XMのトレーダーダッシュボード - 見方や使い方、スマホ・パソコンでの表示方法を解説

XMトレーディングの公式サイトやログイン後のマイページ内には、FXトレーダーに役立つ情報が数多く提供されています。

ここでは、その中の1つ「トレーダーダッシュボード」をピックアップ!

トレーダーダッシュボードとはどんなものなのか、その見方や使い方について解説していきます。

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目次

XMトレーディングのトレーダーダッシュボードとは?

XMトレーダーダッシュボードとは?

トレーダーダッシュボードとは?

トレーダーダッシュボードとは、XMユーザーが保有している通貨ペアの割合をグラフにしたものです。

「トレーダーダッシュボード」そのものの意味は、計器盤や複数の情報をまとめて表示するツールのこと。

XMにおいてはトレーダーダッシュボード=トレードに役立つ情報が表示されています。

具体的に見ていくと、XMトレーディング公式サイト上にこのようなグラフ(赤枠内)が掲載されています。

XMトレーダーダッシュボードとは?

これがトレーダーダッシュボードです。

緑と赤のバーが通貨ペアごとに表示され、何かの割合を示しています。

このデータ元は、XM口座でトレードしているトレーダーのポジション保有状況です。

そして、表の見方は緑が買いポジション、赤が売りポジションの割合を表しています。

上に掲載しているトレーダーダッシュボード画像の上から2番目にある通貨ペア「USDJPY(米ドル/日本円)」をみてみると、次のような割合になっているのを確認できます。

USDJPYの保有率
  • USDJPY買い注文のポジション保有率・・・23.3%
  • USDJPY売り注文のポジション保有率・・・76.7%

売り/ショート(=下落方向)が多いため、この時点ではドル安/円高になっていくと考えているFXトレーダーが多い、ということことがわかります。

だからといって、一緒になってショートエントリーしたり、そろそろ反転しそうだと考えてロングエントリーするのが正解とは限りません。

では、このトレーダーダッシュボードをFXトレードにどうやって活用するのか?

その見方は後述しますが、まずは利用する端末ごとにトレーダーダッシュボードの表示方法を確認しておきましょう。

XMトレーダーダッシュボードの表示方法

【パソコン版】トレーダーダッシュボードはどこにある?

XMトレーディング公式サイトのトップページにアクセスして下にスクロールさせると一番下にでてきます

XMトレーダーダッシュボードのある場所

あなたの口座情報が表示されている会員ページにログインしたときのトップページではありません。

XMトレーディングの公式サイトのトップページですのでご注意ください。

【スマホ版】XMのトレーダーダッシュボードはどこにある?

XMトレーダーダッシュボードはiPhone・アンドロイドスマホに限らず、スマホで確認できません

XMでは公式が提供するスマホアプリもありますが、それでもチェックすることはできません。

また、ブラウザアプリでXM公式にアクセスしても、スマホでは表示されませんでした。

XMトレーダーダッシュボード スマホ版について

どうやら表示する・しないは画面サイズで判定しているようです。

ただし、6.7インチもの画面サイズがあるiPhone14 Pro Maxを横画面にしても表示されませんでした。
(CSSピクセルサイズで926)

表示サイズをコントロールできるアプリでもあれば確認できるかもしれませんが、基本的にスマホでは確認できないと思っておきましょう。

【タブレット版】XMトレーダーダッシュボードはどこにある?

XMトレーダーダッシュボード タブレッド

スマホではダメでしたが、タブレットサイズなら横画面にすることで表示されました。

手持ちのiPad(iPadAir)でチェックしてたところOK。

iPad miniは、縦表示は非表示でしたが横にすれば確認できました。

miniの横幅は、CSSピクセルサイズで1024。

おそらく1000以上あれば表示される仕組みなんでしょう。

そのため、サイズが大きめなiPad proの第2世代以降のモデルであれば縦画面でも表示されると思います。

アンドロイドタブレットに関しては各自で画面サイズをご確認下さい。

なお、表示される位置はパソコン版と同じです。

というわけで、現在発売されている一番ディスプレイサイズの大きいスマホでも幅1000以上はないため、スマホでチェックするのは無理なようです。

パソコンかタブレットを利用してください。

つづいて、XMのトレーダーダッシュボードを見る前に知っておきたい基本情報と注意点を解説していきます。

XMトレーダーダッシュボードを見るときの注意点

XMトレーダーダッシュボード 基本ルール

基本情報・ルール

基本ルール
  • XMユーザーが保有中のポジション比率を表示
  • 表示されている比率は1時間前のデータ
  • 15分ごとに情報更新
  • 緑色=買いポジション
  • 赤色=売りポジション

データはXMで口座開設しているトレーダーだけのものです。

世界中の全トレーダーではありません。

また、情報の反映は15分ごとですが、表示データは1時間前のものとなります。

相場が穏やかな動きになるレンジ相場であれば判断材料として使いやすいものの、重要な経済指標発表などがあるタイミングでは正確な情報は得られないでしょう。

見るときの注意点

主な注意点
  • リアルタイムなトレンド情報ではない
  • 保有状況はXM内のデータのみ
  • 大口の投資家(機関投資家)のポジションは含まれない

リアルタイムなトレンド情報ではない

前述したように、表示されるデータは1時間遅れた情報となります。

また、リアルタイムではなく15分ごとの更新です。

たとえば、21:00にチェックした場合、20:00のデータが表示されています。

21:14に確認した場合も20:00のデータのままです。
(区切りが0/15/30/45分更新の場合)

スキャルピングトレーダーのような超短時間に売買する手法を使っている方は情報が古いと言えるでしょう。

反対に、スイング・ポジショントレーダーのように長期足で売買する方にとってもあまり役に立たない情報と言えます。

保有状況はXM内のデータのみ

表示データはあくまでもXMユーザーだけの情報です。

FX業者は世界中に数多くあり、そのすべてのデータが反映されているわけではありません。

参考にはなるかと思いますが、このデータだけで判断することは危険です。

大口の投資家(機関投資家)のポジションは含まれない

個人の力で相場に大きな影響を与えられる大口の投資家(ファンド/機関投資家)はXMを使っていません。

そもそもXMでは数百億以上を簡単に売買できる性能がありません。

XMの最大保有可能なロット数は10000 lotまでとなっているため、USDJPYなら10万ドル×1万=10億ドル=1000億円以上を売買できる計算になります。

ですが、1つのポジションでは注文できないため、何回も注文しなければいけません。

また、そもそも市場に影響力のある機関投資家であれば、自分でXMのように売買できる仕組みを持った方が余計な手数料もかかりません。

手数料が1%だとしても、1000億円を売買するとき10億円ものコストがかかってしまいます。

よって機関投資家がXMを使っている可能性は低いでしょう。

表示データの信頼性について

XMトレーダーダッシュボード 信頼性

ここまでの解説で、あまり役に立たないのでは?と感じた方もいると思います。

たしかに世界全体のデータではありませんし、大口投資家も含まれていません。

そのためデータの正確性は100%とは言えません。

ですが、公表されているXM口座開設数は2017年の時点で100万口座以上です。

いまはさらに増えていると思われますし、仮に稼働中の口座が1割だとしても10万口座以上のデータが反映されます。

それだけの量があれば、データの信頼性はかなり高いと言えるでしょう。

もちろん、トレーダーダッシュボードのデータだけで売り買いを判断するのは危険ですが、判断材料の1つには使えます。

しっかりチャート分析した上で、もう1つ加点要素があると自信を持ってエントリーできる状況などで参考にするのはありです。

XMトレーダーダッシュボードの信頼性を上げるには?

XM以外のFX業者で、同様のデータを公開しているところが複数あります。

日本の国内FX業者で情報提供しているところ
  • DMM FX
  • IG証券
  • LIGHT FX
  • OANDA証券
  • SBI FXトレード
  • 外貨ex byGMO
  • 外為どっとコム
  • ヒロセ通商
  • マネーパートナーズ
  • マネックス証券
  • みんなのFX
    など

国内FX業者はポジション比率を公開しているところが多いです。

XM単体ではなく、これらほかの業者のデータも含め、複合的に確認することでより信頼できるデータになるでしょう。

チェックするのは少し面倒ですが、ポジション保有割合を有効活用するにおすすめです。

 

つづいて、XMのトレーダーダッシュボードの具体的な見方を解説していきます。

XMトレーダーダッシュボードの見方

XMトレーダーダッシュボード 見方

データの見方
  • 買い注文が多い→買いで順張り(売りも同様)
  • 買い注文が多い→売りで逆張り(売りも同様)
  • 保有比率が半々のとき

【見方その1】買い注文が多い→買いで順張り(売りも同様)

XMトレーダーダッシュボードの見方事例1

たとえば通貨ペア「EURUSD(ユーロ/米ドル)」でトレードするとき、上画像のトレーダーダッシュボードではEURの買い注文保有率が約75%あります。
(USDが売られている)

ここでチャートも見つつまだ価格が上昇すると判断したなら買い方向に順張りで注文していく、という見方ができるでしょう。

なお、トレーダーダッシュボードだけの情報で判断するのは危険です。

あくまで参考データ・加点要素として見るくらいにしておくことをおすすめします。

ちなみに、このデータが表示されていた時点のEURUSDチャートはこうなっていました。

2021/7/31 EURUSDのXMチャート

MT4の1時間足チャートで、インジケータはVLDMI(RSIとほぼ同じもの)、ADX、MA(100日/200日/600日)を表示しています。

トレーダーダッシュボード情報によると、買いが約75%でこれから上昇していくと考えているトレーダーが多い状態です。

RSIは中央付近でどちらにも行ける状態ですが、MA(移動平均線)はオレンジ線(600日)以外は上向き傾向です。

600日のMAもなだらかな下落でそろそろ上昇に転じる気配もあるため、上方向に行くシナリオが考えやすいと言えます。

というわけで順張りで買い注文を入れていく感じですね。

このように1時間足チャートで見ている分には、情報の信頼性は割と高いと言えるでしょう。

5分足などの短期足チャートでは15分ごとの更新&1時間前のデータではかなり誤差が発生してしまうため注意してください。

【見方その2】買い注文が多い→売りで逆張り(売りも同様)

XMトレーダーダッシュボードの見方事例2

ここでもEURUSDを参考に見ていきます。

見方その1で紹介した順張りとは逆に、同じEURUSDで買いが多すぎると判断したなら売り方向に逆張り注文します。

今度はEURUSDの5分足チャートをみてみましょう。

2021/7/31 EURUSD5分足のXMチャート

5分足という短期目線ではRSIが上がり過ぎの目安ラインでもある70を超えていったん戻ってきた状態。

とはいえまだ高い位置にあります。

そしてMAはオレンジ線(600日)以外は下落傾向です。

600日のMAは上昇中ですが角度は緩やかですし、近いうちに下落に転じそうな雰囲気も感じます。

直前のロウソク足も上に長いヒゲを付けて下降に転じていますし、もう少し下落が続く可能性は考えられます。

というわけで、短期目線なら売り方向で逆張り注文するのもありと言えるでしょう。

【見方その3】保有比率が半々のとき

あくまでトレーダーダッシュボードのデータを参考にする場合ですが、どっちつかずの状態であるためトレードしない選択もありです。

ですが、レンジ相場ならだいたい同じ値幅で上下することが多いため、両建てトレードしたり、レンジに強いFX自動売買ツールを稼働させる、などの判断もありでしょう。

どのような見方をするのか?はトレードスタイルごとに違ってくるため、自分の手法に合わせて判断材料にしていきましょう。

このようにトレーダーダッシュボードの保有比率を参考にしつつチャートの時間足によって順張り、逆張り、スルーを判断する材料として使うこともできます。

まずはXM公式サイトでチェックしてみてください。

XMトレーダーダッシュボードに関するQ&A

よくある質問
  1. どこで見られる?
  2. スマホで見る方法は?
  3. トレーダーダッシュボード情報でFXに勝てる?

Q1.どこで見られる?

公式サイトで見られます。

XMトレーディング公式サイトのトップページにアクセスし、ページを最下部までスクロールすると確認できます。なお画面サイズが小さいスマホでは表示されません。編集部調べでは画面の横サイズが1000以上なければ表示されないようです。

Q2.スマホで見る方法は?

現状ではないでしょう。

検証したところ、画面サイズの横幅がCSSピクセルで1000(または1024)以上であれば表示されるようです。横画面にしてもこのサイズ未満のスマホしかないため、見ることはできないでしょう。スマホ画面サイズを制御できるアプリでもあれば可能かもしれません。

Q3.トレーダーダッシュボード情報でFXに勝てる?

これだけでは勝てないでしょう。

絶対勝てないわけではありませんが、エントリーを決定するほど信頼性の高いデータではありません。あくまでもエントリーする際の加点要素の1つとして使うことをおすすめします。

まとめ

XM公式サイトのトップページに表示されている「トレーダーダッシュボード」の見方や使い方・注意点について紹介しました。

このデータだけでトレードするのはおすすめしませんが、売り・買い注文する際の参考データ・加点要素として使うことはできます。

なお、トレーダーダッシュボードはおそらく1000ピクセル以上の画面幅がないと表示されないため、タブレットの横置きかパソコンでチェックしてください。

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