
・Exnessではスワップポイントが発生する?
・スワップフリーで取引できる銘柄はある?
・スワップ狙いの長期保有はできる?



Exnessでは銘柄や売買方向に応じてスワップポイントが発生します。ただし、スワップフリーステータスが適用されている口座では、対象銘柄を持ち越してもスワップは発生しません。実際の金額はMT4・MT5の銘柄仕様や取引計算ツールで確認できます。
Exnessスワップポイント
- 【発生時間】夏時間は日本時間6時、冬時間は7時に未決済のポジションへ反映される
- 【確認方法】MT4・MT5の銘柄仕様または取引計算ツールで最新の金額を確認できる
- 【注意点】スワップフリーは取引状況により解除されることがあり、対象外になると未決済注文にもスワップが適用される
Exnessでは、通貨ペア、ゴールド、仮想通貨、株価指数、エネルギー、株式CFDなど、さまざまな銘柄を取引できます。
その中で、ポジションを翌日以降に持ち越す時に重要になるのがスワップポイントです。
スワップポイントは、銘柄や売買方向によってプラスになることもあれば、マイナスになることもあります。
ただし、Exnessでは多くの人気銘柄でスワップフリー取引が用意されています。スワップフリーステータスが適用されていれば、メジャー通貨ペアのほか、ゴールド、シルバー、原油、仮想通貨、株価指数なども対象になります。
そこでここでは、Exnessのスワップポイントの仕組み、計算方法、発生時間、3倍になる曜日、スワップフリー対象銘柄、確認方法をFX初心者向けにまとめました。
Exnessのスワップポイントとは?
スワップポイントとは、2カ国間の金利差によって生じる利益や損失のこと。
Exnessで注文したポジションを翌日以降に持ち越した時に発生し、含み損益に加算されます。
FXでは、2つの通貨を組み合わせた銘柄(通貨ペア)を取引します。そのため、通貨間の金利差などをもとに、ポジションを保有している間に日を跨げばスワップが発生します。
- ポジションを当日中に決済する場合は、基本的に気にしなくてOK
- ポジションを翌日以降に持ち越すと基本的にスワップが発生する
- 買いと売りでスワップの金額は異なる
- プラススワップなら受け取れる
- マイナススワップなら支払う
- Exnessにはスワップフリー対象銘柄もある
たとえば、同じUSDJPYでも、買いポジションと売りポジションでスワップポイントが異なる場合があります。
また、通貨ペアだけでなく、ゴールドや株価指数、仮想通貨などでも、銘柄ごとに条件が異なります。
(スワップポイントが発生しない銘柄もあり)
Exnessで長期保有をする場合は、エントリー前に必ずスワップ条件を確認しておくことが大切です。
Exnessのスワップポイント計算方法
Exnessのスワップポイントは、次の計算式で求められます。
スワップ=買いまたは売りのスワップ値×日数×1pipの価値
1pipの価値=ロット数×契約サイズ×pipサイズ
たとえば1ロットのEURUSDなら、契約サイズ10万通貨、pipサイズ0.0001のため、1pipの価値は10ドルです。
買いまたは売りのスワップ値が-0.8pipsで、通常のスワップが1日分発生するなら「-0.8×1×10=-8ドル」となります。
Exnessはスワップフリーで取引できる?
Exnessでは、スワップフリー取引を利用できる銘柄が多くあります。
スワップフリーとは、ポジションを翌日以降に持ち越しても、通常のスワップが発生しない仕組みです。
Exnessでは、メジャー通貨ペアや一部人気銘柄でスワップフリーに対応しています。
スワップポイントがマイナスになる銘柄では、スワップフリーによって持ち越しコストを抑えられます。逆に、スワップポイントがプラスの銘柄なら、スワップフリーにならない銘柄で取引することで利益を増やしやすいでしょう。
注意点として、スワップフリーで注文するには条件があります。すべての銘柄、すべての取引状況で無条件にスワップが発生しないわけではありません。
スワップフリー対象かどうかは、取引銘柄やアカウント状況によって変わります。
Exnessのスワップフリー対象銘柄
スワップフリーステータスが適用されている場合、次の銘柄をスワップなしで保有できます。
対象はメジャー通貨ペアだけではありません。
| 銘柄 グループ | 主なスワップフリー対象 |
|---|---|
| メジャー通貨・指数 | AUDUSD、EURUSD、GBPUSD、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY、DXY |
| マイナー通貨 | AUDNZD、AUDCAD、EURCHF、GBPJPY、GBPAUD、GBPCAD、CHFJPY、AUDCHF、AUDJPY、EURAUD、EURCAD、EURGBP、EURJPY、EURNZD、GBPCHF、GBPNZD、NZDJPY、NZDCAD、CADCHF、CADJPY、NZDCHF |
| エキゾチック通貨 | USDZAR、USDTHB |
| コモディティ | XAUUSD、XAUAUD、XAUEUR、XAGUSD、XPTUSD、USOIL、UKOIL |
| 仮想通貨 | 全銘柄 |
| 株価指数 | 全銘柄 |
上記以外の貴金属・エネルギー・マイナー通貨・エキゾチック通貨・株式CFDには、スワップが発生する場合があります。
対象銘柄であっても、口座のスワップフリーステータスが解除されればスワップが適用されます。
ただし、対象銘柄や条件は変更される可能性があります。実際に取引する前には、パーソナルエリアの契約仕様やMT4・MT5の銘柄仕様で最新条件を確認しましょう。
Exnessのスワップフリーステータスとは?
Exnessの取引口座は、初期状態ではスワップフリーステータスが適用されます。
スワップフリーステータスとは、対象銘柄を翌日まで保有してもスワップが発生しない仕組みです。
ステータスはパーソナルエリア全体に適用され、保有するすべての口座タイプで共通です。ただし、取引状況によって適用資格が判断されます。
たとえば、通常の取引時間中に取引せず、大量の注文を一晩持ち越すような取引を定期的に行うと、スワップフリー対象外になる可能性がでてきます。
このように、Exnessのスワップフリーは、無条件で使えるとは限りません。適用資格がなくなる場合はパーソナルエリアへ通知され、未決済注文と今後の注文にスワップが適用されます。
現在の状態は、パーソナルエリアの「Exnessのメリット」にある「取引条件」で確認できるのでチェックしておきましょう。
Exnessでスワップポイントを確認する方法
Exnessでスワップポイントを確認する方法はいくつかあります。
日を跨いでポジションを保有する可能性があるならチェックしておきましょう。
- MT4・MT5の銘柄仕様で確認する
- Exnessの取引計算ツールで確認する
- パーソナルエリアやアプリで確認する
MT4・MT5の銘柄仕様で確認する
ExnessでMT4・MT5を使っているなら、銘柄仕様からスワップ条件を確認できます。
一般的な確認手順は以下の通りです。
- MT4・MT5を開く
- 気配値表示を開く
- 確認したい銘柄を右クリックする
- 「仕様」を選ぶ
- スワップロング・スワップショートを確認する
スワップロングは買いポジションを翌日に持ち越した時のスワップ、スワップショートは売りポジションを持ち越した時のスワップです。
同じ銘柄でも、買いと売りでスワップ条件が異なるため、必ず両方確認しましょう。
Exnessの取引計算ツールで確認する
Exnessでは、無料の取引計算ツール「トレーダー・カリキュレーター」も利用できます。
(ログイン後のパーソナルエリア上部にある「?」アイコン内から開けます)
この取引計算ツールでは、損益、pips価値、必要証拠金、ポジションサイズなどを計算できるほか、スワップや手数料などの取引コスト確認にも使えます。
とくに、以下のような場合は取引計算ツールを使うと便利です。
- ゴールドを長期保有したい
- エキゾチック通貨ペアを取引したい
- 株価指数やエネルギーを持ち越したい
- ロット数ごとのコストを確認したい
- スワップや手数料を含めて損益を考えたい
スワップポイントは、銘柄やロット数によって負担額が変わります。
取引前に計算ツールで確認しておくことで、想定外のコストを避けやすくなるでしょう。
パーソナルエリアやアプリで確認する
パーソナルエリアやExnessアプリでも、自分の取引条件やアカウントの状態を確認できます。
スワップフリーステータスは、パーソナルエリアの「Exnessのメリット」から「取引条件」を開くと確認できます。
Exnessのスワップポイントはいつ発生する?
スワップポイントは、ポジションを翌日以降に持ち越した時に発生します。
スワップの反映時刻は、米国夏時間が日本時間6時、冬時間が7時です。
短期売買やデイトレードでこの時刻までに決済するなら、そもそもスワップポイントが付与されないため気にする必要はありません。
対して、数日以上ポジションを保有するスイングトレードやそれ以上の長期保有手法は、銘柄によってスワップが損益に大きく影響します。
特に注意したいのは、以下のような取引です。
- 数日以上ポジションを持つ
- 週をまたいで保有する
- マイナー通貨ペアを保有する
- エキゾチック通貨ペアを保有する
- ゴールドやエネルギーを保有する
- スワップ狙いで高金利通貨を買う
週末分をまとめて反映する3倍スワップの曜日は、銘柄グループによって異なります。
| 銘柄グループ | 3倍スワップの曜日 |
|---|---|
| FX通貨ペア | 水曜日 ※USDCADは木曜日 |
| 貴金属 | 水曜日 |
| 仮想通貨 | 水曜日または金曜日 |
| 株価指数 | 金曜日 |
| 株式CFD | 金曜日 |
| エネルギー | 3倍スワップなし |
取引する銘柄によって条件が異なるため、長期保有する場合は事前に銘柄仕様を確認しましょう。
Exnessでプラススワップを狙える?
Exnessでも、銘柄や売買方向によってはプラススワップを狙えます。
プラススワップとは、ポジションを持ち越すことで受け取れるスワップポイントのことです。
ただし、Exnessではスワップフリー対象銘柄が多いため、メジャー通貨ペアでスワップ収益を狙うというより、スワップコストを抑えて保有しやすい環境を考えるほうが一般的でしょう。
また、プラススワップを狙える銘柄には、次のようなリスクがあります。
- スプレッドが広い
- 値動きが大きい
- マイナス方向に動くと損失が大きい
- 政治・経済ニュースで急変しやすい
- スワップ条件が変更される可能性がある
- レバレッジ制限がある場合がある
スワップポイントは魅力的に見えるかもしれませんが、為替差損が出ればスワップ収益以上に損をすることも…。
たとえば、毎日少しずつスワップを受け取れても、相場が大きく逆行すれば、数日分や数週間分のスワップが一気に吹き飛ぶこともあります。
FX初心者は、スワップだけを目的に高金利通貨や値動きの激しい銘柄を取引するのはあまりおすすめしません。
Exnessのスワップフリーで注意すべきこと
Exnessのスワップフリーは便利ですが、いくつか注意点があります。
- すべての銘柄が対象ではない
- スワップフリー資格が変わる可能性がある
- スワップフリーでも価格変動リスクはある
すべての銘柄が対象ではない
Exnessでは多くの銘柄がスワップフリー対象ですが、すべての銘柄が対象ではありません。
主にメジャー通貨ペアは完全スワップフリーとして案内されていますが、マイナー通貨ペア、エキゾチック通貨ペア、株式CFDなどは対象外のケースもあります。
必ず取引前に銘柄ごとの情報を確認しましょう。
スワップフリー資格が変わる可能性がある
スワップフリー資格は取引活動によって判断されます。
現在スワップフリーの銘柄であっても、取引の仕方によっては将来ステータスが変わる可能性があります。
Exnessでは、スワップフリーステータスの変更が近い場合、基本的にパーソナルエリアに通知があります。
長期保有でトレードするなら通知を見逃さないようにしましょう。
スワップフリーでも価格変動リスクはある
スワップフリーなら、持ち越しによるマイナススワップのコストを抑えやすくなります。
ですが、スワップがないからといって、長期保有が安全になるわけではありません。
ポジションを保有している間は、常に価格変動リスクがあります。
とくに、以下のタイミングでは相場が大きく動くことがあります。
- 米国雇用統計
- CPI
- FOMC
- 政策金利発表
- 要人発言
- 地政学リスク
- 週明けの窓開け
スワップフリーは、あくまでコスト面のメリットです。
損切りや資金管理をしないまま長期保有するのは危険です。
Exnessでスワップポイントで注意したい人
これまでにも触れてきましたが、ポジションを翌日以降に持ち越す人は要注意です。
たとえば、以下のようなトレードスタイルではスワップ確認が重要になります。
- スイングトレード
- 中長期トレード
- ゴールドの持ち越し
- エキゾチック通貨ペアの保有
- 高金利通貨の取引
- 週またぎのポジション保有
スキャルピングやデイトレード中心ならその日のうちにポジション決済することが多いため、スワップよりもスプレッドや約定力のほうが重要になります。
なお、トレードスタイルごとに、重視すべきポイントは以下のように変わります。
| トレードスタイル | 重視すべきポイント |
|---|---|
| スキャルピング | スプレッド・約定力・手数料 |
| デイトレード | スプレッド・値動き・取引時間 |
| スイングトレード | スワップ・損切り幅・経済指標 |
| 長期保有 | スワップ・証拠金維持率・相場変動 |
自分の取引スタイルに合わせて、スワップポイントをどの程度重視するか決めましょう。
Exnessのスワップポイントに関するよくある質問
まとめ
Exnessのスワップポイントについて紹介しました。
スワップは日本では基本的に早朝に保有しているポジションに付与される金利差分です。
銘柄や売りと買いの違いによってプラスにもマイナスにもあるため、トレード時は事前に確認しておくことをおすすめします。
なお、Exnessではスワップフリー対象銘柄もありますが、条件によっては必ずフリーになるとは限らないためご注意ください。
FX初心者はスワップだけで銘柄を選ばず、値動き、必要証拠金、損切り位置まで確認して取引しましょう。


