海外FXのHFM（エイチエフマーケット）にはユーザーの好みに応じで選べる5種類の口座タイプが用意されています。
この中で2024年に追加された最も新しい「トップアップボーナス口座」情報を徹底解説。
トップアップボーナスの登場によりほか4種類側にもいくつか変更された部分があります。
そこで、HFMトップアップボーナス口座の特徴や利用時の注意点、登場による変更点を紹介します。
HFMトップアップボーナス口座とは？
トップアップボーナス口座の概要
HFMで配布しているボーナスが唯一適用されるのがトップアップボーナス口座です。
ボーナスを提供することにより、トレーダーの取引資金を増やす手助けをすることがも目的です。
これによりトレーダーはより大きなポジションを持つことができ、利益を増やす機会が広がります。
ボーナスを利用することで、トレーダーはリスクを減らすこともできるでしょう。
なお、トップアップボーナスが登場する前まではプレミアムなどほかの口座タイプでボーナスを受け取れましたが、現在は一本化されました。
全5種類ある中でトップアップボーナスのみがボーナス対象のため、欲しい方は必然的にこの口座タイプを選ぶことになります。
ちなみに、HFMでは常時20％入金ボーナスを提供しています。
また、期間限定でボーナスプロモーションを実施することもあります。
それらボーナス特典が欲しい人向けです。
HFMで現在提供されているボーナス一覧
- 20%入金ボーナス
ほか、ポイント（HFMバー）還元プログラムやトレードコンテスト的なイベントによるボーナスもありますが、これからFXトレードを始める方を対象としたボーナスは20％入金ボーナスのみです。
20%入金ボーナスの基本情報
入金額に応じて20％相当のボーナス資金（クレジット）がもらえます。
上限額の78万円に達するまで、入金・資金移動時に何度でも適用されます。
たとえば、1万円の入金なら2000円分、100万円なら20万円分のボーナスクレジットを受け取れます。
単純にトレード資金を20%増やせるため、トレードの稼ぎやすさと安全性が高くなります。
HFMトップアップボーナス口座でボーナスを受け取る手順
HFMトップアップボーナス口座でボーナスを受け取るためには、いくつかの条件を満たす必要があります。
これらの条件は、ボーナスが公平かつ適正に利用されるために設けられています。
ボーナスを受け取る条件
- トップアップボーナス口座の開設
- 本人確認書類を提出して有効化
- トレード資金の入金（資金振替もOK）
- 上限の78万円に達していない
トップアップボーナス口座の開設
まずはHFMでアカウント登録を済ませてトップアップボーナス口座を開設してください。
間違えてほかのタイプを開設しても問題ありません。
追加開設でトップアップボーナスを選べばOKです。
本人確認書類を提出して有効化
トップアップボーナス口座を開設しただけではトレードできませんし、ボーナスももらえません。
身分証明書と住所確認書類の2点をHFM会員ページでアップロードしましょう。
審査完了で準備完了です。
トレード資金の入金（資金振替もOK）
常時開催されているキャンペーンは入金ボーナスです。
有効化が済んだトップアップボーナス口座に入金しましょう。
入金額の20％相当額を受け取れます。
HFMの最低入金額は、JCBカードは700円、VISA/MasterCardは1万円、銀行送金は1000円など決済方法によって異なります。
上限の78万円に達していない
現在開催中のキャンペーン「20％入金ボーナス」は何度でも受け取れます。
ですが、受け取ることができる特典の上限は78万円までです。
78万円の範囲内であれば、何度入金、または資金振替しても受け取ることができます。
入金額の上限は「78万円÷20％＝390万円」までとなります。
ボーナスの計算方法
トップアップボーナスの計算方法は、入金額に対するボーナスの割合に基づいて行われます。
現在開催中の20％入金ボーナスキャンペーンであれば、入金額×20％が付与されます。
仮に100万円入金すれば、120万円でスタートできます。
前述したように、上限が78万円（入金額は390万円）まで達するまで何度でも受け取り可能です。
最大値は、390万円×20％+390万円＝468万円となります。
HFMトップアップボーナス口座のメリットとデメリット
メリット
- 入金ボーナスがもらえる
- トレード資金増により稼ぎやすくなる
- トレード資金増により全損する可能性が低くなる
- FX自動売買ツール/コピートレードにも対応
入金ボーナスがもらえる
HFMで唯一ボーナスキャンペーンが適用されます。
現在は20％入金ボーナスのみですが、今後新しいキャンペーンが開催されれば受け取れます。
トレード資金増により稼ぎやすくなる
現在開催しているキャンペーンを利用すれば、トレード資金が2割増えます。
資金が増えればより大きなリスクをとってエントリーできるため稼ぎやすくなります。
もちろんギャンブルトレードは厳禁ですが、資金が2割増えることで1ロットが1.2ロットでエントリーできるなら、利益も1.2倍になるでしょう。
トレード資金増により全損する可能性が低くなる
上の欄で注文ロット数を増やすことで稼ぎやすくなると解説しましたが、トレード資金が増えれば相場が逆行したときにより長く耐えられます。
資金が10万円あるなら、現在のキャンペーンで2万円分増えるためその分だけ全損リスクを減らせるでしょう。
FX自動売買ツール/コピートレードにも対応
トップアップボーナス口座はFX自動売買ツール（EA）やコピートレードにも対応しています。
FX自動売買ツールは提供側の都合もあるため、相手がプレミアムやプロ口座を指定していれば使えませんが、対応ツールさえあれば利用可能です。
コピートレードは、HFM公式からパソコン版の取引プラットフォーム（MT4かMT5）をダウンロードしてインストールします。
その後ツール内でトレーダーと契約すれば、相手の成績しだいで自動的に稼いでくれます。
こちらも対応しているので、本業が忙しい方などは有効活用できるでしょう。
デメリット
- スプレッドが広い
- 最大レバレッジが1000倍に制限される
- ボーナスは現金ではない
- ほかの口座タイプへの資金移動でボーナス消滅
スプレッドが広い
キャンペーンが適用される反面、取引コストであるスプレッドが広め（手数料高め）に設定されています。
参考までに、USDJPY（米ドル/日本円）の通貨ペアのスプレッドを比較してみました。
| トップアップボーナス | 1.9ピプス |
|---|---|
| プレミアム | 1.8ピプス |
| セント | 1.8ピプス |
| プロ | 1.1ピプス |
| ゼロ | 1.9ピプス |
ピプス（pips）は値動きの単位です。
USDJPYであれば、1ロット注文時の1ピプスは1000円。
0.1pipsなら100円のコスト差となります。
HFMでもっともスタンダードなプレミアム口座と比較すると、わずか0.1ピプスの差。
1回のトレードだけ見ればそれほど大きなコスト差ではありませんが、取引回数と取引量が増えていくほど積み重なっていきます。
長くトレードを続けるほど、受け取ったボーナス額以上のコストになるでしょう。
長い目で見れば不利になります。
最大レバレッジが1000倍に制限される
HFMの最大レバレッジは2000倍ですが、トップアップボーナスのみ1000倍に制限されます。
海外FX業者の平均的なレバレッジは1000倍ですので、これでも十分ハイレバレッジでトレード可能です。
ですが、せっかくHFMを選ぶのであれば、最大2000倍レバレッジ環境下でトレードすることは大きなメリットとなります。
単純に半分の資金で注文できるようになるため、資金をあまり準備できない方には不利となるでしょう。
ボーナスは現金ではない
HFMの入金ボーナスは現金配布ではありません。
「クレジット」として現金と別々に管理されます。
口座上では残高（現金）、クレジット（ボーナス）のように表記されています。
現金ではないため、出金することはできません。
FXトレード時の証拠金としての機能があるだけです。
なお、クレジットを元手にトレードで稼いだ収益は現金のため、問題なく出金できます。
ほかの口座タイプへの資金移動でボーナス消滅
HFMではボーナスが適用されるのはトップアップボーナス口座のみ。
ほかの口座タイプへ資金移動すれば消滅してしまいます。
トップアップボーナス口座の開設はトレード資金を増やすための有効な手段ですが、利用の際には注意が必要です。
ルールを理解して、トラブルにならないようご確認下さい。
HFMトップアップボーナス口座の活用方法
- トレード資金の増強
- トレードスキルの向上
- デモからリアルへの移行
- ギャンブルトレード（非推奨）
トレード資金の増強
最もわかりやすいのはトレード資金を増やすことです。
資金が多いほど大きなロットで注文可能となります。
ロットが大きいほど稼ぎの多くなっていきます。
トレードスキルの向上
資金を増やして少しでも長くトレードを続けましょう。
FX初心者の方が最初から稼ぐことはほぼできません。
ビギナーズラックで増やせてしまうケースもありますが、稼ぎ続けることはできません。
高確率で最初に入金した証拠金はすべて失うでしょう。
わずかでもリアルマネーを使った取引経験を積むことが将来に繋がります。
デモからリアルへの移行
デモトレードで取引経験を積んだあと、実際の取引に移行する際にトップアップボーナスを利用しましょう。
これにより、リスクを抑えつつリアルトレードを始められます。
ギャンブルトレード（非推奨）
決しておすすめするわけではありませんが、資金量を増やすことでギャンブルトレード成功時の稼ぎを増やせます。
単純にエントリー可能なロット数を大きくすることで、より大きな利益を狙えるでしょう。
HFMトップアップボーナス口座の開設手順
- HFMホームページを開く
- アカウント所法を入力して登録
- 送られてきたメールを確認してメール認証を済ませる
- HFMホームページから会員ページにログイン
- 取引口座⇒ライブ口座を開設⇒取引口座開設を押す
- トップアップボーナスを選択して入力フォームを埋める
HFMホームページはこちら↓
HFMトップアップボーナス口座の基本スペック情報
最低入金額と入金限度額
HFMでは入金方法ごとに最低入金額と限度額が設定されています。
| 最低額 | 限度額 | |
|---|---|---|
| JCBカード | 700円 | 300万円 |
| VISAカード | 1万円 | 50万円 |
| MasterCard | 1万円 | 50万円 |
| 銀行送金 | 1000円 | 110万円 |
| Crypto | 30ドル | 1万ドル |
| BXONE | 1000円 | 100万円 |
| bitwallet | 1000円 | 500万円 |
| bitPay | 5ドル | 1万ドル |
日本在住者であれば、JCBクレジットカードを持っている方も多いはず。
ほかのカードブランドよりかなり優遇されています。
高額入出金したい方はオンライン決済サービスの「bitwallet（ビットウォレット）」が便利ですが、先にbitwalletアカウントを開設し本人確認を完了させておく必要があります。
最低出金額と出金限度額
入金同様に、出金額も決済方法ごとに設定されています。
| 最低額 | 限度額 | |
|---|---|---|
| JCBカード | 5ドル | 100万円 |
| VISAカード | ー | ー |
| MasterCard | ー | ー |
| 銀行送金 | 1000円 | 107万5000円 |
| Crypto | 10ドル | 100万円相当額 |
| BXONE | 2000円 | 100万円 |
| bitwallet | 20ドル | 100万円相当額 |
| bitPay | 5ドル | 30万円相当額 |
VISAとMasterCardブランドは出金できません。
JCBカードだけは出金することができます。
スプレッドと取引手数料
HFM公式ではスプレッドは1.4pips～、取引手数料は不要となっています。
スプレッドは銘柄によって異なるため、最新情報をHFM公式で必ずご確認下さい。
HFM公式サイト⇒メニューの「マーケット」⇒商品（FX/金属/エネルギーなど）の各ページで確認できます。
スワップポイントとスワップフリー
スワップポイントは全口座タイプで共通です。
HFM公式サイト⇒メニューの「マーケット」⇒商品（FX/金属/エネルギーなど）の各ページでご確認下さい。
HFMでは別途イスラム口座を言うものを開設することでスワップフリーに対応しています。
トップアップボーナスのままでは利用できないためご注意ください。
最大レバレッジとレバレッジ制限
最大レバレッジは1000倍です。
ほかの口座タイプの2000倍より低く設定されています。
| 口座タイプ | 最大レバレッジ |
|---|---|
| トップアップボーナス | 1000倍 |
| プレミアム | 2000倍 |
| セント | 2000倍 |
| プロ | 2000倍 |
| ゼロ | 2000倍 |
レバレッジ制限は全口座タイプ共通で以下のようになっています。
- 残高による制限
- 経済指標発表前後の制限（最大500倍）
- 窓開け前後の制限（最大500倍）
- 銘柄ごとの制限
残高による制限は次のようになります。
| 残高（有効証拠金） | 最大レバレッジ |
|---|---|
| 0〜4999ドル ※トップアップボーナスは対象外 | 2000倍 |
| 5000〜39999ドル | 1000倍 |
| 40000〜99999ドル | 500倍 |
| 10万ドル～ | 75～200倍 |
ほか、市場への影響力が高い経済指標発表、早朝の市場オープン時間帯（窓開け）、銘柄に応じてのレバレッジ制限もあります。
HFMトップアップボーナス口座に関するＱ＆Ａ
まとめ
HFMのトップアップボーナス口座の特徴を解説しました。
HFMで唯一ボーナスがもらえる口座タイプです。
トレード資金をあまり準備できない方は有効活用していきましょう。