
・ThreeTraderは両建てできる?
・複数口座や別業者との両建ても大丈夫?
・両建てで禁止される取引はある?
ThreeTraderの両建てのポイント
- 【結論】ThreeTraderは両建てに対応
- 【対応状況】同一口座・複数口座・別業者との両建ても可能
- 【注意点】ゼロカット悪用やアービトラージ目的の両建ては禁止
- ThreeTraderの両建てルール
- 同一口座で両建てできるか
- 複数口座や別業者との両建ては可能か
- 両建てで禁止されやすい取引
- ゼロカット悪用と判断されるリスク
- 両建てのメリット・デメリット
- 初心者が注意すべきポイント
ThreeTraderでは両建て取引が可能です。
同一口座内だけでなく、多くの海外FXで禁止されている複数口座間や別業者との両建ても可能となっています。
ですが、すべての両建てが無条件で認められるわけではありません。
ゼロカットを悪用した両建て、アービトラージ目的の両建て、リスクをほとんど取らずに利益だけを狙うような取引は、禁止行為と判断されるリスクがあります。
そこでここでは、ThreeTraderの両建てルール、禁止されやすい取引、活用する時の注意点を解説します。
ThreeTraderの両建てとは?
ThreeTraderの両建てとは、同じ銘柄で買いポジションと売りポジションを同時に持つ取引方法です。
たとえば、USDJPYの買いポジションを持ったまま、同じUSDJPYの売りポジションも持つ状態が両建てです。
両建てすると、相場が上がっても下がっても、一方のポジションでは利益、もう一方のポジションでは損失が発生します。
同ロットで両建てしたなら、損失も利益も同額で増減するため拮抗状態となるわけですね。
そんな両建ては利益を増やす魔法の手法ではありません。
主に以下のような目的で使われます。
- 一時的に損益を固定する
- 相場急変時のリスクを抑える
- 含み損ポジションをすぐに決済せず様子を見る
- 短期と中長期の戦略を分ける
- 重要指標前後の値動きに備える
ただし、両建て時にはスプレッドやスワップなどのコストがかかります。
使い方を間違えると、損失を先延ばしするだけになるため注意が必要です。



私もFXを始めた初期、損切りされそうなときに両建てを使ってロスカットを先延ばしにしていました。損失を消すわけではなく、相場判断を一旦止めるための一時停止ボタンみたいな感じで使っていたわけですね。でも、解除ルールを決めずに両建てすると、あとで解除タイミングがわからず困るだけなのでおすすめしません。
ThreeTraderは両建てできる?
ThreeTraderでは両建てトレードが可能です。
同一口座内はもちろん、複数口座間や別業者との両建ても許可されています。
まとめると、ThreeTraderでは以下の両建てが可能です。
| 両建ての種類 | ThreeTraderでの扱い |
|---|---|
| 同一口座内の両建て | 可能 |
| 複数口座間の両建て | 可能 |
| 別業者との両建て | 可能 |
| ゼロカット悪用の両建て | 禁止される可能性あり |
| アービトラージ目的の両建て | 禁止される可能性あり |
ThreeTraderは、他の海外FX業者と比べても両建てルールが比較的ゆるい業者です。
ただし、悪質な両建てや不正行為が疑われる場合は、利益没収や口座凍結の対象になります。
「両建てOK」だからといって、ゼロカットや価格差を利用してノーリスクで利益を狙う取引まで認められるわけではありません。
ThreeTraderは同一口座内の両建てはできる?
ThreeTraderでは、同一口座内の両建てが可能です。
同じ取引口座の中で、同じ銘柄の買いポジションと売りポジションを同時に持てます。
たとえば、ThreeTraderのRawゼロ口座でXAUUSDの買いポジションを持ったまま、同じ口座内でXAUUSDの売りポジションを持つような取引ですね。
同一口座内の両建ては同じツール上で核にできるため、複数口座や別業者を使った両建てより管理しやすいです。
FX初心者が両建てを使うなら、まずは同一口座内での両建てから始めることをおすすめします。
ただし、同一口座内でもスプレッドやスワップは発生します。
両建てした瞬間に値動きによる損益はゼロになりますが、スプレッドやスワップのマイナスはなくなりません。
ThreeTraderは複数口座間の両建てはできる?
ThreeTraderでは、複数口座間の両建ても可能です。
たとえば、ThreeTraderのRawゼロ口座で買い、Pureスプレッド口座で売りを持つような使い方ができます。
ThreeTraderでは、追加口座を最大5つまで開設できるため、口座タイプや取引プラットフォームの違いなどいろいろなパターンを試せます。
そのため、戦略ごとに口座を分けて運用することも可能です。
ただし、どんなやり方も認められているわけではありません。
悪質な複数口座の両建てトレードを防ぐために、ゼロカット対象外になるケースがあります。
たとえば、複数口座で反対売買をして、片方の口座をゼロカットさせ、もう片方で利益を残すような取引は禁止行為と判断されるリスクが高いでしょう。
通常のトレードで複数口座を使うのは問題ありません。
ですが、ゼロカットを利用してリスクを業者側に押し付けるような両建ては避けましょう。
ThreeTraderは別業者との両建てはできる?
ThreeTraderでは、別業者との両建ても可能な珍しい海外FXです。
たとえば、ThreeTraderで買いポジションを持ち、別の海外FX業者で売りポジションを持つような取引です。
ただ注意したいのは、ThreeTrader側で許可されていても、相手側のFX業者で別業者間の両建てが禁止されている場合があります。
となると、相手業者側で規約違反になってしまうでしょう。
別業者との両建てをする場合は、必ず両方の業者の禁止事項を確認しましょう。
とくに、ボーナス、ゼロカット、スワップ差、価格差を利用した取引は、どの業者でもNGになりやすいです。
ThreeTraderで禁止されやすい両建て
ThreeTraderでは両建て自体は認められています。
ですが、悪質な両建てや不正行為が疑われる取引は規約違反になる可能性高いです。
とくに注意したいのは、以下のような両建てトレードです。
- ゼロカットを悪用した両建て
- ボーナスを使ったアービトラージ
- スワップ差だけを狙う取引
- 複数業者間の価格差を狙う取引
- サーバー遅延やレートエラーを利用した取引
- 経済指標時にノーリスク化を狙う両建て
ゼロカットを悪用した両建て
ゼロカットを悪用した両建てはやらないでください。
たとえば、片方の口座で買い、もう片方の口座で売りを持ち、相場が大きく動いた時に片方をゼロカットさせ、もう片方で利益を残すような取引ですね。
これは、実質的にリスクを抑えながらThreeTrader側に損失を負担させる形になりやすいため、悪質な両建てと判断されるでしょう。
ThreeTrader公式でも、禁止される例として挙げられています。
ThreeTraderはゼロカットに対応していますが、ゼロカットは通常の相場急変時にマイナス残高を0へ戻す仕組みです。
両建てで意図的にゼロカットを悪用して利益を狙うための仕組みではありません。
アービトラージ目的の両建て
アービトラージ目的の両建てもやめましょう。
アービトラージとは、業者間の価格差、ボーナス条件、スワップ差、約定タイミングの差などを利用して、リスクを抑えながら利益を狙うトレード方法です。
ゼロカット悪用と同じく、アービトラージによる両建ては禁止と公式側で明言されています。
とくに、複数業者を使って同時に反対売買をするときは、アービトラージと見なされないよう注意しましょう。
ボーナスを使った両建て
ThreeTrader側はボーナスがあまりなく、低スプレッドや低手数料を重視している海外FX業者です。
ですが、別業者のボーナスと組み合わせて両建てする場合は注意が必要です。
たとえば、ボーナスがある業者で片方のポジションを持ち、ThreeTraderで反対ポジションを持つような取引ですね。
この場合、ThreeTrader側では問題にならなくても、ボーナスを提供している業者側で禁止行為と判断されるリスクがでてきます。
ボーナスを絡めた両建ては、海外FX全体でNGと判断されやすいです。



ペナルティを受けないためにも、そもそもボーナスを持っている状態で違う口座間での両建て取引は避けることをおすすめします。
ThreeTraderの両建てと証拠金
ThreeTraderに限りませんが、同ロットでの両建ては証拠金が相殺されて0円になります。
たとえば、同じ口座内で同じ銘柄を同じロット数だけ買いと売りポジションを持つとき、両建て分の必要証拠金が相殺されます。
ここで注意したいのは、証拠金が相殺されてもコストやリスクが消えるわけではないこと。
両建て中も、以下のようなコストやリスクがあります。
- スプレッドコスト
- 取引手数料
- スワップポイント
- 両建て解除時の判断ミス
- スプレッド拡大による損失
- 片側だけ決済した後の逆行リスク
ThreeTraderのRawゼロ口座はスプレッド0〜、手数料400円/1ロット、Pureスプレッド口座は手数料無料・スプレッド0.5〜です。
両建てをする場合も、口座タイプごとのコストを確認しておきましょう。
両建てのメリットとデメリット
メリット
両建ての主なメリットは以下のとおりです。
- 含み損の拡大を一時的に止めやすい
- 相場が落ち着くまで判断を保留できる
- 短期と中長期の戦略を分けやすい
- 指標前後の急変動に備えやすい
- 同一口座内ならポジション管理がしやすい
ThreeTraderで両建てを使うメリットは、一時的に損益を固定しやすいことです。
相場が急に動いて判断に迷った時、反対ポジションを持つことで損益の変動を抑えられます。
ただし、両建ては「勝ちやすくなる手法」ではありません。
買いと売りを同時に持つため、相場の方向性を当てる力とは別の管理が必要になります。
とくに重要なのは、いつ両建てを解除するのか?のタイミングです。
解除ルールを決めずに両建てすると、結局どちらも決済できず、コストだけが増えることになりかねません。
デメリット
両建てのデメリットは以下のとおりです。
- スプレッドを二重に負担する
- 取引手数料が増える
- スワップがマイナスになる場合がある
- 解除タイミングが難しい
- 損切りを先延ばしにしやすい
- ポジション管理が複雑になる
一番のデメリットは、損失を先延ばしにしやすいことです。
含み損のポジションを決済したくないために両建てすると、一時的に損益の変動は抑えられます。
ですが、根本的に判断が間違っていた場合、最終的にどこかで損切りする必要があります。
両建てを使うなら、エントリー前に解除条件を決めておきましょう。



両建てで一番難しいのは入る時より解除する時です。ピンチを凌ぐために両建てすると、結局どちらも切れなくなります。事前に「どの価格を抜けたら片方を外すか」を決めておきましょう。直近高値や安値は目安として使いやすいです。
ThreeTraderで両建ての利用目的
ThreeTraderで両建てを使うなら、目的を明確にしましょう。
「なんとなく不安だから両建てする」では、ポジション管理が難しくなります。
両建てを使うなら、以下のような目的がある時に限定した方がよいです。
- 指標前に一時的に損益変動を抑えたい
- 長期ポジションを残しつつ短期で反対方向を狙いたい
- 重要ライン付近で方向感が出るまで待ちたい
- 週またぎ前に一時的なリスクを抑えたい
- 一度冷静に相場を見直したい
反対に、以下のような使い方は避けましょう。
- 損切りしたくないから両建てする
- 片方をゼロカットさせるつもりで両建てする
- 別業者のボーナスと組み合わせる
- 価格差やスワップ差だけを狙う
- 解除ルールを決めずに両建てする
両建ては便利なシーンもありますが、使い方を間違えると損失を増やします。
慣れていない初心者なら、まずデモ口座や小ロットで両建て後の損益の変化を確認してからをおすすめします。
ThreeTraderの両建ての注意点
ThreeTraderの両建てでとくに注意したいのは、禁止行為とコストです。
比較的自由に両建て可能なThreeTraderですが、ゼロカット悪用やアービトラージ目的と見なされる取引はペナルティを受けるリスクがあります。
また、両建ては買いと売りを同時に持つため、スプレッドや手数料、スワップの負担が増えます。
注意点を整理すると、以下の3つです。
- 悪質な両建てをしない
- 解除ルールを決める
- コストを確認する
1つ目は、悪質な両建てをしないことです。
ThreeTraderでは、通常の両建ては認められていますが、ゼロカットや価格差を利用してリスクをほとんど取らずに利益を狙う取引は危険です。
2つ目は、解除ルールを決めることです。
両建ては入るより外す方が難しいため、どの価格で買いを外すか、どの条件で売りを外すかを決めておきましょう。
3つ目は、コストを確認することです。
両建て中もスプレッド、手数料、スワップは発生するため、長く持ちすぎると、コストだけが積み上がるリスクがでてきます。
ThreeTraderの両建てが向いている人
ThreeTraderの両建てが向いているのは、ポジション管理に慣れている人です。
とくに、短期と中長期の戦略を分けて考えられる人や、両建て解除のルールを事前に決められる人に向いています。
向いている人は以下のとおりです。
- MT4/MT5で複数ポジションを管理できる人
- 両建て解除のルールを決められる人
- スプレッドやスワップを確認できる人
- 指標前後のリスク管理に使いたい人
- 長期ポジションと短期ポジションを分けたい人
反対に損切りを避ける目的だけで使うのはおすすめしません。
両建ては損失を消す方法ではなく、損益の変動を一時的に止める方法です。
最終的には、どこかで片方または両方のポジションを決済する必要があります。
ThreeTraderの両建てに関するよくある質問
まとめ
ThreeTraderの両建て事情について解説しました。
ThreeTraderでは、両建て取引が認められています。
海外FX業者では珍しく、同一口座内だけでなく複数口座間や別業者との両建ても可能です。
ただし、悪質な取引と判断されればペナルティを受けます。
両建てを使う場合は、ゼロカットや価格差を悪用せず、通常のリスク管理の一部として活用しましょう。

