
・HFMのスプレッドは狭い?広い?
・Pro・Zero・KATANAはどれがお得?
・ゴールドやドル円、ビットコインは実際いくら?



HFMの口座別スプレッドと取引手数料を比べましょう。編集部がKATANA口座で収集した実測値も紹介します。
- 【Pro口座】0.6pips~・FX取引手数料なし
- 【Zero口座】FXは0pips~・主要通貨ペアの往復手数料6米ドル/ロット
- 【KATANA口座】公式0.3pips~・実測EURUSD平均0.56pips
- 【ゴールド】KATANA実測平均0.097ドル・Zero口座は手数料も確認
- 【注意点】早朝は広がりやすく、公式最小値と実測平均は異なる
HFMは口座タイプによってスプレッドが大きく異なります。Pro口座は取引手数料が無料ですが、Zero口座ではスプレッドに加えて手数料が発生するため、表示される数値だけで安さを判断できません。
この記事では、口座別のスプレッドと取引手数料を比較し、編集部がKATANA口座のMT5で約26日間収集した10秒間隔の実測データも紹介します。ドル円・ゴールド・BTCUSDの平均スプレッドや、早朝にどれくらい広がるのかも確認していきましょう。
- 6種類の口座におけるスプレッドの違い
- KATANA口座の実測スプレッド一覧・時間帯別の変化
- ゴールド・ドル円・ビットコインの取引コスト
- Zero口座の手数料を含めた比較方法
- スプレッドが広いときの原因と対処法
HFMのスプレッド一覧|口座タイプ別に比較
HFMのスプレッドは変動制です。主要口座の公式最小スプレッドとFX取引手数料は次のとおりです。
| 口座タイプ | FXスプレッド (最小) | FX取引手数料 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Pro | 0.6pips~ | 無料 | 手数料なしで狭いスプレッド |
| Zero | 0pips~ | 主要通貨ペア: 往復6米ドル/ロット | スプレッドと手数料を合算 |
| KATANA | 0.3pips~ | 無料 | 無制限レバレッジ 対象銘柄に低スプレッド |
| Premium | 1.4pips~ | 無料 | 一般的な取引向け |
| Cent | 1.4pips~ | 無料 | 1ロット=1,000通貨 |
| トップアップ ボーナス | 口座専用条件を要確認 | 取引条件による | 20%入金ボーナス対象 |
「最小0pips」は、常時0pipsで取引できるという意味ではありません。相場によって変動するため、実際の取引時にはMT4・MT5の気配値を確認しましょう。
Pro口座とZero口座は取引手数料込みで比べる
Pro口座はFX取引手数料が無料。Zero口座では主要FX通貨ペア1ロットの往復取引に6米ドルかかります。EURUSDを10万通貨取引するとき、1pipsの価値は10米ドルなので、手数料6米ドルは0.6pips相当です。
| EURUSDの想定スプレッド | Pro口座(手数料無料) | Zero口座(往復6米ドル) |
|---|---|---|
| 0.4pips | 4米ドル | 10米ドル |
| 0.6pips | 6米ドル | 12米ドル |
| 0.8pips | 8米ドル | 14米ドル |
上の表は両口座に同じスプレッドを仮定した計算例です。実際は口座別に提示スプレッドが異なるので、たとえばProが0.8pips、Zeroが0.1pipsなら、EURUSDの実質コストはProが8米ドル、Zeroが7米ドルになります。スプレッドだけを見て判断しないようにしましょう。
Cent・ボーナス口座は取引目的を考えて選ぶ
Cent口座は1ロットが1,000通貨です。通常口座の1ロット(10万通貨)と同じ損益・取引コストにはなりません。少額で取引を練習したい人向けです。
トップアップボーナス口座は、ボーナスを受け取れる一方で低スプレッド専用口座ではありません。取引量が多い人は、ボーナス特典だけでなく通常口座の実質コストとも比べましょう。
スプレッドと一緒に、口座ごとの取引数量や最低入金額、ボーナスの対象条件も比較して選びましょう。
【独自調査】HFM KATANA口座の実測スプレッド一覧
| 銘柄 | 平均 | 中央値 | 95%点 | 有効記録数 |
|---|---|---|---|---|
| USDJPY (ドル円) | 0.85 pips | 0.50 pips | 5.50 pips | 163,350件 |
| EURUSD | 0.56 pips | 0.50 pips | 0.90 pips | 163,354件 |
| GBPUSD | 0.72 pips | 0.70 pips | 0.90 pips | 163,350件 |
| GBPJPY | 2.49 pips | 1.40 pips | 18.00 pips | 163,353件 |
| XAUUSD (ゴールド) | 0.10 米ドル | 0.09 米ドル | 0.19 米ドル | 161,892件 |
| BTCUSD (ビットコイン) | 9.14 米ドル | 8.49 米ドル | 13.62 米ドル | 214,365件 |
| 日経225 | 10.18 指数ポイント | 9.00 指数ポイント | 12.00 指数ポイント | 161,888件 |
| S&P500 | 0.82 指数ポイント | 0.81 指数ポイント | 0.81 指数ポイント | 161,892件 |
| NASDAQ100 | 1.66 指数ポイント | 1.60 指数ポイント | 1.90 指数ポイント | 161,893件 |
| ダウ30 | 2.02 指数ポイント | 1.90 指数ポイント | 2.30 指数ポイント | 161,893件 |
平均・中央値・95%点は配信されたBidとAskの差から計算。95%点とは、有効記録の約95%がその値以下だったことを意味します。
ゴールドとBTCUSDの数値は「pips」ではなく、価格差を米ドルで示しています。ドル円・ユーロドルなどFX通貨ペアはpipsです。株価指数は指数ポイントで表示しています。
掲載値はこの測定期間におけるKATANA口座の実績です。Pro・Zero・XMの実測結果ではありません。また、発注時のスリッページやスワップ、約定手数料は含んでいません。
ドル円の実測平均は0.85pips、中央値は0.50pips
USDJPYは平均0.85pips、中央値0.50pipsでした。平均が中央値より広いのは、早朝などの拡大時間帯が全体平均を押し上げているためです。通常の取引時間では中央値に近い水準が多い一方、常に0.5pipsで取引できるわけではありません。
ゴールドの実測平均は0.097ドル
XAUUSDの平均スプレッドは0.097ドル、中央値0.09ドル、95%点0.19ドルです。HFM公式のKATANA向けゴールド最小値0.08ドルとも照らし合わせられます。ただし、公式最小値と実測平均は意味が異なります。
ゴールドを標準の100オンス=1ロットで取引する場合、スプレッド0.097ドルは理論上約9.7米ドル相当です。これは価格差に100オンスを掛けた概算であり、約定時のスリッページなどは含みません。
ビットコインの実測平均は9.14ドル
BTCUSD(#BTCUSDx)は平均9.14ドル、中央値8.50ドル、95%点13.62ドルでした。BTCUSDの1ロットは1BTC相当なので、平均9.14ドルの価格差は1ロット当たり約9.14米ドルのスプレッドコストに相当します。暗号資産はFXと取引時間・価格変動の特徴が異なるため、別枠で比べましょう。
HFMのスプレッドはいつ広がる?時間帯別の実測結果
ドル円とゴールドについて、KATANA口座の日本時間別の実測平均を比較しました。早朝の流動性が薄い時間帯にはスプレッドが広くなっています。
| 日本時間 | USDJPY平均 | XAUUSD平均 |
|---|---|---|
| 6時台 | 5.64 pips | 0.185ドル |
| 7時台 | 1.55 pips | 0.121ドル |
| 9時台 | 0.56 pips | 0.090ドル |
| 10時台 | 0.53 pips | 0.091ドル |
| 15時台 | 0.49 pips | 0.092ドル |
| 21時台 | 0.54 pips | 0.099ドル |
日本時間6時台のドル円は平均約5.64pips、ゴールドは約0.185ドルでした。
これは記録期間の日本時間をそのまま使用した結果で、冬時間の相場にそのまま当てはめる数字ではありません。週明け・経済指標・流動性低下時には短時間で大きく変わるため、発注直前に実際のスプレッドを確認しましょう。
- 【早朝】市場参加者が少ない時間帯
- 【週明け・週末】市場開始直後や終了前
- 【重要経済指標】発表の直前・直後
- 【急変動】短時間に注文が集中している場面
早朝は通常時間帯と分けて考える
MT5で早朝に取引するEAを使う場合は、通常時間の平均だけでなく早朝のスプレッドも条件に含めましょう。今回のドル円実測では、6時台の平均スプレッドが日中を大幅に上回る=コスト増になりました。
週明け・週末は価格の更新状況にも注意する
配信が止まっているときの古いBidとAskを、そのまま「リアルタイムのスプレッド」として扱わないことが重要です。
重要経済指標の前後は価格差が拡大する
米雇用統計や政策金利の発表前後は、相場が大きく動くことがあります。指値・成行注文ともに希望した価格との差が出ることを想定しておきましょう。
急変動時はスプレッド以外のコストも増える
価格が急変するとスリッページも起きやすくなります。表示スプレッドだけで取引コストを判断せず、約定履歴も確認しましょう。
ゴールド・ドル円・BTCUSDの口座別スプレッドを比較
ゴールド|Pro・Zero・Cent・KATANAの違い
| 口座 | 公式ゴールド最小スプレッド (価格差) | 追加手数料 |
|---|---|---|
| Premium | 0.32ドル | 通常無料 |
| Cent | 0.32ドル | 通常無料(1ロット=1オンス) |
| Pro | 0.16ドル | 通常無料 |
| Zero | 0.06ドル | XAUUSDb:100オンス往復10米ドル |
| KATANA | 0.08ドル | 無料 |
Zero口座のゴールドでは往復10米ドル/100オンスの取引手数料が発生します。仮にスプレッド0.06ドルなら100オンスで6米ドル、手数料を合わせて約16米ドル。KATANAでスプレッド0.08ドルなら約8米ドルです。ただし、これは各口座の公式最小値を利用した計算例で、実際の平均コスト比較ではありません。
ドル円|Zero口座は取引手数料も追加する
| 口座 | USDJPY公式 最小スプレッド | FX手数料 |
|---|---|---|
| Premium | 1.8pips | 無料 |
| Cent | 1.8pips | 無料 |
| Pro | 1.1pips | 無料 |
| Zero | 0.4pips | 主要通貨ペア: 1ロット往復6米ドル |
| KATANA | 0.4pips | 無料 |
ドル円は円建ての損益計算になります。Zero口座の6米ドルをpips換算する場合は、その時点のUSDJPY相場に応じて計算しましょう。単純に「0.4+0.6=1.0pips」と固定すると、為替レートによって誤差が出ます。
ビットコイン|口座ごとにシンボルも違う
HFMの#BTCUSDの口座別最小スプレッドはPremiumが39ドル、Pro・Zeroが15ドル、KATANA口座が7ドルです。口座ごとにシンボルが「#BTCUSD」「#BTCUSDr」「#BTCUSDx」と変わるため、MT5では自分の口座に表示される銘柄を使って比べてください。こちらも公式最小値であり、実測平均とは区別しましょう。
HFMとXMトレーディングのスプレッドはどちらが狭い?
スキャルピングと相性が良い2つの口座タイプ、HFMのKATANA口座とXMトレーディングのKIWAMI極口座を比較すると、USDJPY・EURUSD・GBPUSDの3通貨ペアでは、HFMの方が狭い数値となりました。
| 通貨ペア | HFM KATANA | XM KIWAMI極 |
|---|---|---|
| USDJPY | 0.85pips | 0.90pips |
| EURUSD | 0.56pips | 0.80pips |
| GBPUSD | 0.72pips | 0.80pips |
特にEURUSDでは、HFMが0.56pips、XMトレーディングが0.80pipsと、0.24pipsの差があります。どちらの口座もFX取引手数料は無料なので、表示スプレッドをそのまま比較できます。
今回の数値では、ドル円やユーロドルを低コストで取引したい人にはHFMのKATANA口座がおすすめです。ただし、早朝や重要経済指標の発表時はスプレッドが広がるため、取引前に実際の数値も確認しましょう。
HFMのスプレッドをリアルタイムで確認する方法
スプレッドは刻々と変わります。取引直前の価格差は、実際に使う口座にログインしたMT4・MT5で確認しましょう。
- HFMのMT5にログインする
- 気配値表示から銘柄を選ぶ
- スプレッド欄を表示する
- ポイントからpipsに換算する
- 時間帯を変えて比較する
実際に取引する口座とサーバーにログインしましょう。デモ口座ではなく本番口座の取引条件を確認したい場合は、該当する本番口座を選びます。
USDJPY・XAUUSD・#BTCUSDなど、口座に表示される正しいシンボルを開きましょう。
PC版MT5では気配値表示で右クリックし、列の表示項目からスプレッドを有効にします。
FXの5桁・3桁表示では一般に10ポイントが1pipsです。ゴールド・BTCUSDは価格差を直接確認しましょう。
通常時間・早朝・指標発表時など、取引する時間帯の実際の数値を比べましょう。
HFMのスプレッドが広すぎると感じたときの対処法
- 【時間】早朝・週明け・経済指標の時間ではないか
- 【銘柄】取引口座に合ったシンボルか
- 【手数料】Zero口座の取引手数料を含めているか
- 【表示】pipsとポイントを取り違えていないか
時間帯を変えて比較する
早朝にスプレッドが急拡大している場合、欧州・米国市場の取引が活発な時間帯と比べてみましょう。日本時間6時台に広がる傾向は、KATANAの実測データでも確認できました。
銘柄名と口座タイプを確認する
同じUSDJPYでも口座タイプによって表示名や配信条件が異なります。EAやインジケーターでシンボルを指定している場合も確認しましょう。
Zero口座は実質コストに換算する
Zero口座のスプレッドだけを見てProやKATANAより安いと判断せず、往復取引手数料を加えましょう。
pipsとポイントの違いを確認する
MT5でUSDJPYのスプレッドが「5ポイント」と出ていても、一般的な3桁表記なら0.5pipsです。「5pips」と誤読しないようにしましょう。
HFMのスプレッドが気になる人におすすめの口座
取引手数料をかけずにFXを始めたいならPro口座がおすすめです。さらにスプレッドを抑えたい人は、Zero口座の手数料込みのコストも比べてみましょう。
無制限レバレッジを使いたい人にはKATANA口座がおすすめですが、最低入金額や対象銘柄の条件も確認して選びましょう。
HFMの口座をまだ持っていない人は、取引したい銘柄とコストを確認して、自分に合った口座を選んで始めましょう。
HFMのスプレッドに関するよくある質問
まとめ
HFMのスプレッド情報をまとめました。
HFMのスプレッドは口座タイプで大きく異なります。取引コストを抑えたいならPro口座とZero口座を比べてみましょう。無制限レバレッジを利用したいならKATANA口座がおすすめです。
編集部のKATANA口座実測では、USDJPYは平均0.85pips、ゴールドは0.097ドル、BTCUSDは9.14ドルでした。早朝には広がる傾向もあるため、公式最小値だけでなく取引する時間帯の実際のコストも確認しましょう。


