XMはAbook?問い合わせた結果とユーザーの声まとめ

XMはAbook? アイキャッチ画像

FX業者を選ぶ時の基準にもなるAbookとBbook。

2つの違い
  • 【Abook(NDD方式)】トレーダーの注文をそのまま金融市場に流す透明性の高い方式
  • 【Bbook(DD方式)】トレーダーの注文を業者で預かる不透明な方式

この解説を読めば、ほとんどのユーザーはAbookが安全と感じるのではないでしょうか。

そして、日本一のシェアを持つ海外FX業者「XMトレーディング」はAbookと紹介されているのを見かけますが、実際はどうなんでしょうか。

ここでは、XMがAbookなのか?についてサポートに質問した結果、利用者の声、また編集部の考えを紹介していきます。

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目次

XMサポートにAbookかどうか問い合わせた結果

【質問】
XMはAbookでしょうか?

【回答】
AbookとBbook、NDD方式、DD方式という名称ではご説明しておりませんが、弊社は金融商品、より具体的には”差金決済取引”(一般的にCFDと知られるもの)の売買を行い、通常そして継続的に公表された見積価格で注文のオープン、決済を行いますため、””マーケットメーカー(Market Maker)”として分類されます。
また弊社は”ディーリングデスク不在”モデルで運用しております。弊社ではディーリングデスク部門は存在しますが、こちらの部門に所属する弊社社員はお客様の注文執行に一切介在いたしません。弊社の取引プラットフォームは自動化されたシステムで運用され、すべての注文は弊社の取引プラットフォームにて人的介在なしで自動的に執行されます。さらに、弊社のディーリングデスクの主要機能は、弊社のシステムならびにプラットフォームの円滑な運用を監視することにあります。

ご回答ありがとうございました。

というわけで、ハッキリ「Abookです」とは明言していないようです。

質問してから数秒後にこれだけの長文が返信されたので、おそらく何回も質問されて定型文が用意されているのでしょう。

また、同時にメールサポートにも問い合わせていたのですが、そちらも「ハッキリ区分けしていないのでご案内いたしかねます」とのこと。

ご迷惑おかけしました。

なお「ディーリングデスク(顧客と金融市場の間にFX業者が入って取引)」はあるとのこと。

そこでは「トレーダーの注文に一切人的な介在はしない」とのことなので、人の手は介在していないようです。

でも、自動処理システム側ではどうなっているかわからないため、AbookともBbookとも断言できないでしょう。

つづいて、ネット上のXMユーザーの評判もいくつか拾って紹介しておきます。

XMユーザーの評価はAbook?それともBbook?

ツイッター(X)を中心に、インターネットで調査した結果をまとめました。

基本的にネットの声なのでどれが正しいとは言えませんが、参考程度にご確認下さい。

【XMはAbook!】派の声

ツイッター(X)では見つかりませんでした。

検索結果では、「XMはAbook業者です」と言い切っているサイトも見かけます。

でも、断言するのは厳しいかな?と感じます。

【XMはAbookとBbookを使い分けている】派の声

ツイート(X)では少数派ですが、グーグル検索結果では使い分け派が多い印象です。

ちなにみ編集部も使い分け派です。

勝ってる口座はAbook、負けてる口座はBbook

【XMはBbook!】派の声

ツイッター(X)ではBbook派の声が一番多くヒットしました。

ただし、同じ人のツイートが複数ヒットするため、全体として数が多いわけではありません。

XMはBbook最大の資金力がある

Svoは「SvoFX」という新しい海外業者です。

XMはBbookだけど資金力があるから安全性高い、SvoはAbookなので安全とのこと。

Abookかどうかの判断基準として、ボーナスなどトレーダーへの還元=業者の損失が過大かどうか?はポイントになります

その点から見ると、XMもSvoも入金ボーナスが多めで大きな差は感じられません。

編集部としては、Svoも完全なAbookとは言えないのでは?と感じています。

もちろん、真実は内部の人間にしかわからないため予測でしかありませんが…。

養分になるだけ


大口トレーダーは高額なトレード資金を動かすため、Abook業者でなければ安心できないのは間違いないでしょう。

そしてこの方は、完全にXMはBbookと言い切っています。

編集部でも完全なAbookではないと思っていますが、反対に完全なBbookでもないと考えています。

このように利用者によって考え方は異なりますし、誰が絶対に正しいとも言い切れないため参考意見として受け止めていただけると幸いです。

海外FXデスク編集部のXM評

XMゼロ口座はAbook、それ以外の口座タイプは状況に応じてBbook、あとは状況に合わせて切り替えていると考えています。

XM公式サイトのよくある質問ページで「Abook」「Bbook」「NDD方式」などと検索しても、回答はヒットしません。

また、XM公式を隅々まで探してみましたが、「Abook」「NDD」の文字は見つかりませんでした。

そして、XMはボーナスやポイント還元、パートナー制度(アフィリエイト)の報酬など、収益の多くをユーザーに還元しています。

これらは会社側にとって損失でしかありません。

そして、XMだけでなくほかの海外FX業者の多くもボーナスやアフィリエイト制度があります。

完全にトレードによる手数料収入だけで、これらの損失を補填するのは難しいのでは?と考えています。

よって、XMはもちろん、ほとんどの海外FXはAbookとBbookを切り替えていると判断しています。

Abook(NDD)とBbook(DD)の仕組み

Abook(NDD方式)の仕組み

トレーダーの注文
↓↑
↓↑
↓↑(FX業者はスプレッドだけ上乗せ)
↓↑
↓↑
インターバンク(金融市場)

トレーダーの注文は、基本的にそのまま市場に流され売買されます。

XM側は注文を操作しない形式です。

すべてプログラムで自動処理されるため、余計な時間もとられずスムーズです。

XMは明言していませんが、多くの海外FX業者はNDD方式で処理していると言っています。

Bbook(DD方式)の仕組み

トレーダーの注文
↓↑
↓↑
FX業者や仲介ブローカー
(状況によってインターバンクに流す)

インターバンク(金融市場)

基本的に、業者側のシステム上で処理されインターバンクには流れない仕組みです。

またはトレーダーの注文と反対の注文をして利益を稼ぎます。

トレーダーの損失が会社の利益になるため、勝っているトレーダーの注文はインターバンクに流すことでリスク回避します。

Bbook業者は、業績が厳しくなるとどんなことをしてくるかわかりません。

不当な出金拒否や、約定拒否などもありえるでしょう。

とはいえ、そういった事情がないならAbookより処理も早く手数料コストも抑えられます。

また、取引手数料だけが収益源のAbookより利益を出しやすいため、ボーナスなどが充実しています。

2つの見分け方とは?

何度も言いますが、真相は利用者側ではわかりません。

業者側のシステムに関わる人でなければ真実はわからないでしょう。

それを前提に、AbookとBbookを見分けるポイントを紹介していきます。

Abookのポイント

注目ポイント
  • ボーナスがほとんどない
  • スプレッドなど手数料が高い
  • レバレッジは抑えめ
  • 約定力は若干低くなる

Abook業者の利益は、トレーダーからの手数料のみです。

トレーダーが稼いでくれるほどAbook業者も儲かります。

そのため、トレーダー重視のサービスに力を入れてくれるでしょう。

また、最大レバレッジは100倍くらい、高くても500倍くらいまででしょう。

Bbookのポイント

注目ポイント
  • ボーナスが充実している
  • 取引コストが安い
  • 最大レバレッジが高い
  • 約定力が高い

Abook業者とは真逆の特徴がみられます。

トレーダー側にとっては、非常に魅力的な環境です。

数千万や1億以上を動かす大口トレーダーでなければ、Bbookのほうが稼ぎやすい環境と言えます。

XMは安全にトレード可能?

安全性のポイント
  • Abook方式と言える口座タイプがある
  • 日本一の利用者数
  • 運営歴は十分長い
  • 顧客資金は分別管理
  • 保険で最大1億円まで補償あり

Abook方式と言える口座タイプがある

編集部の判断では、XMはAbookとBbook併用タイプの業者です。

高確率でAbook(NDD/ECN方式)だと言えるのはXMゼロ口座。

スプレッドが最低0pips~で、取引手数料が1ロット(10万通貨)あたり10ドルです。

信頼性重視ならゼロ口座をおすすめします。

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日本一の利用者数

XMは日本において海外FX業者の口座開設数でシェアトップです。

いろいろな会社がシェアに関するアンケート結果を公表していますが、どれも過半数がXMという結果になっています。

他社を圧倒するほど利用者数が多いため、日本のユーザーはとくにサービスが充実しています。

海外では選べない日本専用の「極(KIWAMI)」口座が用意されているのも、特別視されている裏付けの1つです。

そして、ユーザー数が多ければ利益も大きくなるため、より充実したサービスに力を入れてくれるでしょう。

運営歴は十分長い

海外FX業者のなかでも10年以上続いているところは少ないです。

XMはそのうちの1社になります。

2023年には国内シェア2位だったGemForex(ゲムフォレックス)がサービス停止してしまいましたが、XMは危険な動きも見られませんし順調に経営できているようです。

安心して利用できるでしょう。

顧客資金は分別管理

XMでは会社のお金と顧客から預かったお金は別の銀行口座で管理されています。

そのため、XMが破綻したとしても、あなたのお金に手を付けられることはないでしょう。

保険で最大1億円まで補償あり

分別管理のほかに、AIG保険に加入しています。

トラブルが起こっても1億円までは補償されます。

全額ではありませんが、1億円あればほとんどのトレーダーは問題ないでしょう。

XMはAbook?に関するQ&A

よくある質問
  1. XMはAbookと紹介しているサイトがあるけど本当?
  2. Abookじゃなければ危険?

Q1.XMはAbookと紹介しているサイトがあるけど本当?

判断は人それぞれです。

内部関係者にしか真相はわからないため、おのおのがXMの特徴から判断するしかありません。編集部ではAbookとBbookを併用していると考えています。

Q2.Abookじゃなければ危険?

そうとはいえません。

Abookのほうが安全性は高いでしょう。ですが、超高額なトレード資金で取引するのでなければ、むしろBbook業者のほうが稼ぎやすい環境です。また、分別管理や信託保全、保険加入している業者も多く、安全性は十分と言えるでしょう。

まとめ

XMは安全性の高いAbook業者なのか?についてまとめました。

XM公式の主張、トレーダーの声、編集部の判断の3パターンで解説しましたが、真実は利用者側ではわかりません。

XMの社員ですら全員がわかっているわけではないでしょう。

まずは、AbookとBbookを見分けるポイントを参考に、ぜひ自分でも判断してみてください。

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