージは、FX業者の提示するレートが遅延によるって各社の価格差やズレの発生を狙って利益を稼ぐ仕組みです。
仕組み的には両建てを使うことがありますが、本質は「反対注文を持つこと」ではなく差益を狙うことです。
見た目が似ても同じではない
たとえば、Exnessと別のFX業者で逆方向にポジションを持つ場合、見た目は両建てっぽく見えるでしょう。
ですが、そこに「価格差を狙う意図」があるなら、考え方としてはアービトラージ寄りです。
Exnessでアービトラージしても大丈夫?
Exnessでは利用規約でアービトラージを100%禁止していません。
ほとんどのFX業者はアービトラージを禁止にしているので珍しい業者だと言えます。
(ほかはAXIORYとかもOK)
ですが、実際にアービトラージしようとするなら、相方となるFX業者側もアービトラージOKでなければできません。
日本でも利用可能な海外FX業者は100社以上ありますが、アービトラージ対応となると限られます。
さらに、中には詐欺業者もあります。
相方候補となる業者はほとんどないでしょう。
よって、Exnessを利用したアービトラージはあまり現実的とは言えません。
とはいえ、できないわけではないため、自動売買ツールなどを準備できるのであればチャレンジできます。
なお、絶対安全に使えるとも限らないため、Exnessサポートに確認を取ってからをおすすめします。
FX初心者にアービトラージはおすすめしない理由
アービトラージの仕組みだけ見ると、リスクが少なそうに感じる人もいるのでは?
ですが、実際にやろうとするとハードルが高すぎで初心者向きとは言えません。
- 価格差がいつも利益になるわけではない
- 資金力が必要
- 自動売買ツールが必要
- アービトラージ商材は不安要素が多い
- ルール確認が難しい
- 思ったより再現しにくい
価格差がいつも利益になるわけではない
理屈上は価格差があっても、実際にはスプレッド、手数料、滑り、約定スピードで利益が消えることがあります。
とくに短時間のズレを狙うほど、実行の精度が重要になります。
プログラムでの自動売買が一般的ですが、小さな利益となるため、大きく稼ぐには大量の資金を用意して大きなロット数で注文を繰り返すことになるでしょう。
資金力が必要
アービトラージは小さな価格差を狙う仕組み錠、利益も小さくなります。
となると、大きく稼ぐには大量の資金を用意して大きなロット数で注文を繰り返すことになるでしょう。
10万円程度ではかなりハードルが高くなると言えます。
自動売買ツールが必要
手動ではとてもできないため、自動売買ツールは必須です。
自分で作成できるならいいのですが、大抵の人は販売されているものを買う形になるはず。
高額なケースも多く信頼性や安全性もわからないため、詐欺業者に騙されるリスクもあります。
アービトラージ商材は不安要素が多い
編集部でも過去に話が来たことがありますが、海外FXを利用したアービトラージ商材をたまに見かけます。
全部が全部詐欺商材とは限りませんが、胡散臭いものが多い印象です。
煽るような宣伝文句の怪しげな商材も多いため、あまりおすすめはできません。
ルール確認が難しい
アービトラージは、単純な売買よりも「どの条件で」「どの形なら」問題ないのかを読み解く必要があります。
かなり難しい部分なので、初心者では対応できないでしょう。
となると、怪しげな商材に手を出すしかなくなる悪循環に陥ります。
思ったより再現しにくい
ネットでは簡単そうに見えても、実際には価格差が一瞬で消えることがあります。
そのため、「理論上できる」と「初心者が安定して使える」は別です。
このように、アービトラージは言葉の印象よりずっと実務寄りのテーマです。
初心者が最初に飛びつくより、まず通常の資金管理や損切り・利確を整えるほうが現実的です。
Exnessでアービトラージするときにの確認ポイント
もしExnessでアービトラージ的な手法を考えるなら、次のポイントは確認しておきましょう。
- 両建ての条件
- 口座タイプと取引条件
- コスト
- 最新の利用規約の確認
両建ての条件
Exness公式では両建てはOKとされていますが、アービトラージの仕組みによっては何が規約違反に引っかかるかわかりません。
まずは自分が考えている手法が単なる両建てなのか?それ以外なのか?を明確にしましょう。
口座タイプと取引条件
同じExnessでも、口座タイプや状況によってスプレッドや滑り方などが変わります。
細かい条件まで見ないと、机上の計算で終わりやすいです。
コスト
スプレッドや滑りを含めると、思ったほど価格差がないことも…
アービトラージはとくに小さな利益狙いになりやすいため、コスト負けしやすい面があります。
最新の利用規約の確認
現在は両建てもアービトラージも利用規約で禁止されていない状態ですが、ずっと続くかは不透明です。
常に最新の利用規約の確認をしておきましょう。
せっかく稼げても、規約違反では利益没収されてしまいます。
Exnessでアービトラージは可能?に関するQ&A
まとめ
Exnessでのアービトラージについて紹介しました。
アービトラージは本来、価格差やズレを使って利益を狙う方法であり、両建てはその一部で使われることがあっても同じ意味ではありません。
Exness公式で確認した一次情報の範囲では、アービトラージ全般について「全面禁止」はされていません。
とはいえ、何をやってもいいわけではないため、Exnessで最新の利用規約のチェックやサポートに確認した上でトライしてください。
なお、FX初心者が手を出すには範囲度が高すぎるためおすすめしません。
また、特定組織や団体が販売するアービトラージ商材も詐欺の可能性が高いためおすすめしません。
まずは裁量トレードやFX自動売買サービスなどでトレードに慣れ親しんでから検討することをおすすめします。


