
・海外FXって長期保有にも使えるの?
・短期売買より楽そうだけど初心者向きなの?
・長く持つなら何に気をつければいいの?



海外FXでも長期保有はできます。ただし、マイナススワップや相場急変などリスクもあります。
長期保有が向いているかどうかは、手法より自分の資金量や性格に合っているかで考えることになるでしょう。
- 海外FXで長期保有はできるのか
- 長期保有とはどのくらいの期間を指すのか
- 短期売買との違い
- 海外FXで長期保有するメリット
- 海外FXで長期保有するときの注意点
- 長期保有が向いている人・向いていない人
「海外FXって長期保有にも向いているの?」「スキャルピングやデイトレばかりのイメージだけど、長く持っても大丈夫?」「長期保有のほうが楽そうだけど、本当に初心者向きなの?」と感じていませんか。
海外FXというと、高いレバレッジを使った短期売買や、値動きを細かく取っていくスタイルをイメージする人が多いです。
たしかにそうした使い方もありますが、海外FXだからといって短期売買しかできないわけではありません。
実際には、数日から数週間、場合によってはそれ以上の期間ポジションを持つ長期保有の考え方もあります。
ただし、長期保有は単に長く持てばいい話ではありません。
短期売買とは違うメリットがある一方で、スワップポイント、週末の持ち越し、急な相場変動、資金管理など、見ておきたいポイントも増えます。
とくに海外FXでは、業者ごとの条件差も大きいため、短期向きの感覚のまま長期保有すると損失に繋がりやすいです。
そこでこここでは、海外FXの長期保有について徹底解説。
長期保有のメリット、短期売買との違い、注意点、どんな人に向いているのかなど詳しく解説します。
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海外FXで長期保有はできる?
結論から言えば、海外FXでも長期保有はできます。
海外FXは短期売買専用の環境ではありませんし、ポジションを長めに保有すること自体は珍しいことではありません。
そもそもFXは、スキャルピングのように数秒から数分で終える取引だけでなく、デイトレード、スイングトレード、ポジショントレードのように、取引する時間軸に幅があります。
海外FXもその例外ではなく、数日以上の保有を前提にした使い方はよくあることです。
とはいえ、できるからといって安易に手を出してもうまくいかないことの方が多いでしょう。
海外FXで長期保有するなら、リスクを理解したうえで使う必要があります。
長期保有とはどのくらいの期間?
長期保有という言葉に明確な日数の決まりはありませんが、一般的には数日以上ポジションを持つスタイルと言えます。
人によっては数週間をイメージすることもありますし、もっと長いポジショントレードまで含めることも。
FX初心者向けにざっくり分けると以下のようなイメージです。
- 数秒〜数分:スキャルピング
- その日のうち:デイトレード
- 数日〜数週間:スイングトレード
- 数週間〜数か月以上:より長期の保有(ポジショントレード)
海外FXの長期保有といったとき、多くの場合はスイング寄りの保有をイメージですね。
要するに、毎日の細かい値動きをすべて取りに行くのではなく、大きめの流れを狙うスタイルです。
長期保有と短期売買の違い
海外FXの長期保有と短期売買では次のような違いがあります。
- 見る時間足が違う
- 狙う値幅が違う
- ストレスの種類が違う
見る時間足が違う
短期売買では、1分足や5分足、15分足などを細かく見ながら判断することが多いです。
対して長期保有は、4時間足や日足など、より大きな時間足を見てトレードすることが多いスタイルです。
長期保有は細かな上下より全体の流れを重視する取引ですね。
狙う値幅が違う
短期売買は小さな値幅を何度も積み重ねるスタイルですが、長期保有は1回のトレードで大きめの値幅を狙っていきます。
そのため、回数よりも1回あたりの伸びを重視しやすくなります。
ストレスの種類が違う
短期売買は判断回数が多く、画面を見続ける疲れが出やすいです。
対して長期保有は、エントリー後の判断回数は少な目ですが、含み損や週末などポジション持ち越しへの不安が長く続きやすくなります。
つまり、楽かどうか?ではなく負担の種類が違ってくるわけですね。
海外FXで長期保有するメリット・デメリット
メリット
海外FXで長期保有するメリットは以下のとおりです。
- 画面に張りつく時間を減らせる
- 小さなノイズに振り回されにくい
- 1回の利益を伸ばしやすい
- 生活スタイルに合わせやすい人もいる
画面に張りつく時間を減らせる
長期保有では、短期売買のように数分単位で何度も判断する必要がありません。
トレードチャンスがなければ朝1回など僅かの頻度で済みます。
もちろんエントリーチャンスが近づいてくれば多少頻度は上がりますが、それでも短期売買ほどではありません。
仕事や生活の合間でチャートを見る人にとっては、時間的な負担を減らしやすいでしょう。
小さなノイズに振り回されにくい
短期足では細かな上下が多く、FX初心者ほどそれに振り回されて無駄なエントリーをしがちです。
長期保有ではより大きな流れを見るため、短期足の値動きは長期足ではローソク足1本や数本になり判断対象にならないケースも多いです。
短期足の値動き程度では惑わされにくくなるでしょう。
1回の利益を伸ばしやすい
長く持つ前提なら、短期売買より大きな値幅を狙いやすくなります。
そのため、取引回数が少なくても、1回でまとまった利益を狙える可能性があります。
生活スタイルに合わせやすい人もいる
日中ずっと相場を見られない人にとっては、長期保有のほうが相性が良いケースもあります。
「チャートの張り付いて毎日何度も売買するのは難しいけど日に数回チェックなど大きな流れ狙いならやりやすい」という人には相性が良いでしょう。
デメリット
メリットがある一方で、長期保有には長期保有ならではの注意点もあります。
- スワップポイントの影響を受けやすい
- 週末や指標発表をまたぐリスクがある
- 含み損に耐える時間が長くなりやすい
- ロット管理を甘くすると危険
スワップポイントの影響を受けやすい
長期保有でまず意識したいのがスワップポイントです。
スワップとは2つの通貨を組み合わせた通貨ペア間の金利差のことで、基本的に1日1回ポジションに加減算されます。
日をまたいでポジション保有すると、売りと買いそれぞれの方向に応じたスワップポイントがポジションに付与されます。
デイトレード以下の短期売買では基本的に付与されませんが、長期保有では積み重なるため無視することはリスクに繋がります。
とくにマイナススワップが大きい方向で長く持つと、思ったより不利になりやすいでしょう。
週末や指標発表をまたぐリスクがある
長期保有では、週末や重要イベントをまたぐことが増えます。
その結果、急な値動きや窓開けの影響を受けやすくなります。
短期売買ならその日のうちに決済して避けられる場面でも、長期保有だとポジションを持ったまま通過することが多くなるためリスクを受け続けることになります。
含み損に耐える時間が長くなりやすい
長期保有では、すぐに思いどおりの方向へ動くとは限りません。
チャートは上下に波を形成しながら動いていくことがほとんどのため、逆行している段階では含み損を抱えながら耐える時間が長くなることも…。
短期売買よりも「持っている間のメンタル管理」が重要になってくるでしょう。
ロット管理を甘くすると危険
長期保有では損切り幅が広くなりやすいです。
にもかかわらず、短期売買と同じ感覚で大きなロットを持つと、含み損のストレスが非常に大きくなります。
長期保有ではとくにロットを抑える意識が大切です。
資金に応じた損失許容額に収まる範囲でロットを決めることをおすすめします。
海外FXで長期保有が向いている人・向いていない人
向いている人
海外FXの長期保有は、誰にでも向くわけではありません。
比較的向いているのは、次のような人です。
- ずっと画面を見ていられない人
- 小さな値動きより大きな流れを見たい人
- 焦って何度も売買しやすい人
ずっと画面を見ていられない人
仕事や生活の都合でチャートを細かく追えない人には、1日数回、状況によってはゼロ回でも可能な長期保有のほうがやりやすいでしょう。
小さな値動きより大きな流れを見たい人
チャートの波の細かな上下に疲れやすい人は、注視する機会が少なく、より大きな方向感を見る長期保有のほうがやりやすいケースがあります。
焦って何度も売買しやすい人
短期売買では、取引回数が増えるほど感情的になりやすい人もいます。
とくに連敗していると、取り戻したい気持ちや損失が増える焦りなどから感情に振り回されがちです。
もし自分が感情的にトレードするタイプだと感じるなら、無駄な売買を減らす意味で長期保有のほうが合う場合があるでしょう。
向いていない人
反対に、次のような人は長期保有と相性が悪いことがあります。
- 含み損の状態に耐えられない人
- すぐ結果を見たい人
- 高レバレッジで大きく張りたい人
含み損の状態に耐えられない人
長期保有では、相場の動きによって一時的なマイナスを抱える時間が長くなることがあります。
口座では長い間含み損が続くわけです。
この含み損が長期続くこと強いストレスを感じる人にはつらいでしょう。
すぐ結果を見たい人
エントリーして数分や数時間で結果が出るのを好む人に長期保有はもどかしく感じやすいです。
結果が出るまで基本的に数日以上待たされるため、メンタルが落ち着かない期間が続くでしょう。
その結果、本業に支障が出る可能性も出てくるため注意が必要です。
高レバレッジで大きく張りたい人
長期保有と高レバレッジは相性があまり良くありません。
長く持つなら、一時的にあるかもしれない含み損状態に耐えられるだけの余裕ある資金管理が必要になります。
基本的に待つことが多くなるためハイレバレッジを利用して資金に見合わない高ロットで売買したい人には向かないでしょう。
FX初心者が長期保有で気を付けたいポイント
FX初心者が海外FXを使って長期保有トレードするなら、次の点に注意しましょう。
- まずロットを抑える
- エントリー前に損切り位置を決める
- スワップと保有コストを確認する
- 「放置」と「長期保有」を混同しない
まずロットを抑える
最重要なポイントです。
長期保有は損切り幅が広くなりやすいため、ロットを小さくしないと負担が大きくなりやすいです。
エントリー前に損切り位置を決める
長く持つからといって、損切りを曖昧にしてよいわけではありません。
むしろ、長く持つほど最初の損切り設計が重要です。
損切りを決めておかないと、逆行したときに損切りできず大きな損失に繋がりやすいです。
まずは自分がどれくらいの損失なら許容できるのか?を決めましょう。
そしてエントリー時に損切り位置を決めます。
あとは、損失許容額と損切りまでのpips数からエントリーするロット数を決めればほぼ安全にトレード可能です。
計算ツールを使えば簡単です↓
スワップと保有コストを確認する
長期保有では、売り買いポジションの方向によってマイナススワップによるコストが積み重なります。
そのため、口座タイプや通貨ペアごとの条件確認が大切です。
「放置」と「長期保有」を混同しない
FX初心者に多いのがこの混同です。
長期保有はエントリーして放置すればいいわけではありません。
想定通り動かず含み損を抱えたポジションを理由なく放置すれば損失が拡大するリスクが高くなるでしょう。
海外FXの長期保有に関するよくある質問
まとめ
海外FXの長期保有について解説しました。
海外FXを使っての長期保有はできます。
できますが、リスクも考えておかなければいけません。
長期保有には、画面に張りつく時間を減らしやすい、小さなノイズに振り回されにくい、1回の利益を伸ばしやすいといったメリットがあります。
ですが、スワップポイント、週末持ち越し、急変動、含み損への耐性など、短期売買とは違う注意点もあります。
これらリスクに対処するためにはロット管理と損切り設計が重要です。
海外FXの長期保有は、向いている人には使いやすい選択肢ですが、誰にでも楽な方法というわけではありません。
大切なのは、手法のイメージだけで決めず、自分の性格や資金管理に合っているかで判断することです。




