
・移動平均線は何日に設定すればいい?
・短期売買におすすめの期間は?
・SMAとEMAはどちらを使う?



あくまでも当サイトの基準ですが、表示中の時間足の20MAと、上位足2つの20MAを現在足に換算して表示することをおすすめします。
移動平均線は何日がいい?
- 【結論】現在足と上位足2つの20MAを同じチャートに表示する
- 【おすすめ】5分足なら20(5分足)・60(15分足分)・240MA(1時間足分)のように表示
- 【メリット】時間足を切り替えず、上位足2つの方向を確認できる
- 【注意点】3本とも同じMAの種類・適用価格に統一する
- 移動平均線でよく使われる期間
- 時間足・トレードスタイル別のおすすめ設定
- SMAとEMAの使い分け
- MT4・MT5・TradingViewでの設定方法
移動平均線(MA)は、設定する期間によって価格への反応速度が変わります。期間を短くすると直近の値動きへ素早く反応し、長くすると大きなトレンドを確認できます。
5・10・20・75・200など候補が多いため、FX初心者の方は「結局、何日にすればいいの?」と迷ってしまうのではないでしょうか。
そこでこの記事では、私たちが実際のトレードで使っている20MAを基準に、上位足の流れまで1枚のチャートで確認する設定方法を紹介します。



編集部では現在足の20MAに加えて、上位足2つの20MAも換算表示しています。3本の向きがそろった場面だけに絞れるため、買いと売りの判断がシンプルになります。
移動平均線は何日にすべき?


FXでは、現在の時間足と上位足2つの20MAを同じチャートに表示するのがおすすめです。
たとえば15分足には、15分足の20MA、1時間足の20MAに相当する80MA、4時間足の20MAに相当する320MAを表示します。
移動平均線(MA)は、一定期間の終値の平均を線で表示するテクニカル指標です。
最も一般的なのがSMA(単純移動平均)とEMA(指数平滑移動平均)で、SMAは過去の価格を等加重で平均し、EMAは直近価格に重みを置くため反応が速いのが特徴です。
期間を決めるときは、価格への反応速度だけでなく、どの時間足の流れを確認したいのかを考えることが大切です。
当サイトでは20MAを基準にし、表示中の時間足に上位足2つの20MAを換算して重ねます。
短い期間は価格へ敏感に反応しますが、その分だけダマシも増えます。反対に長い期間は反応が遅いものの、上位足を含めた大きな方向を確認する際に役立ちます。
まずは同じ3本を固定して使ってください。負けるたびに期間を変更すると、設定が悪いのか、エントリー方法が悪いのか判断できなくなります。
代表的な期間の意味(早見表)
| 役割 | 設定方法 | 確認する内容 |
|---|---|---|
| 現在足 | 20MA | エントリーする時間足の方向 |
| 1つ上の時間足 | 時間倍率×20MA | 上位足のトレンド |
| 2つ上の時間足 | 時間倍率×20MA | 相場全体の方向 |
この線を見ることで、
- 今の相場の流れ
- 上昇傾向か下落傾向か
- 価格が平均より強いか弱いか
- 押し目や戻りの目安
以上の4点をチャート上で確認できます。
移動平均線にはいくつか種類がありますが、FXで主に使われるのはSMAとEMAです。
どちらを使うか迷わないように、それぞれの違いから確認していきましょう。
SMAとEMAの違いと選び方


SMAとEMAの計算式の違いと反応速度
SMA(単純移動平均)は過去n期間の終値を等加重で平均した数値をチャートに表示します。
EMA(指数平滑移動平均)は直近のデータにより大きな重みをかけて表示します。
結果として、EMAは価格変化への反応が速く、SMAは反応が遅い代わりにノイズを抑えやすいのが特徴です。
同じ期間でも、EMAは価格へ速く反応し、SMAは値動きをなめらかに表示します。
どんな相場・手法でどちらを使うべき?
トレンド初動のキャッチや短期の押し目拾いはEMAが得意です。
価格への反応が速いため、ニュース後の急変動やブレイク直後など、スピードを重視する場面で力を発揮します。
大局の方向確認、サポート・レジスタンスの目安、持ち合い判定にはSMAが向いています。
SMAは細かな値動きの影響を受けにくく、日足や週足で中長期のトレンドを確認する際に向いています。
一般的には、短期のエントリー判断ではEMA、大きな方向の確認ではSMAがよく使われます。
3本が横ばい、または価格が3本を何度もまたぐレンジ相場では、新規の順張りを見送りましょう。
上位足の20MAを表示するときは種類を統一する
上位足の20MAを現在足へ換算表示するときは、3本ともSMAまたはEMAのどちらかに統一してください。
現在足だけEMA、上位足相当の線だけSMAにすると、時間足による違いだけでなく計算方法の違いまで混ざってしまいます。
3本を同じ種類にそろえることで、現在足と上位足の20MAを同じ条件で比較できます。
乖離率と傾きの見方
乖離率=(価格−移動平均)/ 移動平均
価格と3本の移動平均線との距離が一気に広がった場面は、トレンドが強い一方で、高値づかみや安値売りになりやすいタイミングです。
乖離率だけでなく、移動平均線の傾きも必ず確認してください。
3本が右上がりで価格がその上にあれば買いを、3本が右下がりで価格がその下にあれば売りを優先します。
傾きが横ばいで価格が上下に抜けても戻る場合はレンジ相場です。
期間を短くすると乖離と傾きの変化が大きく見えるため、トレード機会と同時にダマシも増えます。
最初は期間を固定し、どのような相場で3本が機能するのかを把握することから始めましょう。



値動きの大きい銘柄でも、最初は20MAを基準にした3本を変えません。期間を調整する場合は、同じ銘柄・時間足で十分な取引数を検証してから判断しましょう。
【時間足別】移動平均線は何日が良い?


各時間足の20MAを基準にし、上位足2つの20MAを現在のチャートへ換算表示します。
上位足の20MAを現在足へ換算する方法
換算式
上位足の20MAは「上位足が現在足の何本分か×20」で換算できます。
15分足に1時間足の20MAを表示する場合は、1時間が15分足4本分なので「4×20=80MA」です。4時間足なら15分足16本分なので「16×20=320MA」になります。
同じ種類のMAに統一する
3本ともSMAまたはEMAのどちらか一方に統一します。
現在足だけEMA、上位足相当だけSMAにすると、時間足だけでなく計算方法による差も混ざります。上位足の20MAを再現する目的なら、MAの種類と適用価格を同じにしてください。
3本を表示するメリット
時間足を切り替えなくても、現在足と上位足2つのトレンドを同時に判断できます。
3本がすべて上向きなら買い、すべて下向きなら売りを優先します。方向がそろわない場面は、時間軸ごとのトレンドが一致していないため見送ります。
上位足のチャート自体も確認し、高値・安値や水平線、重要指標の有無まで確認したうえでエントリーしてください。
デイトレ(1分/5分/15分)とスイング(4時間/日足)
1分足
1分足は20・100・300MAを表示し、1分足・5分足・15分足の20MAを確認します。
100MAは5分足の20MA、300MAは15分足の20MAに相当します。
5分足
5分足は20・60・240MAを表示し、5分足・15分足・1時間足の20MAを確認します。
60MAは15分足の20MA、240MAは1時間足の20MAに相当します。3本が上向きなら買い、下向きなら売りを優先します。
15分足
15分足は20・80・320MAを表示し、15分足・1時間足・4時間足の20MAを確認します。
80MAは1時間足の20MA、320MAは4時間足の20MAに相当します。
15分足でエントリーするときは、1時間足と4時間足の方向が一致している場面を優先します。
1時間足
1時間足は20・80・480MAを表示し、1時間足・4時間足・日足の20MAを確認します。
80MAは4時間足の20MA、480MAは日足の20MAに相当します。FX会社の日足の区切り方によって表示値にわずかな差が出るため、日足チャートも併せて確認してください。
4時間足(スイング)
4時間足は20・120・600MAを表示し、4時間足・日足・週足の20MAを確認します。
120MAは日足の20MA、600MAは週足の20MAに相当します。週5日取引を前提とした換算なので、週足チャートでも方向を確認します。
ボラティリティが変わっても期間は固定する
相場の値動きが大きくなっても、20MAと上位足2つの換算値は変更しません。
ボラティリティに合わせて期間まで変えてしまうと、同じ売買ルールを検証できなくなるためです。値動きが荒いときはMAの数字を動かさず、損切り幅を広げ、その分だけロット数を小さくします。
ATRを使って値動きの大きさを確認
現在のATRが普段より大きければ、通常より値幅が広がっている状態です。損切りまでの距離を相場に合わせて決め、1回の損失額が増えないようにロット数を調整しましょう。重要指標の前後や流動性が低い時間帯は、設定を変更して対応するのではなく、取引自体を見送るのが安全です。
移動平均線は1本だけでもいい?
移動平均線は1本だけでも使えますが、現在足と上位足2つの20MAを表示する3本構成がおすすめです。
表示する本数が多ければ、分析の精度が上がるわけではありません。
移動平均線に慣れていない方は、まず現在足の20MAだけを表示し、価格が線の上にあるか下にあるかを確認するところから始めても大丈夫です。
20MAが右上がりで価格が線の上なら買いを、右下がりで価格が線の下なら売りを優先します。最初から複数の線を追いかけるより、判断基準が明確です。
20MAだけでも、トレンドの方向、価格との位置関係、押し目や戻りの目安を確認できます。
ただし、現在足の20MAだけでは上位足の方向まで判断できません。基本的な見方に慣れたら、上位足2つの20MAを換算した線を追加し、3本で確認する方法へ移行しましょう。



私も上位足の20MAを現在足へ換算して表示しています。たとえば日足の20MAは、4時間足なら120MA、1時間足なら480MAです。時間足を何度も切り替えなくても大きな流れを確認できます。
【市場別】期間の使い分け(株式・FX・仮想通貨)
日本株で定番の20日・75日・200日の意味
- 20日移動平均線はおよそ1か月の営業日数に相当し、個人投資家の注目度が高い基準。
押し目買い・戻り売りの目安に使いやすい。 - 75日線は約3〜4か月の値動きを平均した線です。
20日線との位置関係から、短期と中期のトレンドが同じ方向を向いているか判断できます。 - 200日は長期の方向性を映す大黒柱。
価格が200日線の上にあるか下にあるかで銘柄の地合いをまず判定し、移動平均線の短中期はその上で微調整する。
使い方の型:価格が20日線の上、20日線が上向き、さらに75日線も上向きなら順張り有利。20日が75日を上抜ける局面は勢いが付きやすいが、決算シーズンのギャップには注意しましょう。
米国株を含む海外株の補足
- 海外株でも20MAを基準にし、週足や月足の20MAを日足へ換算して表示できます。
- ただし、市場ごとに1週間の営業日数や月間の営業日数が変わるため、長期間の換算値は目安です。
週足・月足のチャートでも実際の20MAを確認しましょう。
FXで使うおすすめ期間と注意点
- 5分足では20・60・240MAを表示し、15分足と1時間足まで確認
- 15分足では20・80・320MAを表示し、1時間足と4時間足まで確認
- 1時間足では20・80・480MAを表示し、4時間足と日足まで確認
- 3本が同じ方向を示す場面だけに絞り、上位足と逆方向のエントリーを避ける
仮想通貨(暗号資産)での設定と注意点
- 暗号資産でも20MAを基準にし、現在足と上位足2つの方向を確認します。
- 24時間365日動くため、FXや株式とは日足・週足の区切りが異なります。
利用する取引ツールのローソク足を基準に換算してください。 - 急騰急落時は移動平均線から価格が大きく離れるため、3本の向きがそろっていても飛び乗らず、20MAへの戻りを待ちます。
全銘柄共通の考え方(市場をまたいで通用するルール)
- 現在足の20MAでエントリーのタイミングを取り、上位足相当の2本でトレンド方向を限定します。
- 3本の傾きと価格の位置関係を優先し、クロスだけでは注文しません。
- 3本が横ばい、または方向がそろわない場面では新規エントリーを見送ります。
シグナルの活用方法(クロス・傾き・グランビル)
ゴールデンクロス/デッドクロスの精度を上げる条件
- 現在足と上位足相当の3本が同じ方向を示していることを最優先にします。
- 現在足の20MAが上位足相当MAを上抜けても、3本の傾きがそろっていなければ見送ります。
- 価格が3本から大きく離れた後のクロスでは飛び乗らず、20MAへの押し・戻りを待ちます。
- 重要指標の直前や急激に値幅が拡大した場面では、シグナルが出ても新規注文を控えます。
エントリーと損切り・利確の型(例)
- 【買い例】
15分足の20・80・320MAがすべて上向きで、価格が3本の上にある場面を選びます。
20MAへの押し目から反発したら買い、直近の押し安値下に損切りを置きます。 - 【売り例】
3本がすべて下向きで、価格が3本の下にある場面を選びます。
20MAへの戻りから反落したら売り、直近の戻り高値上に損切りを置きます。
パーフェクトオーダーの判定と崩れの兆し
- 上昇の理想配列は、現在足の20MA>1つ上の時間足相当MA>2つ上の時間足相当MAで、3本とも右上がりの状態です。
下降は逆の並びになります。 - 移動平均線同士の間隔が開き、傾きが維持されている間はトレンド継続と判断します。
- 現在足の20MAが上位足相当MAを反対方向へ抜けたら、新規エントリーを止めて保有ポジションの決済を優先します。
グランビルの法則の実用化
【買いが有利な局面】
- 上向きの移動平均(例:SMA20)を価格が上抜けた直後。
- 上向きの移動平均に価格が戻ってきて反発したとき(押し目)。
- 前提:15分足の20・80・320MAがすべて上向きで、価格は3本の上。
- 行動:20MAへの押しを待ち、反発確認でエントリー。損切りは押し安値の下。
- 管理:前回高値で一部利確し、20MAを終値で割れたら残りを決済。
- ポイント:1時間足と4時間足の方向がそろった押し目だけを狙う。
【売りが有利な局面】
- 1 下向きの移動平均を価格が下抜けた直後。
- 2 下向きの移動平均に戻って反落したとき(戻り売り)。
現在足の20MAを押し目・戻りの基準にし、換算した上位足2つの20MAでトレンド方向を判断しましょう。
- 前提:1時間足の20・80・480MAがすべて下向きで、価格は3本の下。
- 行動:20MAへの戻りを待ち、反落確認で売り。損切りは戻り高値の上。
- 管理:前回安値で一部利確し、20MAを終値で上抜けたら残りを決済。
- ポイント:4時間足と日足に逆らう売買を避ける。
- 価格は3本の上か下か
- 現在足と上位足2つのMAの傾きはそろっているか
- クロスは過度な乖離の直後ではないか
- 直近の高安値や水平線と衝突していないか
- イベントやセッション切替の直前ではないか
- 損切り位置と想定利確位置を先に決め、損益比が1対1.5以上確保できるか
移動平均線のおすすめ期間セット例
目的別おすすめセット(順張り・逆張り・持ち合い判定)
- 順張り(トレンドフォロー)
現在足と上位足2つの20MAを換算表示します。3本が上向きなら買い、下向きなら売りを優先し、現在足の20MAへの押し・戻りを待ちます。 - 逆張り
上位足2つと反対方向になるため、基本的には行いません。反転を狙う場合も、現在足と上位足相当MAの向きが変わってから判断します。 - 持ち合い(レンジ判定)
3本が横ばい、または価格が3本を頻繁にまたぐ状態をレンジと判断し、明確に傾きが出るまで新規注文を控えます。
期間の組み合わせリスト(時間軸別の定番)
- 1分足
20MA/5分足相当の100MA/15分足相当の300MA - 5分足
20MA/15分足相当の60MA/1時間足相当の240MA - 15分足
20MA/1時間足相当の80MA/4時間足相当の320MA - 1時間足
20MA/4時間足相当の80MA/日足相当の480MA - 4時間足
20MA/日足相当の120MA/週足相当の600MA
シンプル運用ルール例
買い注文時
条件:3本が上向きで、価格が3本の上にある
エントリー:現在足の20MAまで押し、反発を確認
損切り:直近押し安値の下
利確:前回高値手前で分割し、現在足の20MAを終値で割れたら残りを決済
売り注文時
条件:3本が下向きで、価格が3本の下にある
エントリー:現在足の20MAまで戻し、反落を確認
損切り:直近戻り高値の上
利確:前回安値手前で分割し、現在足の20MAを終値で上抜けたら残りを決済
- データ分割
インサンプル(調整用)とアウトオブサンプル(検証用)を分ける。可能ならウォークフォワードで時系列に沿って評価する。 - 取引コスト
手数料とスリッページを必ず反映。スキャルや短期は結果が大きく変わる。 - 指標の一貫性
移動平均線のパラメータを1〜2だけ動かしても成績が大きく崩れないか確認。尖った最適点は避ける。 - レジーム別検証
トレンド相場、レンジ相場、ボラ高・低の期間ごとに勝率と損益比、ドローダウンを確認。 - 指標過多の回避
移動平均は最大3〜4本まで。情報過多は判断遅延と矛盾を生む。 - 損益比の基準
勝率よりも期待値。最低でも損益比1対1.5、理想は1対2を目指す。 - ロットと連敗耐性
最大想定連敗数に基づくロット設計。ドローダウン20%以内を目標に。 - 実運用前の紙トレード
最低20〜30トレードを手で記録し、ルール通りに執行できるかを確認。
【プラットフォーム別】期間設定の方法
MT4/MT5でSMA/EMAと「期間」を設定する手順
- 挿入 → インディケータ → トレンド → Moving Average を選ぶ
(またはチャート上で右クリック → 表示中のインディケータ → 追加) - パラメータを設定する
・期間(Period):現在足は20、上位足2つは時間倍率×20を入力
・種別(MA method):SMAまたはEMAのどちらかに3本とも統一
・適用価格(Apply to):3本ともClose(終値)に統一
・シフト(Shift):通常は0のまま
・色・太さ・スタイル:現在足と上位足2つを見分けられる色にする - OK を押してチャートに表示
複数本使う場合は同手順で本数分追加 - よく使う組み合わせはテンプレートに保存
(チャート上で右クリック → テンプレート → 名前を付けて保存)
別銘柄でも同じ設定をすぐ呼び出せる
ナビゲータの「Moving Average」をチャートへドラッグすると素早く追加できます。
時間足を切り替えても期間は「本数」基準で解釈されます。この認識違いが多いので注意しましょう。
(例:5分足の20=100分、1時間足の20=20時間)。
Heikin Ashi(平均足)チャートに移動平均を重ねると値が変わります。通常ローソク足で検証した設定は通常ローソク足で使ってください。
TradingViewでの設定手順
- 画面上部「インジケーター」をクリックし、Moving Average(SMA)や Exponential Moving Average(EMA)を追加
検索窓に「MA」「EMA」と入力すると出てきます - インジケーターの設定(歯車アイコン)で以下を調整しましょう
・Length(期間):現在足は20、上位足2つは時間倍率×20を入力。
・Source(基準価格):3本ともCloseに統一。
・Offset(オフセット):通常は0。
・Style:現在足と上位足2つを識別できる色にする。 - 同じチャートに複数本を追加して色分けする
- 現在の構成をインジケーターテンプレートとして保存
(インジケータ設定のドロップダウン、またはチャートのテンプレート機能から保存) - アラート活用例
移動平均線のクロスで通知
アラート → 条件で「指標の交差(Crossing)」を選び、短期MAと中期MAを指定
エントリーチャンスの見逃しを減らせます
- 期間の単位を誤解している
「20」は常に今の時間足での20本
時間足を変えると意味合いが別物になる - SMAとEMAを無意識に混在
以前の検証はSMAなのに、実運用でEMAに変えて結果が合わない、など
必ず明記して統一する - Apply to(基準価格)がバラバラ
片方がClose、片方がHLC3などになるとクロス条件がズレる
基本は終値で統一 - シフトやオフセットが0でない
表示が未来方向にずれて見えると判断ミスの元
常に0で確認 - 色分けが不明瞭
短中長の識別が瞬時にできないと執行が遅れる
色と太さで役割を固定 - 検証と実運用の環境差
平均足に切り替えた、対数スケールにした、レイアウトの時間足が違う、などの小さな差が結果を変える
テンプレートで環境を固定する。
- 現在足の20MAでタイミングを取り、上位足2つの20MA相当線で方向を判断する
- 3本のMAの種類と適用価格を統一する
- 線の色を固定し、どの時間足でも同じ役割の線を同じ色で表示する
移動平均線の期間設定でよくある失敗と回避方法
- 期間を何度も変更する
- クロスだけで機械的にエントリー
- 上位足を無視する
- ボラティリティを考慮しない
- 過剰最適化(カーブフィッティング)
- コストとスリッページを無視
- 基準価格の不一致(CloseとHLC3など)
- SMAとEMAを混在させる
- 移動平均線を何本も表示する
- イベントや時間帯の特性を無視
- アラートを使わず値動きを追いかける
- ロットと損切りが期間に合っていない
- 移動平均を“絶対の壁”と誤解
- 時間足切替で意味が変わるのを忘れる
期間を何度も変更する
過去のチャートに合う数字を探し続けても、実際の相場で同じ結果を再現できるとは限りません。現在足と上位足2つの20MA換算値に固定し、同じ条件で検証しましょう。
クロスだけで機械的にエントリー
移動平均線のクロスだけで注文すると、レンジ相場のダマシに何度も巻き込まれます。3本の傾きと価格の位置を確認し、クロス後の押しや戻りを待ってからエントリーしてください。
上位足を無視する
現在足の20MAが上向きでも、上位足2つが下向きなら買いは逆張りになります。上位足相当の2本で方向を決め、現在足の20MAでタイミングを取るのが基本です。
ボラティリティを考慮しない
急騰急落局面で同じロット数と損切り幅のまま取引すると、想定以上の損失が発生します。
対策:MAの期間は固定し、ATRなどで値幅を確認してロット数と損切り幅を調整します。
過剰最適化(カーブフィッティング)
特定の期間だけ成績が良くなるように数字を調整すると、相場環境が変わっただけで通用しなくなります。検証に使う期間と確認用の期間を分け、別の相場でも同じルールが機能するか確認してください。
コストとスリッページを無視
取引回数が多い短期売買では、スプレッドや取引手数料、スリッページによって利益が大きく減ります。検証には実際のコストを含め、コスト差し引き後でも損益比1対1.5以上を確保しましょう。
基準価格の不一致(CloseとHLC3など)
終値とHLC3など異なる基準価格を混ぜると、同じ期間でも線の位置がずれます。3本とも終値に統一し、検証時と実際のトレードでも同じ設定を使ってください。
SMAとEMAを混在させる
SMAで検証したルールをEMAへ変更すると、価格への反応速度が変わるため別の手法になります。上位足の20MAを換算表示する場合は3本の種類を統一し、途中で変更しないでください。
移動平均線を何本も表示する
移動平均線を何本も表示すると、買いと売りの根拠が同時に見つかり、判断が遅れます。当サイトの方法なら現在足と上位足2つの計3本で十分です。
イベントや時間帯の特性を無視
重要指標の発表前後や流動性が低い時間帯は、MAの方向とは関係なく価格が急変します。雇用統計やFOMCなど取引しない時間帯をあらかじめ決めておきましょう。
アラートを使わず値動きを追いかける
チャートを常に監視できない方は、価格が20MAへ到達したときや移動平均線が交差したときに通知されるよう、アラートを設定しておきましょう。値動きを追いかけて飛び乗る回数を減らせます。
ロットと損切りが期間に合っていない
損切り位置をMAだけで決めると、値動きの大きさに合わないことがあります。直近の押し安値や戻り高値の外側に損切りを置き、その距離に合わせてロット数を調整してください。
移動平均を“絶対の壁”と誤解
価格がMAへ触れたからといって、必ず反発するわけではありません。ローソク足の反転、高値・安値、水平線、上位足相当MAの傾きまで確認してから判断しましょう。
時間足切替で意味が変わるのを忘れる
5分足の20MAは直近100分、1時間足の20MAは直近20時間の平均です。同じ「20」でも示している値動きは異なるため、時間足とセットで考えてください。
移動平均線は何日がいい?に関するよくある質問
まとめ
移動平均線は何日がいい?について解説しました。
移動平均線で迷ったら、現在足の20MAと上位足2つの20MAを換算し、同じチャートへ表示しましょう。
移動平均線の期間は日数ではなく、表示している時間足のローソク足の本数です。
5分足なら20・60・240MA、15分足なら20・80・320MA、1時間足なら20・80・480MAです。3本の方向がそろう場面を選び、現在足の20MAでエントリーのタイミングを判断します。
移動平均線のクロスだけで注文せず、線の傾き、価格との位置関係、直近の高値・安値も確認してください。
最初は設定を固定して20〜30回以上検証し、結果が悪い場合だけ短期線を調整しましょう。



期間探しを続けるより、同じ設定で売買記録を残すほうが上達します。私なら最低30回は設定を変えずに検証します。

