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FXのアメリカ経済指標を初心者向けに解説!まず覚えたい主要イベントまとめ

アメリカ経済指標ってFXでそんなに重要なの?
どの指標を気にしておけばいいの?

雇用統計やCPI、FOMCって何が違う?
狙ってトレードすれば稼げる?

アメリカの経済指標について、こんな疑問が思い浮かんでいませんか?

FXの為替相場は、アメリカの経済指標が相場を大きく動かすことが多々あります。

とくにアメリカ市場がオープンしている夜を中心にトレードしているなら、そんな場面によく遭遇しているかと思います。

日本でなじみの多いドル円をはじめ、ほとんどの通貨ペアは米ドルの影響を受けています。

となると、アメリカの経済情勢がチャートに与える影響も大きくなるため、アメリカ経済指標を知っておくことはかなり重要です。

そこでこの記事では、FXでアメリカ経済指標の影響力、とくに重要な指標、それぞれが相場に与えやすい影響、発表時に気をつけたいことなどについて解説します。

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目次

FXにおけるアメリカ経済指標の影響力

米ドルは世界の中心&基軸通貨

FXでアメリカ経済指標が重視されるのは、米ドルが為替市場の中心となる通貨だからです。

ドル/円はもちろん、ユーロ/ドルやポンド/ドルなど、FXでトレード可能な多くの通貨ペアは米ドルが関係しています。

そのため、アメリカの景気や物価・金利見通しが変わると為替相場全体に影響が出てきます。

また、米ドルが為替交換レート計算時の基軸通貨という面も関係しています

たとえば、日本で為替取引を行うとき「米ドル/日本円」「ユーロ/日本円」の交換レートを見たとき、直接円と外国通貨でレートが計算されていると思っていませんか?

実は違うんです。

内部では基軸通貨の米ドルを介してレート計算しています。

ユーロ/日本円であれば、そのレートは「米ドル/日本円のレート×ユーロ/米ドルのレート」を掛けて計算されています。
(クロスレートと呼ぶ)

このように、どの通貨ペアでも米ドルがレート計算の基軸になっているため、米ドルへの影響力が強いアメリカの経済指標も為替への影響力大となるわけですね。

アメリカは世界一の経済大国

為替相場では、それぞれの国の景気や金利の見通しを意識しつつ取引されています。

その中でもアメリカは世界トップの経済大国。

当然ながら世界経済への影響力が最も強く、アメリカの景気が強いのか弱いのか、インフレが進んでいるのか落ち着いているのかによって為替相場の見方が変わってきます。

たとえば強い経済指標が続いたなら「アメリカ経済は底堅い」「金利が高い状態が続くかもしれない」と考えるトレーダー増えて米ドルを買おうとするでしょう。

となると、ドル円であれば上昇していきます。
(ドル高、円安になる)

この見方の変化が、米ドルの買い・売りにつながっていくわけですね。

米ドルを含む多くの通貨ペアがトレードされる理由

日本人であればまず意識しやすいのはドル円ですが、アメリカ経済指標の影響はドル円だけに限りません。

ユーロドル・ポンドドルなど米ドルが入っている通貨ペアはもちろん、直接入っていない通貨ペアでも相場全体のリスク選好や金利観測の変化を受けて影響が出やすいです。

そのため「私はドル円しか見てないから雇用統計だけでいい」とはならないでしょう。

アメリカの経済指標はほとんどの通貨ペアに影響するため、トレードする・しないに関わらずチェックだけはしておくことをおすすめします。

すべてのアメリカ経済指標を押さえる必要はありません

アメリカ経済指標は数が多いですが、FX初心者のうちから全部を覚える必要はありません。

とくに相場への影響力が強い主要指標を押さえておけば十分です。

細かな経済指標は、トレード時に大損するほど大きな動きにはまずなりません。

スキャルピングトレードのように秒単位で売買して小さな利益を狙う手法であれば、影響力の小さい経済指標でも負けに繋がるかもしれませんが、そもそも指標発表時のトレードをしなければいいだけです。

大事なのは、

  • 今日は大きく動きやすい日なのか
  • 市場はどの発表に注目しているのか
  • 発表前後はどうするのか

を判断できるようになることです。

まずは、アメリカ経済指標の中でもとくに影響力の強いものを覚えておきましょう。

次から紹介していきます。

FX初心者がまず覚えたいアメリカ経済指標

アメリカ経済指標はたくさんありますが、FX初心者がまず知っておきたい代表的な経済指標をリストアップしました。

主要なアメリカ経済指標
  • 【特に重要】米国雇用統計
  • 【特に重要】FOMC・政策金利
  • CPI(消費者物価指数)
  • GDP
  • PCEデフレーター
  • ISM景況指数
  • 小売売上高

これでも数が多いと感じるなら、上2つだけは絶対に見逃さないようスケジュール帳に書き込んでしまいましょう!

【特に重要】米国雇用統計

もっとも有名で、FXでも特に注目度が高いのが米国雇用統計です。
毎月発表される指標で、雇用者数の増減や失業率、賃金の動きなどが公表されます。

雇用は景気の強さを判断する大きな材料なので、この結果が市場予想より強いか弱いかで、ドル円を中心に大きく動くことがあります。特に発表直後は値動きが荒くなりやすいため、初心者ほど警戒したいイベントです。

【特に重要】FOMC・政策金利

FOMCは、アメリカの金融政策を決める会合です。
ここで政策金利の据え置き、利上げ、利下げが決まり、あわせて今後の見通しも意識されます。

FXでは、単に金利がどうなったかだけでなく、

  • 今後も高金利が続きそうか
  • 利下げが近いと見られているか
  • FRBが景気やインフレをどう見ているか

まで含めて注目されます。
そのため、FOMCは雇用統計やCPIと並ぶ最重要イベントのひとつです。

CPI(消費者物価指数)

CPIは、物価の上がり方を見る代表的な指標です。
インフレがどのくらい進んでいるのかを判断する材料として、非常に注目されます。

FXでは、物価の上昇が強いと「利下げしにくい」「高金利が続くかもしれない」と考えられやすく、ドルが買われる材料になることがあります。逆に、物価が落ち着いてきたと見られると、利下げ期待が意識されやすくなります。
最近の相場では、雇用統計と並んでCPIが特に強く意識される場面も多いです。

GDP

GDPは、アメリカ経済全体の成長率を見る指標です。
景気が拡大しているのか、減速しているのかを大きく把握する材料になります。

ただし、FX初心者にとっては、雇用統計やCPI、FOMCほど優先順位は高くありません。もちろん重要ではありますが、まずは雇用・物価・金利のほうが相場を動かしやすい場面が多いです。GDPは「景気全体を見る指標」として押さえておくと十分です。

PCEデフレーター

PCEデフレーターも、インフレを見るための重要指標です。
CPIと似た役割を持ちますが、米金融政策との関係でより重視されることもあります。

初心者のうちは、まずCPIを優先して理解し、その次に「PCEも物価関連で重要」と覚えるくらいで問題ありません。物価指標が強いか弱いかが、利上げや利下げ観測につながる点は共通しています。

ISM景況指数

ISM景況指数は、企業活動の強さを見る景況感の指標です。
製造業・非製造業の景況感がどうなっているかを見ることで、景気の先行きを考える材料になります。

雇用統計やCPIほどの注目度ではないこともありますが、結果が予想から大きくズレると相場が反応しやすいです。初心者は、「景気の勢いを確認するための補助的な重要指標」として押さえておくとわかりやすいです。

小売売上高

小売売上高は、個人消費の強さを見る指標です。
アメリカ経済は個人消費の影響が大きいため、この数字が強いと景気の底堅さが意識されやすくなります。

こちらも最優先は雇用・物価・金利ですが、消費が強いかどうかは景気全体を考えるうえで重要です。主要イベントの次に意識したい指標として覚えておくと役立ちます。

アメリカ経済指標の発表前に公表されている予測値について

アメリカ経済指標の発表前には、市場関係者が「今回の結果はこのくらいになりそう」と見込んでいる数字を公表しています。

FXではこの予測値がとても重要です。

為替相場は単に発表された指標データの良し悪しではなく、予測と比べて強かったか弱かったかで動きやすいからです。

たとえば雇用統計で、

  • 予測値:20万人増
  • 結果:25万人増

なら、「予想より強い」と受け止められやすくなります。

となると、アメリカ経済は好調→米ドルを買う流れになりやすいです。
(あくまで”なりやすい”だけ)

予測値は市場の基準点のようなものですね。

結果そのものだけでなく「予測からどれだけズレたか」を見ることがポイントです。

ちなみに、予測値はしょせん予想なので必ず当たるわけではありません。

次からは、その結果の差から市場がどう動くのか?について見ていきましょう。

指標発表後によくあるトレーダーの判断と値動きへの影響

アメリカ経済指標を見るときは、単に「数字がよかった」「悪かった」で終わらせるのではなく、その結果が景気・物価・金利のどれに影響したのか?を考えることが大事です。

そこで、指標が発表された後に多くのトレーダーはどう判断するのか?為替相場はどう動く傾向があるのか?について紹介していきます。

景気が強いと判断されやすい場合

雇用統計、GDP、小売売上高、ISM景況指数などの主要な指標が市場予想値より良い結果だと、アメリカ経済は底堅いと受け止められやすくなります

景気が強いと判断されると「アメリカはまだ高金利に耐えられるかもしれない」「すぐには利下げしないかもしれない」と考えるトレーダーが増えます。

その結果、ドルが買われやすくなるでしょう。

ですが、いつもドル高になるとは限りません。

すでに市場が強い結果が出ると想定済みの場合は、良い数字がでてもあまり動かないケースもあります。

インフレが強いと判断されやすい場合

CPIやPCEデフレーターが予想より良い結果だと「物価がまだ高い」「インフレがしぶとい」と考えるトレーダーが増えます

この場合、金融市場は「利下げしにくい」「高金利が長引くかもしれない」と受け取ってドルが買われやすくなることがあります。

最近の相場では、景気の強さ以上に「物価がどうなっているか」が意識されることも多いので、CPIの結果ひとつで大きく動くこともあります。

利下げ・利上げ観測につながる場合

最終的に金融市場が強く意識するのは、その指標が今後の金融政策にどうつながるか?です。

景気が強い、雇用が堅い、物価が高いという結果が続けば、利下げする必要がないため期待も後退しやすくなります。

逆に景気減速やインフレ鈍化が見えれば、利下げして企業がお金を借りやすくすることで投資意欲を高める必要が出てくるため、利下げへの期待が高まりやすくなります。

よって「この指標は景気を見るのか、物価を見るのか、金利に直結するのか」という面を意識するようにしたほうが、アメリカの経済指標をより理解することができるでしょう。

FX初心者が特に注目したい主要イベント

アメリカの経済指標はたくさんありますが、FX初心者が優先して見たいのは雇用統計・FOMCの2つです。

ですが、最近はアメリカ経済のインフレが進んでいることもあり、CPIの注目度も高まっています

この3つを押さえるだけでも、相場が大きく動く日をかなり把握しやすくなるでしょう。

【主要イベント1】雇用統計

雇用統計は、景気の強さと賃金の伸びを確認しやすいものです。

雇用者数、失業率、賃金の伸びを一緒に見られるため、相場への影響が大きくなりやすいです。

発表直後は値幅が大きく出やすく、初心者が無理に飛び乗ると振り回されやすいイベントでもあります。

これで相場の方向が決まると、しばらくはそちらへ動きやすい傾向があります。

【主要イベント2】FOMC

FOMCは政策金利そのものだけでなく、声明文や今後の見通しまで含めて相場に影響しやすいです。

金利が据え置きでも、その先の見通しが想定よりタカ派かハト派かでドルが大きく動くことがあります。

用語解説

タカ派…インフレの抑制重視&金利引き上げを支持する市場関係者
ハト派…景気回復や雇用促進&金利引き下げを支持する市場関係者

「利上げか利下げか」だけでなく、「今後どうなりそうかまで市場が見ている」と考えておきましょう。

【主要イベント3】CPI

最近のアメリカ経済のインフレで注目度が高まっている経済指標です。

CPIはインフレが加速しているのか?落ち着いているのか?を見る材料として重要です。

市場が利下げ時期を探っている局面では、CPIの結果によって相場の見方が大きく変わることがあります。

アメリカ経済指標の見方

前述した内容と被りますが、最も意識したいのは数字そのものではなく市場予想とのズレです。

発表された数字が良いか悪いかだけでは、相場の反応を読み切れないことがあります。

そこで、以下の要素を意識してみましょう。

意識したい要素
  • 結果の良し悪しだけで判断しない
  • 予想値と結果の差を見る
  • 前回値や修正値も確認する

結果の良し悪しだけで判断しない

たとえば雇用統計の結果から雇用者数が増えていても、市場がもっと強い数字を期待していればドルは売られることがあります。

逆に数字は弱く見えても「思ったほど悪くなかった」と受け取られれば買われることもあります。

発表された結果より「市場がどう受け取るか」が重要なんですね。

予想値と結果の差を見る

上の項目で触れたように、大事なのは予想値と結果の差です。

予想より強かったのか、弱かったのかで相場は反応しやすくなります。

前回値や修正値も確認する

経済指標が発表されるときに前回分が修正されることがあり、この修正が相場に影響するケースもあります

初心者の方は、まず予想値と結果を優先しつつ、慣れてきたら前回値や修正値も見ていくようにしましょう。

ここまで指標の見方について解説してきましたが、市場は発表前からある程度のシナリオを織り込んでいます。

そのため、数字が強いか弱いか以上に「市場が思っていた方向とどれだけズレたか」が大切です。

アメリカ経済指標の発表時に気をつけたいポイント

アメリカの経済指標発表時は大きな稼ぎのチャンスに見えるかもしれませんが、大きな損失を抱えるリスクも高まります。

発表直後は値動きが荒れやすいので、当サイトではトレードしないことをおすすめしています。

が、すでにポジションを持っている、ギャンブルでもトレードしたい人もいるかと思いますので、気を付けたいポイントをまとめました。

気を付けたいポイント
  • 発表直後は値動きが荒くなりやすい
  • スプレッド拡大や滑りに注意
  • 無理にトレードをしないことも大切

発表直後は値動きが荒くなりやすい

指標発表の直後は、一瞬でロウソク足が大きく上下することがあります。

方向が定まる前に上下へ振られることもあるので、FX初心者が飛び乗ると往復で狩り取られやすいです。

スプレッド拡大や滑りに注意

指標発表の直後はスプレッドが広がったり、注文が滑ったりしやすくなります。

用語解説

スプレッドが広がる…注文したポジションの手数料が高くなります
注文が滑る…注文ボタンを押したときの価格と実際に処理されたときの価格がズレること

そのため、想定していた価格でポジションを持てない、思った価格で損切りできないなどのトラブルが起こりやすいです。

無理にトレードをしないことも大切

FX初心者ほど「大きく動くなら稼ぐチャンス」と思ってしまいがちです。

ですが、指標トレードは難易度が高いです。

まず勝てないでしょう。

当サイトでは、そもそもハイリスクな指標発表時のトレードはおすすめしません。

勝ち負け以外にも、FX業者の規約違反に繋がる可能性も高くなります。

もし違反したと判断されたなら、せっかく稼いだ利益も出金できなくなるでしょう。

アメリカ経済指標発表前にしておきたい事前準備

主要3つに注目する

まずは、

  • 雇用統計
  • FOCM
  • CPI

この3つを優先して注目しておきましょう。

ここがわかれば、相場がとくに荒れやすい日をつかみやすくなるでしょう。

経済カレンダーを確認する習慣をつける

毎日トレードするなら、経済カレンダーを確認する習慣をつけておきましょう。

TODOリスクがあるなら入れておくのもおすすめです。

指標発表の日を知らずにポジションを持っていると、急変動に巻き込まれやすくなります。

指標前後はポジション管理を慎重にする

重要指標の前後は、ロットを落とす、ポジションを軽くする、持ち越しを避けるなどの対応をおすすめします。

攻めるより守ることを最優先しましょう。

というか、そもそもトレードしないことをおすすめします。

FXのアメリカ経済指標に関するQ&A

どの指標が一番重要?

雇用統計とFOMCです。さらに最近はCPIも重要度が上がっています。

指標が強いと必ずドル高になる?

必ずではありません。事前予想値とのズレや、織り込み済みなどで反応は変わってきます。

初心者は指標発表時にトレードしないほうがいい?

ハイリスクのため、当サイトではトレードしないことをおすすめしています。ポジションを持ってしまっているときは、損切り覚悟で精算するか、一時的に両建てして凌ぐことをおすすめします。

指標は全部覚えたほうがいい?

このページで紹介したとくに重要な指標3つ「雇用統計」「FOMC」「CPI」だけでも十分です。

まとめ

FXトレードで重要なアメリカ経済指標について紹介しました。

たくさんありますが、特に重要な「雇用統計」「FOMC」「CPI」を中心に見ておきましょう。

それ以外は気にするほど勝敗に影響はでないと思われます。
(もちろん絶対ではありませんが)

アメリカ経済指標を見るときに重要なのは、結果の良し悪しだけでなく、予想値とのズレや市場の事前期待との違いを見ることが大切です。

そして、発表直後は値動きが荒くなりやすくスプレッド拡大や滑りも起こりやすいため、FX初心者はトレードしないことを推奨します。

アメリカ経済指標は相場の背景を理解するための基本と言えるもの。

まずは主要なイベントから押さえて、少しずつ慣れていきましょう!

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