
・TitanFXの取引にはいくら証拠金が必要?
・必要証拠金はどうやって計算する?
・両建てすると証拠金は2倍になる?



TitanFXの必要証拠金は、取引量・契約サイズ・レバレッジ・換算レートで決まります。同一口座内の両建て部分には、通常の20%の証拠金が必要です。
TitanFXの証拠金
- 【結論】取引に必要な証拠金は銘柄・取引量・価格・適用レバレッジによって変わる
- 【計算方法】FX銘柄の必要証拠金「取引通貨量÷レバレッジ×口座通貨への換算レート」
- 【維持率】証拠金維持率90%以下でマージンコール、20%以下で強制ロスカット
- 【注意点】必要証拠金ぎりぎりで取引せず、含み損や相場急変に耐えられる余裕を持たせる
- TitanFXの証拠金の種類
- FX通貨ペアの必要証拠金の計算方法
- ゴールドやCFDの計算方法
- 証拠金計算ツールの使い方
- 両建て時の必要証拠金
TitanFXの証拠金には、ポジション保有に使う「必要証拠金」、含み損益を反映した「有効証拠金」、口座の余力を示す「余剰証拠金」があります。
必要証拠金は、単純に入金額や口座タイプだけで決まるものではありません。取引する銘柄、ロット数、契約サイズ、設定レバレッジ、口座通貨への換算レートによって変わります。
また、「注文に必要な最低限の証拠金」と「安全にポジションを保有するための資金」は異なります。必要証拠金と同額しか入金していない場合、少しの含み損やスプレッド拡大でも証拠金維持率が大きく低下します。
そこでここでは、TitanFXの証拠金の種類、銘柄別の計算方法、確認手順、両建てした場合の扱いを解説します。
TitanFXの証拠金とは
証拠金とは、FXやCFDのポジションを保有するために口座へ預ける資金です。
TitanFXでは、口座資金の全額を取引代金として支払うのではなく、その一部を証拠金として使用します。レバレッジを利用することで、証拠金より大きな金額の取引が可能です。
たとえば、取引金額が1,000万円でも、レバレッジ1,000倍なら計算上の必要証拠金は1万円です。
ただし、1万円を用意すれば安全に取引できるという意味ではありません。相場が予想と反対へ動くと、口座の有効証拠金が減少して強制ロスカットに近づきます。
TitanFXで確認する4種類の証拠金
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 残高 | 入出金と確定損益を反映した口座資金 |
| 有効証拠金 | 残高に保有ポジションの含み損益などを反映した金額 |
| 必要証拠金 | ポジションを保有するために拘束される金額 |
| 余剰証拠金 | 新規注文や含み損に利用できる余裕資金 |
| 証拠金維持率 | 必要証拠金に対する有効証拠金の割合 |
残高
残高は、取引口座への入出金と決済済みポジションの損益を反映した金額です。
保有中のポジションに発生している含み損益は、残高には含まれません。
有効証拠金
有効証拠金は、口座残高に保有ポジションの含み損益などを反映した金額です。
含み益が増えれば有効証拠金も増え、含み損が増えれば減少します。ロスカット判定に使われる重要な金額です。
必要証拠金
必要証拠金は、ポジションを保有するために口座内で拘束される金額です。
取引数量が多いほど増え、設定レバレッジが高いほど減少します。ポジションを決済すると、拘束されていた必要証拠金が解放されます。
余剰証拠金
余剰証拠金は、新規ポジションの保有や含み損に利用できる資金です。
基本的には「有効証拠金-必要証拠金」で計算されます。余剰証拠金が不足すると、新規注文を出せなくなります。
証拠金維持率
証拠金維持率は、必要証拠金に対して有効証拠金がどのくらい残っているかを示す割合です。
証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100
TitanFXでは、証拠金維持率が90%未満になるとマージンコール、20%以下になると強制ロスカットが発動します。
TitanFXのFX通貨ペアに必要な証拠金の計算方法
TitanFXのFX通貨ペアに必要な証拠金は、次の計算式で求められます。
必要証拠金=
契約サイズ×ロット数÷レバレッジ×口座通貨への換算レート
ZeroスタンダードとZeroブレード口座では、FX通貨ペアの1ロットは基本的に10万通貨です。
日本円口座でドル円を取引する場合は、米ドルで計算した証拠金を注文時のドル円レートで日本円へ換算します。
ドル円1ロットをレバレッジ1,000倍で取引する例
ドル円が1ドル150円のときに、1ロットをレバレッジ1,000倍で取引する場合は次のように計算します。
10万通貨×1ロット÷1,000倍×150円=1万5,000円
計算上の必要証拠金は1万5,000円です。
ドル円0.1ロットをレバレッジ1,000倍で取引する例
同じ条件で取引数量を0.1ロットにすると、必要証拠金も10分の1になります。
10万通貨×0.1ロット÷1,000倍×150円=1,500円
ドル円0.01ロットをレバレッジ1,000倍で取引する例
最小取引数量の0.01ロットでは、次の計算になります。
10万通貨×0.01ロット÷1,000倍×150円=150円
| 取引数量 | 通貨数 | 必要証拠金 |
|---|---|---|
| 1ロット | 10万通貨 | 1万5,000円 |
| 0.1ロット | 1万通貨 | 1,500円 |
| 0.01ロット | 1,000通貨 | 150円 |
上記はドル円150円、レバレッジ1,000倍とした計算例です。為替レートや設定レバレッジが変われば、必要証拠金も変わります。



0.01ロットを注文するだけなら少額の証拠金で足りますが、150円だけ入金して取引するのは現実的ではありません。含み損やスプレッドに耐えられる余裕資金も用意しましょう。
レバレッジ別の必要証拠金を比較
同じロット数を取引する場合、設定レバレッジが高いほど必要証拠金は少なくなります。
ドル円150円で1ロットを取引する場合の計算例は次のとおりです。
| 設定レバレッジ | 必要証拠金 |
|---|---|
| 1,000倍 | 1万5,000円 |
| 500倍 | 3万円 |
| 200倍 | 7万5,000円 |
| 100倍 | 15万円 |
| 50倍 | 30万円 |
| 25倍 | 60万円 |
| 1倍 | 1,500万円 |
レバレッジを1,000倍から500倍へ下げると必要証拠金は2倍になり、100倍へ下げると10倍になります。
ただし、設定レバレッジを高くしても、同じロット数なら1円の値動きによる損益は変わりません。高いレバレッジは必要証拠金を減らす仕組みであり、取引そのものの損失額を減らすものではありません。
TitanFXの銘柄別必要証拠金の計算方法
- FX通貨ペアの必要証拠金
- ゴールド・株価指数CFDの必要証拠金
- 仮想通貨CFDの必要証拠金
- エネルギー商品の必要証拠金
FX通貨ペアの必要証拠金
FX通貨ペアは、契約サイズ、ロット数、設定レバレッジ、口座通貨への換算レートを使って計算します。
必要証拠金=契約サイズ×ロット数÷レバレッジ×口座通貨への換算レート
証拠金通貨と口座の基本通貨が同じ場合、換算は不要です。異なる場合は注文時点の為替レートで換算されます。
ゴールド・株価指数CFDの必要証拠金
ゴールドなどの貴金属と株価指数CFDは、取引価格と銘柄ごとの契約サイズを使って計算します。
必要証拠金=取引価格×契約サイズ×ロット数÷レバレッジ
たとえば、XAUUSDを価格2,000ドル、契約サイズ100、1ロット、レバレッジ500倍で取引する場合、必要証拠金は400ドルです。
2,000ドル×100×1ロット÷500倍=400ドル
日本円口座では、算出したドル建ての証拠金が注文時のドル円レートで日本円へ換算されます。
仮想通貨CFDの必要証拠金
仮想通貨CFDの必要証拠金は、取引数量、契約サイズ、取引価格、銘柄に適用されるレバレッジで計算します。
必要証拠金=取引数量×契約サイズ×取引価格÷レバレッジ
仮想通貨CFDには口座の最大レバレッジではなく、銘柄ごとに設定されたレバレッジが適用されます。FX通貨ペアと同じ倍率で計算しないようにしましょう。
エネルギー商品の必要証拠金
原油、天然ガス、ガソリンなどのエネルギー商品は、銘柄によって計算に使用する契約サイズや初期証拠金が異なります。
銘柄ごとの初期証拠金、証拠金率、契約サイズは、MT4・MT5の銘柄仕様から確認できます。手計算だけで判断せず、TitanFXの証拠金計算ツールを利用するのが確実です。
TitanFXの両建てに必要な証拠金
TitanFXでは、同一口座内で同じ銘柄を両建てした場合も必要証拠金が発生します。
買いと売りが同じ数量の完全両建てでは、一方のポジション数量を基準に通常の必要証拠金を計算し、その20%が両建て部分の必要証拠金になります。
両建て部分の必要証拠金=通常の必要証拠金×20%
買い1ロット・売り1ロットの場合
同じ銘柄を買い1ロット、売り1ロット保有し、一方の通常証拠金が3万円の場合は次のように計算します。
3万円×20%=6,000円
買いと売りの証拠金を合計して6万円にするのではなく、両建て部分には6,000円の必要証拠金が適用されます。
買い1ロット・売り0.5ロットの場合
買いと売りの数量が異なる場合は、重なっている0.5ロットに通常証拠金の20%が適用され、買いだけが残る0.5ロットには通常の必要証拠金が適用されます。
部分両建てでは、口座画面に表示される必要証拠金を確認するのが確実です。
なお、完全両建てでも証拠金はゼロになりません。スプレッド拡大やスワップポイントによって有効証拠金が減り、強制ロスカットされることがあります。
TitanFXの必要証拠金を確認する方法
- クライアントキャビネットの証拠金計算ツールで確認する
- MT4・MT5の銘柄仕様を確認する
- MT4・MT5の取引画面で確認する
クライアントキャビネットの証拠金計算ツールで確認する
TitanFXのクライアントキャビネットには、必要証拠金の計算ツールが用意されています。
取引口座、商品、銘柄、ロット数、売買方向などを選択すると、設定レバレッジや換算レートを反映した必要証拠金の目安を確認できます。
複雑なCFD銘柄を取引するときは、手計算より証拠金計算ツールを優先しましょう。
MT4・MT5の銘柄仕様を確認する
パソコン版MT4・MT5では、気配値表示から対象銘柄を右クリックして「仕様」を選択すると、契約サイズ、証拠金通貨、証拠金率などを確認できます。
スマートフォン版では、銘柄一覧から対象銘柄をタップまたは長押しし、「詳細」または「仕様」を開きます。
MT4・MT5の取引画面で確認する
ポジションを保有すると、MT4・MT5の取引画面に残高、有効証拠金、必要証拠金、余剰証拠金、証拠金維持率が表示されます。
必要証拠金だけでなく、含み損によって変動する有効証拠金と証拠金維持率も確認しましょう。
必要証拠金と最低入金額の違い
必要証拠金と最低入金額は、意味が異なります。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 必要証拠金 | ポジションを保有するために必要な金額 |
| 最低入金額 | 入金方法ごとに決められた最低手続金額 |
| 推奨資金 | 含み損や相場変動に備えて実際に用意する資金 |
必要証拠金が150円だからといって、150円だけ入金できるとは限りません。実際に入金できる最低金額は、クレジットカード、国内銀行送金、電子決済サービス、仮想通貨などの入金方法によって異なります。
また、最低入金額を満たしても、取引数量に対して資金が少なければロスカットされやすくなります。入金可能額ではなく、許容損失額と証拠金維持率から取引資金を決めましょう。
TitanFXで証拠金不足を避ける方法
- 取引ロットを抑える
- 必要証拠金だけでなく余剰証拠金を確保する
- 損切り注文を設定する
- 重要な経済指標の前にポジションを調整する
- 複数ポジションの合計証拠金を確認する
取引ロットを抑える
必要証拠金と値動きによる損益は、取引ロットに比例して大きくなります。
最大ロットまで取引するのではなく、損切りされた場合の損失額からロット数を決めましょう。
必要証拠金だけでなく余剰証拠金を確保する
必要証拠金は、注文を保有するための最低限の金額です。同額しか資金がなければ、ポジションを持った直後のスプレッドによる含み損でも証拠金維持率が低下します。
相場の逆行に耐えられるよう、必要証拠金とは別に余剰証拠金を確保しましょう。
損切り注文を設定する
損切り注文を設定すると、含み損が証拠金を圧迫する前にポジションを決済できます。
ただし、急変時や週明けの窓開けでは設定価格から滑ることがあるため、損切り注文だけに頼らずロットも抑えましょう。
重要な経済指標の前にポジションを調整する
雇用統計や政策金利発表の前後は、価格変動とスプレッドが大きくなることがあります。
証拠金維持率に余裕がない場合は、発表前にポジションを減らすか決済しておきましょう。
複数ポジションの合計証拠金を確認する
同じ口座で複数の銘柄を取引すると、各ポジションの必要証拠金が合計されます。
新規注文だけを個別に見るのではなく、口座全体の必要証拠金、余剰証拠金、証拠金維持率を確認しましょう。



必要証拠金ぎりぎりまでポジションを持つとロスカットリスクが高くなります。複数銘柄を監視するときも、証拠金維持率と想定損失額を先に確認してから注文しましょう。
TitanFXの証拠金に関するよくある質問
まとめ
TitanFXの証拠金について紹介しました。
TitanFXの必要証拠金は、取引する銘柄、契約サイズ、ロット数、設定レバレッジ、口座通貨への換算レートによって決まります。
FX通貨ペアは「契約サイズ×ロット数÷レバレッジ×換算レート」で計算できます。ゴールド、株価指数、仮想通貨、エネルギー商品では計算条件が異なるため、クライアントキャビネットの証拠金計算ツールを利用しましょう。
同一口座内で同じ銘柄を両建てした場合は、両建て部分に通常の必要証拠金の20%が適用されます。完全両建てでも証拠金はゼロになりません。
また、必要証拠金は注文に必要な最低限の金額です。必要証拠金と同額だけを入金するのではなく、含み損やスプレッド拡大に耐えられる余剰証拠金を確保しましょう。

